(題字 カゲキ・B・志茂田)

DON'T 永眠ファラオ


「地球なんか大きなゴミ箱みたいなものだ」
そう言ってゴミを投げ捨て続けたファラオが死にました
彼はその小さな体に不釣合いな大きなピラミッドに埋葬されました

嘘か真か知らねども
こう言い伝えられています「ファラオは再び蘇る」と・・・

死とは永遠の惜別であります
人はいずれ死にゆきます
死者は永遠に死者のままです

ファラオは静かに起き上がりました
「一人。永遠に眠る事はこれからの長い時間において
誰とも言えず悲しみに包まれる事だ。
私は眠らない。私は死なない。だが私はこれから生きることもない」

人々はただひたすらに畏怖しました
なぜならファラオは眠らないからです
人々はただひたすらに畏怖しました
なぜならファラオは再び蘇ったからです

やがて数億年
ファラオはまだ起きていました
永遠に眠る事を拒否したファラオは
永遠に起きる事を余儀無くされたのです

気が付いた時ファラオは永遠の向こうにある果てを歩いていました
それはファラオにとって予測できた世界なのか
永遠の向こうにある果て
ファラオはそれでもまだ眠る事は許されません
でもそれは
彼が選んだ道なのです

2005年7月頃作成


 仁美・mineのサードアルバム「永遠の向こうにある果て」の中の一曲。 サードアルバムでは、「永遠」をテーマにしています。で、この曲は 学校帰りに友達が「ゴミの投げ捨てする奴に限って、地球は大きなゴミ箱だ とかわけわからん事言うんでな」といったのを元ネタに膨らませていった 結果できたものです。全てを自分のエゴでやろうとするファラオには、 死ぬ事すら許されない。永遠に起き続ける。コレって、実はシャレにならないほど 恐い。でも、それを知るのは永遠を知覚できるほどの長い時間を生きたときにだけど。 この辺は、「火の鳥 未来編」の影響もちょっと受けてます。
 曲自体は、あまりにも変調しすぎて未だにコードにすら落とせていません。 コレ・・・出来るんだろうか?それ以前にサードアルバムなんか気が早すぎると よくメンバーに言われます。だって、出来るんだもんしょうがないじゃないか!! 馬忠・DA・ムドーの方は早くサード作ろうって事になってるのに・・・
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