月別アーカイブ: 2018年9月

2018年9月9日 3:58 CAT :

まだシン・ゴジラは見ていない

PCを新調してから、何故かAmazonのプライムビデオで、映画だけ見れなくなってた。

しょうがないから、有料会員となった岡田斗司夫ゼミを過去の含めて見倒してたんだけど、やっぱり映画をみたいなぁ~と。

で、色々、原因を調べて、何とかみられるようになったので、また、映画を色々見倒しおりました。

そのせいで、映画熱がまた出てきて、プライムビデオ以外でも買ったり、借りたりして色んな映画を見たので、簡単にその辺のお話でも。。。

 

 

 

【バタリアン】

ホラーコメディの金字塔的作品バタリアン。

何度も見たことがあるんだけれども、一番初めは小学生のころ、金曜ロードショーだったと思う。

その時、あまりにも怖くて、しばらくは雨が降るたびに地面からゾンビが出てくるんじゃあないかと震え上がってた。そんなトラウマ映画・・・だったんだけれども・・・

大きくなってから、かつての恐怖を味わうべく、レンタルしてみた所、メッチャ面白かった。演出のセンスや、セリフ回し、ホラー映画としての怖さに、ゾンビ系映画のパロディーを盛り込んだコメディーとしての可笑しさなどなど・・・

とてつもない名作だった。

でも、オレがかつてトラウマになっていた、日本語吹き替え版はなかったんだよね。

所が、その初回放送時の日本語吹き替えを収録した、HDリマスター版が発売されていることを知り、お買い上げしました。

レンタルで探してもよかったんだけど、この映画は本当に大好きだから、迷いなく購入したよ。

感想としては、この映画の本来の面白さと言う意味では、日本語吹き替えでは面白さは半減すると思う。

半減するんだけれども、懐古主義的な目線で見て、日本語吹き替えは実に心地よかったです。

今後見る時は、腰を入れてみる時は字幕で、BGMとして楽しむときは日本語吹き替えで楽しみます。

HDリマスター版だから、画面もきれいになってたんだけど、B級ホラーとしては、以前の薄暗い画面の方が雰囲気があったかもしれない。・・・難しいものよ。

 

 

 

【寄生獣】・【寄生獣 完結編】

人生を変えた作品は?と問われたら間違いなく真っ先に答えるだろう、もう「好き」とかそんなレベルのものではない敬愛する作品「寄生獣」。

やめてくれと心の底から思っていた実写映画を見てみました。

がちがちの原作信者なので、絶対に後悔することは分かってて見た。

もちろん思う所は多々あるよ。そりゃああるよ。

「なんであのエピソードを削ったんだよ」とか「キャラが変わっちまってるよ」とか「セリフのニュアンスがおかしいよ」とか「そこの間は違うだろう」とか・・・

でも、冷静に考えて、あの完璧に作りこまれた物語を2時間の映画2つに再構築したと考えた時、思ってたより遥かに悪くなかった。

むしろ、田村玲子なんて、深津絵里さんはまり役だと思う。

阿部サダヲミギーも思っているより違和感はなかった。

前編の方はかなり面白かったし、後編も公園でのやり取りなんか、原作をよく再現してて、見入ってしまった。

問題だったのは、後藤との戦闘シーン以降のラストか。

大事なエピソードを悉くカットして、後藤との戦闘シーンをあんなに味気ないものにしておいて、最後のダラダラとした間延びがひどすぎる。見てられなかった。

その前の公園での田村玲子が最高だっただけに・・・

そもそも、なぜ、放射能物質にしたんだろう・・・こんなとこに来て、原発批判とかを無理くり絡めたかったんだろうか・・・

後藤が死ぬほどの放射能汚染物質が不通に転がってるとか、それは無理がありすぎるって。

最後ががっかりするけど、とりあえず、ハリウッドであのまま映画化されていたら、ドラゴンボールになってたと思うので、(どうしても実写映画化する必要があったのであれば)これで良かったとは思いました。はい。

 

 

 

【トリック ラストステージ】

ドラマ版を学生時代見倒したので、想い出補正込みでかなり大好きな作品「trick」。

前作「超能力者バトルロワイヤル」があまりにもあまりな出来だった為、それ以降はテレビスペシャルとかも見てなかった。もちろん、ラストステージも。

あんまり期待しないで見たんだけど、予想通りと言うか、相変わらずの(もはや様式美とでもいうべきなのか・・・)怪しい村の怪しい力を持った奴を中心とした殺人事件が起こった。

しかも、これまでよりも圧倒時に犯人が丸分かりと言う、本当にどうしようもない出来。

・・・だったんだけど、事件が解決してからのラスト30分で、この映画の評価が180度変わった。

青春時代を「trick」とともに過ごした人にとって、このラスト30分は冷静に見れるはずがない。

「月光」が流れ始めたあたりから、涙が止まらなくなる。

これは、多分、DVDレンタルとかで一気見した人にはわからない感覚だと思う。

10年以上をともにしてきた人だけがわかる感覚。

べたべたなんですよ。

でも、最後位べたべたでいいじゃないか。

まさに、10年来のファンのためだけの(それ以外の人を全力で置いてけぼりにした)30分だった。

それでも、この手の映画には珍しい有終の美を飾った作品だったと思います。はい。

ただ、あんまり見てない「trick」を見てない人にとっては、本編もイマイチで、ラスト30分にも大して思い入れもないし、展開はベタベタだし、どうしようもない映画なんだろうな。

 

 

 

【帝一の国】

原作の漫画の方は、かなり大好きな作品。

とは言え、「寄生獣」のような敬愛するわけでもなく、本当にいい意味で力を抜いて読める最近のおっちゃんにはぴったりな濃厚なんだけど、薄くて、ケラケラ笑いながら読める絶妙な作品なんだよ。

内容的に、比較的実写化しやすいとは思うんだよな。

そんな漫画の実写化。

ここ最近見た邦画ではピカイチに面白かった。

古谷兎丸さんの世界観をかなり忠実に再現できてるし、なんか役者さんも良い意味でマンガのキャラクターに寄せてるの。20世紀少年の時みたいな感じに。

そして何より、恐ろしいほど出し惜しみしてなくて、展開が早い。でも抑えるとこはちゃんと抑えてるから、ジェットコースターのような2時間だった。

「寄生獣」が一度解体して、良い所を寄せ集めてふんわり再構築したとすれば、この「帝一の国」は製作側が好きな部分を完全再現する事に全力を費やしている感じ。

原作でオレも一番面白いと思った森園とローランドの会長戦に山場を持ってくるために、それ以外のエピソードはかなりがっつりカットしてる。

その代わり、会長戦に関係するエピソードはほぼ全てを原作のエピソード余すことなく再現。ものすごい量だから、どんどん話が展開していく。

夏休みのサバイバルが丸々カットされているのはちょっと残念だったけど、中途半端に入れるくらいなら、バッサリカットしてしまった方がよかったんだろうね。

それでも、帝一がローランド陣営を去る時の話は十分面白かったし。

なんかもう、何も不満がない。

今まで見た漫画原作の映画で多分一番出来が良かったと思う。まぢで。

きっと、長い漫画を2時間の実写にするときのお手本のような映画だろう。

でも、これはきっと、監督さんが本当に原作を好きじゃないとできない事なんだろうな。

そういえば、カイジの実写化の時も同じことを思ったような。(ただし、2はそうでもなかったけども。)

 

 

 

【BAKUMAN】

「帝一の国」が凄まじく良かったので、気をよくして見てしまったもう一つの漫画原作。

正直な話、申し訳ないけれども、これは酷かった。

どのくらい酷いかと言うと、あまりにもつまんなくて、最後まで見れなかった。

何だろう。

漫画描いてる身としても、21世紀の「G戦場ヘヴンズドア」だと言わん位に、原作は好きなんだけども、これはダメだった。

うまく言えないけど、典型的なダメだった実写映画化と言う感じ。

「帝一の国」については、原作呼んだ人の8割位が一番盛り上がるのは、森園vsローランド氷室だというだろうけど、「BAKUMAN」って、人によって一番盛り上がるところがバラバラなんだと思う。(ちなみに俺は、七峰くんのあたりが一番盛り上がった)

だから、こんな感じにしかできなかったんだろうか。

まぁ、いいや。ごめんなさい。

 

 

 

【WALL・E】

前述の岡田斗司夫ゼミで、岡田斗司夫が「ディズニーが解釈したナウシカ」と語ってたので、興味がわいたので見てみた。

この映画、世界観が凄まじい。

いや、単純なイメージだけでいえば宮崎駿に軍配が上がるんだろうけど、それはそれとして、やっぱりディズニーは見せる力があるわ。

この映画、本編中ほとんどセリフないんだよね。

ウォーリーもイーヴもほとんどセリフをしゃべらない。

なのに、2時間見入ってしまった。

普通に考えると、それってとてつもないことなんだよな。

ナウシカを一切セリフなしで世界観だけ見続けることはできないと思う。それは、宮崎駿と言う天才の頭の中にあるイメージがあまりにも膨大で凄すぎるからで、言葉で捕捉しないとオレみたいな一般人には理解できない。

ナウシカなんて冒頭にモノローグまでついちゃってる。

それに対して、この「WALL・E」は、製作側の想像力が実際どこまで凄いのかは置いておいたとして、それを映像だけで見た時にも、一瞬で理解できるレベルにわかりやすく、そぎ落として提供してくれてるんだよな。

だから、オレどころか、まだ5歳にも見たいない子どもたちも2時間セリフほとんどなしで最後まで見入ってた。

「ファンタジア」の時代から培われてきたディズニーの見せる力は本当にすごい。

と、演出の話ばっかりしてるけど、物語もメッチャ面白かった。

ここ最近、「王様の剣」「アラジン」「ファインディング・ドリー」「ファインディングニモ」「カーズ」「塔の上のラプンツェル」と色々ディズニー映画見たけど、「WALL・E」がダントツで面白かった。

 

 

 

・・・で、最後に「アウトレイジ 最終章」を書きたかったんだけど、もう力尽きたので、また明日か、次回に・・・

おやすみなさい。

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2018年9月7日 1:01 CAT :

コガネムシは金持ちだと歌いながら風車を回す

子どもたちの夏休みが終わり、それに合わせて、オレ自身も何となく、いつもの日常が戻ってきたような気がしないでもない感じでございます。

とは言え、実は、これからがお仕事的には繁忙期。

12月付近の一番売り上げの立ちやすい時期に向けた準備と言う事で、たくさんお仕事いただけております。

本当にありがとうございます。

今週ほぼ寝ておりません。はい。

さてさて。

インターネット上も色々と監視社会になってきているらしい。

なんか、もう気軽に思ってること書けないよな。ほとんど読者のいないブログでさえ、内容を考えてから書かないといけない時代がもうそこまで来ていると言う事か。

みんな大好き都市伝説テラーと言うか、イカリングの面積と言う番組クズ人間として有名になったというか、元ハロバイ関さんがいつもテレビで言ってる言葉にこんな奴がある。

「マインドコントロールを密かに実行することで、大衆は自らネット上にメールや写真、電話番号などの個人情報を提供する。
フェイスブックこそ我々がネットを開発した目的であり、このシステムにより全世界の個人情報収集が可能となる。
これでCIAの長年の夢がかなった」
CIA長官補佐 クリストファー・サーティンスキー

「フェイスブックはこれまでに作られたものの中で、最も強力な大衆操作ツールだ」
フェイスブック創業者 マーク・ザッカーバーグ

そもそも、インターネット自体が、軍事目的で開発されたものだと言う事を知ってる人はどのくらいいるんだという話。

マーク・ザッカーバーグさんは実は本当の名前ではなく、正体は有名なロックフェラー財団の世界皇帝デイビット・ロックフェラーの孫、ジェイコブ・グリーンバーグだともよく言われている。

ネットによる人民の監視 ⇒ 来るべき時に向けた人間選別

人間選別とは、地球が住めなくなった時にユートピアを作るためのもの。と言う事は、「断絶への航海」みたいな世界が出来上がるんだろうか・・・そのための選別をインターネットと使うことで行っている。

うむむむ。

陰謀論好きとしては、とても面白い話だと思う。

思うんだけども、それはそれとして、そういう話じゃなく、リアルに監視社会が広がっていってるという話。

お隣の国、中国で、墨掛け事件と言うのが先日起こった。・・・と言うか、起こっている。

これは、董瑶琼と言う女性が中国のtwitterみたいなやつで、習近平のポスターかなんかに対して、墨をぶちまいて「中国共産党の独裁主義に反対だ~」ってやったところ、怖いお兄さん方がやってきて、その女性がその後行方不明になったという事件。

ついでに、この女性の家族も行方不明になり、ネット上のアカウントはおろか、家の電話番号すら使用されていないことになったらしい。

起こっている。と言うのは、このことが中国全土に広まり、至る所で色んな人が墨をぶち巻いているからなんだけれども・・・

まぁ、中国でネットが全て閲覧されていると言う事は周知の事実だけれども、実際に、こういうことが起きてるんだよね。

日本でも、とある団体さんに都合の悪いことをSNS上で発信すると、そのSNSが死んでしまうのは有名な話。

人間選別のためとは言わないけれども、監視社会と言うのは、もうすでに始まっているみたいです。

戦前、戦中のように、特高がある日やってきて、連れていかれた人は、もう二度と帰ってこられない。

と言う時代がやってくるかもしれない。

しかも、当時は、周りの人の目だけだったけど、今度はネットを通して世界中の人がお互いに監視しあってたりするとしたら、それはそれで、結構怖い話だよな。

信じるか信じないかはあなた次第・・・らしいけれども。

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