「絵!!」カテゴリーアーカイブ

2014年1月9日 22:22 CAT :

アンチゴット~色褪せてゆく写真のように愛しいあなたの思い出は夜に溶けて行く

少し前に物語を描いた。

タイトルは「アンチゴット」(anti-god?)。

この世界を創造した神が居たとして、その神が作りたもうた唯一無二の造形としてこの世に命をもった数々の生き物。

彼らが、神の意志にそむき、神の作りたもうた造形である自分の姿かたちを、異形のものに改変する事で、誰が最も神に逆らい、そして、新しい神となれるかを競う。

と言う、そんな物語。

先日、パソコン内をあさってたら、その物語のために描いた絵の一つが出てきた。

象(anti-god)_c_01
「象は自らの大きな体を小さくするために、モノを食べることをやめ、そして、やせ細っていきました。」
異形になろうとする全ての生物は皆、やがて何らかの不都合を抱え、死に絶えゆく。

神に逆らう事など出来やしないのである。

そんな形で、確かこの物語を終わらそうとしたように記憶している。

今なら、もう少し違う結末も書けるやもしれないと、密かに思ったりも致しました。

板野友美さんの変遷を目にして、ふと思い出した、昔書いた物語。

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2009年9月15日 23:18 CAT :

踏まれた洸中花

色々と思うところはある。

ただ今日の所は、そんな気持ちを絵に描いてみた。

と言うか、ほど好くイメージが浮かんできた感じです。

今度のアルバム用に書き下ろした歌詞「踏まれた洸中花」のイメージと実にしっくりかぶったので、絵の方もタイトルを「踏まれた洸中花」と言う事にでもしておこうか。

所詮オナニーオナニー。

(↓)
踏まれた洸中花
急激に冷たくなる事を感じました
そうやって静かに死んでいくものです
意味も無く捨てられたあの子は
これからをどうしたって生きていくのです
ふとした時に涙が溢れ出し 殺人衝動に駆られました
誰を傷つける訳にも行かないので 薬指の爪を剥ぎ取りました
サーカス団が街にやってきたら
その日は誰よりも幸せな気分になり
道化のピエロが死ぬ様相ばかり
安売り広告の裏にしたためました
不意にけつまづいた行き先ない道中では
下からばかりあなたを敬っています
心だけはようよう冷たい風に当たり
居た堪れなくてただ笑ってばかりです
ひとつだけ年上のあの方は ゆめゆめ忘れぬようにと 
気でも違ってしまったかのように 私に刷り込み続けました
演奏楽団が街にやってきたら
その日は誰よりも悲しい気分になり
生ぬるいトロンボーンの音色にばかり
人生を重ね合わせて芳情しました
体を売ったお姉さんが
逝くだけならば安いものと
か細い手を白く汚しております
子どもなど産めやしない
理想的な体になったからと
恍惚の中でしずしず泣いております
踏まれた洸中花はもう二度と咲く事無いままに静かに枯れ
夜露にそぼって土に返ります
サーカス団が街にやってきたら
その日は誰よりも幸せな気分になり
道化のピエロが死ぬ様相ばかり
安売り広告の裏にしたためました
あの美しい花を眺めながら
汚れそぼった私自身とくらぶれば
誰もが見て分かるほどに喜ばしく
天高く聞こえるほどに大きな声です
厭人狂者と忌み嫌われ
自慰にふけるだけの時間の中
踏まれた洸中花のお話です
どう笑ってやってくださいませ
踏まれた洸中花
※クリックしたら多少は大きくなるよ。

心苦しい夜。

きっとあなたも同じ事でしょう。

それでも離れないで、ずっとそばで居ます。

何があろうとも。

オレも頑張ってみるわ。

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2007年11月10日 23:48 CAT :

ニャンころべえ日の出を拝む

「あなたは凄く皮の余っている包茎だとききました」とか何とか言う面白いメールが沼レコ宛に届きました。

あまりにも面白かったので、ココで公開してやろうかと思ったたけど、メールがどっか行っちゃった。

また見つけたら公開するという事で。

誰だ。

そんな噂流したヤツ。

・・・当たらずも遠からず。

さてさて非常に趣のあるネコの絵が描けましたので献上いたします。

(↓)
ねこまじん

タイトル「ねこまじん」(クリックすると巨大化するよ~)

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2007年10月30日 2:37 CAT :

猛獣恐怖のお話

子どもの頃「楽しいムーミン一家」って言う、言うならば「ムーミン」のリメイク版アニメが大好きだった。

オープニングの歌の好きだったし(「いつも強がりばかり言っている君でも たまには涙を流す事もあるはず」って言う出だしのヤツ)、好きな話も結構多かった。

個人的には、ヘムレンさんとスティンキーが何だか強烈に印象に残ってるけど。

そんなムーミンにおける恐怖体験。

それが「モラン」。

何だかあんまり覚えてないんだけど、大きなトランク大切に持ってる小さな2人がいたんだよな。

でも中は絶対に見せない。

お宝が入ってると思ったスティンキーはそれを盗もうとする。

それをムーミンたちも一緒に阻止する。

そんな話だったと思う。

トランクを守ったムーミンたちに感謝して2人はトランクの中身を見せる。

その中には虹色の宝石が入ってて、それの持ち主が実が怪物「モラン」。

その「モラン」が宝石を取り戻しに来るシーンが今でも覚えてる恐怖体験だ。

あのシーン。

幼心に凄く怖かった。

何か嫁と話してて、その「モラン」の話になった。

って事で、久しぶりに絵を1つ描いてみやした。

うる覚えだけどモラン。

多分こんな感じ(↓)
画像はクリックしたら大きくなるよ~

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2006年11月1日 3:10 CAT :

ダミアン浜田殿下は今、数学教師だとぉぉぉぉ!!

昨日は何気にハロウィンだったらしい。

って事は、勘違いした祭り好きが何を思ったかハロウィンとまったく関係ないコスプレではしゃぎ回ってるんだろうな。

一部地域で。

ハロウィンが、いかにかぶく事が出来るかを競うものだとするのならば、オレも結構かぶいてたと思う。

何をって?もちろん先日買った「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」ですよ。

今日はいよいよ77リングの屍生人編。

ワンチェンからスタート。

あまりの能力の低さに四苦八苦していると、何とマァ、アダムスさんでプレイが出来るようになってしまった。

いくら1部が戦闘少ないからって、アダムスさんをキャラとして成り立たせてどうするんだろう?あんなマニアックな人を・・・

と言うか、技の名前も「アダムスさんコンボ」とか「ローリングアダムスさん」とか、挙句の果てにはダッシュ攻撃が「ホームスチール」って面白すぎるでしょ・・・

製作者側の遊び心が垣間見えるこの「アダムスさん」。

今回の全キャラ中一番オレが心を惹かれてしまった。

コイツでの77人抜きは、それはもう楽しくて楽しくて。

それだけでは飽き足らずに、久しぶりにペンを取って、「アダムスさん」の似顔絵まで描いてしまった。

(↓)
20061101025611.jpg

ちなみに奥に見えるのは、もう一人のステキキャラ「ドゥービー」ね。

いやしかし、1部はキャラがホント濃くて楽しいわ。

この頃の荒木先生は、悔しくてしょうがないくらいの天才だわな。

関係ないけど、今日、画太郎先生の「まん(こ)かす」が手に入った。

そのあとがきを書いてた草薙さんは、「日本で最高の漫画家はギャグなら漫☆画太郎。

ストーリーなら荒木飛呂彦」って言ってた。

ホントよく分かってらっしゃる事で・・・

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2006年9月7日 0:30 CAT :

絵画とは程遠い絵を描き続ける

彼女からメモ帳をひとつもらった。

「このメモ帳にこれから毎日最低でも、ひとつ絵を描いて」・・・との事。

条件はひとつ。

マンガで描くみたいな緻密なちゃんと構成されたヤツじゃなくて、適当に落書きした絵である事。

何でも、アイツは予てからオレのマンガの絵よりも、落書きで描く絵の方がいいみたいな事を思ってたらしい・・・マァ、それってどうなのかと思うけど、取り合えずだまされたと思って描いてみてとの事なんで、ぽつぽつと描いてる。

この落書きなら、金を出して買ってもいいとまで言われたら、描くしかないでしょ。

でも、それってまぢなのかどうか・・・未だに首を傾げながら描いてます。

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2006年7月14日 23:59 CAT :

ドロリと融けてしまえば永遠に一つ

「山田かまち」って言う人の絵を見た。

何でも、夏の暑い日ギターを弾いてる時に感電死したんだとか・・・死後にベットの下からおびただしい数のスケッチやら絵が発見されて有名になったんだって。

オレは知らんかったけど。

この時17歳。

つまり、絵は17歳までに描かれていたって事になる。

見た事ある人は分かるかも知れないけど、圧倒的な完成度。

齢17にして絵が完成しちまってる。

センスも抜群なんだけど、それ以上にどうやったら17年の歳月でココまでの絵を描けるんだ?しかも、全てを悟っての極致かと思いきや、添えられている言葉は、その辺の病んでる高校生なら思いつきそうな稚拙なものばかり。

何て言うか、成長の過程で絵を作り上げていくって言うよりは、完成した絵を持って生まれてきたって感じ。

多分それに、他が付いていかなかったんだろうな・・・

何か、17歳で死んでしまったのも、運命じゃないのかって思えてしまう。

いつの時代でも、ジャンルに問わず早くに死んだ人は神格化される傾向にある。

それってある意味必然。

だって、最高の状態で死ねば、死後にはプラスなイメージが出来るけど、最高の状態を過ぎて落ち目になって死んだら、マイナスのイメージが残るもん。

でもオレは早死にした人が凄いなんて思わない。

過去の栄光から遠くかけ離れ、誰からも相手にされなくなっても、それでもいつまでも作品を作り続ける人の方がよっぽどかっこいいと思う。

オレもそうなれたらいいなって思う。

・・・マァその前に、「何がしか」の完成を目指さないとなぁ~・・・

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2005年10月27日 2:27 CAT :

こんなの描けました

実はチョッと前から漫画とは別に絵を描いてたりします。

・・・パソコンで。

何でパソコンかというと、マウスを使って描く事でなんか味のある線がひけるからなんですよ。

まぁ、着色って言う意味では凄く不満なんだけど・・・

最近、オレは自分の作ったものを皆に見てもらおう!!とか勝手に意気込んでたりするので、今度からたまにいいのが描けたら、ここで公表してみます。

どんなもんかは知らないけど、一応オレなりのテーマを持って描いてますんで、マァ、適度に流しながら見てやってくれたら幸いです。

ボクロ・ピカソ
って事で、今日の絵のタイトルは「ボクロ・ピカソ」。

オレが物凄く影響を受けた絵に、ピカソの最後の自画像がありまして・・・んでオレもひとつ自画像を書いてみようって事で今回、自分を描いてみました。

どうっすかね~

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