(題字 カゲキ・B・志茂田)

悲色
     (妹と共作)


もしも出会わなければ
愛さなければ
こんなに苦しまずにすんだのに…
月明かり浴びながら
幸せな夢を見ていた
たった1本の木の下で交わした唇が
ズッとズッと離れないように流星に願った

全てあなたのために尽くしてもいい
散り行く運命にあるこの命…
窓際でつないでいた
今にも消える灯火を
最後のとき流してくれな雫でやっと分かった
愛されていたと言うことをはっきりと教えてくれた
失う代償に自分を手に入れたから

「今日が今の最後でも
 あなたと同じ時にいるなら
 闇には隠れないで
 自ら染まろう・・・  あの・・・悲色に」

青い世界に飛び込めば永遠になれるだろう
だけど…だけど…君だけはこの大地でこれからも…

I have a lot's your memory and I'll go to the heaven

1999年12月頃作成


 コレまで作ってきた楽曲の中で奇跡的に、恐ろしく素敵な曲になりすぎて持て余している曲が3曲ある。 今回の「悲色」の他に、「君に会えてよかった」「白い世界」の3曲。
 その中でも、最初に出来上がったのがこの「悲色」。出来上がった時には「何じゃ?この美しいメロディーは?!」と 感動を覚えたものだ。もちろんコレ以降全てを通しても、こんなに綺麗なメロディーは今のところ出てきていない。 その位の自信作。
 この頃、自分の書く歌詞がゴミ以下でイヤでイヤでどうしようもなかったオレは、この美しいメロディーを 何とか壊さない美しい歌詞をと、妹のところへ曲を持ち込んだ。で、曲のコンセプト、歌詞自体のコンセプト、世界観を 説明して、それを女の言葉で表現してもらう事にした。こうして、共作と言う形で出来上がった歌詞がコレと言うわけです。
 この曲は、オレが当時考えていた「クワニータ」と言う物語のテーマ曲に勝手に決定し、この曲のイメージに合わせて 物語を書いていった。読んだ事ある人(がいるのかどうか知らんが)なら分かってもらえるかと思うけど、1番のサビ部分の 「たった1本の木の下で交わした唇が…」の部分が、クワニータとシェルドゥがはじめてキスを交わすあのシーンの元ネタ 。
 オレが唯一書いた「ラブストーリー」と、珍しく恋愛をテーマにした楽曲。
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