(題字 カゲキ・B・志茂田)

果て.1


永遠と言う言葉に魅せられた男が一人
永遠を探して旅路に出た
当てのない旅路
何も見つからない
それでも歩き続け
足はただ爛れた

不意を付きよぎる言葉
男が知る一つの事実
「永遠などこの世には無い」
男は足を止めた
そこは何も無い世界
地平線すら見えない
男はふと気が付いた
ここが永遠だと

夢で見ていた永遠とそこはまったく同じだった
だがしかし男の旅路は誰も知らない

人が知覚出来ないほどに長い時間が過ぎ去った
男はふと思い立った
ふるさとに憧れた
そこは道も無い場所
足跡すら残らない
男は途方にくれた
帰る場所など無いのだ

永遠と言う言葉の実は男一人には重過ぎる
分かることなど無いのだ
ここは何も無い場所

悲しみで途方にくれた男の
流した涙は海となった
海は命を育み続け
一つの楽園となった

男は神となった
もう寂しくも無いだろう
男はふと気が付いた
ここが永遠だと

夢で見ていた永遠とそこはまったく同じだった
だがしかし男の旅路は誰も知らない


2006年3月頃作成


 もともとの曲は、超コツコツ日記の2005/11/4の記事で触れた「旅路」ってヤツ。 それをメロディーはそのままで、歌詞を書き換えたのがこの「果て.1」と言うわけです。
 読んでもらえれば分かるかと思うけど(って言ったらちょっと偉そうだけど)、 仁美・mineのサードアルバム「永遠の向こうにある果て」に収録予定の曲です。 位置的には、いよいよ物語も佳境に入って来る頃の転換の一曲です。この辺から、 「永遠の向こうにある果て」の真実。今回の物語における、オレの結論が垣間見えてきます。 ちなみに、この物語自体は前作の「夢喰いバクヲ」同様にいずれ小説として、 どっかで書きたいと思ってますんで、もし興味があったら、楽しみにしててください。
 曲自体は、いわゆる「降りてきた」系の曲なんで大好き。今でもちょくちょくギターで 弾いたりしながら「いい曲だなぁ〜」とか浸ってます。あぁ〜早く曲として作りたい・・・
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