- 2010年12月30日 20:54 CAT :
-
今、再びの夢の時間へと
くろすけ宛てに、コメントを返そうかと思ったら、スパム判定された。
オレのブログで、オレがコメントに返信したのに、スパム判定された。
しょうがないから、部分的に削除して、不完全な状態でコメントに残した。
無念極まりないので、ここに本来の姿で載せておこう。
(↓)
—こっから—
開通おめでとうございます。世の中、開通と言えば、まんこ開通(処女喪失とも言う)かネット開通しかありませんものね。
また手紙とか、楽しみにしております。
まぁ、記事なんて大して意味ないから、流してくれて大丈夫。
—ここまで—-
世の中、理不尽なことばかりだ。さてさて。
やっとこさ、仕事納めだ。
明日から、正月休みだ。
今日、アイツやアイツは、忘年会らしき事をしてるらしい。
俺が仕事してると言うのに・・・林め・・・
で、今年1年でも振り返ってみるか。
製作物の面から見ると、何だか、WEBデザイナーみたいな仕事をしてる分、一年中もの作りしてたような気がするけど、あんなもの、オレの感覚などほぼ入ってないから、除外だ。
除外。
そうしてみると・・・(↓)
○アルバム「ぬるま湯がりくそん」の収録曲
○アルバム「影の上のボーニョ」の収録曲
○アルバム「Do Get The Star」用の新曲2曲(「建墓記念の夜に」「黄泉」)
○マンガ「君の死ぬ時間」
○マンガ「US」80ページ
○マンガ「夜誘う麦藁帽子」のネーム案
○絵本「幸せさん紀行」半分くらい
・・・あと、結婚式用のスライドショーを3本製作したか?
まぁ、そんな多くないか。ただ、今年は、そんな中でも、かなり頑張った部分として、結婚式の披露宴だ。
嫁と2人でとは言え、あれはかなり力を注いだと思う。
今年の前半、ほとんど何にももの作り出来なかったのも、式の準備に時間を費やしてたからだし。
式場、内容、BGM、引き出物全てについて、ほぼ思い通り、あんまり妥協しなかったように思う。
不満な部分は、自分で全部作ったし。
今年も、十分クリエイティブな1年だった事にしよう。
と言う事で、何と言っても今年最大の出来事は結婚した事だろう。
凄く良い住処を見つけ、そこで、嫁と過ごしてる。
仕事は大変だけれども、それでも、これまでにない何だか充実した毎日を送ってるような気がしてる。
オレが、こんな事になるとは、はたして生涯童貞だと信じ込んでいた高校生自分のオレに想像できただろうか・・・童貞を捨てるどころか、結婚までしてしまったぞ。
・・・と。
この話をし始めると、原稿用紙2億枚くらい使いそうなので、ある程度で抑えておくけど。
そもそも、その後に言った沖縄の新婚旅行だって、今思い出してもニヤニヤしてしまうほど、最高に楽しかったんだし・・・ウダウダウダウダウダウダウダウダ・・・で、ここまでだ。
あと・・・
小説が新人賞の優秀賞に入選したのも、ちょっとビックリしたよなぁ~。
「夢喰いバクヲ」が。
その後書いた「中央悲劇閲覧センター」とか「夜景情景スカトロジスト」も編集のおっちゃんに褒められたんだけど、そこまでだった。
どうしても小説を書きたいモチベーションにならなくて、挙句、自然消滅だ。
もう、今やどうなったのか・・・結局、単行本とか出すまでには至らなかったなぁ~。
まぁ、面白い体験だったけど。
あと・・・
犬神サーカス団のワンマン参戦も最高に良かった。
あんなに楽しいライブは生まれて初めて。
レコ発なのに、アルバムが発売延期と言う糞ふざけた状況の中、それでもお構いなしに、がんがん聴いた事もない新曲演られても、死ぬほど楽しかった。
年一で良いから、香川に来て欲しいと心底思う。
とまぁ、まだまだいっぱい書きたい事はあるものの、一つ一つが濃すぎてキリがない上に、うんこに行きたくなってきたので、この辺でやめておこう。
何しか、生まれて27年の中で一番濃い、そして、色んな経験が出来た1年だったように思う。
もうひとつ言えば、幸せな1年だったようにも思う。
(部分的に、驚くほど病んでた時期もあるけれども)
そして、来年も現状が続けばなぁ~
そう思いつつ、年は明けていく。 - この記事を見てみる ⇒
月別アーカイブ: 2010年12月
- 2010年12月29日 20:23 CAT :
-
アメリカ 呪われた夢
中出し大好き辻ちゃんの新しい愛の結晶の名前・・・「青空」だそうですね。
この夏に作ったアルバム「影の上のボーニョ」に収録された「小児麻痺と青空の世界」と言う曲がある。
と言うか、正確にはそんな曲を書いた。
先天性の小児麻痺ながらも、戦争に駆り出され、誰にも知られずに死んでいく青空と言う少年を歌った曲。
アルバム収録曲の中では、かなり好きな方の曲だけれども・・・なぜ、青空かと言うと、ここがあまりにもありそうな名前だと、そこはそれ、障害をネタにしてるだけに、少々自粛したわけで。
言ってみれば、ドキュン過ぎる事もなく、かと言って、普通にものを考える頭が少しでもあれば、つける事に躊躇するだろう微妙なニュアンスで、しかも、オレが個人的にいい感じだと思う名前。
それが「青空」。
歌詞を書き終えた時には、良い感じの名前だと思ってたのに・・・
普通に、子どもにこの名前を付ける奴がいやがった。
さすが、臨月にサンタビキニのコスプレ写真を公開する人は違うな。
しかも、読みが「あおぞら」じゃなくて「せいあ」な所がすばらしい。
ヒロコは「一世風靡セピアか」と言ってたけど、オレももうそうとしか思えなくなってしまった。
「青空」と書いて「あおぞら」と読むから良いのであって、「青空」と書いて「せいあ」と読んだ瞬間から柳葉敏郎が脳裏をよぎるのだよ。
ここで「太郎」とかだったら、物凄く辻ちゃんファンになるのになぁ~
と、ふと思ったことを・・・ - この記事を見てみる ⇒
- 2010年12月28日 22:17 CAT :
-
立ち上がれ壊れた価値の中
ブログとか・・・
好き勝手書くことで、何だかいろんな人に発信できると言うことが、すごく楽しかった。
ここで、思うが侭にぶちまけて、それを色んな奴が見て・・・それは、5~7年位前の話だろうか?
結局のところ、行き着く所は、飽和状態になって、1億総ブログ書きみたいになってしまった。そうなってしまうと、何だかつまらない。
誰でも出来る。
と言う事象が行き過ぎると死ぬほど、つまらなくなる。
今や世の中には、匿名のまま、どや顔で物事を批評するブログが溢れかえってしまったり。
批判する方向も何だか画一的で、飛びぬけて面白い話だってありはしない。
そうやって気がつけば、昔、思うが侭にぶちまけてた奴らは、そのほとんどが、ブログなんてやめてしまった。
オレがこのブログを始めた頃、毎日のように更新してたアイツもコイツも誰も、もうブログなんてやってやしない。
やめた奴が正解。
ここ1年位で、新しく始めた奴は多分、うんこ臭い。
でも、まぁ、オレはここでツラツラと書いてると思う。
出来たら、10年後も。
「ブログ?昔はやったなぁ~」とか、「ぶ・・ろぐ?聞いたことない。」みたいな奴ばかりになっても、まだツラツラと書いていたい。
そうやって、初めて意味が出てくると思うんだけれども。
そこまで続けることが出来ればそれはきっと、マイミク100人よりすごいことだと思うんだけれども。
何だか、MIXIでニュースとかをネタに書いてるブログ見てたら、鳥肌が立つのはオレだけか?
ニュースネタとかにリンクはって、右に倣えとツラツラとその記事をなぞって、それが、そのまま何になると言うんだろう。1年後に、その記事を見直したとして、何かしらの感慨でも感じるのだろうか?その記事には、きっと、自分の中にある感情なんて、大して入り込んでやいないのに・・・
もう少し、自分の頭の中にあるものをひり出さないとバカになる。
twitterやってら、文章能力が極限まで低下する。
140文字で満足する程度の感情なら、押し殺せ。
生ゴミが!!
何かを、ひりだし続けたい。ひり出す時間が欲しい・・・
- この記事を見てみる ⇒
- 2010年12月27日 21:55 CAT :
-
嘘吐きロンリーウルフ「ジャック=デマ」
夢を買うのだ。
夢を買うのだ。
夢を買うのだ。
嫁と2人して、宝くじに当たる夢を見た。
しかも、組番が74と75組と不思議に一致してたり・・・
と言う事で、買ってみた。
連番で買おうかと思ったけど、74と75組の連番がなかった。
しゃあなしで、バラを10枚ほど・・・んだら、そのバラの中にしっかりと74と75組が入ってた。
夢を買うのだ。
夢を買うのだ。
夢を買うのだ。
to be continude…
- この記事を見てみる ⇒
- 2010年12月26日 21:56 CAT :
-
フランチェンは死ぬほどおもんなかったのに・・・
きっと一年で一番楽しみにしてるとか言っても、そんなに過言じゃないM-1グランプリ。
今年で終わっちゃったか・・・
もう、お笑い番組がなくなってしまったなぁ~。
と、少し無念に思う。
今年は、もう多分至る所で同じことになってるだろうけど、スリムクラブだ。
もう、それ以上でも、それ以下でもない。
2008年のモンスターエンジン以来の物凄い爆笑が・・・思い出しただけでも、ニヤニヤしてしまう。
「左手の指全部折ります」
「この世で一番強いのは、放射能です」
「民主党の人ですか」
・・・うぬぬぬ・・・ただまぁ、笑い飯の優勝、2本目のネタが面白くない事に関しては、最初から分かってた事だからどうでも良いとして、パンクブーブーの2本目のネタは・・・
どうせ、笑い飯が優勝するんだから、やる気も大してなかったんだろうか。
何しか、今年も、この年最高に笑ったような気がする。
で、あとは、30日まで続くお仕事をがんばれば・・・あっという間に2011年か・・・
今年の総括ももう少ししたらやってみよう。
- この記事を見てみる ⇒
- 2010年12月23日 19:53 CAT :
-
何も考えずにただ死ぬ事が出来たとしても、そこに残る感情だけはいつまでも消し去ることは出来やしない
新作アルバム「Do Get The Star」。
今回は、ちと昔々に作った曲を自己満足満載でセルフカバーだ。
籠の鳥だ。
とそんな感じで意気込んでみたりしている。
つまりは、これまでに作った曲を改めてじっくりと時間をかけて作り直すという作業。
一気に作り上げてしまいたいと言う衝動を昔から抱いているもので、言ってみれば「作り捨て」見たいな状況のまま、次へ次へと進んできた。
けれども、はたと振り返ってみれば、そこはそれ、意外と良い奴もいたのではなかったか・・・と言う。
新しい形のナルチシズム。
ちょうど、最近ネタ切れ気味だったし。
して、どの曲をやろうかなぁ~と、悶々と考えてた。
自信作と言えば「果て.1」「ジャム地獄ジャム」「覚え書き」「アイエルマ」「白い世界」「ひと時の暗がり」「悲しみを具現化できる世界」「「さよなら」とだけ呟いて 意のままにあなたを殺します」辺りだろうか・・・
作るのに苦労したと言えば「Don’t 永眠ファラオ」「子守られの唄」「カニバリズム マゾヒスト」「蛇女外道節」「ふーふー」「嘘つきロンリーウルフ ジャック=デマ」辺りだろうか・・・
勢いだけで作ってしまったと言えば「花々木々」「遊星屠殺ワンダー」「レイ=プレイ」「中央悲劇閲覧センター」辺りだろうか・・・
無かった事になってると言えば「夢想代理人」「偶発的導入.1」「スクエア」「ミルキーウェイとジェイリーロック」辺りだろうか・・・
何とかしたいなぁ~と思ってると言えば「るりゑ」「このゆびとまれ」「彼岸からの恋文」「レイ=プレイPart2」辺りだろうか・・・
で、結局、何をどう作り直すんだろう・・・確定的要素もないまま、年明けから、不定期に製作に入ろう。
「ビバ!アメリカ」を聴きながら・・・パクリながら・・・
現状は、体調不良ですよ。
ふえ~~
- この記事を見てみる ⇒
- 2010年12月21日 19:19 CAT :
-
むさぼる褥、惰眠とともに
思うことがある。
最近、チョッと見かけたとある記事の話。
(ちなみ、MIXI経由で見に来ても、アホMIXI側の怠慢で、多分飛べないと思うので・・・悪しからず。)
↓
ただし、内容は結構グロを含むので、そこの所が無理なヤツは見なければ良いと思う。
で、この記事を見たとき、素直に、中国の貧困層に対して同情したかと言うと、そこはそうでもない。可哀想だとは、思っても、そこはそれ、国をあげて頭の悪いあの国に対して、もうそんな事思えるはずもない。
あぁそう…位のもんだ。
ただ、例えば、自分の親い人が、頭皮が腐り落ち、頭蓋骨がなくなり、脳組織が露出、壊死して、機能不全となり、悪臭を放ちながらそれでも生きていたとしたら・・・
そんな事ばかりが頭をよぎる。
そうなった時、もう死んでしまって欲しいと願うのか、それでも少しでも長く生きていて欲しいと願うのか。
自分がこの立場になった時、早く殺して欲しいと願うのか、それとも少しでも長く生きようともがくのか。
いずれにせよ、それは圧倒的懇願。
生きている事、生きていてくれる事が当たり前にあるこの生活の中において、ふと昔、本気で死のうとしていた時、生まれてきた事を後悔した時、何かしら命を壊してしまいたかった時の心持を何だか、思い出してしまった。
と言う事実。
皆既月食の夜に綴る。
- この記事を見てみる ⇒
- 2010年12月19日 12:10 CAT :
-
サイトウ シノブ
ひょんな事から、明兄さんの本名とか知ってしまった。
「サイトウ シノブ」さんだそうで。
(間違ってたらごめんなさい)犬神サーカス団の前に、本名で参加していたバンドのアルバムがこのたび復刻されたそうで。
聴いてみたいような、あんまり興味ないような。
・・・基本的にどうでも良いか。
と言う事で、犬神サーカス団の「ビバ!アメリカ」の感想でも。
M1.メメントモリ
1曲目にふさわしいノリノリのナンバー。そう言えば、ワンマンの時もコレが1曲目だったな。
コールアンドレスポンスをしっかり練りこんでる、完全にライブを意識した楽曲だ。
空、海、焔、宇宙、現在、SEX、ロック・・・?う~ん。
基準が分からぬ。
M2.DEAD END KIDS
今回のアルバムの先行シングル。最初聞いたときは「???」が多かったけれども、アルバムとして(と言うか、メメントモリからの流れで聴くと)凄く良い曲だと思う。
これも、ワンマンの時、2曲目にやってたし。
流れを意識して作った楽曲をシングルカットしてしまったから、あんな事になってしまったんだろう。
これも、ライブでは、最高にノリノリのナンバー
M3.ビバ!アメリカ
今回のアルバムの表題曲。アメリカでライブをした上で、どれだけアメリカに媚びてしまったのかと思ったら、ビックリする位、風刺が効いてた。
昨日見た、「26世紀青年」に近い感覚を感じる。
しかも、曲調は全然アメリカらしくない、Jロックな感じ。
こんな曲こそ、犬神サーカス団だと思う。
ニヤニヤしてしまう。
M4.華麗に舞え!
最初タイトルを見た時は「?」がいっぱいだったけど、犬神サーカス団とは思えないストレートなメッセージソング。何か、最近の現状とバッティングしてしまって、聴いてたら泣いてしまう。
素晴らしい名曲だと思う。
うぬぬぬ・・・
M5.制約
今回のアルバムにおける「バラード」のひとつ。どちらかと言えば「Angelique」の楽曲と言うイメージがある。
と言うか、もう、本人達もあんまり区別が付かなくなってきてるのかと・・・歌詞自体は、犬神っぽいんだけれども。
M6.慈愛
「犬神サーカス団はバラードも素晴らしいの」と言う、ワンマンの時の凶子さんのMCを思い出してしまう・・・本アルバムのもうひとつの3拍子「バラード」。いつもの「アコギで始まって、途中でギューン」な構成ではなく、かといって、「廃墟の街」の焼きまわしのような3拍子でもない。
・・・と思ったら、作曲が情次兄さんだった。
新しい犬神サーカス団のバラードの形態だ。
M7.犬死に
どうしても、スターリン(特に「STOP JAP」辺り)を髣髴とさせてしまう。マァ、本人達もスターリンのトリビュートで、カバーしてたしなぁ。
メッチャカッコ良いパンクだと思う。
なのに、タムを多用した明のドラムが犬神らしいという感じ。
どちらかと言えば「蛇神姫」辺りに収録されてそうな名曲だ。
M8.ニュークリーチャー
来年辺りアメリカでB級映画として発表されそうな物語。コレまでに無いけれども、なぜか体に染み込んでいるような不思議な感覚を味あわせてくれる犬神サーカス団ならではのメロディーライン。
初めて「暗黒残酷劇場」を聴いた時の感覚に凄く近いな。
M9.狂った世界
何だ?うまく言え無いけど、大体犬神サーカス団のフルアルバムでは、大体8~9曲目に入ってるだろう、どうしたら良いのか良く分からない曲。らしいと言えば、らしい曲。
「太陽を待ってる」とか「ハイエナ」とかあの辺りと近いものを感じるような。
M10.CRAZY CAT LADY
「殺したい女」の続編のような作品。ただし、「殺したい女」は、その女本人に焦点を当ててたけど、今作では、その殺したい女を横目に眺めながら猫と暮らす人見知りの女に焦点を当ててる感じ(だと思う。)孤独な女はなぜか、最終的に猫を飼い始める。
・・・と言う。
実際、50近い独身の女って、犬か猫を飼ってるイメージがあるよなぁ~
M11.幼女人形
今回のアルバムでも、ピカイチにカッコいい曲。内容自体は、絶対メジャーシーンでは(と言うか、もう少ししたら、基本的に発売禁止になるかもしれない)幼女への暴行。
何か、「瓶詰めの幼女」に近いものを感じてしまい(こっちは近親相姦まで絡んでるけれども)何だか、嬉しかったりする。
「この世に生まれる前にコレを知っていたなら、へその緒首に巻きつけそのまま死んでいたのに」と言う発想・・・天才か。
M12.生霊
「いけすだま」と読む。ワンマンで聴いた時から、「この曲はヤバイぞ」と思ってたけど、間違いなく、このアルバムで一番好きな曲。
ノリノリなだけではない、犬神サーカス団にしか出来ない圧倒的な名曲。
歌詞も、メロディーラインも編曲も何もかも文句が無い。
こんな曲をオレは聴きたかったんだ。
ただ、ありがとうと言うばかりの日々。
M13.腐敗
「犬死に」以上に、昔の犬神サーカス団の臭いがする。ノリとしては、「ガム」とか「寄生虫」みたいな感じ何だけれども、歌詞は、さらにそれ以前(と言うか、「ご霊前」のころ?)の感じ。
聴いてて気分が悪くなる。
今となって、まだこの曲が出てくるという事の素晴らしさときたら・・・
M14.死者の唄
重く重く深く沈みこんでいく、悲哀に満ちた曲。「兄の病の特効薬は死臭漂う血の池地獄のような人肉スープの形而上学」に通じるものがあるような、そんな感想を持った。
このアルバムに、この曲が収録されていると言う事実が、15年以上実力を磨いてきたバンドの圧倒的な力なのだろう。
M15.幽霊奇譚
まさに、犬神サーカス団の真骨頂。「人面疔」を思い出すような、どこか懐かしく、昭和テイスト全開の名曲。
実際に、以前の楽曲の中で聞いたことあるような気がすると言う話は、今は伏せておく。
全体として、聴きやすく、ノリノリナンバーが多いのに、要所要所でしっかりと絶望に突き落としてくれる名盤。
思うに、「籠の鳥」を経る事で、コレまでの方向性に、かつてのセンスが絶妙に混ざり合い、奇跡的な化学反応を起こしたんだろう。
「スケ番ロック」の頃の聞きやすさと、「御霊前」の頃の絶望感と、最近のアルバムの最高に中和された作曲、編曲能力が全て結集した名盤。
個人的には、キンメダイレコード以降では、最高の作品だと思う。
(「地獄の子守唄」にはさすがに遠く及ばないものの・・・)
今度、「Do Get The Star」が完成するまでは、コレ一本でもいけるような気がするな。 - この記事を見てみる ⇒
- 2010年12月19日 2:47 CAT :
-
いけいけ綾南!ポセポセ綾南!
何とか1週間を生き延びた。
様な感じ。
毎日、通勤の車中では「華麗に舞え」を聴いて「振り向くな目を背けるな 真実は今だけさ」と言い聞かせながら、気が付けば、土曜日だった。
最近、気晴らしと脳の活性化を図ると言う適当な名目で、映画をチョクチョク見ていたりする。
「バタリアン」を見て、改めてB級映画の素晴らしさを実感し、「さとうきび畑の唄」を見て、目が腫れるほど泣き散らし、「フォットショット」を見て、口角が吊り上がる様に笑い転げた。
んで、今日は、「本格未来進化映画 26世紀青年」を見た。
イメージとしては、「20世紀少年」のパロディーで、ケラケラと笑っておしまいかと思いきや、コレがなかなかどうしてしっかりとしたストーリーと、演出、世界観を構築していた。
もちろん、B級映画ではあるけれども。
ちょうど、つい最近読んで、色んな意味で絶望した「ポセイドン学園」を世界規模にしたような世界観。
頭の良い人間が子どもを1人作るうちに、バカが犬やネコみたいにポコポコ子どもを作っていくせいで、頭の良い人間が、バカに淘汰されてしまった世界で、現代の人間が立ち回ると言う、素敵な設定ながら、実は有り得ない事も無いような結構シビアな世界観。
(実際、日本でもその蛍光が見えてきてたりするし・・・)
基本的に、足し算すらままならない癖に、下ネタになると尋常じゃなくテンションが上がる人間像がまるでどこかで見た事があるような、凄まじいリアリティがある。何か、倒れかけたビルを紐で縛ってたり、黒人レスラー崩れがアメリカ大統領だったり、医者がモヒカンだったりととにかく要所要所が異常にオレのツボにフィットしてくれる感じ。
ゲラゲラと笑いつつ、それで居て最後まで真剣に見てしまった。
驚くほどに、細部まで作りこまれた世界観と恐ろしく薄っぺらい設定が、まさにB級映画の真骨頂と言ったところか。
ちなみに、「26世紀青年」と言うタイトルは、あくまでも邦題で「Ideocracy(イデオクラシー)」と言うのが本来のタイトルらしい。
イデオロギーとデモクラシーの造語だろうな。
「20世紀少年」の未来像といろんな面でバッティングしてる。
しかも、こっちの方が先に製作されていた分、「浦沢が露骨にぱくって来るんなら、それをこっちだってネタにして、おまんま食ってやろうじゃないか!」と言う製作サイド(またはマーケティングサイド)の意気込みから、こんな邦題になっちゃったんだと思う。
何しか、かなりクオリティーの高いB級映画には違いないと思う。
ただ、笑えるかどうかは人それぞれだろうなぁ~・・・
WWEのプロレスを純粋に楽しめるヤツには最適な作品だろうて。
明日は、休みだぁ!!
- この記事を見てみる ⇒
- 2010年12月13日 0:50 CAT :
-
ビバ!アメリカ
犬神サーカス団のニューアルバム。
(と言うか、4年ぶりのフルアルバム)「ビバ!アメリカ」が遂に。
遂に、手元にやってきた。
今日(12日)の夜9時過ぎに・・・
本当なら、今日、アホみたいに聴きまくってやろうと思ってたのに、こんな時間に来やがったら1回全部通してさえ聴けないじゃあないか。
明日から、また長い1週間が始まるんだぞ。
・・・といいつつ、聴いてみた。
このアルバムは、凄い。
ココ最近では、最高傑作だっただろう「夜行列車極楽行き」を遥かにしのぐクオリティー。
って言うか、やっぱりフルアルバムは良いなぁ~凄く聴き終わったあとの感覚も最高。
凄い。
凄い。
あぁ~このアルバムを聴いてから、あのライブへ参戦していたらと思うと、この怒りを一体誰にぶつければ良いのやら・・・
何はともあれ、凄いアルバムだ。
コレは。
犬神らしい曲も、メッチャカッコいい曲も、キレイなバラードも、「明が作ったんだろうなぁ~」と言う曲も、犬神だから許される曲も満載。
大満足のアルバム。
そろそろネタ切れ感が出てきただろう・・・と、この前弟と話してたけど、まだまだ大丈夫だと思う。
もっと、凄い世界を見せてくれるような気がする。
そんな、名盤。
詳しい感想はそのうち、1曲ずつででも書く事だろう。
多分。
来週の日曜位に。
多分。
- この記事を見てみる ⇒
- 2010年12月12日 22:31 CAT :
-
ニュークリーチャー
実は、少しだけ新しい動きが始まりかけている。
そう考えた時、少しだけ、前向きになって、何だか、ワクワクしてくる。
結局のところ、自分の力を何かに使おうと思った時、自分のためにしか使えないと言う話。
売れる事だけを目的とした、ウェブページを作ると言う事に、個性は要らないわけで、ある程度の技術と、普遍的な法則を真似れば、それでこの世の中では許されるのだろう。
特別な技術もセンスも個性も必要ないと切り捨てられた。
それに、どれだけ傷ついたかなんか、キッと誰も分かりはしないんだろう。
大切なのは、数字だ。
結果だ。
お金だ。
それは、生きていくならば、永遠に受け入れ続けなければいけない事実。
もう、個性なんか殺しても良い。
でも、なくなってしまうのは怖いわけで、それを発揮できる場所が見えてきた事に、何だかワクワクとしてしまう。
・・・と言う。
時間は逆に戻る事は無く、止まる事も無い。
別件で、コレまでに作り上げた色々をどこかへ・・・誰かへ・・・見てもらおうと言う方向にも動こうとしている。
取り合えず、今の状況が少しでも落ち着いたら・・・
- この記事を見てみる ⇒
- 2010年12月12日 0:17 CAT :
-
能無しどもの理想郷
長い時間の後には、短い時間が流れ、そうして、また長い時間が始まる。
繰り返しは、いつ終わるともなく続いていく。
いつか来る変革の時は、もう目の前かもしれない。
と思いつつも、繰り返しを甘んじて受け入れる感覚。
変革の時は近い・・・?神の犬だったっけ?
M-1グランプリが、今年で最後らしい。確かに、年末の風物詩化してきてはいるものの、少々、飽きられている感もあるわけで、かくし芸大会みたいに、もう誰も興味なくなってから、ひっそりと終わるよりは、今スパッと辞めた方が、伝説の番組となるんだろう。
英断と言うヤツだろうか。
そんなんじゃなくて、もっと俗っぽい理由のような気がしないでもないけれども。
セックスすれば、それで救われるような気持ちに少しだけなれると言う。
気持ち良いと言うよりは、自分以外の命と繋がる事への喜びとかそんな感じ。
生きている感じがしない時に起こる事象。
- この記事を見てみる ⇒
- 2010年12月6日 0:26 CAT :
-
断崖絶壁の斜面を覗き見る時
あと、ひとつ。
もう、何かどっかへ逝ってしまいたいという思いから「ピンク・フロイド」の「狂気」を借りてみる事にした。
アメリカのチャートに15年間連続(700週以上)連続でチャートインし、カタログチャートでは25年以上(1500週以上)チャートインしていると言う、取り合えず0が2~3個違う、モンスターアルバム。
評価的にも、世界の5本の指に入る傑作(その中のひとつは「クリムゾン・キングの宮殿」だろうけど)と言う、素晴らしい作品。
と言うわけで聴いてみた。
・・・?
残念ながら「クリムゾン・キングの宮殿」(特に「21世紀の精神異常者」)を初めて聴いたときの感動には程遠い感じ。とは言え、世界最高のするめアルバムとの声も多く、簡単に評価など出来るはずもない。
もう少し聞いてみよう。
犬神サーカス団の新譜発売まで、あと3日。
- この記事を見てみる ⇒
- 2010年12月5日 23:20 CAT :
-
朽ち果てた体に宿るのは・・・
今日は、少々ネタバレを含む・・・と思う。
別に良いなら、それで良いけど。
何もかも忘れて泣いてしまいたい。
そんな気分になった今日なので、一思いに、楽しかった沖縄を懐古しながら「さとうきび畑の唄」をレンタルしてきて見る事にした。
ちなみに、嫁は、乗り気じゃなかったので、独りで見る事に。
それでも、何だか、馬鹿みたいに泣いてしまいたかった今日があったりする。
新婚旅行からこっち。
ひたすらに、沖縄が好きになった。
それは、楽しかった事もあるだろうけれども、特に、あの空気がどこまでも気持ちよかった。
・・・様に思う。
(多少美化されてはいるだろうけど。)
見た。後半1時間くらいは、もうなんと言うか、泣きっぱなしだった。
正直、こんなにグチャグチャになるとは思わなかった。
前に、1回見た事あるのだけれども、その時はこんなに泣いたりしなかったのに・・・多分、物語などで泣いた中では、過去最高に号泣した・・・様な気がする。
初めて見た時と違う事は、「沖縄」に何度か訪れ、あの場所が好きになった事、結婚した事、植物を育て始めた事辺りが挙げられるだろうか。
もう、幸せな家族が、戦争によってバラバラになっていく。
と言うだけでも、絶えられない。
さんま扮する主人公が、焼け爛れた自分の家の前で崩れ落ちて、「もう一回で良いから皆とあいたいな~」と呟くシーン。
「お国のために死ぬ」と言う子どもに対してただただ「死んだらダメなんです。」と繰り返すシーン。
「みんなの笑顔が好きなんです。」と周りを笑わせるシーン。
思い出しただけでも、泣いてしまう。
今、リアルにディスプレイが歪んでいる。
あと、前は分からなかったけれども、戦車が通る事で倒されるバナナの木や、クワズイモ。
爆撃で焼け爛れるハイビスカスやガジュマル。
オレの大好きな、植物達がどんどんと死んでいく。
あの子達の大きさも、リアルにあの沖縄の感じそのものな訳で(当たり前だけれども)、あの楽しかった空間で起こった事を想像すると、もう一度、涙は止まらない。
いつまでも、何度も、何度も、泣いてしまった。
さんまなのに泣いてしまった。
創価と噂の上戸彩なのに泣いてしまった。
最近何かに取り付かれてる感のあるオダギリジョーなのに泣いてしまった。
伝説的大根役者の仲間由紀恵なのに泣いてしまった。
黒木瞳は相変わらず素晴らしい役者さんだと思いつつ泣いてしまった。
今、思い出しても、泣いてしまう。
そうやって、少しだけ、明日からも生きていく事にした。
死んだらダメなんです。
- この記事を見てみる ⇒
- 2010年12月4日 23:09 CAT :
-
夜が終わっちまう前に
夢を見て、悲しみにくれて、恐怖に怯えて、そうやって、気が付けば、そんな事すらも分からなくなるほどに脳が疲弊していた。
そんな時間をもう、随分と長く過ごしていたような感覚に陥っていた。
実は、1週間。
と言う。
一日18時間労働を何日も続けた結果がこれだ。
生きていく事は、ココまで苦しみに満ちていたとは・・・語弊がある。
自分の力で生きていく事は。
だ。
記憶は、余り残っていない。
恐ろしく長い時間が流れた感覚だけが残ってる。
今になって思う事は、何も無い。
空っぽの1週間。
- この記事を見てみる ⇒