2025年7月10日 12:12 CAT :

ストロベリーソングオーケストラさんのアルバムレビューを全力でやってみるよ~その1「夜儿、あらわる!」

6月以降、ストロベリーソングオーケストラしか聴いておりません。

と言う話を以前、チラッと書いたんだけど、せっかくなのでちゃんとした感想を書いてみますぜ。

いやホント、ずっと聞いていられる超絶名盤なんですよ。

書かずにいられない。いや、書かせてもらいたい。

と言う事で、今回は最新アルバム「夜儿、あらわる!」から。

読み方は「よる、あらわる」ではないですよ。「よひと、あらわる」ですよ。

ストロベリーソングオーケストラの怨源、一応手に入る分は全部持ってると思うんだけど、どれをとっても全て1枚で一つの作品となっている。

通して聴く事でまるで一つの映画を見たかのような感覚に襲われるんだけど、もちろんこの「夜儿、あらわる!」も該当する訳で、一つの映画のような目くるめく体験をすることができたりする。

まぁ世の中にはそんなコンセプトアルバムと言うものは色々沢山あるんだけど、このアルバムが一味違う所は1曲目が「鵺的なミザリー」だと言う所なんだよね。

昨年シングルカットされた名曲で、このアルバムの言ってみればタイトルチューン。

一般的なコンセプトアルバムでは大体1曲目は導入部分の意味合いのものが多い。

実際、ストロベリーソングオーケストラのこれまでの怨源でもそれは当てはまる。

前作「切り裂くジャップ」でも、大名作「血の濫觴」でも。

ところが今作はそれがない。

1曲目からフルスロットル。

それだけでも、「あれ?こいつはチョッと違うぞ」と思わされてしまう。

・・・と思ってたら、そこから7曲の間、1ミリたりともダレることなくずっとスロットル全開で駆け抜けていく。

「鵺的なミザリー」はこれこそストロベリーソングオーケストラとも言えるプログレ色の強い超名曲。

美しいメロディーラインと何重にもなる展開に圧倒される。

そのまま2曲目のハードコアパンクなノリノリ楽曲「夜儿、拝みます!」に突入。

テンションがぶち上がちまう。

そもそも、こんな心地いいハードコアパンクをオレは知らねぇ。

まさに「だらにだらにだらに!」ですよ。

そして3曲目「欠損モンタージュ」と4曲目「カーニバルの日」。

シンフォニックメタルとでも形容すればいいのか、途轍もなくスケールの大きい2曲が続くこの展開もまた最高なんよ。

この手の美しい楽曲大好きなんだけど、それだけなら「LOVEBITES」を聴いておきなさいよ。となる訳かも知れない。でもそれだけじゃあない。(いや、「LOVEBITES」も大好きなんだけども)

ただ美しくカッコいいだけじゃあない。

「欠損モンタージュ」は、悲哀と絶望と悪意が織り込まれた珠玉の名曲。

これだけ色んな顔を持つシンフォニックメタルがあってたまるか。

そして「カーニバルの日」では、これまでのストロベリーソングオーケストラともチョッと違う爽やかなイメージが漂う。

新メンバーの七音緋朗さんの作曲だからなのか。ここにきて新しい風まで感じさせてくれるとか、サービス精神が異常過ぎる。

とは言え。とは言えだ、ここまでの楽曲はどちらかと言えばキャッチだと思う。

やっぱり一般流通に乗せると言う事は、それなりに聞きやすい曲が必要とかそう言う事なのか。と言う気持ちもチョッとあった。

そこで「臨終」ですよ。

個人的にはこのアルバムで一番好きな曲。アングラ150%。

気持ちが負の方向に気持ちよく吹っ切れる曲がねぇ・・・好きで好きでたまらないんですよ。

しかも、ただアングラなだけじゃあない。何と言うんだろう、アングラなのにキャッチで聴きやすいと言う結構前代未聞な感じ。

「レティクル座妄想」の中でもトップクラスに好きな「ワダチ」を彷彿とさせるんだけど、「ワダチ」の地下1000mくらいに位置する曲なんだよなぁ。

ホントたまらん。何度聞いても鳥肌がスゴイ。

で、恍惚の表情で涎垂らしてるところに「終廻に咲く青」。

このアルバムで最も重い1曲だと思う。

今度はヘヴィメタだと・・・

しかも、これが重いのに縦ノリ。信じられない・・・カッコいい。

間奏部分のポエトリーリーディングがメチャクチャ好き。

マジで凄い。ゴメン、凄いとしか言えないわ。語彙力なくてごめんなさい。

ここに来て思ったけど、この人たちの怨源をジャンルでくくろうとしてたのが間違いなんだろうな。

そして、最後に「逢魔が時に、スレ違う」と。

これまでと比べ少し落ち着いた楽曲。

とは言え、この曲自体もただ気持ちを落ち着かせるための〆の1曲・・・な訳がない。

何と言うか「鏡町」に迷い込んだかのような不思議な感覚になる。

昔「夕闇通り探検隊」と言うプレステのゲームをしてた時を思い出すような不思議な感覚。

夕方の寂れた鏡町の中を一人歩いていて、ふと後ろを振り向くと怪人赤マントが立っていたみたいな感じ。良く分からんな。でもそんな感じ。

これだけ気持ちをぶち上げておいて、こんな不思議な感覚に包まれたままアルバムは終わっていく。

・・・と思うだろう。

CDだけの特別な展開があるんですよ。

でも、ネタバレはしないよ。

CDを買った人だけがこの体験をすれば良いと思う。

全15トラックを聴き終わった後、ただただオレは呆然としていた。

本当に呆然としか言いようがない。

感情の置き方が分からない。

こんな気持ちになったのは、ホント久しぶりだった。

6月の頭に「切り裂きジャップ」を聴いて以来だった。

・・・

・・・

・・・

と、こんな感じで、あまりにも書きたい事が多すぎて、普段の3倍くらいの長さになってしまった。

これでも、全然書き足りない。

もっと書きたい事が沢山あったのに・・・こんなふんわり上辺だけをなぞるような感想書いて何が「全力レビューじゃぼけ」と言いたい。

歌詞についても、演奏についても、そもそものこのアルバムの意味と意義についても、もっともっと深掘りして色々書きたかったのに・・・

取り合えずですね、ざっくりと聴いてみての感想だけで2000文字を超えてしまった。

いつものAIさんに校正してもらおうと思ったら「3000文字以上は有償です」と言われてしまった。

なので、いつも以上に誤字脱字があるかも知れないけど、そこはご愛嬌と言う事で・・・

取り合えず総評としては、ストロベリーソングオーケストラと言う集団の途轍もないポテンシャルを全開にした、まさに集大成と言えるクソ超絶名盤だと思う。

最高傑作だろうと思ってた「血の濫觴」を遥かに超える名盤がまさか15年経ってリリースされるとは思わなかった。

「鏡町にて」から始まった物語が、「血の濫觴」を経て、「切断ダリア」が生まれ、「テ・キベクナ レ・テスエナ」、「二十一世紀狂闘旗手」からの「切り裂くジャップ」へと連綿と繋がっていた唯一無二の存在「ストロベリーソングオーケストラ」と言うジャンルがこのアルバムで遂に完全な形で確立した。

そんな印象を受けた。

正に集大成と言うべき作品だと思う。

宮悪座長が化け物なんだろうけど、それだけじゃあない、それはまさに関西アングラ界に君臨する帝王の貫禄とも言うべきもの。

「スルメアルバムだ」とか、「熟成された音楽が聴いていて心地いい」とか言う大御所バンドの新作に対する戸惑いを含んだ古参ファンの賞賛とは全然違う。

300%最高の名盤。

一聴するだけでその凄さが分かるし、その世界に取り込まれる。

それが「夜儿、あらわる!」でございます。

結局ね、どんなに妄想の世界にどっぷりつかっても、妄想は現実の逃避なんですよ。

と言う事で、一応次回は「切り裂きジャップ」について書いていく予定でございます。

多分・・・

近日中に・・・

生きていれば・・・

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2025年7月9日 12:12 CAT :

23分間の奇跡

新都社さんの至る所に、「山田太郎を支持してます」って出てた。

チョッと前は「山田太郎に投票しろ」だったけど、しばらくして変わってたので、いろんな意見が出たんだろうね。

まぁ誰が誰を支持してるとかは個人の自由なので、何でも良いと思う。

問題なのは、そう言う事を表明すると、批判する人が出てくると言う点なんだよね。

何で、この国では政治について人前でお話してはいけないし、人前でお話してる人に対して「ヤバい奴」認定みたいな事になるんだろうか。

少し前まで、仕事の会話で「政治と宗教と野球の話はしてはいけない。」とかよく言われてた。

最近はあまり聞かなくなったけど、この辺りの話をすると面倒くさい事になるよ。と、そう言う事なんだろうて。

それも変な話だよな。

英会話習い出してビックリしたのは、レッスン中、先生は普通に宗教の話も、政治の話もするんだよ。

学校の授業中に「自民党は増税ばっかりなので、立民を推しましょう。」とか、「れいわ新選組は耳障りのいい事ばかり言ってますが、本当にできるか皆さん考えてみましょう。」とか先生が話したりしないよね。

それが普通だと思ってたけど、アメリカでは普通に政治の話も宗教の話もするらしい。

それで揉めたとしても、それがビジネスにマイナスの影響を与えることは無いし、そんな奴とはそもそも仕事しないんだろう。

日本もそうなれば良いと思う。

ここ最近、SNSでは政治的な発言が昔より増えてきてる気がする。

宗教に関しては良く分かんないけど、政治の話は皆で色んな所で当たり前にしていけばいいと思う。

さて、参院選が間近ですな。

今のまま自民党に入れると生活がまぢで破綻しそうだけど、自民党以外が政権を取るとまぢで日本が終わる。

どうするべきなのやら。

取り合えず、今回の事で新都社にアクセスしてるユーザーさんが「新サイバー犯罪条約」について、興味を持ってくれたとしたら、それだけでも意味があったような気がするよねぇ~。

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2025年7月8日 12:12 CAT :

月にぶら下がり手招く主従のピエロ

「男児を女子トイレに連れ込むな」と言う話がXで流れてきた。

この場合の男児と言うのが何歳くらいなのかと言う話もある気がするけど、それにしてもかなり無茶な話だよなぁ。

母親しかいない状態で、トイレトレーニングが完璧じゃない男児が居た時、その子と一緒にトイレに入る事も出来ないって話なのか?

まぁ、こんな事を言ってるのは、子育てやった事ない人なんだろうけども・・・

そんなんだから「無産様」とか言われて、ネタにされるんだよ。

そもそもの問題として、小学校低学年の男の子が女子トイレにいたからなんだと言うんだ。

その小学校低学年の男の子がエロ目線で覗いてくるとでも思ってんのか?

自意識過剰も甚だしいわい。

んで、この逆の男子トイレに女児を連れ込むと言う場合には、今度は女児が男たちに変な目で見られるからダメだって話になるんでしょ。

男児を女子トイレに連れ込む ⇒ おばさんたちが男児に変な目で見られるのが嫌
女児を男子トイレに連れ込む ⇒ 女児たちがおっさんに変な目で見られるのが嫌

どっちにしたって、男側の意見が1ミリも入ってない。

この破綻しまくってる理論を展開してるのは、ほぼほぼ僻みとヒステリー起こしてるどうしようもない人たちなんだろう。

娘がまだトイトレ終わってない時、オレ一人だったら娘を男子トイレについて行ってた。

まさか、1人で女子トイレ行かせて、お漏らししたりしたらオレが女子トイレに行って片づける訳にも行かないんだから、そうするしかないと思う。

逆もまた然り。

なぁ~んでそんな事も分からないのやら。

あと、うちの子どもたちの場合で言うと、娘は小学校高学年になるとやっぱり異性を気にし始めたけど、息子は今、小学生高学年になりつつあるけど異性に対してまだ何にも興味ない。

それよりは友達と遊ぶ事の方が大切みたい。

この話って結局、喚いてる人が異性として見る対象が異常に低いロリコン野郎かしょたこんおばさんなんだろう。

もし男子トイレに女の子とお父さんが入ってきたとして、オレなら絶対に「この女の子オレのチンコ覗いてくる気だ!」とか思わねぇよ。

そのお父さんに対して「お疲れっす!」って思うだけだわ。

声のでかい人の言ってる事は大体自己紹介だと思って聞いておくのが正解なんでしょうね。

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2025年7月7日 12:12 CAT :

織姫と彦星の子どももきっと出会えないまま

七夕と言えば、「七夕の国」と言って、この前の話を再び引っ張り出してきてもいいんだけど、それは一旦置いておいて・・・

七夕か・・・

ここ数年、短冊も飾ってないな。

娘が小さい頃は山の近くに住んでて、その山から笹を取ってきて、家で短冊飾ってた。

今はそんな感じでもなくなったので、やらなくなってしまった。

まだ、ひな祭りも鯉のぼりも出してるけど、流石に子どもたちも大きくなってきたので、次第にやらなくなっていくんだろう。

子どもが大きくなっていく。

良い事なんだけど、やっぱりちょっと寂しい。

先日、何か知らんけどソファーで昼寝してたら、娘が上から乗っかってきた。

メッチャ重くて「うむむむ・・・」って苦しんでたんだけど、不意に赤ちゃんの時は毎晩娘をお腹に乗せて寝てた事を思い出して、感慨深くなってしまった。

とんでもなくでかくなってしまいやがった。

夜泣きが凄かったので、抱っこ紐して家の階段を一晩に百往復くらいしてたんだよなぁ。

片手で両耳を抑えて頭洗ってたのに、もう手のひらに全然収まらない。

息子も、最近は抱っこしたら持ち上がらない。

こいつらは、一体何なんだ。

強い自我と意思を持って「あぁ」だ「こう」だと言ってくる。

まだまだ可愛いんだけど、大きくなってしまった。

何事もなく成長してくれている事は何より嬉しいんだけど、いつか完全にオレの手を離れて旅立っていくのかと思うと、今から寂しい。

イヤ、これはきっと寂しいと言う事ではないんだろう。

良い事なんだ。

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2025年7月6日 12:12 CAT :

あの空き部屋が世界の涯てだ ドアが半分開いている

最近、息子と息子のお友達と一緒にマイクラをして遊んでいる。

小学生3人とアラフォーのおっさんが一緒にワチャワチャマイクラをしていると言う、この世の混沌を詰め込んだような情景。

きっかけは、息子が遊びに来てくれたお友達と仲良く遊べなくて、間に入ってほしいと言う感じだったと思う。

1回マイクラをみんなでやる時の遊び方を教えてやるか。くらいのテンションだったんだけど、気が付けば毎回「遊ぼう!」って誘われるようになってしまった上に、オレも楽しくなってしまった。

それは良いんですよ。

うちの事情なので、見なかったことにしてくださいな。

その息子のお友達が双子なんだよね。

正直、オレのこれまでの人生で双子と絡むと言う機会が本当に無かった。

唯一あったのは、小学校の時のクラスメイトにいた双子のMくん兄妹くらいなんだけど、あの子たちとはそんな仲良くもなかった。

双子ってすげぇ。

意思疎通具合がえぐい。

そして、オレにはどっちがどっちか見分けがつかん。

なので、一緒にマイクラしてても「あれ?コレはどっちだ?」とか「今、話してるのはどっちだ?」ってなる。

個人的にはそうじゃねえだろと思ってても、2人で同じ方向に向かっていくと「あ、これは、この子らに従っておいた方が良いか」となってしまう。

別に一緒にゲームをして楽しんでるだけなんだから良いんだよ。

それに、2人とも賢いから話をしたら全然通じるし。

何だったら、うちの息子の方が話が通じない。

ただ、双子すげぇ~って言うのを、こんなタイミングで実体験するとは思わなかったので、それが何だか面白い。

問題なのは、こうやって子どもたちと一緒にマイクラやってていいのだろうか。と言う事。

オレが子どもの頃、友だちと一緒にゲームしてるお父さんとか見た事なかったよなぁ~

まぁ、これが令和の親子関係と言う事にしておこうか。

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2025年7月5日 12:12 CAT :

最後の審判が告げられた

このブログを描いてるのは7月1日なんだけど、多分更新されるのは7月5日。

そう。巷で大災害が起こるよぉ~と話題の日でございます。

当たり前だけど、今のところ何の予兆もない。

一体何が起こると言うのか。

個人的には、もし南海トラフ地震が来るのであれば、それは7月の参院選で自公が大敗した上で下野した後数か月後。来年の1~3月辺りじゃないかと思ってる。

じゃあ、他にどんな大災害があると言うのか。

宇宙人が襲来するとかならスゴイよね。

1999年7月。

ノストラダムスの終末予言。

あれを当時中学生くらいだったか・・・リアルタイムで体験した身としては、あの時の恐怖感に比べれば、全然今は大したことないよなぁ~

当時は、本当に怖くて怖くて仕方がなかった。

逆にあの当時、なんであんなに怖かったのか分からない。

ただ、子どもだったからでは片づけられない姿の見えない恐怖が凄かったんだよ。

遂に本当に宇宙から恐怖の大魔王「アンゴルモア」が降ってくるのかも知れないね。

MMRは復活しないんでしょうか。

7月5日以降にこのブログを見て、7月1日にはまだこんな平和ボケした記事を書けていたんだね・・・と、アンゴルモア星人に屠殺される列に並びながらスマホをいじってる。

みたいな事にならない事を祈っております。

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2025年7月4日 12:12 CAT :

例え私が言葉を失った冷たい肉の塊になろうとも

ストロベリーソングオーケストラの「切り裂きジャップ」を聴けるようになったことをきっかけに、まぁ、それはそれはすごい勢いで聴いております。

メチャクチャ名盤。

まぢで、凄すぎる。

関西アンダーグラウンドの帝王と言われて久しいけれども、そんなレベルじゃねえよ。

日本のアンダーグラウンドの帝王だ。

いやそれを言い出すと「テメェふざけんじゃねぇ!」と色んなファンの方から怒られるかもしれないので、オレの感性では、日本最高のアングラバンドと言う事で許してくれ。

「人間椅子」や「AUTO-MOD」を甘く見てるとかそう言う事では決してないんだ。

人生を変えてくれたのが、筋肉少女帯と犬神サアカス團なのは、絶対に変わることは無い。

そしてこの両バンドについていく事だけは確定してる。死んでしまったらわかんないけど、確定してる。

昨年の犬神サアカス團のシングル「カンフートーキョー」と「天誅」は、それはそれは素晴らしかった。

筋肉少女帯の「医者にオカルトを止められた男」も「レティクル座妄想」を彷彿とさせる名作だった。

でも何と言うんだろう・・・この両バンドは円熟期に入ってるんだよ。

それはそれで素晴らしい事。

大御所と言う名の神の領域から、時々途轍もない作品を届けてくれるだけで、ファンとしてはありがたやありがたやでございます。

ストロベリーソングオーケストラに関しても、キャリアで言えば余裕で大御所バンドだし、実際関西アングラの帝王だと言っても誰も異論はないと思う。

なのに、この段階になっても制作ペースが落ちなくて、しかも出てくる楽曲が全部攻めまくってる。

どんなペースで作品作ってんだって話。

「二十一世紀狂闘旗手」辺りで一旦円熟して、落ち着くのかなと思ってたらここ数年、怒涛の新作リリース。

しかも全てが信じられない程凄いクオリティ。

正直な話、「二十一世紀狂闘旗手」の頃までは、アルバムとしての完成度では「血の濫觴」がやはり最高傑作なのか・・・と思ってた。

「二十一世紀狂闘旗手」は「コレは切断ダリアを超えるとんでもない名曲!」って感激する途轍もない作品だった。

でも、リリースのペースも落ち着いてきて、時々とんでもない名曲を発表してくれる上記の円熟期に入ったと思ってた。(その頃はその頃で精力的にライブ活動してて、何度もライブと言うなの犯行現場に参戦してたんだけども。)

それなのに!

それなのにだ!

ここ5年くらいコンスタンスに出し続けてる曲が全部、頭がおかしくなるほど凄い。

シングルが全部素晴らしいので、当たり前にアルバムも良い。

完全に神の領域から届くペースじゃねえ。

そして、過去の音源をセルフカヴァーした「怪帰怨幻蒐」は2作とも、元ネタの音源を超えてくる。

セルフカヴァーがオリジナルを超えてくるって聞いた事ねぇよ。

筋肉少女帯の「いくじなし」も良かったけど、それでもどうしたってナゴム時代の「いくじなし」を超える事は出来なかった。

「サンフランシスコ」も「高円寺心中」もメッチャ良かったけど、やっぱり思い出補正込みでどうしてもオリジナルの方が良い。

犬神サアカス團が「籠の鳥」でセルフカヴァーした過去の名曲も素晴らしかった。

でも「兄の病の特効薬は死臭漂う血の池地獄のような人肉スープの形而上学」も「餓鬼」も「廃墟の街」も「路上」も「御霊前」や「地獄の子守唄」のオリジナルと比べるとどうしてもごめんなさい。ってなってしまう。

なのに、どうしてあんなに聴き倒して思い出補正入りまくりな「血の濫觴」のオリジナルを「怪帰怨幻蒐」収録の「非傀儡宣言」が超えてくるんだよ。

意味わかんねぇ。

まぢで。

何が言いたいかと言うと、そんなストロベリーソングオーケストラの新音源がもう少しで届くんですよ。

6月中、まぢでストロベリーソングオーケストラしか聴いてなかった。

今、この状態で新音源が聴けるとか、どんだけ幸せなんだって話だ。

これを書きたかっただけなんだけど、ここ最近ドはまりし過ぎて愛が止まらなかった。

また、犯行現場と言う名のライブに行きたいです・・・

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2025年7月3日 12:12 CAT :

死相を指した柱時計は売れますでしょうか

「短ページ選手権」と言う名の素敵なアンソロが新都社さんの方で開催されておりまして・・・

前回は、楽しませてもらったので、全作品のFAを描いていこうと言う事をした。

で、今回も、同じく全作品のFAを描いてみるかと実践してたんだけど、今回は何と15名の先生が参加されてるんだって。

単純計算で、前回の倍以上のFAを描く・・・描くのか?

描きましたよ。

1回戦だけで、14枚のFAを描いた。

このペースで2回戦以降も描いていきましょうね。

なかなかのボリュームになりそう。

ただ何か、人の絵を見ながら自分の絵柄に落とし込んで描くと言う行為が意外と楽しかったりもしてる。

数が数なので、一つ一つのクオリティをどこまで保てるかと言う所が難しい所な気もしてるけども・・・

取り合えず、全作品描いていく事を目標に。

全然関係ないけど、敬愛してやまない眉間尺先生が、今回のアンソロ企画の「選手に7つの質問」の中で、なぜかオレのイラストを描いてくれた。

「応援の後のオナニィは最ッ高!」って、オナニーしてた。

何か知らんけどメッチャ嬉しい。

感動してしまった。

何で描いてくれたのか良く分かんないけど、嬉し過ぎて細かい事はもうどうでも良いや。

ここに載せて紹介したいけど、眉間尺先生の絵を勝手に載せるのは流石に憚れるので、リンク張っておきます。

【選手に7つの質問:眉間尺】 

生きていると嬉しい事も多々起こるもんですな。

ちなみに、眉間尺先生の作品のFAはこちら。

物語の後日譚を勝手に妄想して描かせてもらった感じ。

眉間尺先生のエログロさの足元にも及ばなかった・・・

傑作ぞろいの短ページ選手権はこちらから見られますぜ。

リンク先が生きている限り・・・

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2025年7月2日 12:12 CAT :

君を柩の中に閉じ込めてそのままにしてしまう

ここ最近、新作短編のネームを考えている。

タイトルは「4千年王国」。

元々は、オレが10年以上前に作った曲の歌詞。

「子守られの唄」と言うシングル音源をくろすけ(小説「ひとときの暗がり」に出てくる黒崎先輩の元ネタになった人)と作ったあと、次はアルバム作ろうと言う話になり、じゃあ共作やろうぜ。と言う事で出来上がった曲。

オレが作詞して、くろすけが作曲。

この時にできたアルバム「脛毛おうじょと巨乳じいや」の中で、一番好きな曲でもある。

歌詞自体もかなり気に入ってて、絶対にその内マンガにしてやろうと思ってた。

数年前から、お気に入りの歌詞を短編漫画にすると言う試みをしていて、出来たものを「漆黒の青空」と言う名前でまとめて、まんがおきばさんの方で投稿してた。

この中では「虐殺の恋文」「おもちゃはおもちゃ箱へ」が今のところ、該当してる。

その他「惑星ひとりぼっち」を元ネタにして派生させた「(新説)惑星ひとりぼっち」って短編も描いたし、「夜景情景スカトロジスト」「遊星屠殺ワンダー」「永遠の向こうにある果て」「中央悲劇閲覧センター」辺りの小説もバンドの歌詞が元ネタ。

もう良いでしょう。

そろそろ、一番お気に入りの歌詞を漫画化しても良いでしょう。

と言う事で、個人的には満を持してと言う感覚で、今ネームを考えております。

面白いかどうかは分かんない。

でも、そもそもオレが面白いと思ったものを描いてるだけなので、そこのところはお許しいただきたい感じ。

他にも色々没になったり、闇に葬ったプロット、ネームが多々あるけど、今回はちゃんと描くと思う。

思う。

思ってる。

7月中の完成を目指しております。

って言うか、「No heart No head」描いてからもう1年経とうとしてるって正気か?

おい。

まぁ、今年はコツコツ色々短編とかも描いてるから、全く未着手って訳でもないんだけども・・・

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2025年7月1日 12:12 CAT :

消しても消せない路地裏の落書き

5月はまぢで考えられないくらい1ヶ月が長かったんだけど、6月は逆に信じられないくらい早かった。

と言う事は、6月は無事平穏な1ヶ月だったと言う事でもあるのかも知れない。

時間が経つのは年を経つと早くなると言う表現は正確ではないんだろう。

何もない日々を過ごすと、あっという間に時間が過ぎてしまう。

そして、年を取って色んな事を経験していくと、慣れてしまってほとんどの事に感動したり、苦しんだりしなくなってしまう。

逆に言えば、時間をゆっくり楽しんで過ごすためには、感動したり、苦しんだりすればいいんだよ。

子ども時代と比べて、今は明らかに感動したり、苦しんだりする頻度は減ってる。

この部分を如何にして増やしていくかが、時間をゆっくり楽しむためのコツのような気がしております。

安心領域と言う言葉がある。

俗にいう「コンフォートゾーン」ってやつ。

ルーティーン化した自分のテリトリーにいれば、安心すると言う事なんだけど、そこに居座ると言う事は上記の感じで言えば、あっという間に時間が過ぎていくことになるんだろうね。

この安心領域から出ていく事って、かなり勇気のいる事ではある。

出ていく事で挫折する可能性も高い。

でも、その先にはきっと成長があると信じておきましょうね。

思い悩むことも多いお年頃ですが、成長したいなとか思いながら今日も今日とて生きて行きます。

はい。

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2025年6月30日 12:12 CAT :

ノーカルト≠ノーオカルト

東京都都議会選挙で、自民党が歴史的と言ってもいいレベルの大敗を喫した。

昨年の衆院選辺りから感じていた自民党の下野がいよいよ現実になってきた感じ。

【昨年の衆院選の時の記事】

この結果を甘んじて受けて、まじめにやらねぇとヤバいぞって思ってたのに、あれから半年チョッとの間、1ミリも改めることなくクソ過ぎる政治をやらかしまくった石破内閣さん。

まぢで、自民党下野が現実なるよじゃん。コレ・・・

昨年「こうはならないでくれ」と願っていた、立民、国民民が結託して旧民主党のような形の連立政権が出来てしまったら、もう終わりですよ。分かってんのか?おい。

かと言って、今年入ってからの自民党見てたら、ホントうんこ過ぎる。

口だけのれいわは与党にはなりたくないだろうし、他の党派まだ些末過ぎるし・・・

となると、アホみたいなポカを連発して支持率急落してる国民民主党と立民の連立政権あり得るじゃねえかよ。

一体どうなってしまう事やら。

蓋を開けてみないと分からないとは思うけど、このままいけば自民党の大敗は既定路線だよ。まぢで。

よく言われる16年周期で見ても、前回の下野が2009年で、丁度今年で16年だしね。

今度こそ本当に「自民党は役目を終えた」と言われる時なのかもしれない。

どうでも良いけど、1994年に自民党が初めて下野した時、自民党に見切りをつけて新進党に移籍したのが他ならぬ、石破首相だと言う事を知ってる人もあんまりいないんだろうね。

この人が如何に自分の事しか考えてない厚顔無恥野郎なのかと言う話ですよ。

もう一つ、こいつは陰謀論の話になるけど、自民党が下野すると大きな地震が起こる。

自民党が初めての連立政権となった村山内閣の時に阪神大震災が起き、自民党が下野して民主党が与党になった菅内閣の時に東日本大震災が起こった。

南海トラフ地震がいつ起きてもおかしくないと言われている状況で、自民党が下野して、自民党以外のどこかが与党になったタイミングで、南海トラフ地震が起こるとしたら、出来すぎておりませんかね。

とは言え、多分地震が起こるのは、今年じゃない。

来年のはじめ。1~3月頃だろうなぁ。

それを契機に中国の日本進行がリアルになってきて、第3次世界大戦が表立ってしまう。みたいな未来だけは何としても避けたい所・・・

取り合えず、7月の参院選で、自民党以外のどこかが与党になったら、そこから半年は災害対策に勤しみましょうね。

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2025年6月29日 12:12 CAT :

優しくして優しくされたい

ここ最近、息子とまたマイクラをやってる。

久々にやるとやっぱり面白いですな。

何なんだろうね。あの面白さ。

ただ、久々にやると思いっきり3D酔いしてしまった。

メッチャ気持ち悪い。

何だったら画面見たら気持ち悪くなって、スマホの画面も見れない位な感じになってしまった。

三半規管が弱っているのかも知れない。

そう言えば初めてFPS系のゲームした時もヤバい位3D酔いしたよなぁ。

続けていった結果慣れたので、またしばらくすればなれるんだろうけど、まさか今更3D酔いするとは思わなかった。

昔からやってた事が出来なくなると言う事は悲しい事ではある。

ここ最近、息子がサッカーを初めて、娘が卓球を始めた。

オレはサッカーはやってなかったので教えられることは無いけど、一応、中学生の頃は陰を極めし卓球部でしたので、教えてあげられることはある。

こんなでも大会でそこそこいい成績を残すくらいは卓球してましたのでな。

時々娘と一緒に卓球場へ行ってる。

流石にまだ娘に負ける気はしないんだけど、とにかく動けない。

そして驚くほど筋肉痛になる。

足腰に来るのはまだ分かるんだけど、肘下の筋肉が痛いってどういうことだよ。

そんなところの筋肉すら使ってないとか、末期も末期。

流石に体力の低下が著し過ぎて心がバキバキになっております。

ただ、思いっきり汗をかいて運動をすると、心はリフレッシュするんだよね。

走るの嫌いでマラソンとかやる気がないオレにとっては、卓球くらいが丁度良い有酸素運動なのかもしれない。

しかし、なんで娘が卓球部なんだろうね。

クラスで人気者で、友だちいっぱい。

今現在陽キャを極めて行ってる娘がなんで卓球部なんだろう。

と思ってたけど、真の陽キャはそう言うこと気にしないで好きな事してても、自分のヒエラルキーに影響ないらしいです。

逆に他の友達を卓球部に誘っているとか。

こいつは本当にオレの娘なのか・・・?

陽キャ怖い。

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2025年6月28日 12:12 CAT :

色恋沙汰も知らない 体だけキレイ

「しょこたん」こと「中川翔子」さんが炎上しておりますな。

「switch2」を転売ヤーから購入したとか、友人から譲ってもらったとか、自分で買ったとか、言ってる事が支離滅裂としてて、それが原因で炎上しているとか。

何か、もう放っておいてやれよ。と思わなくもない。

しょこたんさんは昔っからエセオタで知識が薄くて、イッチョ噛みばっかりしてると言う話はよくある。

確かに、界隈からするとイッチョ噛みの癖して第一人者みたいなツラしてメディアで浅い知識を語ってるのを見かけたらムカつくと思うんだよね。

オレも、しょこたんさんが美狂乱のライブをレポートしながら、「あたし根っからのプログレ好きで生まれた時からクリムゾンを聞いて育ってきたんです。」みたいに言われたら「あぁ?」ってなる気がする。

まぁしょこたんさんは、スターレス高嶋氏に「初心者にオススメのプログレならクリムゾンのREDを聴いてみて」とどう考えても初心者向けじゃないアルバムをお勧めされていたので、こんな発言が出る事は金輪際ないだろうけど。

確かに知識浅いし、言ってる事は支離滅裂としてるかもしれない。

ただ、一つだけ言える事がある。

この人は多分、クラスで浮いていた陰キャだよ。

有名な画像。

陰キャ独特の哀愁漂う佇まいは本物だと思うんだよなぁ。

この画像見てると心臓がキュンキュン言うんです。

「ひとときの暗がり」と言う小説の中でも散々書いてるけど、オレは、友だちもいないし、女っ気のかけらもない灰色の高校時代を過ごしていた。

・・・と思ってたのに、作中に出てくるタクヤの元ネタのやつや、オレがほぼ面識のない高校時代のクラスメイトなどから漏れ伝わる内容では、全然そんな事ないらしい。

そして、オレ自身当時の日記を読みながら小説を書いていくうちに「あれ?ホントに灰色の高校時代だったのか?」と不安になってきた。

人の記憶なんてそんなもんなんですよ。

これで「しもたは虚言癖がある」と言われると結構辛いものがある。

嘘をついてるつもりはないんだよ。

ただ、自分の記憶(と言うか思い込み)と客観的に見た時の事実に剥離があるだけなんだ。

それを虚言劇と言うんだ。と言われると、もう返す言葉もないんだけども・・・

取り合えず、しょこたんさんが八方美人で飽きやすい人で、その場その場で適当な事を言ってる人なのは間違いないと思う。

そして、そのせいで学生時代にまぁまぁ辛い思いもしてるんだろう。

でも虚言癖と断ずるのは違うかもしれない。

みたいに言う事で、自分の擁護もしておきましょうね。

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2025年6月27日 12:12 CAT :

手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その13

先月、「具体的なD4C」って短編を書いていた事もあって、チョッと作画の方が遅れ気味にはなってるけど、そこはそれ。

そのためにストックをしてる訳で、無事今月も更新は出来ましたよ。

と言う事ですな。

問題なのは、その遅れをどうやって取り戻すかと言う事か。

取り合えず、今執筆中の63話を6月中に完成させて、そのまま64話の執筆に入ってしまえば7月からは元通りのペースに戻せるかな。

戻るといいなぁ~

でも、単ページ選手権と言うオモシロアンソロが新都社さんで始まったので、そっちのFAも描きたいなと思ってたり・・・

こう言う事で思い悩むのは楽しいからいいんだけどね。

そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

今回はこちら。

第3部36話「絶望の始まり」の話。

いよいよ、物語の核心になる内容が「シータ」から語られ始める回。

・・・なんだけど、「Gの世界」の時にあったこの感じ。

どうも個人的に一番テンションが上がる内容になると、暴走してしまい、結果として分かりにくくなってしまうと言うとんでもない悪癖があるみたい。

一応、そうならないように意識して描いては見たけど、結局「う~ん」な気もするよなぁ・・・

何なんだろう。

正直な話、この展開を描きたくて何年もかけて丁寧に前振りを描いてきたと言うのに、いざその展開を描けると言う段になると駄々スベリすると言うのはまぢでいかがなものなんだろうかね。

この話を書く事を意識して、ヘブンズランドでのマルクスレポートの内容だって吟味して描いていたと言うのに。

過去の所業を全て無にするかのような悪行を続けております。

まぁ、それはそれ。

人生なんてきっとそんなもんだ。

そうなんだ。

と言う事で、いよいよ「英雄記」の佳境。

「大決起集会」に向かっていきますよ。

今問題なのは、この「大決起集会」の作画だよな。

時間的にも体力的にも、ここを乗り切れるかどうか・・・

ハーメルンのバイオリン弾き読んで勇気を貰ってきます。

まぁ、今回はこんな感じで。

show must go on!

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2025年6月26日 12:12 CAT :

結局怖い話なのか疑問に思いつつも突き進む不動産売買であった悲喜交々~その4

何か色々ギリギリの進行になってはいるけど、何とか月1更新できていると信じていたい。

まぁ、これも生きてる証明ですよ。

途絶えたら素直に死んだと思ってくれ。

そして、戻ってきた時には「生きとったんか!ワレ」を貰えるのであれば、それ以上に嬉しいことは無いよね。

と言う事で、あんまり意味ないかもしれないけど、少しでも多くの人が被害にあわないように願いつつ、今日も今日とて書いていきます。

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

今回はこちら。

チョッと前に、今回の10話はこんな話にしますよ。と言うのを公開してた。

こちらの話ね。

忘れないように、備忘録として。

=========================

第12回 裁判にはそもそもお金がかかる
第13回 嫌な電話は嫌なタイミングでしかかかってこない
第14回 言ってる事がおかしい人は指摘されても理解できない
第15回 牛歩戦術は誰も得しない愚策
第16回 あの日恫喝したかしてないか論争
第17回 第3者目線の意見を聞く事は重要
第18回 人生とはあまりにもあっけないものだった
第19回 業者さんのつながりを甘く見てはいけない
第20回 裁判は終わったけどモヤモヤは残る
第21回 そして人生は続く その2

=========================

と言う全10話でお送りする予定でございます。

裁判のお話なので、今回の新しい土地を見に行く話をサラッと流して、裁判における牛歩戦術の話を書くつもりだった。

所が、実際ネームを切ってみると、この新しい土地売買のネタで7ページくらいになってしまって、「じゃあ本来の話は次回に回すか」となった感じでございます。

これこそが、ライブ感ですよ。

予定通りに進むことが全てじゃないんだ。

この新しい土地売買の事も、第1部の土地売買の流れを比較すると面白いのかも知れないしね。

あと、前にも少し書いたけど、裁判自体の過程が地味すぎて恐ろしく漫画向きじゃないと言う事もあるかも。

とは言え、なかなかの急展開と言うか、「マンガやん!」と言う感じもあったりするので、その辺はしっかり描けたらいいなと思っております。

はい。

取り合えず、もうしばらくは不動産売買を含む、高額取引には手をだしたくないよねぇ。

それではまた次回に。

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2025年6月25日 12:12 CAT :

生きるだけが罪滅ぼし

今月も恒例のぬとらじやってまいりました。

ちなみに、先月の記事はこちら

何かね、前の晩に「ココス」って言うファミレスでコーヒーやらなんやら飲み過ぎたせいか、カフェイン中毒みたいになってて、めまいと倦怠感が凄かったので、お話した内容をほぼ覚えていないと言う、なんとも危機的な状況でございます。

いつも以上にしどろもどろになってたような気がして、非常に心苦しい。

ごめんなさい。

カフェイン怖い。

結局、ラジオの後、丸1日寝込んでしまってて、今、ふとブログを開けてみるとストックの記事もなくなってて「あばばばばば・・・」となってる感じ。

カフェイン怖い。

人生って何なんだろうね。

断片的に覚えているのが、甘納豆先生が「人生の終わりを考え始めた」と言うお話。

人生の終わりを考える歳になってきたのか・・・

そうなのか。

まだ早いと思いつつ、その瞬間は今やってくるかもしれない。と言う意味でも、考える事は重要なのかもしれない。

何しか、旦那さんが元気になるように願っております。

ご自愛くださいませ。

お互いにな!

そして全方位の皆様にな!

いやしかし、マジで記憶が断片的過ぎる。

これはあんまりよろしくないな。

これ、カフェインのせいだよね。

脳が詰まってたりしたら怖いよなぁ~

人生の終わりを考える必要があるのはオレなんじゃねえのか?これ?

レス見返してたらソロラジオすることになったのかな?

まぁ、せっかくなのでやってみようかな。生きてるうちに。

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2025年6月24日 12:12 CAT :

願って縛られた燃えないゴミ

「grave yard time」

直訳すると「墓地の時間」みたいな意味だろうけど、これ「夜勤」って意味らしい。

「nothing special」

変更なし: 直訳すると「特別な事は何もない」みたいないみだんだろうけど、これ「今日は予定ないよ」って意味らしい。

「make sense」

直訳すると「感覚を作る」みたいないみだんだろうけど、これ「意味わかった?」って意味らしい。

そもそもそれぞれに、普通の文章も作れるんだろうけど、そうじゃなくてあえてそんな感じにしてるんだろ。

何なんだろうね。

このともすればチョッと洒落て言ってやろうと言う感覚は。

曇りの日って「over cast」って言うだって。

「配役がいっぱい居る」=「曇りの日」なんですよ。「cloudy」じゃなくて「over cast」なんですよ。

洒落てますわよね。奥さん。

洋画を見てるとよくこの手の表現が出てくる。

大好きな「レオン」って映画の有名なマチルダとスタンがトイレでやり取りするところとか。

紙袋の中に武器を入れて乗り込んできたマチルダに対してスタンが放ったセリフ。

「さて、その素敵なイタリアンフードの中身が何か教えてくれるかな?出来れば、依頼主の名前も一緒にね。」

洒落ておりますな。

これを、ゲーリー・オールドマンがキチガイ染みた演技でやってくれるんだから、そりゃあ名シーンになるわいってもんだ。

オレが英会話を習いたいと思った理由は、大好きな洋画を翻訳でも字幕でもなく原文のままで見たかったから。

他の人は、「ワーホリに行きたい」とか「海外に移住したい」とか、「お仕事で必要」みたいは至極正しい動機がある中で、オレは「好きな映画を原文で理解したい」と言う理由で英会話の勉強をしてるんだ。

でもそれで良いじゃないか。

上記の「さて、その素敵なイタリアンフードの中身が何か教えてくれるかな?出来れば、依頼主の名前も一緒にね。」だって、あくまでもその時の翻訳家さんの解釈な訳であって本当のニュアンスは違うかもしれない。

ターミネーター2の名台詞「アスタ・ラ・ビスタ、ベイベー」を「さっさと失せろ!ベイベー」と訳すか「地獄で会おうぜ!ベイベー」と訳すかと言う話ですよ。

先日書いた短編「具体的なD4C」の中に出てくる「do the white deeds」だって、「射精しやがった!」でも「逝っちまった」でも、何だったら「昇天したのか。気持ちよさそうに・・・」とか「姫子でズリセンこきやがった!」とでも訳せる。

でもオレとしては「クソ汚ねぇミルクをぶちまけやがって」と言う意味合いで受け取ってほしい。

要はこういう事が、洋画のセリフ内でかなり沢山発生してるんじゃないでしょうかね。と。

もちろんその翻訳家さんの解釈を楽しむと言うやり方もある。

でもその前に、本来の原文を知りたいんだよ。

最終目標はスラング入り乱れて、かつ長文早口が酷い「ファイトクラブ」が見れるようになる事。

先は長い。

英語では「a long way to go」だそうです。

いちいち洒落てやがるぜ。

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2025年6月23日 12:12 CAT :

箱の中に閉じ込めて

生物はなぜ眠らなければいけないのか。

見たい話をよく聞く。

何だったら、眠らないのがスゴイと中二病的な発想じゃなくいう人もいる。

ショートスリーパーを自称する人もいる位。

所が、最近の学説で「寝ている状態がデフォルト」の可能性が出てきたらしい。

要は、基本的に生物は眠っている状態であり、その生物の中で「覚醒する」と言う事が出来るようになった生物群が出てきた。と。

これまで考えていた感じとまるで逆ですわな。

植物はずっと眠っている。

そして、これが生物の本来の状態なんだって。

何かめっちゃ面白い上に、凄く納得がいく感じがした。

眠っているのではなくて、普通の状態であり、起きると言う覚醒行動を行う事で生物は移動することが出来るようになった。

そう考えると、生物の進化って物凄く不思議な気がする。

何で急に覚醒しようと思ったんだろうか。

ずっと夢の中にいた生物群の中からある日目覚める事が出来た生物が存在した。

その時、周りは全て眠っていた。

そんな世界を想像するだけでワクワクが止まらない。

世の中はまだまだ面白い事に満ち満ちております。

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2025年6月22日 12:12 CAT :

切り裂きジャップ

「ストロベリーソングオーケストラ」と言うバンドさんがいる。

関西のアンダーグラウンドでは帝王と呼ぶべき超大御所の変態白塗りバンド。

以前、たまたま「犬神サアカス團」の対バンで見かけた時に、そのあまりにもすさまじい感じにドはまりしてしまい、買えるだけCDもそろえて、廃盤だった「鏡街より」という初期アルバムまで手に入れた。

長いので「苺楽団」にするけど、この苺楽団さんのニューアルバムを数年前に買ってた。

「切り裂きジャップ」と言うとても危ういお名前のアルバム。

これがねぇ~なぜか、当時持ってたプレイヤーで再生すると音が飛び飛びになって聴けなかったんだよ。

今年、苺楽団が新音源を出すと言う事を聞いて、ふと思い出してその「切り裂きジャップ」を取り出して聞いてみると、普通に聴けた。

これがまぁ、途轍もなく素晴らしいアルバムでして・・・なんでこれを今まで聴いてなかったんだ。と、物凄く後悔した。

ついでに、なぜかライブ会場でしか買えないと思ってた「怪奇怨幻鬼 帰命変」と言う過去の名曲をセルフカヴァーするアルバムも変える事を知って購入した。

と言う事で、ここ数日、ずっと苺楽団の曲しか聞いておりません。

寺山修司と言う作家さんが大好きなんだけど、犬神サアカス團も、苺楽団もこの寺山修司にがっつりかぶれているので、たまらんなぁ~と言う訳でございますな。

こうなってくると、俄然オレも音楽がやりたい・・・と思ってしまったり・・・

取り合えず、錆びたギターの言を張り替えて、プニプニの左手の指先が固くなるくらいには、ギターでも弾こうかな。

良かったら聞いてみてね!と言いたいところだけれども、「切り裂きジャップ」はもう売り切れなので、もう手に入らない。

「怪奇怨幻鬼 帰命変」もオレが買ったら「売り切れ」になってしまったので、最後の一枚だったのかも知れない。

買えて良かったぁ。そして、今はもう売り切れでございます。ごめんなさい。

こんな素晴らしい音源が手に入らないなんて世の中間違ってるよ。

まぁ、配信で聴けるっちゃ聴けるけど、やっぱりCD持っておきたい。

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2025年6月21日 12:12 CAT :

鉛筆で描かれたドラキュラの話

引き続き、ノリノリで「風を切る日々」63話を執筆しております。

心なしかアナログで作画してから、また少し絵の感じが変わって、良くなってるような気がする。

何でも経験ですな。

そして、経験値をあげると出来る事が増えるんだ。そう信じよう。

今回の63話では、10年ぶりくらいに「ジーク」が出てくる。

先日、水増しシリーズで紹介した「us」と言う漫画のキャラクターで一番お気に入りだった「ジーク・シュタイナース」。

この人を実に10年ぶりくらいにちゃんと描いたんだよ。

年齢が「us」の頃より若いと言う事もあるんだけど・・・なんか違う気がする。

もっともっさりしたおっさんだった気がする。

ちなみに、「us」を描いてた当時のジーク。

絵の荒さは良いとしても、こっちの方がいい感じのおっさん何だよなぁ。

何でこの感じが描けないんだろ。悶々する・・・

昔の漫画のキャラクターを描いたのを見て「なんか違う・・・」と思う事ってよくある。

実際、プロの漫画家さんが描いた奴でもよくある。

ジョナサンがいつの間にかバンダナを巻くようになってて、それってジョセフなのでは・・・と思ったりすることもよくある。

でも、オレは別に画力高い訳でもないし、そもそもへっぽこなのでそんな事ねぇよ。

みたいに思ってたんだけど、やっぱりそんな事あったんだなぁ~と。

まぁ、だから何だと言われると困る話なんだけど。

取り合えず、引き続き楽しんで漫画を描いております。

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2025年6月20日 12:12 CAT :

きさらぎ駅のホームで点と点をつないで語る

「タトゥーが入っていると言うだけで、変な目で見られるのはおかしい。日本は遅れている」と言う話を時々耳にする。

何で、タトゥーが入っていたら温泉やプールに入れないんだ。

それは差別じゃないか。

仰る通り。

差別だと思う。

でもね、日本では江戸時代くらいまで入れ墨って服の下に隠して入れるどっちかと言うと神秘性のあるものであり、見える所に入れ墨を入れるのは犯罪を犯したやつに対して区別するためと言う文化があったんですよ。

ついでに言えば、入れ墨は任侠や遊女などが身体の改造の一環としてよく入れていたと言う時代背景もある。

古代の時代の話は置いておいて、近代以降の日本では、基本的にカタギは入れ墨をしない。はず。(・・・ちゃんと調べてないから、間違ってたらごめんなさい。)

今のグローバル社会においてそんな話はナンセンスだと言う話も分かる。

元々ファッションでタトゥーを入れる文化のある海外の人がやってる分には全然問題ない。

でも、上記の文化の影響が今もまだ根強くある日本において、それでもタトゥーを入れるんです。って思う奴は、チョッとヤバい奴なんじゃね?と言うフィルターを通してしまうのは、やっぱりある程度しょうがない気がするんだよなぁ~。

実際、つい最近中学生で売春してた事件の犯人とか、ゴリゴリに顔に入れ墨入れてましたやん。

差別だと言われても、遅れていると言われても、こんな人見たらやっぱりオレは距離を置きたくなるよ。

日本人以外のお友達とかはゴリゴリにタトゥー入ってても別に何とも思わない。

モノによってはおしゃれだね。ですよ。

でも、日本で生まれ育って、なおゴリゴリにタトゥー入れる人は、まず一旦距離を置く気がする。

(↑)の通りタトゥー=悪だとは思ってないし、実際話してみれば全然大丈夫って人の方が多いのも分かってる。

でも、第1印象としてはやっぱり「ヤバい奴なんじゃね?」と思っちゃう。

それは日本って言う国に生まれ育って、日本と言う国の文化に育まれちゃったら、どうしてもある程度しみついてしまうもんだ。

友だちがタトゥーを入れた。は別に良いかも知れないけど、温泉とかプールとかで不特定多数が集まる場にはごめんなさい。ってなるのはしょうがない。

だって、その人の人となりなんて分かんないんだもん。

個人的には、日本人以外についてはタトゥー入ってても別に良いんじゃね?と思うけど、そうすると、それはそれで「人種や文化で差別するのか」とうるさい人がきっといる。

だから、申し訳ないけど人種とか国に関係なく一律タトゥーの入った人はお断りとするしかない。と言う対応だとしたら、それはもう納得してもらうしかないよなぁ~。

みたいなことをふと思った。

別に何か言いたい訳ではないし、問題提起したい訳でもない。

先日の「D4C」の漫画描く時にアドバイス貰ったゴリゴリドレッドヘアのアメリカンの腕にがっつりタトゥーが入ってるのを見て思っただけの話。

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2025年6月19日 12:12 CAT :

あそこは永遠の空席

先日から、「寄生獣」を読み直してる。

流石にクソ面白いなチクショーなんだけど、それについて感想は色々書き倒しておりますので、それはもう良いじゃないか。

スーパーサイヤ的ネオエクスデスのダミーターゲットを叩き潰したい

この辺とかね(↑)。

かなりの分量で書き倒してるよ。

で、そのまま「七夕の国」を読み始めた。

これがまぁ、当たり前だけど面白い訳ですよ。

ふと思い出した。

以下、「七夕の国」の超絶ネタバレになるので、未読の人はぜっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったいに読まないように。

これ知ってしまうと、シックスセンスのオチ知るどころじゃないレベルできっと人生の損失になるので。

 

 

 

と言う事で始めるよ。

この上で「ネタバレじゃねえか!」とか言う奴はもう、流石に知らん。

さてさた。

これを初めて読んだのは多分中学生の頃だったと思う。

当時最後の伏線回収があまりにも凄すぎて「オレもこんなの書きてぇ!!!」って当たり前のように思う訳でございますよ。

「カササギの旗」の話で、「なぜカササギなのか」と言う物語において最も重要な謎の答えが、「カササギが初めにあったんじゃない。初めにあったのはカササギではなく、カササギに似た形の何かだった」と言う衝撃。

当時、これを読んだ時の震える感じは今でも思い出せる。

それをですね、自分の漫画でもやりたいと。

その頃オレは今の「風を切る日々」の元ネタになる「ランナウェイデイズ」って漫画を描きつつ、新作構想として「G」と言う漫画を考えてた。

「G」って漫画は、今後描くであろう「始まりは終末」と言う物語の元ネタになる「FIRST END」と言う漫画のあとがきで「次に描こうと思ってる漫画」として考えていたっぽい。

多分小学生から中学1年くらいの頃だと思う。

それから数年後、大学生になってから改めて「G」と言うタイトルで書き始めた。

さらにその「G」って漫画を後に描き直したのが新都社にアップしてた「Gの世界」な訳で・・・

いや、前置きはどうでも良いや。

要は(↓)のページの話ですよ。

「Gの世界」92話の一節。

「初めに形があり、それに意味が生まれ、ジーと言う発音になった」と言う奴。

これ完全に「七夕の国」みたいなのをやりたかったんですよ。と。

この構想が最初にあって、じゃあ、そのためにどんな話を作ろうかと膨らませて言ったのが「G」って漫画なんだ。

今回、「七夕の国」を読んでて、それを思い出して、急にその話を書きたくなった。

それだけであって、それ以上でもそれ以下でもないお話でございます。

はい。さようなら。

どうでも良いけど、この「Gの世界」に出てくる「黒川先輩」のキャラクターデザインは、「ひとときの暗がり」に出てくる守山先輩の元ネタになった人だったりする。

って言うか、「Gの世界」の演劇部のイメージがそのまま実際のオレの高校時代の演劇部の感じな訳で・・・いや、それ以上は何も言うまい。

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2025年6月18日 12:12 CAT :

過去の自分を見つめ直すと言う名の水増しシリーズ第15弾「遥かなる旅路 さらば友よの巻」

物心ついた時からずっと漫画を描いております。

人様にお見せし出したのは、ここ10年くらいだけど、その前20年以上ずっと一人で黙々と誰にも見せずに漫画を描き続けた。

とは言え、実はちゃんと完結させた経験は驚くほど少ない。

特に、長編になると「ニュースチョクホー」「ランナウェイデイズ」「G」「アス」の4つしかないんだよね。

その内で最も長期間に渡ったのが「アス」と言う物語で、それを完結出来た時の感情をブログで書いておりました。

何か月か前に数年ぶりに描いてみたこの2人の物語ですよ。

一応、この時描いたネームに関しては、新都社に公開しておりますよ。

「US~second stage」

今回はその時の記事の事を思い出したので、水増しと言う形で再掲してみようと思っております。

この時の事は、今でもよく覚えてる。

無茶苦茶清々しい気持ちだったんだよなぁ~。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

夏の日の朝。

6時くらいに、窓をあけると入ってくる空気には、ひどく懐かしい匂いがある。

小学生の夏休み。

眠いのに無理やり起こされて、フラフラと通っていたラジオ体操の時の匂い。

当時は、何よりも嫌で仕方がなかったけれども、今になると、この空気の匂いが何とも心地良い。

今って、夏休みのラジオ体操なんてやらなくなっているそうで・・・

と言う事は、今の子どもは大人になった時、この感覚を味わう事が出来ないと言うことか。

それは結構、可哀そうな気がしてならない。

何でなくなったんだろう・・・?

さてさて。

今日、遂に描き終えてしまった。

「US」と言うマンガを。

第一話を描いた時の日付が、2001年の8月だったので、ほぼ13年の月日と言う期間、描いてきた一つの物語が終焉を迎えたと言うことらしい。

最後の1ページを描き終え、その下に「終わり」の文字を書いた瞬間のビックリするような充足感。

こんな気持ちになれる事が、オレのこれからの人生であと何回あると言うのだろうか・・・

そして、年月ももちろんのこと、物語自体の長さも最長となったこの物語と、お別れする事になった。

もう、この物語のキャラクター達が勝手に動き出すことはない。

それを、絵として残して行く事も多分ないんだろう。

思えば、元々は、高校時代にさかのぼる。

当時、ほぼ初めて割と長編の物語を完結させる事が出来たオレは、画力アップには、漫画を描き続ける事が一番だろう。という結論に達した。

で、当時たまっていた短編用のネタをいくつかくっつけて、その全ての短編に少しずつ主人公が絡みつつ、次第に物語が一つにまとまって行く。

そんな漫画は面白いんじゃないかと思いついた。(今考えると、そんな話結構よくある気がしないでもないけど・・・)

そして、短編と短編を違和感なくつなぎ合わせる為の設定を考え始めた。

考え始めると、もう止まらない。

主人公のバックボーンから、ヒロインの設定、世界観の設定、そして、物語の大筋まで、暇さえあればずっと考え、ノートに描き綴ってた。

全体的には、当時異常にはまってた「トライガン」って言う漫画みたいなのを描きたいなぁ~みたいなイメージがあったりもした。(結果的には、序盤以外かすりもしなかったけど・・・)

大体の構想がまとまって、第1話を描き始めるまでに、1週間とかからなかったように記憶している。

結局、その1週間で広げまくった大風呂敷をしっかり描き切るのに、13年の歳月がかかってしまったと言うことらしい・・・(まぁ、その時々に影響受けたものとかで、後付けの設定とか、キャラも出てきたりはしたけれども。)

最終的には、その最初のノートに書いた構想通り、全部で15部。

しかも、各部ごとにこんな事を書こう見たいに考えていた事も大体、当初の構想通りに描けた。

むしろ、ここまでぶれなかった事に結構ビックリ。

しかも、「大体、この話は○話くらい使って書こう。」とか構想してた奴も、12部が3話、13部が3話、14部が5話はみ出しただけで、ほぼ予定通りに描けたと言う。

自分でも言うのもなんだけど、高校生のオレすげぇ・・・これが、思春期の力か・・・

まぁ、途中年単位の休憩も挟んだりしたけれども、それでも、最後まで描き切れた事にただただ感無量。

もっと内容に突っ込んだ事も描きたいけれども、また、漫画の方を読んでもらいたいので、そこは我慢しておこう。

約2800ページ。全135話をもって、「US」と言うマンガは終了だ。

これで、死ぬまでに描いておきたい物語がまた一つ完結した。

とりあえず、いろんな奴に読ませてみたい。

・・・ような気もするけど、長すぎて、気軽に読んでみてや~とも言い辛い。

元々、99%は自分のために描いてきたわけだし、まぁ、機会でもあればと言う事で。

さようならです。

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2025年6月17日 12:12 CAT :

1人きりの映画にさようならを

先日、嫁から「何のしがらみもなくなって好き勝手にできるなら何をしたい」と聞かれた。

何をしたい・・・?

そんな愚問があってたまるか。

オレは漫画をいっぱい描きたい。小説をいっぱい書きたい。曲を作りたい。演劇がやりたい。散歩だって行きたいし、それに今のお仕事だって全くなくなるのは悲しい。

やりたい事しかないんだよ。

冷静に考えてみる。

今書いてる小説「ひとときの暗がり」は一応最終話までのプロットは全部できてるんだけど、95話くらいの予定。

先週アップしたのが36話なので、あと60話くらいある。

月に2話アップしたとしたら2年と半年くらい。毎週アップしても1年以上まだかかる計算。

その後には、リメイクしなければいけない「夢喰いバクヲ」と「ウミィ・マミィ」と言う2つの物語もある。

今書いてる「風を切る日々」はネームと言うか元ネタでは最後まで描き切ってるけど、後100話近くある。

こっちなんて、毎週アップしても2年以上かかる計算だ。

しかもその後に、「始まりは終末」「あやつりのM」と同じくらいのボリュームの物語が2つあるし、「US」もネームを書きなぐってるだけなので、ちゃんと原稿に描きたいと思ってる。

そしてそれが全部終わった後に、全てを総括する最も長い物語「やみ。世界」がある。

それを全部描き切って初めて今頭の中にある物語が全部消化できるんだよ。

音楽でも、構想は出来てて、歌詞もある程度完成してる「陀悪」と「連歌『忘却』」の2枚のアルバムがあり、それ以外にも昨年初めに考えてた新作音源もある程度出来ている。

いつかオレが劇団を再開したとしたら駆けつけてくれると約束して、その日を待ってくれてる役者さんもいたりするんだ。

死ぬまでにあと1回で良いから、演劇を作りたい。

その時のために置いているとっておきの物語「せんたくのしま」を形にして公演したいんだ。

やりたい事なんて、まぢで無限にある。

多分、今すぐ全てを放り投げてかかりっきりになったとしても、全部出来るか分からない。

ただ、全てを放り投げる事なんて出来やしないので、それでも何もしないよりはマシだろうと言う事で、今、少しずつ出来るものから作っていってる感じ。

オレは「ヘンリー・ダーガー」になりたかった。

でも今の時代にはありがたい事に新都社様様をはじめとして、こんなオレでも作品を発表させてもらえる環境がいっぱいある。

後は死ぬまでにどこまで、この構想を形にできるかと言う話になってるんだろうね。

いつか夢見た「やみ。世界」の最後のシーンを死ぬ前に描き切る事が出来たのなら、きっとオレの人生は成功なんだろう。

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2025年6月16日 12:12 CAT :

非傀儡宣言を宣う影男

会社の方が無事?なのか良く分からないけど5期を迎えた。

何とかまだ死なずに続いてるようだけど、色々問題を抱えていることもまた事実。

4期の売上まとめが税理士さんから送られてきたので、少しずつチェックしてるところ。

前期は色々あったので、売り上げ自体はかなり減っている。

その前は家を建てるためとあと裁判でバタバタしていて、普通に売り上げが悪かった。

と言う事で、まぢで会社のキャッシュがヤバい事になってるんだよねぇ~

今年は、色々支出を見直しつつ、キャッシュを貯めて行く方向で運営していく必要がありそう。

ただ問題なのは、口座にお金が貯まると税金としてがっつり持っていかれてしまう。

かと言って、オレの役員報酬をあげまくったら、それはそれで所得税やらなんやらで引っ張って行かれるし・・・

どうしたもんかね。

一生懸命お金を貯めると税金で持っていかれるし、かといってキャッシュを持ってないとそれはそれでやって行けないし。

この辺のバランス感覚と言うか、舵取りが実に難しい。

オレの場合、あんまりその辺のお金の事に無頓着で、基本的には1年に一回、税理士さんから貰う資料に目を通して「へぇ~こうだったのか・・・」みたいな事をしてるからダメなんだと思う。

そもそも目の前のお仕事を一生懸命やってる方が好きなんだよ。

フリーで一人でやってる時はそれでも良かったけど、会社になって、色んな人が関係してくるとそう言う訳にも行かないらしい。

いっその事会社なんて辞めてしまって、以前みたいにフリーデザイナーとしてのんびりやりたい気もしなくもないんだけど、何かもうそう言う形にもできなくなってきてしまってるっぽい。

こう言う所で思い悩むのとか、本意じゃないんだけどなぁ~。

取り合えず、今期は方向転換しないといけないとは思ってる。

そんな感じですな。

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2025年6月15日 12:12 CAT :

真っ黒髪の母さんはこんな醜い僕を何で宿してしまったの

昨日の記事の話の追記なんだけど、今年中に「ひとときの暗がり」第2部前半部分を完成させるためには、単純計算で月に2~3話くらいアップしていかないと間に合わないと言う素敵な計算が成り立った。

で、ここ数日猛烈な勢いで「ひとときの暗がり」を書き進めております。

今、11話の半分くらいまで書きあがってる感じ。

もう少しストック作っておかないと、このペースでの年末まで更新出来る気がしないんだよ。

他にも色々描きたいものがあるんだけど、何か脳の文章スイッチが入っているので、今のうちにどんどん書いておこうかと。

いやしかし、この時期(高校2年生の頃)は何か色々苦しいですな。

ネタバレするのも何なので、詳細は書かないけど、ホント苦しい。

当時そこまで苦しんでいたのかと言われると、それはそれで疑問ではあるんだけど、改めて客観的に見ると実に色々苦しかったんだと思う。

その内本編でも出てくるんだけど、当時やってたシータと言うバンドの曲で「see through」ってのがある。

一応、タクヤの元ネタのやつ曰く「シータの代表曲」と言ってた曲。

この曲の歌詞を書いた時、オレは特に深い意味合いを持たせたつもりは全くなかったんだよ。

「1人の女の子が彼氏が本当に自分の事好きなのか知りたいなぁ~心の中をのぞける「シースルー」って力があればいいのに。」

って言う、アホみたいな歌詞ですわ。

誰にでも書ける低俗な恋愛の歌詞を書いてやろうくらいのことしか考えてなかったと思う。

何でそんな誰でも書ける低俗な恋愛の歌詞を書こうとしたかと言うと、それはまぁ周りが恋愛模様でピンク一色になってた事に対してムカついてしょうがなかったからに他ならない。

その辺の話は、「ひとときの暗がり」本編の方で書いてるので、そちらを見てくださいな。

・・・ただ、今回改めてあの頃を客観的にと言うか俯瞰的に思い出しながら、私小説と言う形でそれぞれの心情を掬い取りながら描写していくと「あぁ・・・この曲の歌詞って、こういう気持ちが深層心理にあったんだな」と言う事が分かってしまった。

昔の傷を自分でぐりぐりナイフで抉っていくようなドMスタイルで小説を書いております。

何であの当時あんな言動をしていたのかと言う事が少しだけ分かった気がする。

出来れば、あの当時オレにムカついてしょうがなかっただろう演劇部の皆さんにこの話を読んで貰ってですな、「あぁ・・・そうだったんだ」と思ってもらいたい気もする。

ただ反面「何好き勝手に全部暴露してくれてんのよ」とブチ切れられそうなので、やっぱり読んで貰わなくていいような気もしてる。

まぁ、この話を公開した上で一番ブチギレるだろう、タクヤの元ネタになったヤツは今もオレの横でお仕事してるので、多分大丈夫だと思うけれども。

こいつには以前小説の存在を教えて読ませてみたところ「99%どころか100%ホントじゃねえか。よくこんな詳細に覚えてるな。」とお墨付きをもらいました。

こっちには当時の日記が三桁ページあるんだよ。

と言う事で、どんどん書き進めてどんどん公開していくぜぇ~~!

ちなみに(↑)の日記を見ながら第2部最終話までのプロットを考えてたんだけど、33~35話くらいになりそう。

後半も割と色々イベントがあったようですな。

そして、第3部も多分25~30話くらいになると思う。

先は長い・・・

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2025年6月14日 12:12 CAT :

あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その30

先月、うっかりしていて「ひとときの暗がり」をアップしてなかった。

まぁ、先月はお仕事の方で結構めんどいトラブルがあってバタバタしていたのでしょうがないと言う事にしておこう。

と言う事で、先日「ひとときの暗がり」をアップしてきた。

帳尻併せと言う事で今月はあと1~2話くらいアップしておこうと思っております。

一応、今年中に第2部の前半部分までは完成させてアップさせたいんだ。

多分20話くらいで終わる予定なので、少しペースアップしないと間に合わないんだよね。

と言う事で、来るべきその日まで少しでも多くの人を繋ぎ止めておきたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきますよぉ!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

第36話 高校2年生(5)「再始動」

こちらの話ですな。

「バンやろ」の話を書こうと思ってたけど、それはお礼絵の方でツラツラ書いたので割愛。

やっと第2部でも物語が動き出したと思ってる。

バンドが再始動して、演劇で自主公演と夏ととんでもない規模の公演の話が始まる。

更にまだ他にいくつか他の話がどんどん始まっていく。

結果としてこの1年、特に前半はどうしたんだと言うくらいのボリュームになってしまう。

多分今のところの人生では一番の大創作期間だったと思う。

ただ、今第2部の10話目を書いてるんだけど、思いのほか創作関係の話じゃなくて、色恋沙汰な感じになってきている。

と言うより、オレはなんてヒドイ奴だったんだろうと・・・

思春期の女子高生に対して、とんでもなく惨い仕打ちをしていた事に気が付いた。

ホント当時は、100%自分の事しか見てなかった。

今になって、当時の日記とか見直しながら、時系列と出来事をまとめて物語を作っていくと、心が痛むほどひどい事をしてる。

今更謝ってもしょうがないけど、それはそれとして、ここで謝罪したい。

まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!ごめんなさい。

そんな書いてる側の胃がキリキリし始める、歪な色恋沙汰と大創作期間に入る「ひとときの暗がり」を、これからも何卒よろしくお願いいたします。平に!平に!

と言う事で、最期にこの回のお礼絵をば。

写真の雑誌ではないけど、当時メン募が載ってた「バンやろ」は表紙がセックスマシンガンズだったような気がする。

そして、オレがベースの練習で一番見倒した「GIGS」の表紙もセックスマシンガンズだった。

たまに読んでた「FOOL’S MATE」も当時よくセックスマシンガンズが飾ってた。

いかに当時勢いがあったかと言う事ですよね。

ただ、「FOOL’S MATE」は「Dir en grey」とか「Janne Da Arc」とかを目当てで買ってた記憶がある。

ちなみにタクヤの元ネタのやつは「FANATIC◇CRISIS」が好きだったような・・・

まぁ、そんな感じですわ。

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2025年6月13日 12:12 CAT :

作られた嘘のフィルターに夢と現と言う名の1ページ

文章を書く事が昔から好きだった。

文章を読むのも大好きだった。

勘違いされるんだけど、本を読むのが好きなんじゃなくて、文章を読むのが好き。

例えば説明書とか、ともすれば商品パッケージ裏の説明書きですら読んでしまう。

なぜ?と聞かれても、好きだからとしか言いようがない。

ここ最近、息子がとにかく文章を読んでる。

息子も「それを読んでどうする?」と言う文章でも、目に入ると読んでる。

そして、息子の書いた作文は読むと面白いんだよね。

ただ、世間的に評価されるのは娘の書いた文章で、息子の文章はあんまり評価されない。

この辺もオレと同じだと思う。

何なんでしょうね。

この教えてもないのに勝手に似ていく現象は。

娘も、勝手に漫画読むの好きになって、漫画描くようになってるし。

良い事と悪い事がそれぞれにある。

もちろん人生において良かったと思ったこともあるけど、辛かった事もたくさんあった。

娘の方は嫁と似てるところが多いんだけど、息子の方はホントどうしたのかと言うくらいオレにそっくり。

しっかりオレが辛かった事も経験していってるんだよなぁ。

そこまで似なくても良いじゃないか。と。

とは言え、それでも別の人格を持った人間なので、全く同じではない。

当たり前だけど。

子どもたちの人生がすごく楽しいものであることを祈っております。

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2025年6月12日 12:12 CAT :

誰が隠した 誰が隠れた

なぜか先日YOUTUBEでチカチーロの紹介動画をぼ~っと見てた。

こちらの動画(↓)。

めっちゃ長いよ。前中後編で合計3時間くらいあるよ。

チカチーロだけじゃなくて、アルバート・フィッシュとか、エド・ゲインとか、チャールズ・マンソンとか、ジョン・ゲイシーとか・・・その辺のとんでもない殺人鬼の話がすごく興味がある。

日本だと誰なんだろう・・・宮崎勤とか、東慎一郎かな。

何か日本では、アルバート・フィッシュみたいなレベルの違う奴があんまりいないんだよなぁ。

この場合、興味のある分野がいくつかに分かれていたりする。

昔から「拷問」にすごく興味があって、色んな本を買って読んでた。

「拷問大全」とか「拷問全集」みたいな本から、昔メッチャ話題になった「自殺完全マニュアル」まで色々読んでる時期もあった。

「人をどうやって殺していくか。」みたいな観点でも、レベルの違う殺人犯の話は面白い。(面白いって言うと怒られそうだけど・・・)

でもここ最近興味があるのは、なぜそんな事をするのか。と言う点なんだよね。

そしてその先にあるのは不思議な話なんだけど、こいつらはこうやって行くしか自分を保って生きて行く方法が無かったんだろうな。と言う悲哀なんだよ。

そう言う意味で、さっき上げた宮崎勤とか東慎一郎とかはやっぱり違う。

こいつらは性欲と中二病を拗らしただけな気がする。

何だったら、オウム真理教の麻原でさえそんな臭いがする。

自分を保つ方法が人を殺すしかなかったと言う存在には、途轍もない哀れさと悲しさが付きまとう。

その感覚が何とも言えない感情になるんだよ。

この感じを物凄く上手く表現した漫画がある。

天才古谷実先生の「ヒメアノール」と言う作品。

この漫画は、本当に名作。

映画版も森田剛さんの名演が素晴らしいんだけど、映画版はこの人を殺す事でしか生きることが出来なかった悲哀と言う面はほぼなくなってしまってるので、この感情に包まれたい場合には、漫画の方をオススメしたい。

とは言え、映画版もホント名作なので、一度は見る価値あるよ。

何か、チカチーロの生涯から社会主義の弊害の話を書こうと思ってたのに、その話を書く前に満足してしまった。

チカチーロの話はまた今度にしよう。

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2025年6月11日 12:12 CAT :

墓石のベッドに身を寄せて

人生に絶望したとしても、気軽に死ぬ事は出来ない。

なぁ~んで、こんなに死ぬのってハードルが高いんだろう。

生まれてきてからこっち、ずっと死ぬ事ってハードルが高い。

怖いって言う感情は取り合えず置いておくとして、死ぬのって難しい。

自殺するにしても誰にも迷惑をかけずに自殺するのってほぼ不可能だし、病死するのは偶然とか色んなものがが重ならないとそれはそれで不可能。

かと言って、ある日突然スゴイ大病を患ったり、事故とか、何だったらいきなり血管詰まったりしてぽっくり死ぬ事もある。

その意味ではホントままならないよなぁ。

それ以前に、家族も出来て会社も出来たりしたら、そっち関係でも、「今オレが居なくなるわけにはいかない」と言う変な使命感が生まれてしまう。

イヤ、別に今死にたいほど病んでる訳じゃあないし、昔みたいにリストカットごっこしてる訳でもないんだよ。

でもふと、もう少しポジティブに死ねる世界ってどうなのかな。など思ってしまっただけ。

「はぁあ、今日雨か。テンション下がるからもう死のう~」みたいなテンションで死ねる社会ってどうなんでしょうかね。

物凄く死ぬ事にハードルが低い社会。

先日から横山光輝先生の「史記」って漫画を読んでるんだけど、ビックリするくらい軽く皆死んでいく。

「そうですか。謀反が疑われているのですか。では潔白を示すために死にましょう」みたいなテンションで自殺するんだよ。

今の社会って、「死ぬ事」が隠され、遠ざけられているとは思うけど、じゃあ身近にあったらこんなに軽いテンションで自殺できるのかと言うと、それはまた別の問題のような気がする。

何しか、気軽に死ねないなら、頑張って生きるしかない訳ですよ。

頑張って生きると言うのも変な表現だけど、ダラダラ生きるって言うのも嫌な生き方だと思う。

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2025年6月10日 12:12 CAT :

あたたかな風と共に涙枯れてでも叫ぶ

今年初めにぶち上げた「今年の創作の目標」の中の一つに、「毎月何らかの短編を一つ描く。」と言う絶対無理っぽい奴があった。

まぁ「無理無理」言ってるうちは絶対何もできないので、出来るかどうかは置いておいて、やろうと思う事が大切なんですよ。

って、ケイさんが言ってました。

そんなこんなで出来るだけ、何らかの短編と言うか、普段書いてる連載物以外の何かを描いていた。

1月⇒短編「(新説)惑星ひとりぼっち」
2月⇒短ページ選手権向けのFA16作品分
3月⇒描きたいシーンだけ描くアンソロ
4月⇒インスタ用漫画
5月⇒短編「具体的なD4C」

みたいな感じ。

それも含めちゃう?感ありつつも、何とかこなせてると信じたい。

で、今月は満を持してかどうかは知らないけど、昨年の「no head no heart」以来の「漆黒の青空」向け短編「4千年王国」を描こうと思ってる。

思ってたんだ。

でも、6月が3分の1終わってしまった。

出来るかなぁ~

まだネームも書けてないんだけどなぁ~

何か6月は別の何かでお茶を濁しつつ、6~7月にかけてと言う事にして描けば出来るか。

ただ、先月はアナログでのお絵描きが楽し過ぎて「風を切る日々」の方が滞ってしまい、そっちの作画がチョッと押してるんだよ。

この辺をどうバランスとっていくかが問題ですな。

さて、どうしようかなぁ~

こう言う事を思案するのは実に楽しいです。

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2025年6月9日 12:12 CAT :

君の涙最後にする理由は虹の橋がもうすぐ架かるから

switch2が発売された。

オレも一応、任天堂の公式のやつでの抽選には応募してたんだけど、案の定というか全滅しましたよ。

まぁ、しょうがねえよなぁ。

今回に関しては、フリマサイトも対処するよ的な事を言ってたので少し期待してたんだけど、蓋を開けてみればメルカリとラクマでは普通に転売がを横行してる。

Yahoo!フリマだけは、本当にちゃんと対応してくれているみたいなので、今後はメルカリ、ラクマとはお別れして、Yahoo!フリマだけを使っていきたいと思っております。

そもそも、オレはヤフオクしかやってなかったんだしな。

何しか転売ヤーさんはホントどうにかならないもんだろうかね。

お米に関しては、一概に転売ヤーが死ねばいいとも言えない気がするけど、どっちにしても、転売ヤーなどまじでこの世から完全に消え去ってしまえばいいのに。

なかなかいないですぜ。

まぢで、この世から完全に消滅した方が良いって存在って。

どうしたって、何らかの存在意義ってあるもんなのにね。

卸売り業者と何が違うんだみたいな事言う奴もいるけど、取り合えず卸売業者さんはいなくなると困る人がいっぱい居るけど、転売ヤーが居なくなって困る人は一人もいないので、それ以上の議論は不要。

邪魔くさいから死ね。

多分、それだけの話なんですよ。

「水道の通ってない地域に水を売りに行くのが小売店だとすれば、水道が通っているにも関わらず水道管を切断して水を売るのが転売ヤー」とはよく言ったもんだ。

でも、この文章の意味が理解できない奴も最近いるんだってね。

読解力の低下著しい事も恐ろしい・・・

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2025年6月8日 12:12 CAT :

涙で走る 血の大河を夢みて走る

と言う事で、本当に久々にアナログで漫画を描きました。

こちらですね。

甘納豆先生と交換日記っぽくお互いがお題出し合って、漫画にするみたいなあれですよ。

今回はオレが先生から「ホワイトデー」「メガネ」「下痢」のお題を貰って、そこから膨らまして描いた感じ。

制作過程などは、(↑)のあとがきで描いたので割愛するとして・・・

今回の表紙は、元ネタのACDCのアルバム「Dirty deeds done dirt cheap」にちなんで、70~80年代のレコードジャケットとか、映画ポスターのイメージで描いてみました。

この辺の加工はフォトショップさんに頼ってしまった。

あと、文字の写植はクリスタさんを使ったな。

でも、それ以外は全てアナログで描きましたよ。

トーンなかったので、薄墨で塗ると言う高橋ツトム先生のやり方を使っております。

アナログで漫画を最後に書いたのは、「us」のこれまでのあらすじ漫画で、それを書いたのが2015年だったので、10年ぶりのアナログ漫画だったみたい。

あらすじじゃない漫画と言う意味では、「やみ。世界」の「第6話 別離邂逅≒果て」になるかも知れないけど、まぁどっちにしたって10年ぶりですよ。(どうでも良いけど、「やみ。世界」はここから読めるよ

せっかくなので原稿用紙にGペンで描こうと思ってたんだけど、画材を娘にあげてしまったのと、近所の画材屋さんに漫画の原稿用紙を売ってなかった。

デジタル全盛期なのでしょうがないんだけど、画材屋さんからトーンの棚が消えて、漫画の原稿用紙を売ってないと言うのが何とも寂しい限り。

しょうがないので、コピー用紙に学生時代使ってたパイロットのハイテックって水性ペンで描きました。(そう言えば、高橋先生も背景はハイテックで描いてたな。)

枠線と背景の一部はピグマのミリペン。

あと、描き文字、ベタは10年前に使ってた習字用の小筆と開明墨汁ですな。

手元にある画材で誤魔化し誤魔化し描いた感じ。

画材と原稿をそれっぽく写真撮ってみた。

時間はかかったけどメッチャ楽しかった。

やっぱりオレの漫画描きの本分はアナログでのお絵描きなんだと痛感しましたよ。知らんけど。

これからもちょくちょくアナログで漫画描いていこうと思ってる。

今回の内容については、分かる人居てくれたら嬉しいんだけど、オレが自分で書いた小説で一番好きな「夜景情景スカトロジスト」の1シーンを元ネタにしております。

はい。姫子が自殺する場面ですね。

「夜景情景スカトロジスト」の「第3章 ふたり」を全部漫画化しようとも考えたんだけど、それをやると多分20ページくらいになる。

それを全部アナログで描く時間はなかったんだ・・・

なので、もし万が一、なんで姫子が自殺したのか、敏夫と姫子はどう言う関係なんだ。みたいな事が気になった物凄く奇特なお方は、大変お手数ですが、こっちの小説をご一読下さると、おっさんはうれションするよ。

「夜景情景スカトロジスト」

あとデジタルなら20ページ描く時間もあったかも知れないけど、今回の物語に関してはこのアナログ原稿の方が良かったと感じてるし、悔いは全くなし。

って言うか、アナログで描くと頭の中にある原稿の完成イメージがそのまま作れるんだよね。

デジタルではどうしてもこの感じにならない。

それはオレがデジタルを使いこなせてないのかも知れないけど、それよりは、オレの描きたいイメージの完成形には、人的力ではどうしようもない偶然が生み出す何らかの要素が必須なんだと思う。

とか偉そうに描いてみたものの、結局は、イメージ通りのものを描くために100%コントロールして描くと言う事が出来ないと言う事なんでしょうね。

何しか、自分一人だったらやらなかっただろう事に挑戦できるって事が本当にありがたいよね。

甘納豆先生には、本当に頭が上がらねぇです。

次は一応、「漆黒の青空」に投稿する短編「四千年王国」のネームを考えてるよ。

これは、オレがバンドで作った曲の中でトップクラスに好きな奴。

これを遂に漫画にしてしまうぜぇ~

今年は、ホント沢山創作出来てて、幸せですな。

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2025年6月7日 12:12 CAT :

洗脳!怪奇!毒電波の嵐

3年前にアキレス腱を断裂した時、気軽に移動できないのでコーヒーを入れに行けなくなった。

それまでは毎日何杯もコーヒーを飲んでいたんだけど、足が治った後もコーヒー別にほしくなくなってしまい、今では全くコーヒーとか飲んでない。

今思うと、カフェイン中毒になってたんだろうね。

まぁそれ自体は体にもいい事なんだと思うんだけど、一つ問題が起こるようになった。

それは、オレが以前は愛飲していた皆大好き大黒物産のエナジードリンク「ゴールデンハンマー」ですよ。

これに限らずエナジードリンクを飲むと、物凄い倦怠感と動悸がするようになった。

先日、ココスの行った時、ドリンクバーでコーヒー3~4杯くらい飲んだら、その後めまいがして寝込んでしまった。

以前は全く平気で、エナドリさんを1日に2~3本飲んでも「目が覚めていいね!」位だったのに・・・

調べてみると、急性のカフェイン中毒と言う奴に該当するんですよ。

普段全くカフェインを摂らない状態で、一気にカフェインを接種するとなるらしい。

とは言え、エナドリ1本ですよ。

逆に言うと、エナドリって普段カフェインを取ってない人にとっては、1本で急性カフェイン中毒になるほどの量が入っているって事なんだよね。

恐ろしい・・・

最近はコーヒー飲まずに、お仕事中は炭酸ジュースかお茶、水などを飲むようにしております。

何となくだけど、こっちの方が健康にも良さそうだし、良かったと言う事にしておこうか。

オレよりもコーヒー飲みまくってた嫁が、歯のホワイトニングを初めて、コーヒーを飲まなくなった。

多分あいつも、しばらくしてから前と同じ量のコーヒーを飲むと同じ事になるんだろうな。

子どもの頃ってコーヒーの何が良いのか分からなかった。

今は、コーヒー自体は普通に好きだけど、上記の理由からもう飲むのは辞めようと思ってる。

ちなみに、お酒の美味しさについては未だに良く分かってない。

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2025年6月6日 12:12 CAT :

僕はあの頃の君でいてくれることが何よりもうれしいんだ~後編

前回のあらすじ!

と言う事で、引き続き「ハーメルンのバイオリン弾き」の感想を書いていきましょうね。

昨日の記事では、ちょっと気になった点を書いていったので、今日は逆に良かった点を書いていくよ。

 

 

【作りこまれた物語】
1巻辺りでは、「ヨーロッパでの話」と実際の地名を出してたりしてるけど、2巻の最後に収録されている第8話「北の都」の「北の都ハーメルン」が出てきたり、魔界軍王が出てきた辺りでは、しっかりとした世界観と物語の展開が出来上がってたと思う。

それがかなりしっかり作りこまれていて、ほぼほぼ矛盾や破綻が無いまま物語が最後までキレイに進行している。

これだけのスケールの物語の世界観をしっかりと構築した上で、破綻させずにちゃんと完結していると言う意味では、やっぱり稀有な名作なのは間違いない。

至る所に時代を感じる痛い表現や、キツい表現などはあるとしても、それであっても、今に至るまでここまでキレイに広げた風呂敷をたたみ切った物語はほぼないんじゃかな。

 

 

【圧倒的残酷さ】
絶望の表現がスゴイ。と思ってたんだけど、実際読んでみるとそこまで絶望の表現は凄くなかった。

と言うか、ここ最近の漫画で絶望がインフレし過ぎてる。

確かに30年前ではトップクラスだったかもしれないけど、今の時代にはもっとどうしようもない絶望が沢山ある。

オル・ゴール編やヴォーカル編辺りは絶望感凄かったと思ってたんだけど、今回読んでて「あれ?こんなあっさりしてたっけ?」となってしまった。

濃い味付けの漫画を読み過ぎていたようです。

ただ「残酷さ」と言う意味では、今の時代でもなかなかお目にかかれない圧倒的なものがあった。

ヴォーカル編でスコア国でハーメル達に対して「ありがとう」と言って花をあげた少女がいた。

悪魔として忌み嫌われていたハーメル達が初めて認められ、そして、人々からの歓迎を受けたスコア国。

ハーメルのパーティーにおいてほぼ初めての明るい展開だよ。

でも、数話後にその少女に対してヴォーカルが「僕にも花をくれるかな」と寄っていく。

そして次の話では、スコア国の全ての人間が惨殺され死体が山積みになっているシーン見開きがこれでもかと描写されてた。

他にも、自分の両親の躯がオル・ゴールと踊っているところをトロンに見せつけるシーン。

ハーメルンで感情をなくした人間が殺されて行くシーン。

などなど、挙げるとキリがない。

中でも特に今回震えるほど良かったのは、リュートがベース達になぶられて殺されるシーン。

手をへし折られて、喉を潰されて、膝まづかれた状態で、両眼を切り裂かれるとか、こんな残酷なシーンは描けないって。

しかも殺される理由が妹を守るためで、それが母親の見ている前で行われる。

普通ならブレーキ踏むよな。と言う所で、ベタ踏みアクセルを踏むかのような残酷描写は、ホント凄かった。

ただ惨いとか、胸糞悪いとかじゃなくて、しっかり残酷。

これは、ホント途轍もない表現だった。

 

 

【超絶カタルシス】
上記の「残酷」が物凄いからこそ成り立つ超絶的なカタルシスがもう途轍もない。

絶望的な状態から勝利すると言う形のカタルシスは、いつの時代でも山のように溢れているけど、残酷的な状態に打ちひしがれたパーティーがそれでも立ち上がると言うカタルシス。

これは意外とあるようでなかったと思う。

例えば、ハンターハンターの蟻編で、ネフェルピトーが出てきた時の絶望感は凄かったけど、その後のカイトを殺すシーンの残酷さはほぼ描かれなかった。

ゴンさんがピトーを倒すシーンでは絶望からの勝利と言う形でのカタルシスはあった。

でもそれはやっぱり、あくまでもありふれて居る絶望から立ち上がる少年誌的なカタルシスなんだよ。

もちろん、あのシーンの表現自体は圧倒的名シーンで、実際ゴンさんになるところは何度読んでも鳥肌ものなのは間違いない。。

その上で考えて欲しい。

もし、あのシーンがゴンの目の前で少しずつ甚振られながらカイトが惨殺されて行く描写だったとしたら。

しかも、それはゴンを守るために。

それを目に焼き付けてしまい、精神が崩壊したゴンが、それでも立ち上がり、ピトーを倒すと言う展開だったらどうか。

このレベルのカタルシスですよ。

それが全編に渡って何度も繰り返される。

「この世界は残酷だ」的な表現は多々あれど、実際にどのくらい残酷なのかを丁寧に描写するマンガって意外と少ないんだよ。

 

 

【主人公パーティーの歪さ】
主人公が魔王の息子と言う設定自体は、今ではよくあるような気がする。

でもこの物語のパーティーは、チョッとおかしい。

魔王の息子ハーメル、人身売買されて連れてこられたフルート、ハーメルを聖杯にするためパンドラに近づいたオーボウ、自分の両親をハーメルに殺されたライエル、自分の国をサイザーに滅ぼされたトロン、双子なのに魔族に連れ去られて人間を惨殺していたサイザー。

どんなパーティーやねん。

しかも、自分の両親を殺されたライエルやトロンが、ハーメル、サイザーを許して仲間に迎えるまでの過程もなかなか見ごたえがある。

その結果、物語の終盤でこんなメチャクチャなパーティーがいつの間にか強い絆で結ばれていても、全く違和感がないんだよね。

ついでに言うと、それぞれのキャラクターの過去の話をしっかりと描いてくれている点もメチャクチャ良かった。

普通に考えると、大魔王ケストラーが人間の娘パンドラとの間に子どもを作るとか、設定では描けるとしても、その過程ってメッチャ難しい。

その辺りを本当に違和感なく描いていたからこそ、この歪なパーティーが正当化されるんだよな。

展開に全く無理がない。

これって、メチャクチャ凄い事だって。まぢで。まぢで。

 

 

【描写力がずば抜けてる】
長くなってきたから、これで最後。

とにかく描写力がずば抜けてた。

昨日の記事でもあった通り絵柄は古臭いんだよ。

でも奇形レベルで大きすぎる目にちゃんと感情が乗っているから、キャラクターの苦しみや喜びに物凄く感情移入できる。

しかも、画面構成が上手いから、スケール感とか世界観が物凄く分かり易い。

普通あれだけキャラクターやら、兵器やらを描き込むと、ごちゃごちゃしてしまって最近のワンピースみたいになってしまうと思う。

実際に、物語の序盤は分かりにくかった。

2巻の最後の方とかでも、物凄いモンスターがいるんだどうけど、イマイチスケール感が伝わってこなかった。

所が、渡辺先生はこの描写の為に敢えて引き算をしたんだよね。

後半になると、スケール感を出す見開きとかのページを線画だけで表現するようになる。

その結果、物凄い物量の線がページ内に存在することになり、見たこともないようなとんでもないスケール感を描写することが出来た。

普通は黒く塗ったりしたくなるよ。

それをしないで、ひたすら物量でスケールを出すと言う面と向かって立ち向かっていく男らしい表現方法にはただただ脱帽。

物量が必要になるから敢えて引き算をすると言う、このセンスは本当に凄すぎる。

それを見るだけでもこの漫画を読む価値はあるってもんですよ。

 

 

あと、プリスカ先生からいただいてた質問もせっかくなので、ここで書いておこう。

〇好きなキャラ
今回読んでて、オリンじじぃがメッチャ好きになってしまった。
オリンじじぃを追ってきた借金取りも良い感じ。
ドラム様みたいな己惚れ屋のおっさんも大好き。
あと、フルートのお父さんも好き。
やっぱりおっさんが好きらしいな。

〇好きな展開
これは(↑)の通り、リュートの過去編かと。
オル・ゴール編がぞくぞくして最高だった。

〇好きな必殺技(演奏曲)
やっぱり最期の戦い。
ヴェートーベンの第九「歓喜の歌」かなぁ・・・この辺り読んでた時なんて鳥肌立ちぱなっしですぜ。
あと、「火刑台上のジャンヌ・ダルク」の残酷な感じも捨てがたい。
普通に曲として好きなのは「魔王」なんだけどなぁ~

〇好きな舞台
これも(↑)の理由でスコア国編かな。
あと、絶望の大陸「エアシュテルベント」も上陸時の絶望感もいい感じ。

〇きらいなキャラ
嫌いなキャラは特にいないけど、性格が屈折してるので、ライエルとかサイザーみたいな真っ直ぐなキャラは苦手。
でもライエルの両親くらいになってくると、逆に好きになるのが不思議な感じですな。

 

 

そんな感じで、長々と書いてしまったけど、結論を書いておこうか。

絵が古臭いし、時代に合わないイタイ表現が多い。

でも、そんな事どうでも良くなるレベルでクソクソ面白い漫画だった。

やっぱり「ハーメルンのバイオリン弾き」は人生のトップ5に入る漫画で良いと思う。

絵柄が受け付けないとかいう奴は、その変なフィルターのせいで勿体ない思いをすればいいんだ。

未読のやつは、ぜひ読むべき漫画だと思いました。

続編があるらしいけど、全ての要素を回収してほぼ完璧に終わってるので、これからどう展開するんだろうね。

蛇足なのか、そうでないのか。

また機会があったら読んでみたい・・・かも知れない。

でも、読まないかもしれない。

長くなったけど、以上だ。

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2025年6月5日 12:12 CAT :

僕はあの頃の君でいてくれることが何よりもうれしいんだ~前編

先日大人買いした「ハーメルンのバイオリン弾き」を読み終わった。

この漫画については、前にも少し書いたけれども、せっかく全部読んだので、その感想をツラツラと書いておこうかなと思っております。

いや、いつぞやの「ホムンクルス」みたいな徹底考察は流石にやらないけどな。

って言うか、30年以上前の作品だったと言う事に結構な衝撃を受けている。

前にも書いたけど、それをオレの実体験に置き替えると、今ジャンプを読んでるヤツにとっては「火の鳥」とかその位の感じなんだよね。

もう、古典だ。古典。

なので、古典としてこの物語を読んでいこうじゃないかと言う事ですよ。

今回読んでいて思ったことがいくつかあるので、その辺りをチョッと箇条書きで挙げてみた。

「ハーメルンのバイオリン弾き」

 

 

【やっぱり古典だった】
これが今回読んでて一番思った事だったかもしれない。

絵が古いと言うのはまぁ言わずものがなと言うか・・・90年代のアニメとかの感じに近い、あの奇形みたいな極端な顔とかは、相当人を選ぶよな。

当時でもまぁまぁ人を選んだだろうあの絵柄は、今の時代では相当受け入れるのが難しいと思う。

普遍性のある絵柄ではないよね。

併せて要所要所に今の時代に読むとかなり痛い表現がある。

これも読んでいて、かなり障害になる気がするよなぁ~。

 

 

【伏線が伏線じゃなかった】
昔読んだ時と比べて、オレが大人になってしまってた。

と言うか、時代的なものもあるのかも知れないけど、伏線が伏線じゃない。物凄く分かり易い。

それは、少年誌としては正しい表現なんだよ。

実際オレが読んでた少年の頃には伏線スゲェ~!ってなってた。

ただ、今になって読むと伏線じゃなかった。と言うだけの話だ。

フルートにお兄ちゃんがいて、その人がベースの若い方の人なのはスフォルツェンド編の段階くらいから分かるように描かれてた。

まぁ、これに関しては、マイナスではないような気もする。

むしろ、ハンターハンターみたいな複雑で難解な伏線を小学生が読んで理解できるのかって話。

小~中学生くらいが読むのであれば、丁度良い位の伏線なのかもしれない。

 

 

【総力戦じゃなかった】
オレが「ハーメルンのバイオリン弾き」で一番好きだったのは、最終決戦のスケールと総力戦の凄さだった。

・・・と思ってた。

でも、今回読み直してみると「あれ?」ってなってしまった。

確かに最終決戦の最初はとんでもないスケールと総力戦なんだけど、そのほとんどがケストラーの力の強さを見せるためのフリに使われてしまってて、結局最後の戦いにおいては、フルートとハーメル対ケストラーと言う実にこじんまりとした戦いになってた。

何かこの辺がかなり記憶と違うんだけど・・・こんな感じだったっけなぁ~?

 

 

【魔族化したハーメルのデザインがダサすぎる】
ケストラー戦で完全魔族化したハーメルのデザインが絶望的にダサい。

ただ、これって渡辺先生のモンスターデザインがダメと言う話じゃない。

実際、他のモンスターのデザインはメッチャカッコいいし、あれだけ色んなモンスターが居ながら、ケストラーは角が生えた美形の人間にするなど、抜群のセンスだと思う。

それだけになぜ・・・

あのハーメルのデザインだけは、どう頑張っても擁護の仕様がない。

人間的なハーメルが完全に魔族化したと言う事を見せつつも、ハーメルだと認識できるようにと言う苦心の結果なんだろうと思うんだけど、それでもやっぱり擁護の仕様がない。

オル・ゴール編でフルートを突き殺した時の魔族化したハーメルはめっちゃカッコよかったのに・・・

 

 

と言った感じで、こんな感じで挙げてみたけど、まだまだ言いたい事はある。

そして、長くなりすぎたので続きは明日にしましょうかね。

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2025年6月4日 12:12 CAT :

君はどこへ行ったのか 僕はどこにも行かなかった

5月はとにかく1ヶ月が長かった気がする・・・

ここ最近1年があっという間に過ぎていたので、5月だけで1年分くらいの体感時間があった。

マテ貝捕りに行ったのも5月なんだよ。

娘が中学校になった関係で、小学校と中学校で運動会に2回参加した。

息子のサッカーの県リーグが始まり、その応援にも行った。

あと、ここ数年で一番くらいの大きなトラブルが発生して、まぢで色んな所を走り回った。

大きなお仕事が2件ほど納品まで持っていくことが出来て、その資料作りとか打ち合わせにも行ってきたな。

お仕事自体もなぜか、6月締めのものが多くて久々に睡眠時間のない日々を過ごした。

あと、会社の決算があって、その書類を色々準備したし、ついでに支出を色々見直して、解約したり新しく契約したりもしてたか。

漫画の方も、「不動産売買」と「風を切る日々」を1話ずつ描いて、今、数年ぶりにアナログで新作の短編漫画を描いてる。

うん。

単純にものすごい色々やってたんだね。

これだけ濃密だったら、そりゃあ1年分くらいの体感時間もさもありなん。と言う感じかな。

とは言え、何とかやり切りましたよ。

6月からは、お仕事しっかり頑張って、ぜひお金が有り余ってしょうがない状態にしていきたいと思っておる所存です。

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2025年6月3日 12:12 CAT :

苦しみに悶える姿が愛しくてたまらない

「おばあちゃん」と言う存在は自然界にほぼない。と言う話を聞いた。

具体的に言うと「閉経して生殖能力がなくなったメス」が長生きする種族はほぼないらしい。

実家で飼ってたネコの「うにん」は、20歳くらいまで生きた超おばあちゃんネコだった気がするけど、ネコは別なんだろうか。

おばあちゃんが活躍する動物の代表は「シャチ」らしく、「シャチ」の場合群れのボスは多くの場合おばあちゃんなんだって。

何かその辺の話も面白いよなぁ~

以前ブログで書いた事あるかも知れないけど、かつて地球では「死ぬ生物」と「死なない生物」の生存競争があって、その結果「死ぬ生物」が勝ったから、今、地球上に存在するほぼ全ての生物が死ぬと言う話がある。

「死ぬ」と言う事は、エラーが発生しまともに生命活動が行えなくなった個体を、群れから間引くための合理的システムであり、「死ぬ事」で群れの新陳代謝が進み、結果として「死なない」群れよりも強くなれる。

逆に「死なない」群れはエラーが増えまともに生命活動を行えない個体がいつまでも残るので弱体化していく。

みたいな話だったはず。

生物の存在意義が種を残すと言う事だったと仮定した場合、種を残す能力がなくなったメスは群の弱体化を防ぐために早々に死んでいく。

だから自然界におばあちゃんはいない。と言う話は、凄く納得がいく。

今、人間は「本来、群れを強くするためのシステム」である「死ぬ事」を避けようとするため、群れとして弱体化しているとしても納得できる。

でも、シャチは何でおばあちゃんが存在するんだ。

自然界でおばあちゃんが存在している理由について、明確な答えはまだないらしい。

ただ、おばあちゃんが存在している種と存在しない種では、明らかに存在する種の方が寿命が長いかか。

その辺りの因果関係も含め、未だに不明な事が多い。

「おばあちゃん」がなぜ存在するか。みたいな当たり前の話がまだ分かってないんだから、そりゃあ生命なんて謎だらけですわな。

ちなみに「おじいちゃん」は普通に存在するらしい。

って言うか、オスは年老いても生殖能力を保持できるんだって。

確かに絶倫なおじいちゃんっていますよねぇ~

最近、マーモットさんの動画をよく見ております。

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2025年6月2日 12:12 CAT :

今日もスリルを探しに仲間連れて街を行く

先日ちょっと触れた息子の学校の話。

頑張って大きな声で「一緒にサッカーする人は来てね!」って言ったら、同じクラスと隣のクラスから10人くらい集まってくれると言う事があったらしい。

息子なりに色々苦労はしてるみたいだけど、それでも声をかけて10人くらい集まってくれるって相当すごいと思う。

それでもう良いじゃねえか。

あと、最近は、サッカーの練習でもチームメイトとメッチャ楽しそうに遊んでるし。

結局は、なんだかんだと上手くいっているみたい。

見てると「あぁ~男同士だわ」って感じで、自分の子ども時代を思い出してしまう。

男同士って喧嘩すればするほど仲良くなる変な感じがあって、絶対仲良くなれそうにないムカつく奴でも何回かケンカしたら、そのムカつくところが面白くなって仲良くなるんだよね。

しかも、過去になんか面倒くさい揉め事とかしてても、過去は過去みたいな感じでさっぱりして、普通に仲良くできる。

そう言うのが良い所でもあるし、悪い所でもある。

息子はなんか上手くいきそうな感じが出てるので、何か安心してる。

まぁ色々ありますよね。

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2025年6月1日 12:12 CAT :

お絵描きタイム

ここ最近、アナログでずっと漫画を描いてる。

まぁ、こんな感じですわ。

これがねぇ・・・思ってた100倍楽しい。

ぶっちゃけ、ここ最近全く液タブを触っていない。

そうなんだよ。オレは小学生のころからずっと紙にペンで絵を描いてきたんだよ。

「これぞ正に!」と言う感じがしております。

とは言え、「なんか手が大きかったな」とか「顔のバランスがなぁ~」って時に、チョッと動かして微調整みたいな事が出来なくて、チョッと不便さを感じていたりもする。

結局のところは良し悪しなんだろうね。

あと、時間がかかる・・・

1コマ分の集中線を描くのに20分くらいかかる。

クリスタさんなら10秒で出来るのに。

アナログで描いた事ない奴とかって、この集中線とか書けるのか?と思ったりもする。

そんな感じで、今、新作短編を全て手書きで書いております。

ノリノリで描いてるけど(↑)の通り時間がかかってしょうがないので、完成はもう少し時間がかかるかも知れない。

あと、内容的にも面白いものかと言われると不安がいっぱい。

ただ、集中線1本まで心を込めて引いてるよ。

そして、アナログの方がやっぱり線に感情が乗ってる気がする。

本当に良し悪しなんだな。

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2025年5月31日 12:12 CAT :

おねむ派宣言

問題が起こった時って得てして誰も悪くないと言う事がある。

何人かが関わってるプロジェクトの場合、それぞれが自分の役割をしっかり全うしていたとしても、それぞれの歯車が少しずれるだけで上手くいかないでトラブルになる事がある。

その際に、皆が「自分のやった事は間違っていないから、自分のせいじゃない」と言う。

でも実際、トラブルは起こってる。

ってなった時、じゃあ、誰がそれを取りまとめるのか。と言う話がある。

誰が責任を取るのか。

この責任自体は取りたがらないけど、でも何とかしたいから、自分の分を超えて動いてくれる人も結構いるし、オレも出来る限りそうしようと思う。

ただ時々、自分では責任は取らないし、動きもしないし、自分にミスがない事だけは主張すると言う奴がいる。

経験上、こういう奴がいる場合、面倒くさい事に発展しやすい。

そして、そういう奴に限って、自分の担当する部分に何らかのミスがあって、しかもそれを隠そうとして「オレは言われた事はちゃんと全うした!」と声を荒げる。

今抱えているお仕事のトラブルでも、そういう奴がどうも一人いるみたい。

そいつをなかった事にして、オレが別の人と直接話をして、原因を探ってみると、1日でほぼ解決してしまった。

最初からこうすればよかったんだよ。

ただ、上記のこの人が自分の責任になりたくなくて、それぞれの人にちゃんと状況を説明してなかったから皆が何が起きてるのかを把握できてなかった。

そして、ちゃんと説明してなかった理由は自分のミスだったと言うね。

まさに、嫌な展開になる奴の典型みたいな話だった。

まぁもうほぼ解決したので、良かったと言う事にしておこう。

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2025年5月30日 12:12 CAT :

天使は言ったよ「気にしちゃないわ。もうすぐ朝だ」ってね

息子が学校で友だちと会話するのに苦戦しているらしい。

娘も苦戦したらしいけど、娘は聞き上手になる事でコミュニケーションが上手くなり、友だちとも上手く話せるようになった。

話し上手は聞き上手と言う言葉もあるように、結局は自分の言いたい事をどれだけ抑えて、人の話に乗ってあげられるかがコミュニケーション能力なのかもしれない。

息子は、自分の言いたい事があると、人の話も聞かないし、会話の流れも結構無視する。

そりゃあ、皆そんな息子の話は聞きたがらないよな。

ただじゃあ、自分の言いたい事は一切話さなくて良いのか。

オレに置き換えて考えてみた。

オレも息子と同じように自分の話したい事はとにかく話さずにはいられなかった。

ただ、そこで考えたのは、自分の話をいかに聞いてもらえるかと言う事だったと思う。

で、落語とかテレビで芸人さんがお話してるのとかを見ながら必死で真似してた。

結果としては、自分の思ってる事を割と面白おかしく話すことが出来るようになった。

じゃあそれで友だちがいっぱい出来たかと言うと全然そんなことは無くて、学校では友達は全くいないままで、自分の思ってる事を漫画とか小説を書くと言う形で消化するしか方法が無かった。

ただ、自分の主義主張を話す事は出来るようになったので、至る所で自分の主張を通すと言う事は出来てたと思う。

ディベートした時には相手が泣きだしてもガン詰めしてたし、それが認められたのか中学生の時には、県下の中学生が集まる討論会みたいなのに学校代表で選ばれた。

今、オレは出来るだけ自分の言いたい事は言わないようにしてる。

言いたい事は、このブログでツラツラ書いているけど、普段の会話では話したい事の9割は話さないままにしている。

40年生きてきて、聞き上手が一番良いと言う事に気が付いたと言う事でございます。

息子もきっと今のまま言いたい事を言うと言う道を選んで、40年くらいして聞き上手になろうとするかもしれない。

では、今から聞き上手になりなよと教えてあげるべきなのか。

そこが問題なのでございます。

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2025年5月29日 12:12 CAT :

横抱きのまま売られた子ども

お米の値段がクソ上がっている中、小泉進次郎氏が何か色々やって、放出備蓄米の価格を2000円代にまで下げようとしているとか。

これに対して、やればできるじゃん。と言う声と本当に大丈夫なのか?と言う声があるみたい。

実際に、これって結局は今ある分を特売しますと言うだけの話で、根本的な解決にはならないんだろうね。

問題なのは、政府の減反政策とか、JAとか卸業者が儲けを優先しているところとかにあるような気がしている。

その部分を解決しないまま、ただただ備蓄米を放出したとしても、それが尽きた時コメの価格は戻るし、下手したら備蓄米さえもうないと言う理由で更に上がる可能性だってある。

お父さんの小泉純一郎首相も、その場では凄く良さそうに見える政策を次々打ち出し、支持率も高かったけれども、あとから見返してみれば結局その場しのぎで、実は大きなマイナスにだったと言われるものが多々ある。

小泉進次郎氏に関しても、今ぱっと見では歓迎されつつも、実は後から考えるととんでもない事をしでかしてくれたなとならないことを切に願っております。

備蓄米無くなったタイミング位で、大地震が来るとかそんな奴は、ほんと勘弁してもらいたいです。

お米に関してこんな事を言うのは何だけど、オレは自分でお米買った事ほとんどない。

家の米がなくなったら実家で作ってるお米をもらうだけ。

似たような発言で前の農水大臣さんは退陣に追い込まれてしまったので、こんな事を言ってはいけない世の中になっているのか戦々恐々。

まぁ、一応実家に仕送りとかはしてるので、それがお米の代わりなんですよ。許してくださいな。

そんな感じで、実は今のお米の問題に関しては本当にピンと来てない。

米が買えない?じゃあ、貰えばいいじゃん。と思ってしまう。

令和のマリーアントワネットのごとし。

とは言え、それも実家でコメ作らなくなったら終わりなんだよね。

オレが農家を継いでる訳じゃあないし、もう実家の皆さんは高齢だし。

高齢で米作るのがしんどくなってきたタイミングと政府の減反政策が一致しちゃったら、米作り辞めて田んぼを売ってしまうかもしれない。

じゃあその田んぼオレにくれみたいな話にもならないし・・・

そう考えた時、初めてお米に関しては色々難しい問題が絡んでるなと思い始めております。

ただ、一応うちの実家でもJAにお米卸してるけど、買取価格がめっちゃ高くなったみたいな事はないっぽい。

じゃあ、誰が儲けてるんだとは思うよね。

(↑)だそうなので、儲けてるのは卸業者さんなのかもね。

ちなみに、2022年度はこのくらいの上乗せだったらしい。

何で3年で卸業者さんの上乗せ金額がめっちゃ増えてるのか・・・

怖い話ですねぇ~

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2025年5月28日 12:12 CAT :

ボールしか友達がいない

息子が先日のサッカーの試合で、公式戦初ゴールをした。

何かそれが嬉しくて嬉しくて、その時の動画を繰り返してみながらニヤニヤと晩酌をしておりました。

オレは小学生の頃、ソフトボールをやってたんだけど、自分が試合で初打点をあげた時とか正直覚えてないんだよね。

やっぱり、自分より子どもの活躍の方が嬉しいのかも知れない。

不思議なもんだ。

当たり前だけど、息子がサッカーを始めた時はチームで圧倒的落ちこぼれだった訳で、試合でも邪魔ばっかりだった。

それから7か月くらい経ったのか・・・?

一応息子なりに一生懸命練習して、試合でも多少役に立てるようになってきた。

で、先日、遂にゴールを決める事が出来た。

その過程を見ていたからなのか、まぁ、嬉しくて嬉しくて、ニヤニヤしてしまった。

ついでに、チームメイトがゴールした時「初ゴールおめでとう」って集まってきて、皆で喜んでくれてたのを見て、何か凄く感慨深いものを感じてしまったよ。

全然へっぽこだし、何となく中学生になるころにはサッカー辞めてそうな気がしないでもないけど、今は、この頑張りを褒めてあげたい。

何しか、友だちと喜び合ってる姿を見て「こいつはオレの子か?」と思ってしまってるんだよ。

サッカーって良くも悪くもチームワークが必要な訳で、子どもたちが仲良くなると言う意味でも素敵な競技なんだろう。

いやしかし、本当に嬉しい限りでございますよ。

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2025年5月27日 12:12 CAT :

ギルガメッシュ叙事詩第3章5節から抜粋した訳ではない

問題が起こるとその問題に対して、あぁだこぉだと考えて、何とか解決しようとする。

今のところ、何とかかんとか解決出来ている。

そしたら、何か少しだけレベルアップするんですよ。

そんな感じで、壁を乗り越える度にちょっとずつ出来る事が増えて行って、レベルが上がる。

人生って、結局RPGなんだなと。

そんな事を思いつつ、今日もいくつかの問題に立ち向かっております。

立ち向かえているのか、何とも言えないけれども。

それでも、まだ死なない。

生きているので、きっと何とかなっているんだろう。

明日はどっちだ。

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2025年5月26日 12:12 CAT :

文なし、宿なし ナシつけた女 数限りなし

「お金が無い。」みたいなことを口にしてしまうと、本当にお金は無くなるそうなので、「メッチャお金が有り余って困ってる。」と言う事にしておこう。

あぁ~お金が有り余って困ってるわぁ~。

口にすると大体その通りになるそうですよ。

お金がいっぱいあって良かったぁ~。

経済が上向いて生活が楽になってホント良かった。

と言う事で、ここ最近嫁と色々支出を見直しております。

なんせ、お金が有り余ってしょうがないので、無駄な出費は少しでも減らしたいんだよ。

で、見直してみると、まぁ無駄な出費が多いこと、多いこと。

特に怖いのは、サブスク関係ね。

使ってもないのにずっと払ってたり、単純に解約し忘れてたり・・・それだけで、何か月1万円くらい支出が減りそうな勢い。

年間にしたら12万円ですよ。

そしてこいつら、契約はメチャクチャ簡単なのに、止めようと思ったら何でこんな面倒くさいんだよ。

同じくらい簡単にしろよ。

あと、保険関係も見直している。

無駄にかけてる保険を解約して、代わりに子どもたちのために別の保険を契約したりしたなど、色々検討した結果、月3~5万円くらい改善できそうな感じ。

お金の管理とかすげぇ苦手でこれまでずっと適当にしてたけど、ちゃんと見直さないといけないよね。ホント。

家を建てた分のお金の返済を、オレとしては有り得ないくらいのペースで進めている。

何か借金してるのが嫌いなんだ。

多分、普通のサラリーマンの平均月給くらいは毎月返済してると思う。

一応、10年で完済しようと頑張ってるんだけど、そうなると手元のお金がね。どうしてもあまり余って困るんですよ。

なので、出来る限り無駄な出費を減らしていきたいなと。

家計簿的なものもつけた事ないので、月にどのくらいお金を使ってて、どのくらいのお金が入ってきてるのか、ある程度把握したいなと思っております。

あと、カード使うとその辺がぼやけるので、現金主義に戻ろうかなとも画策しております。

あぁお金が有り余って困るわぁ~

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2025年5月25日 12:12 CAT :

手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その12

今月も何とか1話更新できて良かった。

何か知らんけど、今月まぢで色々バタバタしていて、創作の方がすごい勢いで滞りがちになってる。

それでも続ける。

何としても続ける。

それだけがアラフォーとなってしまった薄汚いおっさんの矜持なんだ。

そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

今回はこちら。

第3部35話「討伐(2)」の話。

リバイヤサンの討伐をわずか30ページで終わらせてしまうと言う暴挙。

実際、元ネタの方ではこのライトの話はもう少し長い。

洞窟の中でも色々あるし、ケイとライトがバフィル沖の島に住むボイルじいさんの所に行って、色々話をするなどイベントがあった。

ただ、その辺を全部バッサリ割愛して、いきなり海に出た上にリバイヤサンの弱点についてもケイが最初から知っていたと言うかなり強引で力押し展開にした。

理由はいくつかある。

ひとつは、英雄記を早く終わらせたい事。

元ネタの方で確認すると英雄記は45話で終わってる。

今、ネームで書いてる英雄記は41話で終わる。

要はこの4話分が今回割愛した洞窟の中とかボイルじいさんの所の話と言う訳でございます。

正直な話、洞窟の中でのワチャワチャも、ボイルじいさんのところでの話も、今後の話と特につながるものじゃあない。

物語自体の大枠を捉えるためには意味はあるかも知れないけど、大筋とは全く関わってない。

だったらそのどうでも良い話は割愛して、物語を進めたいと思ったんですよ。

あと、ケイを何か強いキャラにしたかった。

「ボイルから色々指導を受けてリバイヤサンの倒し方を知った」より、「何か分かんないけど知ってた」の方がケイのキャラが際立つんじゃないかと思った感じ。

他にも色々あったりするんだけど、そんなところか。

全然関係ないけど、今回のライトの決め絵。

このシーンのライトの絵のイメージ。物凄く頭の中に残ってて、これの元ネタは何なんだろうと考えていた。

多分、「絶対無敵ライジンオー」と言うアニメの「ライジンソード」って言う必殺技だと思うんだ。

もしくは、「魔神英雄伝ワタル」と言うアニメの「登龍剣」。

でもポーズ的なものから見ると、多分「ライジンオー」の方だと思うんだよなぁ。

勇者シリーズでは「ガオガイガー」が一番好きなんだけど、あの当時のサンライズのアニメでは断トツで「ライジンオー」が大好きだったんです。

そして、今でも最もカッコいい悪役は、ベルゼブ様です。

「ライジンオー」の話は長くなりそうなので、また別の機会に。

まぁ、今回はこんな感じで。

show must go on!

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2025年5月24日 12:12 CAT :

ポキール星人のうんこネタは一旦没にするとして

今月も引き続き、ぬとらじと言う名のラジオを楽しんできた。

ちなみに先月の話はこちらをクリック。

この月1ラジオで随分と漫画描くモチベーションが高くなるので、ホントありがたい。

んで、今回、何かトリコが最近の漫画じゃないと言う指摘に、まぁまぁな衝撃を受けてしまった。

最近じゃねえのか。

そうなのか。

と言うか、最近って言うのは一体どのくらいからを指すんだろうかね。

十年一昔と言う言葉がある。

要は10年前はもう「昔」と言う事なんだろう。

「トリコ」完結が2016年なので9年前だった。もう昔の漫画ですな。

オレが「ドラゴンボール」に燃えていた頃、「キン肉マン」や「聖闘士星矢」はまだしも、「リンかけ」とかは昔の漫画だと思ってたわ。

そんな感覚か。と自分に置き換えた結果、凄く納得がいった。

ちなみに、今読んでる「ハーメルンのバイオリン弾き」に関しては、もう35年前の漫画。

オレが小学生の頃の感覚で行くと、「火の鳥」とかその辺と同じくらい昔の漫画な訳で、もうそれは「昔」どころじゃなくて「古典」ですな。ケラケラ。

歳を取るとマジで時代の流れが早すぎる。

あと、ラジオでの話の中で「最近アナログで漫画描いてないな」と言う話題があって、今、沸々とアナログでの作画をしたくなってきてる。

甘納豆先生から貰ってるお題の漫画は、久々にアナログ作画で描こうかなと思っております。

問題は、画材を全て娘にあげてしまったと言う事か。

ここはひとつ高校生時代にまで戻って、「ひとときの暗がり」で良くネタにしている「ハイテック」と「ミリペン」で描いてみるしかないか。

まずは、5ページくらいのネームを考えよう。

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