(題字 カゲキ・B・志茂田)

3年後のお葬式


今 僕が死んだら
3年後
海沿いの小さな斎場で
当たり前のようにお別れしよう

式の参列者は 身内ばかりで
見知らぬ顔の無い お葬式です
流れる涙にうそは無いでしょう

3年間は君との思い出をたどる愉しい旅に出よう
3年前 最後に愛し合ったあの浜辺で 数え切れない思い出を語ろう

いよいよ ごうごうと燃える炎の中に
物言わぬ僕は入れられます
もう何も分からない 無表情で

数時間が経ち
きれいに焼けた僕の骨はもうズタボロでしょうね
日頃の不摂生が 祟ったのでしょう

ひとつとして良い事の無かった人生だけれど それでも実は意味がありました
君と出会って 何気ない毎日を 笑いながら過ごせたからです

どこにも居なくなった僕は
3年後
君が死んでしまう事を
不意に知ってしまいました

だから3年間は お別れしないで
2人 思い出のきれいな浜辺で
当たり前のように お話をしよう
いつまでもお話をしよう

そうすれば 僕のお葬式に君は居ません

僕の最後のわがままです


2009年4月頃作成


 今日(4/14)に出来た歌だ。初め「3年後のお葬式」と言う言葉だけが頭の中に 沸々と湧き出てきた。何で「3年後のお葬式なんだろう・・・?」と思いつつも ペンを走らせていくと、なるほどこう言う話だったみたい。実に久しぶりに「バラード」が出来てしまった。 つまり「愛の唄」が出来てしまった。
 とっても素晴らしい歌詞が書けたので、早く見せびらかした・・・そんな衝動に駆られて、 「漆黒の青空」初の、出来た日に更新と言う事に相成りました。
 ココ最近は、病んでるせいか素敵な歌がもりもり出て来てるけれども、その中でも この「3年後のお葬式」はピカイチの完成度だと思う。誰にこの歌を捧げたいって・・・ それは大好きなアイツに捧げたい。お葬式の歌を・・・
 ちなみにメロディーラインは、何となく吉田拓郎臭い感じですな。
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