「志茂田さんマンガ堂」カテゴリーアーカイブ

2025年7月3日 12:12 CAT :

死相を指した柱時計は売れますでしょうか

「短ページ選手権」と言う名の素敵なアンソロが新都社さんの方で開催されておりまして・・・

前回は、楽しませてもらったので、全作品のFAを描いていこうと言う事をした。

で、今回も、同じく全作品のFAを描いてみるかと実践してたんだけど、今回は何と15名の先生が参加されてるんだって。

単純計算で、前回の倍以上のFAを描く・・・描くのか?

描きましたよ。

1回戦だけで、14枚のFAを描いた。

このペースで2回戦以降も描いていきましょうね。

なかなかのボリュームになりそう。

ただ何か、人の絵を見ながら自分の絵柄に落とし込んで描くと言う行為が意外と楽しかったりもしてる。

数が数なので、一つ一つのクオリティをどこまで保てるかと言う所が難しい所な気もしてるけども・・・

取り合えず、全作品描いていく事を目標に。

全然関係ないけど、敬愛してやまない眉間尺先生が、今回のアンソロ企画の「選手に7つの質問」の中で、なぜかオレのイラストを描いてくれた。

「応援の後のオナニィは最ッ高!」って、オナニーしてた。

何か知らんけどメッチャ嬉しい。

感動してしまった。

何で描いてくれたのか良く分かんないけど、嬉し過ぎて細かい事はもうどうでも良いや。

ここに載せて紹介したいけど、眉間尺先生の絵を勝手に載せるのは流石に憚れるので、リンク張っておきます。

【選手に7つの質問:眉間尺】 

生きていると嬉しい事も多々起こるもんですな。

ちなみに、眉間尺先生の作品のFAはこちら。

物語の後日譚を勝手に妄想して描かせてもらった感じ。

眉間尺先生のエログロさの足元にも及ばなかった・・・

傑作ぞろいの短ページ選手権はこちらから見られますぜ。

リンク先が生きている限り・・・

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2025年7月2日 12:12 CAT :

君を柩の中に閉じ込めてそのままにしてしまう

ここ最近、新作短編のネームを考えている。

タイトルは「4千年王国」。

元々は、オレが10年以上前に作った曲の歌詞。

「子守られの唄」と言うシングル音源をくろすけ(小説「ひとときの暗がり」に出てくる黒崎先輩の元ネタになった人)と作ったあと、次はアルバム作ろうと言う話になり、じゃあ共作やろうぜ。と言う事で出来上がった曲。

オレが作詞して、くろすけが作曲。

この時にできたアルバム「脛毛おうじょと巨乳じいや」の中で、一番好きな曲でもある。

歌詞自体もかなり気に入ってて、絶対にその内マンガにしてやろうと思ってた。

数年前から、お気に入りの歌詞を短編漫画にすると言う試みをしていて、出来たものを「漆黒の青空」と言う名前でまとめて、まんがおきばさんの方で投稿してた。

この中では「虐殺の恋文」「おもちゃはおもちゃ箱へ」が今のところ、該当してる。

その他「惑星ひとりぼっち」を元ネタにして派生させた「(新説)惑星ひとりぼっち」って短編も描いたし、「夜景情景スカトロジスト」「遊星屠殺ワンダー」「永遠の向こうにある果て」「中央悲劇閲覧センター」辺りの小説もバンドの歌詞が元ネタ。

もう良いでしょう。

そろそろ、一番お気に入りの歌詞を漫画化しても良いでしょう。

と言う事で、個人的には満を持してと言う感覚で、今ネームを考えております。

面白いかどうかは分かんない。

でも、そもそもオレが面白いと思ったものを描いてるだけなので、そこのところはお許しいただきたい感じ。

他にも色々没になったり、闇に葬ったプロット、ネームが多々あるけど、今回はちゃんと描くと思う。

思う。

思ってる。

7月中の完成を目指しております。

って言うか、「No heart No head」描いてからもう1年経とうとしてるって正気か?

おい。

まぁ、今年はコツコツ色々短編とかも描いてるから、全く未着手って訳でもないんだけども・・・

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2025年6月27日 12:12 CAT :

手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その13

先月、「具体的なD4C」って短編を書いていた事もあって、チョッと作画の方が遅れ気味にはなってるけど、そこはそれ。

そのためにストックをしてる訳で、無事今月も更新は出来ましたよ。

と言う事ですな。

問題なのは、その遅れをどうやって取り戻すかと言う事か。

取り合えず、今執筆中の63話を6月中に完成させて、そのまま64話の執筆に入ってしまえば7月からは元通りのペースに戻せるかな。

戻るといいなぁ~

でも、単ページ選手権と言うオモシロアンソロが新都社さんで始まったので、そっちのFAも描きたいなと思ってたり・・・

こう言う事で思い悩むのは楽しいからいいんだけどね。

そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

今回はこちら。

第3部36話「絶望の始まり」の話。

いよいよ、物語の核心になる内容が「シータ」から語られ始める回。

・・・なんだけど、「Gの世界」の時にあったこの感じ。

どうも個人的に一番テンションが上がる内容になると、暴走してしまい、結果として分かりにくくなってしまうと言うとんでもない悪癖があるみたい。

一応、そうならないように意識して描いては見たけど、結局「う~ん」な気もするよなぁ・・・

何なんだろう。

正直な話、この展開を描きたくて何年もかけて丁寧に前振りを描いてきたと言うのに、いざその展開を描けると言う段になると駄々スベリすると言うのはまぢでいかがなものなんだろうかね。

この話を書く事を意識して、ヘブンズランドでのマルクスレポートの内容だって吟味して描いていたと言うのに。

過去の所業を全て無にするかのような悪行を続けております。

まぁ、それはそれ。

人生なんてきっとそんなもんだ。

そうなんだ。

と言う事で、いよいよ「英雄記」の佳境。

「大決起集会」に向かっていきますよ。

今問題なのは、この「大決起集会」の作画だよな。

時間的にも体力的にも、ここを乗り切れるかどうか・・・

ハーメルンのバイオリン弾き読んで勇気を貰ってきます。

まぁ、今回はこんな感じで。

show must go on!

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2025年6月26日 12:12 CAT :

結局怖い話なのか疑問に思いつつも突き進む不動産売買であった悲喜交々~その4

何か色々ギリギリの進行になってはいるけど、何とか月1更新できていると信じていたい。

まぁ、これも生きてる証明ですよ。

途絶えたら素直に死んだと思ってくれ。

そして、戻ってきた時には「生きとったんか!ワレ」を貰えるのであれば、それ以上に嬉しいことは無いよね。

と言う事で、あんまり意味ないかもしれないけど、少しでも多くの人が被害にあわないように願いつつ、今日も今日とて書いていきます。

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

今回はこちら。

チョッと前に、今回の10話はこんな話にしますよ。と言うのを公開してた。

こちらの話ね。

忘れないように、備忘録として。

=========================

第12回 裁判にはそもそもお金がかかる
第13回 嫌な電話は嫌なタイミングでしかかかってこない
第14回 言ってる事がおかしい人は指摘されても理解できない
第15回 牛歩戦術は誰も得しない愚策
第16回 あの日恫喝したかしてないか論争
第17回 第3者目線の意見を聞く事は重要
第18回 人生とはあまりにもあっけないものだった
第19回 業者さんのつながりを甘く見てはいけない
第20回 裁判は終わったけどモヤモヤは残る
第21回 そして人生は続く その2

=========================

と言う全10話でお送りする予定でございます。

裁判のお話なので、今回の新しい土地を見に行く話をサラッと流して、裁判における牛歩戦術の話を書くつもりだった。

所が、実際ネームを切ってみると、この新しい土地売買のネタで7ページくらいになってしまって、「じゃあ本来の話は次回に回すか」となった感じでございます。

これこそが、ライブ感ですよ。

予定通りに進むことが全てじゃないんだ。

この新しい土地売買の事も、第1部の土地売買の流れを比較すると面白いのかも知れないしね。

あと、前にも少し書いたけど、裁判自体の過程が地味すぎて恐ろしく漫画向きじゃないと言う事もあるかも。

とは言え、なかなかの急展開と言うか、「マンガやん!」と言う感じもあったりするので、その辺はしっかり描けたらいいなと思っております。

はい。

取り合えず、もうしばらくは不動産売買を含む、高額取引には手をだしたくないよねぇ。

それではまた次回に。

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2025年6月19日 12:12 CAT :

あそこは永遠の空席

先日から、「寄生獣」を読み直してる。

流石にクソ面白いなチクショーなんだけど、それについて感想は色々書き倒しておりますので、それはもう良いじゃないか。

スーパーサイヤ的ネオエクスデスのダミーターゲットを叩き潰したい

この辺とかね(↑)。

かなりの分量で書き倒してるよ。

で、そのまま「七夕の国」を読み始めた。

これがまぁ、当たり前だけど面白い訳ですよ。

ふと思い出した。

以下、「七夕の国」の超絶ネタバレになるので、未読の人はぜっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったいに読まないように。

これ知ってしまうと、シックスセンスのオチ知るどころじゃないレベルできっと人生の損失になるので。

 

 

 

と言う事で始めるよ。

この上で「ネタバレじゃねえか!」とか言う奴はもう、流石に知らん。

さてさた。

これを初めて読んだのは多分中学生の頃だったと思う。

当時最後の伏線回収があまりにも凄すぎて「オレもこんなの書きてぇ!!!」って当たり前のように思う訳でございますよ。

「カササギの旗」の話で、「なぜカササギなのか」と言う物語において最も重要な謎の答えが、「カササギが初めにあったんじゃない。初めにあったのはカササギではなく、カササギに似た形の何かだった」と言う衝撃。

当時、これを読んだ時の震える感じは今でも思い出せる。

それをですね、自分の漫画でもやりたいと。

その頃オレは今の「風を切る日々」の元ネタになる「ランナウェイデイズ」って漫画を描きつつ、新作構想として「G」と言う漫画を考えてた。

「G」って漫画は、今後描くであろう「始まりは終末」と言う物語の元ネタになる「FIRST END」と言う漫画のあとがきで「次に描こうと思ってる漫画」として考えていたっぽい。

多分小学生から中学1年くらいの頃だと思う。

それから数年後、大学生になってから改めて「G」と言うタイトルで書き始めた。

さらにその「G」って漫画を後に描き直したのが新都社にアップしてた「Gの世界」な訳で・・・

いや、前置きはどうでも良いや。

要は(↓)のページの話ですよ。

「Gの世界」92話の一節。

「初めに形があり、それに意味が生まれ、ジーと言う発音になった」と言う奴。

これ完全に「七夕の国」みたいなのをやりたかったんですよ。と。

この構想が最初にあって、じゃあ、そのためにどんな話を作ろうかと膨らませて言ったのが「G」って漫画なんだ。

今回、「七夕の国」を読んでて、それを思い出して、急にその話を書きたくなった。

それだけであって、それ以上でもそれ以下でもないお話でございます。

はい。さようなら。

どうでも良いけど、この「Gの世界」に出てくる「黒川先輩」のキャラクターデザインは、「ひとときの暗がり」に出てくる守山先輩の元ネタになった人だったりする。

って言うか、「Gの世界」の演劇部のイメージがそのまま実際のオレの高校時代の演劇部の感じな訳で・・・いや、それ以上は何も言うまい。

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2025年6月18日 12:12 CAT :

過去の自分を見つめ直すと言う名の水増しシリーズ第15弾「遥かなる旅路 さらば友よの巻」

物心ついた時からずっと漫画を描いております。

人様にお見せし出したのは、ここ10年くらいだけど、その前20年以上ずっと一人で黙々と誰にも見せずに漫画を描き続けた。

とは言え、実はちゃんと完結させた経験は驚くほど少ない。

特に、長編になると「ニュースチョクホー」「ランナウェイデイズ」「G」「アス」の4つしかないんだよね。

その内で最も長期間に渡ったのが「アス」と言う物語で、それを完結出来た時の感情をブログで書いておりました。

何か月か前に数年ぶりに描いてみたこの2人の物語ですよ。

一応、この時描いたネームに関しては、新都社に公開しておりますよ。

「US~second stage」

今回はその時の記事の事を思い出したので、水増しと言う形で再掲してみようと思っております。

この時の事は、今でもよく覚えてる。

無茶苦茶清々しい気持ちだったんだよなぁ~。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

夏の日の朝。

6時くらいに、窓をあけると入ってくる空気には、ひどく懐かしい匂いがある。

小学生の夏休み。

眠いのに無理やり起こされて、フラフラと通っていたラジオ体操の時の匂い。

当時は、何よりも嫌で仕方がなかったけれども、今になると、この空気の匂いが何とも心地良い。

今って、夏休みのラジオ体操なんてやらなくなっているそうで・・・

と言う事は、今の子どもは大人になった時、この感覚を味わう事が出来ないと言うことか。

それは結構、可哀そうな気がしてならない。

何でなくなったんだろう・・・?

さてさて。

今日、遂に描き終えてしまった。

「US」と言うマンガを。

第一話を描いた時の日付が、2001年の8月だったので、ほぼ13年の月日と言う期間、描いてきた一つの物語が終焉を迎えたと言うことらしい。

最後の1ページを描き終え、その下に「終わり」の文字を書いた瞬間のビックリするような充足感。

こんな気持ちになれる事が、オレのこれからの人生であと何回あると言うのだろうか・・・

そして、年月ももちろんのこと、物語自体の長さも最長となったこの物語と、お別れする事になった。

もう、この物語のキャラクター達が勝手に動き出すことはない。

それを、絵として残して行く事も多分ないんだろう。

思えば、元々は、高校時代にさかのぼる。

当時、ほぼ初めて割と長編の物語を完結させる事が出来たオレは、画力アップには、漫画を描き続ける事が一番だろう。という結論に達した。

で、当時たまっていた短編用のネタをいくつかくっつけて、その全ての短編に少しずつ主人公が絡みつつ、次第に物語が一つにまとまって行く。

そんな漫画は面白いんじゃないかと思いついた。(今考えると、そんな話結構よくある気がしないでもないけど・・・)

そして、短編と短編を違和感なくつなぎ合わせる為の設定を考え始めた。

考え始めると、もう止まらない。

主人公のバックボーンから、ヒロインの設定、世界観の設定、そして、物語の大筋まで、暇さえあればずっと考え、ノートに描き綴ってた。

全体的には、当時異常にはまってた「トライガン」って言う漫画みたいなのを描きたいなぁ~みたいなイメージがあったりもした。(結果的には、序盤以外かすりもしなかったけど・・・)

大体の構想がまとまって、第1話を描き始めるまでに、1週間とかからなかったように記憶している。

結局、その1週間で広げまくった大風呂敷をしっかり描き切るのに、13年の歳月がかかってしまったと言うことらしい・・・(まぁ、その時々に影響受けたものとかで、後付けの設定とか、キャラも出てきたりはしたけれども。)

最終的には、その最初のノートに書いた構想通り、全部で15部。

しかも、各部ごとにこんな事を書こう見たいに考えていた事も大体、当初の構想通りに描けた。

むしろ、ここまでぶれなかった事に結構ビックリ。

しかも、「大体、この話は○話くらい使って書こう。」とか構想してた奴も、12部が3話、13部が3話、14部が5話はみ出しただけで、ほぼ予定通りに描けたと言う。

自分でも言うのもなんだけど、高校生のオレすげぇ・・・これが、思春期の力か・・・

まぁ、途中年単位の休憩も挟んだりしたけれども、それでも、最後まで描き切れた事にただただ感無量。

もっと内容に突っ込んだ事も描きたいけれども、また、漫画の方を読んでもらいたいので、そこは我慢しておこう。

約2800ページ。全135話をもって、「US」と言うマンガは終了だ。

これで、死ぬまでに描いておきたい物語がまた一つ完結した。

とりあえず、いろんな奴に読ませてみたい。

・・・ような気もするけど、長すぎて、気軽に読んでみてや~とも言い辛い。

元々、99%は自分のために描いてきたわけだし、まぁ、機会でもあればと言う事で。

さようならです。

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2025年6月15日 12:12 CAT :

真っ黒髪の母さんはこんな醜い僕を何で宿してしまったの

昨日の記事の話の追記なんだけど、今年中に「ひとときの暗がり」第2部前半部分を完成させるためには、単純計算で月に2~3話くらいアップしていかないと間に合わないと言う素敵な計算が成り立った。

で、ここ数日猛烈な勢いで「ひとときの暗がり」を書き進めております。

今、11話の半分くらいまで書きあがってる感じ。

もう少しストック作っておかないと、このペースでの年末まで更新出来る気がしないんだよ。

他にも色々描きたいものがあるんだけど、何か脳の文章スイッチが入っているので、今のうちにどんどん書いておこうかと。

いやしかし、この時期(高校2年生の頃)は何か色々苦しいですな。

ネタバレするのも何なので、詳細は書かないけど、ホント苦しい。

当時そこまで苦しんでいたのかと言われると、それはそれで疑問ではあるんだけど、改めて客観的に見ると実に色々苦しかったんだと思う。

その内本編でも出てくるんだけど、当時やってたシータと言うバンドの曲で「see through」ってのがある。

一応、タクヤの元ネタのやつ曰く「シータの代表曲」と言ってた曲。

この曲の歌詞を書いた時、オレは特に深い意味合いを持たせたつもりは全くなかったんだよ。

「1人の女の子が彼氏が本当に自分の事好きなのか知りたいなぁ~心の中をのぞける「シースルー」って力があればいいのに。」

って言う、アホみたいな歌詞ですわ。

誰にでも書ける低俗な恋愛の歌詞を書いてやろうくらいのことしか考えてなかったと思う。

何でそんな誰でも書ける低俗な恋愛の歌詞を書こうとしたかと言うと、それはまぁ周りが恋愛模様でピンク一色になってた事に対してムカついてしょうがなかったからに他ならない。

その辺の話は、「ひとときの暗がり」本編の方で書いてるので、そちらを見てくださいな。

・・・ただ、今回改めてあの頃を客観的にと言うか俯瞰的に思い出しながら、私小説と言う形でそれぞれの心情を掬い取りながら描写していくと「あぁ・・・この曲の歌詞って、こういう気持ちが深層心理にあったんだな」と言う事が分かってしまった。

昔の傷を自分でぐりぐりナイフで抉っていくようなドMスタイルで小説を書いております。

何であの当時あんな言動をしていたのかと言う事が少しだけ分かった気がする。

出来れば、あの当時オレにムカついてしょうがなかっただろう演劇部の皆さんにこの話を読んで貰ってですな、「あぁ・・・そうだったんだ」と思ってもらいたい気もする。

ただ反面「何好き勝手に全部暴露してくれてんのよ」とブチ切れられそうなので、やっぱり読んで貰わなくていいような気もしてる。

まぁ、この話を公開した上で一番ブチギレるだろう、タクヤの元ネタになったヤツは今もオレの横でお仕事してるので、多分大丈夫だと思うけれども。

こいつには以前小説の存在を教えて読ませてみたところ「99%どころか100%ホントじゃねえか。よくこんな詳細に覚えてるな。」とお墨付きをもらいました。

こっちには当時の日記が三桁ページあるんだよ。

と言う事で、どんどん書き進めてどんどん公開していくぜぇ~~!

ちなみに(↑)の日記を見ながら第2部最終話までのプロットを考えてたんだけど、33~35話くらいになりそう。

後半も割と色々イベントがあったようですな。

そして、第3部も多分25~30話くらいになると思う。

先は長い・・・

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2025年6月14日 12:12 CAT :

あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その30

先月、うっかりしていて「ひとときの暗がり」をアップしてなかった。

まぁ、先月はお仕事の方で結構めんどいトラブルがあってバタバタしていたのでしょうがないと言う事にしておこう。

と言う事で、先日「ひとときの暗がり」をアップしてきた。

帳尻併せと言う事で今月はあと1~2話くらいアップしておこうと思っております。

一応、今年中に第2部の前半部分までは完成させてアップさせたいんだ。

多分20話くらいで終わる予定なので、少しペースアップしないと間に合わないんだよね。

と言う事で、来るべきその日まで少しでも多くの人を繋ぎ止めておきたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきますよぉ!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

第36話 高校2年生(5)「再始動」

こちらの話ですな。

「バンやろ」の話を書こうと思ってたけど、それはお礼絵の方でツラツラ書いたので割愛。

やっと第2部でも物語が動き出したと思ってる。

バンドが再始動して、演劇で自主公演と夏ととんでもない規模の公演の話が始まる。

更にまだ他にいくつか他の話がどんどん始まっていく。

結果としてこの1年、特に前半はどうしたんだと言うくらいのボリュームになってしまう。

多分今のところの人生では一番の大創作期間だったと思う。

ただ、今第2部の10話目を書いてるんだけど、思いのほか創作関係の話じゃなくて、色恋沙汰な感じになってきている。

と言うより、オレはなんてヒドイ奴だったんだろうと・・・

思春期の女子高生に対して、とんでもなく惨い仕打ちをしていた事に気が付いた。

ホント当時は、100%自分の事しか見てなかった。

今になって、当時の日記とか見直しながら、時系列と出来事をまとめて物語を作っていくと、心が痛むほどひどい事をしてる。

今更謝ってもしょうがないけど、それはそれとして、ここで謝罪したい。

まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!ごめんなさい。

そんな書いてる側の胃がキリキリし始める、歪な色恋沙汰と大創作期間に入る「ひとときの暗がり」を、これからも何卒よろしくお願いいたします。平に!平に!

と言う事で、最期にこの回のお礼絵をば。

写真の雑誌ではないけど、当時メン募が載ってた「バンやろ」は表紙がセックスマシンガンズだったような気がする。

そして、オレがベースの練習で一番見倒した「GIGS」の表紙もセックスマシンガンズだった。

たまに読んでた「FOOL’S MATE」も当時よくセックスマシンガンズが飾ってた。

いかに当時勢いがあったかと言う事ですよね。

ただ、「FOOL’S MATE」は「Dir en grey」とか「Janne Da Arc」とかを目当てで買ってた記憶がある。

ちなみにタクヤの元ネタのやつは「FANATIC◇CRISIS」が好きだったような・・・

まぁ、そんな感じですわ。

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2025年6月10日 12:12 CAT :

あたたかな風と共に涙枯れてでも叫ぶ

今年初めにぶち上げた「今年の創作の目標」の中の一つに、「毎月何らかの短編を一つ描く。」と言う絶対無理っぽい奴があった。

まぁ「無理無理」言ってるうちは絶対何もできないので、出来るかどうかは置いておいて、やろうと思う事が大切なんですよ。

って、ケイさんが言ってました。

そんなこんなで出来るだけ、何らかの短編と言うか、普段書いてる連載物以外の何かを描いていた。

1月⇒短編「(新説)惑星ひとりぼっち」
2月⇒短ページ選手権向けのFA16作品分
3月⇒描きたいシーンだけ描くアンソロ
4月⇒インスタ用漫画
5月⇒短編「具体的なD4C」

みたいな感じ。

それも含めちゃう?感ありつつも、何とかこなせてると信じたい。

で、今月は満を持してかどうかは知らないけど、昨年の「no head no heart」以来の「漆黒の青空」向け短編「4千年王国」を描こうと思ってる。

思ってたんだ。

でも、6月が3分の1終わってしまった。

出来るかなぁ~

まだネームも書けてないんだけどなぁ~

何か6月は別の何かでお茶を濁しつつ、6~7月にかけてと言う事にして描けば出来るか。

ただ、先月はアナログでのお絵描きが楽し過ぎて「風を切る日々」の方が滞ってしまい、そっちの作画がチョッと押してるんだよ。

この辺をどうバランスとっていくかが問題ですな。

さて、どうしようかなぁ~

こう言う事を思案するのは実に楽しいです。

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2025年6月8日 12:12 CAT :

涙で走る 血の大河を夢みて走る

と言う事で、本当に久々にアナログで漫画を描きました。

こちらですね。

甘納豆先生と交換日記っぽくお互いがお題出し合って、漫画にするみたいなあれですよ。

今回はオレが先生から「ホワイトデー」「メガネ」「下痢」のお題を貰って、そこから膨らまして描いた感じ。

制作過程などは、(↑)のあとがきで描いたので割愛するとして・・・

今回の表紙は、元ネタのACDCのアルバム「Dirty deeds done dirt cheap」にちなんで、70~80年代のレコードジャケットとか、映画ポスターのイメージで描いてみました。

この辺の加工はフォトショップさんに頼ってしまった。

あと、文字の写植はクリスタさんを使ったな。

でも、それ以外は全てアナログで描きましたよ。

トーンなかったので、薄墨で塗ると言う高橋ツトム先生のやり方を使っております。

アナログで漫画を最後に書いたのは、「us」のこれまでのあらすじ漫画で、それを書いたのが2015年だったので、10年ぶりのアナログ漫画だったみたい。

あらすじじゃない漫画と言う意味では、「やみ。世界」の「第6話 別離邂逅≒果て」になるかも知れないけど、まぁどっちにしたって10年ぶりですよ。(どうでも良いけど、「やみ。世界」はここから読めるよ

せっかくなので原稿用紙にGペンで描こうと思ってたんだけど、画材を娘にあげてしまったのと、近所の画材屋さんに漫画の原稿用紙を売ってなかった。

デジタル全盛期なのでしょうがないんだけど、画材屋さんからトーンの棚が消えて、漫画の原稿用紙を売ってないと言うのが何とも寂しい限り。

しょうがないので、コピー用紙に学生時代使ってたパイロットのハイテックって水性ペンで描きました。(そう言えば、高橋先生も背景はハイテックで描いてたな。)

枠線と背景の一部はピグマのミリペン。

あと、描き文字、ベタは10年前に使ってた習字用の小筆と開明墨汁ですな。

手元にある画材で誤魔化し誤魔化し描いた感じ。

画材と原稿をそれっぽく写真撮ってみた。

時間はかかったけどメッチャ楽しかった。

やっぱりオレの漫画描きの本分はアナログでのお絵描きなんだと痛感しましたよ。知らんけど。

これからもちょくちょくアナログで漫画描いていこうと思ってる。

今回の内容については、分かる人居てくれたら嬉しいんだけど、オレが自分で書いた小説で一番好きな「夜景情景スカトロジスト」の1シーンを元ネタにしております。

はい。姫子が自殺する場面ですね。

「夜景情景スカトロジスト」の「第3章 ふたり」を全部漫画化しようとも考えたんだけど、それをやると多分20ページくらいになる。

それを全部アナログで描く時間はなかったんだ・・・

なので、もし万が一、なんで姫子が自殺したのか、敏夫と姫子はどう言う関係なんだ。みたいな事が気になった物凄く奇特なお方は、大変お手数ですが、こっちの小説をご一読下さると、おっさんはうれションするよ。

「夜景情景スカトロジスト」

あとデジタルなら20ページ描く時間もあったかも知れないけど、今回の物語に関してはこのアナログ原稿の方が良かったと感じてるし、悔いは全くなし。

って言うか、アナログで描くと頭の中にある原稿の完成イメージがそのまま作れるんだよね。

デジタルではどうしてもこの感じにならない。

それはオレがデジタルを使いこなせてないのかも知れないけど、それよりは、オレの描きたいイメージの完成形には、人的力ではどうしようもない偶然が生み出す何らかの要素が必須なんだと思う。

とか偉そうに描いてみたものの、結局は、イメージ通りのものを描くために100%コントロールして描くと言う事が出来ないと言う事なんでしょうね。

何しか、自分一人だったらやらなかっただろう事に挑戦できるって事が本当にありがたいよね。

甘納豆先生には、本当に頭が上がらねぇです。

次は一応、「漆黒の青空」に投稿する短編「四千年王国」のネームを考えてるよ。

これは、オレがバンドで作った曲の中でトップクラスに好きな奴。

これを遂に漫画にしてしまうぜぇ~

今年は、ホント沢山創作出来てて、幸せですな。

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2025年6月6日 12:12 CAT :

僕はあの頃の君でいてくれることが何よりもうれしいんだ~後編

前回のあらすじ!

と言う事で、引き続き「ハーメルンのバイオリン弾き」の感想を書いていきましょうね。

昨日の記事では、ちょっと気になった点を書いていったので、今日は逆に良かった点を書いていくよ。

 

 

【作りこまれた物語】
1巻辺りでは、「ヨーロッパでの話」と実際の地名を出してたりしてるけど、2巻の最後に収録されている第8話「北の都」の「北の都ハーメルン」が出てきたり、魔界軍王が出てきた辺りでは、しっかりとした世界観と物語の展開が出来上がってたと思う。

それがかなりしっかり作りこまれていて、ほぼほぼ矛盾や破綻が無いまま物語が最後までキレイに進行している。

これだけのスケールの物語の世界観をしっかりと構築した上で、破綻させずにちゃんと完結していると言う意味では、やっぱり稀有な名作なのは間違いない。

至る所に時代を感じる痛い表現や、キツい表現などはあるとしても、それであっても、今に至るまでここまでキレイに広げた風呂敷をたたみ切った物語はほぼないんじゃかな。

 

 

【圧倒的残酷さ】
絶望の表現がスゴイ。と思ってたんだけど、実際読んでみるとそこまで絶望の表現は凄くなかった。

と言うか、ここ最近の漫画で絶望がインフレし過ぎてる。

確かに30年前ではトップクラスだったかもしれないけど、今の時代にはもっとどうしようもない絶望が沢山ある。

オル・ゴール編やヴォーカル編辺りは絶望感凄かったと思ってたんだけど、今回読んでて「あれ?こんなあっさりしてたっけ?」となってしまった。

濃い味付けの漫画を読み過ぎていたようです。

ただ「残酷さ」と言う意味では、今の時代でもなかなかお目にかかれない圧倒的なものがあった。

ヴォーカル編でスコア国でハーメル達に対して「ありがとう」と言って花をあげた少女がいた。

悪魔として忌み嫌われていたハーメル達が初めて認められ、そして、人々からの歓迎を受けたスコア国。

ハーメルのパーティーにおいてほぼ初めての明るい展開だよ。

でも、数話後にその少女に対してヴォーカルが「僕にも花をくれるかな」と寄っていく。

そして次の話では、スコア国の全ての人間が惨殺され死体が山積みになっているシーン見開きがこれでもかと描写されてた。

他にも、自分の両親の躯がオル・ゴールと踊っているところをトロンに見せつけるシーン。

ハーメルンで感情をなくした人間が殺されて行くシーン。

などなど、挙げるとキリがない。

中でも特に今回震えるほど良かったのは、リュートがベース達になぶられて殺されるシーン。

手をへし折られて、喉を潰されて、膝まづかれた状態で、両眼を切り裂かれるとか、こんな残酷なシーンは描けないって。

しかも殺される理由が妹を守るためで、それが母親の見ている前で行われる。

普通ならブレーキ踏むよな。と言う所で、ベタ踏みアクセルを踏むかのような残酷描写は、ホント凄かった。

ただ惨いとか、胸糞悪いとかじゃなくて、しっかり残酷。

これは、ホント途轍もない表現だった。

 

 

【超絶カタルシス】
上記の「残酷」が物凄いからこそ成り立つ超絶的なカタルシスがもう途轍もない。

絶望的な状態から勝利すると言う形のカタルシスは、いつの時代でも山のように溢れているけど、残酷的な状態に打ちひしがれたパーティーがそれでも立ち上がると言うカタルシス。

これは意外とあるようでなかったと思う。

例えば、ハンターハンターの蟻編で、ネフェルピトーが出てきた時の絶望感は凄かったけど、その後のカイトを殺すシーンの残酷さはほぼ描かれなかった。

ゴンさんがピトーを倒すシーンでは絶望からの勝利と言う形でのカタルシスはあった。

でもそれはやっぱり、あくまでもありふれて居る絶望から立ち上がる少年誌的なカタルシスなんだよ。

もちろん、あのシーンの表現自体は圧倒的名シーンで、実際ゴンさんになるところは何度読んでも鳥肌ものなのは間違いない。。

その上で考えて欲しい。

もし、あのシーンがゴンの目の前で少しずつ甚振られながらカイトが惨殺されて行く描写だったとしたら。

しかも、それはゴンを守るために。

それを目に焼き付けてしまい、精神が崩壊したゴンが、それでも立ち上がり、ピトーを倒すと言う展開だったらどうか。

このレベルのカタルシスですよ。

それが全編に渡って何度も繰り返される。

「この世界は残酷だ」的な表現は多々あれど、実際にどのくらい残酷なのかを丁寧に描写するマンガって意外と少ないんだよ。

 

 

【主人公パーティーの歪さ】
主人公が魔王の息子と言う設定自体は、今ではよくあるような気がする。

でもこの物語のパーティーは、チョッとおかしい。

魔王の息子ハーメル、人身売買されて連れてこられたフルート、ハーメルを聖杯にするためパンドラに近づいたオーボウ、自分の両親をハーメルに殺されたライエル、自分の国をサイザーに滅ぼされたトロン、双子なのに魔族に連れ去られて人間を惨殺していたサイザー。

どんなパーティーやねん。

しかも、自分の両親を殺されたライエルやトロンが、ハーメル、サイザーを許して仲間に迎えるまでの過程もなかなか見ごたえがある。

その結果、物語の終盤でこんなメチャクチャなパーティーがいつの間にか強い絆で結ばれていても、全く違和感がないんだよね。

ついでに言うと、それぞれのキャラクターの過去の話をしっかりと描いてくれている点もメチャクチャ良かった。

普通に考えると、大魔王ケストラーが人間の娘パンドラとの間に子どもを作るとか、設定では描けるとしても、その過程ってメッチャ難しい。

その辺りを本当に違和感なく描いていたからこそ、この歪なパーティーが正当化されるんだよな。

展開に全く無理がない。

これって、メチャクチャ凄い事だって。まぢで。まぢで。

 

 

【描写力がずば抜けてる】
長くなってきたから、これで最後。

とにかく描写力がずば抜けてた。

昨日の記事でもあった通り絵柄は古臭いんだよ。

でも奇形レベルで大きすぎる目にちゃんと感情が乗っているから、キャラクターの苦しみや喜びに物凄く感情移入できる。

しかも、画面構成が上手いから、スケール感とか世界観が物凄く分かり易い。

普通あれだけキャラクターやら、兵器やらを描き込むと、ごちゃごちゃしてしまって最近のワンピースみたいになってしまうと思う。

実際に、物語の序盤は分かりにくかった。

2巻の最後の方とかでも、物凄いモンスターがいるんだどうけど、イマイチスケール感が伝わってこなかった。

所が、渡辺先生はこの描写の為に敢えて引き算をしたんだよね。

後半になると、スケール感を出す見開きとかのページを線画だけで表現するようになる。

その結果、物凄い物量の線がページ内に存在することになり、見たこともないようなとんでもないスケール感を描写することが出来た。

普通は黒く塗ったりしたくなるよ。

それをしないで、ひたすら物量でスケールを出すと言う面と向かって立ち向かっていく男らしい表現方法にはただただ脱帽。

物量が必要になるから敢えて引き算をすると言う、このセンスは本当に凄すぎる。

それを見るだけでもこの漫画を読む価値はあるってもんですよ。

 

 

あと、プリスカ先生からいただいてた質問もせっかくなので、ここで書いておこう。

〇好きなキャラ
今回読んでて、オリンじじぃがメッチャ好きになってしまった。
オリンじじぃを追ってきた借金取りも良い感じ。
ドラム様みたいな己惚れ屋のおっさんも大好き。
あと、フルートのお父さんも好き。
やっぱりおっさんが好きらしいな。

〇好きな展開
これは(↑)の通り、リュートの過去編かと。
オル・ゴール編がぞくぞくして最高だった。

〇好きな必殺技(演奏曲)
やっぱり最期の戦い。
ヴェートーベンの第九「歓喜の歌」かなぁ・・・この辺り読んでた時なんて鳥肌立ちぱなっしですぜ。
あと、「火刑台上のジャンヌ・ダルク」の残酷な感じも捨てがたい。
普通に曲として好きなのは「魔王」なんだけどなぁ~

〇好きな舞台
これも(↑)の理由でスコア国編かな。
あと、絶望の大陸「エアシュテルベント」も上陸時の絶望感もいい感じ。

〇きらいなキャラ
嫌いなキャラは特にいないけど、性格が屈折してるので、ライエルとかサイザーみたいな真っ直ぐなキャラは苦手。
でもライエルの両親くらいになってくると、逆に好きになるのが不思議な感じですな。

 

 

そんな感じで、長々と書いてしまったけど、結論を書いておこうか。

絵が古臭いし、時代に合わないイタイ表現が多い。

でも、そんな事どうでも良くなるレベルでクソクソ面白い漫画だった。

やっぱり「ハーメルンのバイオリン弾き」は人生のトップ5に入る漫画で良いと思う。

絵柄が受け付けないとかいう奴は、その変なフィルターのせいで勿体ない思いをすればいいんだ。

未読のやつは、ぜひ読むべき漫画だと思いました。

続編があるらしいけど、全ての要素を回収してほぼ完璧に終わってるので、これからどう展開するんだろうね。

蛇足なのか、そうでないのか。

また機会があったら読んでみたい・・・かも知れない。

でも、読まないかもしれない。

長くなったけど、以上だ。

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2025年6月5日 12:12 CAT :

僕はあの頃の君でいてくれることが何よりもうれしいんだ~前編

先日大人買いした「ハーメルンのバイオリン弾き」を読み終わった。

この漫画については、前にも少し書いたけれども、せっかく全部読んだので、その感想をツラツラと書いておこうかなと思っております。

いや、いつぞやの「ホムンクルス」みたいな徹底考察は流石にやらないけどな。

って言うか、30年以上前の作品だったと言う事に結構な衝撃を受けている。

前にも書いたけど、それをオレの実体験に置き替えると、今ジャンプを読んでるヤツにとっては「火の鳥」とかその位の感じなんだよね。

もう、古典だ。古典。

なので、古典としてこの物語を読んでいこうじゃないかと言う事ですよ。

今回読んでいて思ったことがいくつかあるので、その辺りをチョッと箇条書きで挙げてみた。

「ハーメルンのバイオリン弾き」

 

 

【やっぱり古典だった】
これが今回読んでて一番思った事だったかもしれない。

絵が古いと言うのはまぁ言わずものがなと言うか・・・90年代のアニメとかの感じに近い、あの奇形みたいな極端な顔とかは、相当人を選ぶよな。

当時でもまぁまぁ人を選んだだろうあの絵柄は、今の時代では相当受け入れるのが難しいと思う。

普遍性のある絵柄ではないよね。

併せて要所要所に今の時代に読むとかなり痛い表現がある。

これも読んでいて、かなり障害になる気がするよなぁ~。

 

 

【伏線が伏線じゃなかった】
昔読んだ時と比べて、オレが大人になってしまってた。

と言うか、時代的なものもあるのかも知れないけど、伏線が伏線じゃない。物凄く分かり易い。

それは、少年誌としては正しい表現なんだよ。

実際オレが読んでた少年の頃には伏線スゲェ~!ってなってた。

ただ、今になって読むと伏線じゃなかった。と言うだけの話だ。

フルートにお兄ちゃんがいて、その人がベースの若い方の人なのはスフォルツェンド編の段階くらいから分かるように描かれてた。

まぁ、これに関しては、マイナスではないような気もする。

むしろ、ハンターハンターみたいな複雑で難解な伏線を小学生が読んで理解できるのかって話。

小~中学生くらいが読むのであれば、丁度良い位の伏線なのかもしれない。

 

 

【総力戦じゃなかった】
オレが「ハーメルンのバイオリン弾き」で一番好きだったのは、最終決戦のスケールと総力戦の凄さだった。

・・・と思ってた。

でも、今回読み直してみると「あれ?」ってなってしまった。

確かに最終決戦の最初はとんでもないスケールと総力戦なんだけど、そのほとんどがケストラーの力の強さを見せるためのフリに使われてしまってて、結局最後の戦いにおいては、フルートとハーメル対ケストラーと言う実にこじんまりとした戦いになってた。

何かこの辺がかなり記憶と違うんだけど・・・こんな感じだったっけなぁ~?

 

 

【魔族化したハーメルのデザインがダサすぎる】
ケストラー戦で完全魔族化したハーメルのデザインが絶望的にダサい。

ただ、これって渡辺先生のモンスターデザインがダメと言う話じゃない。

実際、他のモンスターのデザインはメッチャカッコいいし、あれだけ色んなモンスターが居ながら、ケストラーは角が生えた美形の人間にするなど、抜群のセンスだと思う。

それだけになぜ・・・

あのハーメルのデザインだけは、どう頑張っても擁護の仕様がない。

人間的なハーメルが完全に魔族化したと言う事を見せつつも、ハーメルだと認識できるようにと言う苦心の結果なんだろうと思うんだけど、それでもやっぱり擁護の仕様がない。

オル・ゴール編でフルートを突き殺した時の魔族化したハーメルはめっちゃカッコよかったのに・・・

 

 

と言った感じで、こんな感じで挙げてみたけど、まだまだ言いたい事はある。

そして、長くなりすぎたので続きは明日にしましょうかね。

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2025年6月1日 12:12 CAT :

お絵描きタイム

ここ最近、アナログでずっと漫画を描いてる。

まぁ、こんな感じですわ。

これがねぇ・・・思ってた100倍楽しい。

ぶっちゃけ、ここ最近全く液タブを触っていない。

そうなんだよ。オレは小学生のころからずっと紙にペンで絵を描いてきたんだよ。

「これぞ正に!」と言う感じがしております。

とは言え、「なんか手が大きかったな」とか「顔のバランスがなぁ~」って時に、チョッと動かして微調整みたいな事が出来なくて、チョッと不便さを感じていたりもする。

結局のところは良し悪しなんだろうね。

あと、時間がかかる・・・

1コマ分の集中線を描くのに20分くらいかかる。

クリスタさんなら10秒で出来るのに。

アナログで描いた事ない奴とかって、この集中線とか書けるのか?と思ったりもする。

そんな感じで、今、新作短編を全て手書きで書いております。

ノリノリで描いてるけど(↑)の通り時間がかかってしょうがないので、完成はもう少し時間がかかるかも知れない。

あと、内容的にも面白いものかと言われると不安がいっぱい。

ただ、集中線1本まで心を込めて引いてるよ。

そして、アナログの方がやっぱり線に感情が乗ってる気がする。

本当に良し悪しなんだな。

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2025年5月25日 12:12 CAT :

手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その12

今月も何とか1話更新できて良かった。

何か知らんけど、今月まぢで色々バタバタしていて、創作の方がすごい勢いで滞りがちになってる。

それでも続ける。

何としても続ける。

それだけがアラフォーとなってしまった薄汚いおっさんの矜持なんだ。

そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

今回はこちら。

第3部35話「討伐(2)」の話。

リバイヤサンの討伐をわずか30ページで終わらせてしまうと言う暴挙。

実際、元ネタの方ではこのライトの話はもう少し長い。

洞窟の中でも色々あるし、ケイとライトがバフィル沖の島に住むボイルじいさんの所に行って、色々話をするなどイベントがあった。

ただ、その辺を全部バッサリ割愛して、いきなり海に出た上にリバイヤサンの弱点についてもケイが最初から知っていたと言うかなり強引で力押し展開にした。

理由はいくつかある。

ひとつは、英雄記を早く終わらせたい事。

元ネタの方で確認すると英雄記は45話で終わってる。

今、ネームで書いてる英雄記は41話で終わる。

要はこの4話分が今回割愛した洞窟の中とかボイルじいさんの所の話と言う訳でございます。

正直な話、洞窟の中でのワチャワチャも、ボイルじいさんのところでの話も、今後の話と特につながるものじゃあない。

物語自体の大枠を捉えるためには意味はあるかも知れないけど、大筋とは全く関わってない。

だったらそのどうでも良い話は割愛して、物語を進めたいと思ったんですよ。

あと、ケイを何か強いキャラにしたかった。

「ボイルから色々指導を受けてリバイヤサンの倒し方を知った」より、「何か分かんないけど知ってた」の方がケイのキャラが際立つんじゃないかと思った感じ。

他にも色々あったりするんだけど、そんなところか。

全然関係ないけど、今回のライトの決め絵。

このシーンのライトの絵のイメージ。物凄く頭の中に残ってて、これの元ネタは何なんだろうと考えていた。

多分、「絶対無敵ライジンオー」と言うアニメの「ライジンソード」って言う必殺技だと思うんだ。

もしくは、「魔神英雄伝ワタル」と言うアニメの「登龍剣」。

でもポーズ的なものから見ると、多分「ライジンオー」の方だと思うんだよなぁ。

勇者シリーズでは「ガオガイガー」が一番好きなんだけど、あの当時のサンライズのアニメでは断トツで「ライジンオー」が大好きだったんです。

そして、今でも最もカッコいい悪役は、ベルゼブ様です。

「ライジンオー」の話は長くなりそうなので、また別の機会に。

まぁ、今回はこんな感じで。

show must go on!

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2025年5月24日 12:12 CAT :

ポキール星人のうんこネタは一旦没にするとして

今月も引き続き、ぬとらじと言う名のラジオを楽しんできた。

ちなみに先月の話はこちらをクリック。

この月1ラジオで随分と漫画描くモチベーションが高くなるので、ホントありがたい。

んで、今回、何かトリコが最近の漫画じゃないと言う指摘に、まぁまぁな衝撃を受けてしまった。

最近じゃねえのか。

そうなのか。

と言うか、最近って言うのは一体どのくらいからを指すんだろうかね。

十年一昔と言う言葉がある。

要は10年前はもう「昔」と言う事なんだろう。

「トリコ」完結が2016年なので9年前だった。もう昔の漫画ですな。

オレが「ドラゴンボール」に燃えていた頃、「キン肉マン」や「聖闘士星矢」はまだしも、「リンかけ」とかは昔の漫画だと思ってたわ。

そんな感覚か。と自分に置き換えた結果、凄く納得がいった。

ちなみに、今読んでる「ハーメルンのバイオリン弾き」に関しては、もう35年前の漫画。

オレが小学生の頃の感覚で行くと、「火の鳥」とかその辺と同じくらい昔の漫画な訳で、もうそれは「昔」どころじゃなくて「古典」ですな。ケラケラ。

歳を取るとマジで時代の流れが早すぎる。

あと、ラジオでの話の中で「最近アナログで漫画描いてないな」と言う話題があって、今、沸々とアナログでの作画をしたくなってきてる。

甘納豆先生から貰ってるお題の漫画は、久々にアナログ作画で描こうかなと思っております。

問題は、画材を全て娘にあげてしまったと言う事か。

ここはひとつ高校生時代にまで戻って、「ひとときの暗がり」で良くネタにしている「ハイテック」と「ミリペン」で描いてみるしかないか。

まずは、5ページくらいのネームを考えよう。

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2025年5月23日 12:12 CAT :

過去の自分を見つめ直すと言う名の水増しシリーズ第14弾「取り合えずこれは読んでないとダメだろと思う完結ギャグマンガTOP10!!~後編」

と言う事で、昨日の続きで、後編をお送りします。

どうでも良いけど、6位だった「すごいよマサルさん」のうすた先生の新作が出たね。

この歳になって、まだ新連載を読めると言うのも嬉しくて、ありがたい事です。

「タベル」は最後、それで良いのか?!って終わり方したけど、今回はどうなるんだろう。

取り合えず、第1話読んだ感じは、めちゃめちゃ面白かったよ。

関係ない話をしてしまったな・・・

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

と言う事で、「取り合えずこれは読んでないとダメだろと思う完結マンガTOP10!!」のギャグ漫画編だよ~。

やるって言った以上は、年内にやっておかないとね。

ちなみに、こっちは、ストーリー漫画と違って、意外な感じの順位になったので、一位が何かは、先出ししない。

普通に、ランキングとして楽しんでくれたまえ。

選考基準としては、前回とほぼ同じ↓な感じ。

1.単純に読んで面白い
2.ゲラゲラ読めてしまう
3.良い意味で読み応えがある
4.しもたが好きなマンガだ
5.一応、商業マンガ(同人系、webマンガ、自分のマンガとかは省く)
6.1作家1作品

どうもギャグマンガについては、同じ作家さんの作品を好む傾向にあるみたいなので、「6.1作家1作品」と言うルールを追加しておきます。

じゃないと、ランキングの大半が、あの作家さんのマンガになってしまいそうなので・・・(あの作家さんとは!!答えは、ランキングの中で明かされます!!)
とか、引っ張ってもしゃあないけどね。

 

 

 

はい。

ここまで、昨日のコピペね!!

今日も早速、始めるよ!!

今日は、残りの5~1位の発表だ!!

 

 

しもたが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第5位
岸和田博士の科学的愛情

天才「トニーたけざき」がその才能を完全に無駄遣いして、作り上げた珠玉の名作ギャグ漫画。

とにかく、全てがどす黒い。

絵柄、台詞、キャラクター、物語何もかもが悪意に満ち溢れている。

読んでいると、心が本当に荒んでいくのが分かる。

昨日の10位「otoboke section chief」の対極にあるようなマンガ。

しかし、それで居ても、随所にみられる素晴らしい表現などは、これ?ホントにギャグ漫画か?と疑問に思うほどに、作品として、完成度が高い。

ただ、本当に、読んでて心が荒んでいくよ。

あと、心のきれいな人は、読んでると、気分が悪くなると思う。

そんなマンガだ!!

取り合えず、人の死とか、そんなブラックなギャグを、ゲラゲラ笑える人は、相当はまるマンガだと思う。

 

 

しもたが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第4位
レベルE

存在自体がギャグ漫画のような存在。

鬼才「冨樫義博」の作品の中で、最も完成度が高いマンガこそ、この「レベルE」だと思う。

それについては、異論の余地はないと思うけれども、問題は、これがギャグ漫画なのか・・・と言う事。

でも、しょうがない。

オレが、ゲラゲラ笑ってしまうんだから、ギャグ漫画だ。

笑かしに来てる以上、それがギャグ漫画じゃなくて何なんだよ。

会話のセンスも、絵柄も、構成力も、正にピークだったんじゃないかと思うほどに、完成度が高い。

そして、暗い話とかでも、ちゃんと最後にオチがあるので、読後感もかなり良い。

こんなに濃密で面白いのに、実は、たった3巻しかないんだよね。

それもまた凄い。

ハンターハンターもこの位・・・いや、なんでもないです。

 

 

しもたが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第3位
ハルシオン ランチ

オレの大好きな漫画家さん「沙村弘明」のギャグ漫画。

1巻の帯の所で「銀河一の爆笑を」とか、あほみたいにハードルを上げてしまってるけど、実際にその位面白い。

何かね。たった2巻しかないんだけど、「この人は出し惜しみと言う言葉を知らないのか?」と思うほど、1ページにネタを詰め込んでくる。

うっかり見落としてしまうネタも、ビックリするほどあって、何度読んでも新しい発見があったりする。

ここまで、全力で向かってくるギャグマンガが他にあるでしょうか・・・?いやないと思う。とか、そんな気分になる。

しかも、「無限の住人」でも、見せつけた圧倒的なストーリーテナーな実力を、このギャグ漫画でも、無駄に発揮していて、複線の貼り方や回収、完結までの流れなどが、実にきれい。

ホント、この作者さんは、アホだと思う。

良い意味でも、悪い意味でも・・・

 

 

しもたが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第2位
樹海少年zoo1

冒頭で書いた「6.1作家1作品」のルールを追加したのは、この人。「漫☆画太朗」大先生の存在があるから。

このルールがないと、ほとんどが、この人の漫画で埋まってしまう。

その位、凄まじいギャグマンガばかりを生み出している。

鬼才とか、天才とかそんな言葉はこの人には似合わない。

この人は、ただの変態だと思う。

そんな、「漫☆画太朗」大先生が、あろう事か、音楽界のキチガイ「電気グルーヴ」のピエール瀧をなぜか、原作に迎えて連載されたマンガこそ「樹海少年zoo1」だ。(まぁ、画太朗大先生と電気グルーヴに関しては、「珍遊記」の頃から、関わりあったけどね。)

強力な布陣で制作されたこのマンガは、圧倒的ギャグマンガの多い画太朗マンガ群においても、突出している。

以下、どうしても、その魅力を書きたいので、ネタバレするよ。

読みたくないヤツは、ここで読むのを辞めるよろし。

とにかく、このマンガには、ギャグマンガ界の歴史を覆した「やり直し」がある。

メタ表現などは、昔から良く使われてきたけれども、そんなレベルじゃあない。

「やり直し」なんだ。

暴走するストーリー。

一体、ここから先、どうやってまとめて行くんだ?と、ワクワクしながらページをめくっていくと「ゴメンなさい。ここまでの話は、なかったことにして下さい。」との但し書きの後に、違うストーリーが展開される。

どんな前フリだよ・・・と、驚愕する事間違いないけれども・・・その後も、相変わらず暴走するストーリー。(一瞬だけ、まともになるけど。)

しかも、最終回は・・・言ってみれば、「カリン様の所で、パワーアップの為に、命を懸けて超神水を飲むけど、やっぱりダメだって、悟空が死んでしまう。」的な衝撃的な終わりを迎える。

エエエエイ!!字で書いても、伝わらん!!

とにかく、読むんだ!!読めば分かる!!

読んだら燃やせ!!絶対古本屋には売るなよ!!バカやろー!!

 

 

しもたが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第1位
モンモンモン

正直悩みました。

ええ。ええ。悩みましたよ。

2位と1位・・・どちらにするか・・・「zoo1」が、腐れ外道ギャグマンガなら、コチラは、超王道ギャグマンガ。

やはり最後に正義は勝つ。

モンモンモン・・・これを1位にせざるを得なかった。

そんな感じ。

落書きで、子どもを騙して金儲けしているとってもステキな詐欺師「つの丸」の連載デビュー作だい。

このマンガとの出会いには、色々と思い出補正もあるので、そちらについては、後日、改めて、長々と書くとして・・・

本当に、王道的なギャグマンガ。

ギャグのお手本と言うべき、本当のギャグマンガだと思う。

しかも、ただただ理不尽な事が理不尽だけじゃあない。

理不尽なネタも、シュールなネタも、下ネタも、うんこネタも、チョッと大人なネタもあるので、どの世代で読んでも、違う笑いどころで、ゲラゲラと楽しむ事が出来る。

ただ、おもしろいだけじゃあない、笑いあり、感動あり、涙ありな所も、本当に王道のギャグマンガか。

思ったより、ストーリーもしっかりしているし、一人ひとりのキャラも濃く、しかも、しっかり立っている。

そして、最終回の衝撃的な展開。

読んでた、小学生自分に受けた衝撃は、これまでで最大級だと思う。

友情がある。

感動がある。

涙がある。

愛がある。

素晴しいマンガ。

そして、絵が落書きレベルでクソ汚い。

個人的には、マキバオー以降の整った絵柄より、こっちの方が好きなんだけどね。

 

 

 

このランキングは、ストーリーマンガと比べて、結構悩み倒したけど、結果的には、凄く順当でスッキリする感じになった。

最も、「6.1作家1作品」でなければ、ランキングの殆どが、画太朗先生で埋め尽くされていただろうけども。

その位、ギャグマンガと言う意味で、画太朗先生は、レベルが違うよね。

そして、その画太朗先生の最高傑作より、個人的に上位においた「モンモンモン」は、ぜひ、色んな人に読んでもらいたい・・・と言う所でございます。

さてさて。

こんな感じで、今回のランキングは、終了だけれども・・・実は、後ひとつ。

「絶対間違いないから、名前見つけたら問答無用で買いだぜ漫画家ランキングTOP10」

と言うヤツも、やろうかなぁ~と、ムズムズ考えていたりする。

これは、年明けにでも・・・

と言う事で、自己満足なランキングにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

頭を強く打って、死んでください。

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2025年5月22日 12:12 CAT :

過去の自分を見つめ直すと言う名の水増しシリーズ第14弾「取り合えずこれは読んでないとダメだろと思う完結ギャグマンガTOP10!!~前編」

先日の記事に書いた感じで、実は「ハーメルンのバイオリン弾き」を読み直しております。

で、その際に、オススメ漫画を挙げたことが過去にあった出来なことを書いてた。

書いてたんですよ。

実はそれ・・・ギャグ漫画版もありまして・・・そっちも昔過ぎて読みにくいので、新しく手直ししてお送りしようと、まぁ、そう言う事になりました。(何がなりましたなのか分からんけども!)

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

年の瀬も押し迫ってきた今日この頃。

皆様、元気ですか。

私は狂気です。

とか何とか、言うてますけども・・・これが分かる人とは、きっと、凄く仲良くなれると思う。

か、または、絶対にお互いが相いれなくてけんか別れすると思う。

まぁ、どうでもいいですけどね~
と言う事で、「取り合えずこれは読んでないとダメだろと思う完結マンガTOP10!!」のギャグ漫画編だよ~。

やるって言った以上は、年内にやっておかないとね。

ちなみに、こっちは、ストーリー漫画と違って、意外な感じの順位になったので、1位が何かは、先出ししない。

普通に、ランキングとして楽しんでくれたまえ。

選考基準としては、前回とほぼ同じ↓な感じ。

1.単純に読んで面白い
2.ゲラゲラ読めてしまう
3.良い意味で読み応えがある
4.しもたが好きなマンガだ
5.一応、商業マンガ(同人系、webマンガ、自分のマンガとかは省く)
6.1作家1作品
どうもギャグマンガについては、同じ作家さんの作品を好む傾向にあるみたいなので、「6.1作家1作品」と言うルールを追加しておきます。

じゃないと、ランキングの大半が、あの作家さんのマンガになってしまいそうなので・・・(あの作家さんとは!!答えは、ランキングの中で明かされます!!)
とか、引っ張ってもしゃあないけどね。

さてさて。

では、早速・・・

 

 

しもたが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第10位
おとぼけ課長

この世の中には、気合いを入れて読んだ方がいいマンガと、気合いを入れてはいけないマンガがある。

その中で特に後者のマンガの事を、オレとか、弟は「うんこマンガ」と呼んでる。

これは、「クソみたいに駄目なマンガ」と言う意味じゃあなくて、「うんこする時に、持って行って、何の気なしにだらだら読める」マンガで、且つ「何度読んでも面白い」マンガでなければいけない。

世の中に、この条件を満たすことのできる「うんこマンガ」がどれほどあるか・・・多分数えるほどしかないと思う。

その筆頭格こそ、この「otoboke section chief」だ。

もうね、何度読んでも面白い。

全然頭を使わない。

たまに、ふふってなる。

そして、謎の安心感がある。

心が疲れたサラリーマンの強い味方。

天才植田まさしのなかでも、やはり選ばれるべきは、この漫画だよね。

いや、この漫画完結してないよ・・・知ってるよ。

ホントは、「ポセイドン学園」にしようかと思ったんだ。

でも、やっぱり、それは出来なかった・・・と言う事で、急きょ、この漫画になった次第でございます。

 

 

しもたが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第9位
永沢君

家は大火事で頭は玉ねぎ。だ~れだ。

と言う事で、国民的マンガ「ちびまるこちゃん」の登場キャラの一人「永沢君」を主人公にしたスピンオフ漫画。

1巻しかなく、凄く読みやすい。

ただ、「さくらももこ」らしく、色々と本とに詰め込まれて、読み応えがある。

「ちびまるこちゃん」よりも数年後、中学生になり、「ももこ」とかと離れ離れになった永沢君の物語。

中学生になった分・・・と言うか、「ちびまるこちゃん」よりさらに毒は強めなので、個人的に、こっちの方がはるかに面白い。

そして、読みこめば読みこむほど、おかしくてしょうがなくなる。

最初読んだとき、特になんとも思わずに、流してた内容や会話が、2回目以降読み直すと、ものすごく面白くなってくるから、不思議なもんだけど・・・それがきっと、「さくらももこ」の作風なんだろうね。

 

 

しもたが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第8位
アイドル地獄変

打ち切り漫画家さんの中に希望の光。

「尾玉なみえ」はんの青年誌初連載作品。

「純情パイン」「ねじめくん」と、少年ジャンプと言う少年漫画雑誌で、鬱屈としたシュールギャグを発表するも、相手にされず、2作連続短期打ち切りの目に逢った「なみえ」はんが、青年誌で、満を持して放つけど、やっぱり、打ち切られた名作中の名作。

「純情パイン」「ねじめくん」とか、あんなマンガだったのに、それでも、やっぱり「少年マンガ」と言う枠の中で、抑圧されていた事がよく分かるくらい、この漫画は、ホントにはじけてる。

これでもかとはじけてる。

もう、下ネタと、どす黒い笑いのオンパレード。

でも、どんなに黒い事を描いても、気分が悪くならないのが、「なみえ」はんの凄い所だと思う。

さらっと、読めて、ゲラゲラ笑ったけど、よく考えたら、めちゃくちゃで、最低じゃねえか・・・みたいな事が多いよね。

ちなみに、最近は「まこリプ」のせいで、打ち切り漫画家じゃなくなったので、「なみえ」はん熱もかなり冷めておりますので、お前は8位じゃ!

 

 

しもたが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第7位
平成義民伝説 代表人

下衆漫画家の代表格「木多康昭」の中でも、最も問題になって、最も短期で打ち切られたギャグ漫画。

何せ、主人公が、国民的なアイドルとなった 「smap」 「IGARASI」の元メンバーで オートレーサー 宇宙飛行士になりために、 「smap」 「IGARASI」を辞めた 「森君」 「米良君」なんだもん。

そんな 「森君」 「米良君」が、メンバーに嫉妬して、殺害を目論むようなマンガ。

問題にならない訳がない。

連載開始から、数週間で、問題を起こし休載(その問題と言うのも、「こち亀」 「バイオレンスポリスマン」と言うマンガを描いていた「秋本治」 山正川正をネタにしたも・・・らしい。マガジンでの連載なのに・・・)、そして、打ち切りが決定と言う流れもしょうがないんだけど、それで、素直に打ち切られないのが、下衆漫画家「木多」。

どうせ打ち切りなんだろ?と、ここぞとばかりに、滅茶苦茶をしまくる。

それは、「幕張」の末期の比じゃないレベル。

ストーリーも滅茶苦茶だけど、何より、登場人物が、誰のパロディーか分かりやすすぎるし、そして、そいつらが、屑すぎる。

全体的に、洒落にならない上に、最後は、訴訟を起こされて、「作者の戦いはこれからだ!」で終わるという、最後まで、完璧な「木多康昭マンガ」。

ただ、この漫画。

そんな問題があったが故に、発行部数が極端に少なく、手に入りにくいのが、唯一の難点なんだよね。

 

 

しもたが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第6位
セクシーコマンドー外伝 すごいよマサルさん

現在のギャグ漫画の主流となった「シュールで理不尽な笑い」は、全てこの漫画から始まった。

そんな伝説的なギャグ漫画こそ、この「マサルさん」。

オレがこの漫画をよんだのは、中学1年生の時だったけど、あまりの衝撃に、ホントに、軽く尿を漏らした。

そして、ひき付けをを起こすほど笑ったもんだ。

その位このマンガの登場はすさまじかった。

漫才における「ダウンタウン以前と以後で歴史が分かれる。」と同じように「マサルさん以前と以後」で、漫画の歴史も分かれると言っても、過言じゃあないと思う。

今読むと、若干古臭い部分もある・・・と言えばあるんだけど、1作者1作品として考えたとき、「うすた京介」の作品で「マサルさん」を選ばない理由はなかった。

とにかく、ギャグ漫画を読む。のなら、一度は、目を通す必要のあるマンガだよ。

まぢで。

 

 

 

 

・・・やっぱり、長い!!

自分の思い入れを書き出したら、長過ぎる!!

もう良いや。

残りの1~5位は、また次回にする。

さて、1位はいったいなにかなぁ~

と言うところで、次回を待て!!

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2025年5月21日 12:12 CAT :

結局怖い話なのか疑問に思いつつも突き進む不動産売買であった悲喜交々~その3

本当ならGW中に完成させたかったんだけど、結局気が付けばこんなに遅くなってしまっていた。

みたいな話ではあるんだけど、それ以前に、色々なものの制作が滞っている事に危惧はしております。

止まりはしないと思うけど、定期的にアップしていくってホント難しいなと思ってる今日この頃。

まぁ、それはそれとして、多少期間が空こうともコツコツ描いていくよ。

ちゃんと完結させる事だけを目指して・・・

と言う事で、あんまり意味ないかもしれないけど、少しでも多くの人が被害にあわないように願いつつ、今日も今日とて書いていきます。

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

今回はこちら。

第14回「自分がおかしいと自覚してる人ほど逆ギレをする」の回。

初めに言っておくけど、裁判所でのシーンについては当時弁護士さんから聞いた話からオレが「こうだったんじゃね?」と書いたものなので、いつもに増してフィクションだよ。

実際と違う!と思われる人も居るかも知れないけど、違うんです。オレの妄想なんです。

ただ、審理中に毎回ドラマみたいに法廷でお互いに言い合ったりは実際はしないのは本当。

あれは、最初と最後だけで、それ以外に関しては別室で担当官に対して書類を提出して、質疑応答をするのがメインになる。・・・らしい。

オレが直接その場に行ってた訳じゃあないから、確定ではないんだけどそうらしい。

なので「法廷闘争編」とか偉そうに書いてるけど、実際に法廷で戦う「リーガルハイ」みたいな展開はこの先もないよ。

これはあくまでも「怖い話」。

ホラー漫画なので。

意外と第2部もホラー展開が待っております。

そんな感じで、やっと次回くらいから物語が動き始める予定。

と変な感じで煽っておいて・・・

それではまた次回に。

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2025年5月6日 12:12 CAT :

結局怖い話なのか疑問に思いつつも突き進む不動産売買であった悲喜交々~その2

前回更新した時に「さすがに2年半ぶりの更新だし、忘れ去られているだろうな」と思ってたんだけど、思いのほか「待ってた」的なコメントをいただき、メッチャ恐縮しております。

オレごときのクソ漫画にまぢで勿体ないお言葉。

どうでも良いけど、最近「あんまりヘリくだりすぎる奴はムカつく」と言うお話を聞いたので、卑下し過ぎないように心がけております。

なので、「お待たせ!やっと裁判も終わって、心の整理もついたから続き再開するよ!」くらいのテンションが正しいんだろうな。と思ったり・・・でも、オレごときがとやっぱり思ってしまったり。

複雑なお年頃です。

と言う事で、あんまり意味ないかもしれないけど、少しでも多くの人が被害にあわないように願いつつ、今日も今日とて書いていきます。

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

今回はこちら。

第13回「嫌な電話は嫌なタイミングでしかかかってこない」の回。

いよいよ始まった裁判。

とは言え、ぶっちゃけてしまえば今回の裁判で、オレ自体が直接裁判所に行って裁判の状況を見てきたみたいな経験はほぼなかった。

民事裁判で今回みたいな弁護士さんに依頼してる場合、ほぼほぼやる事って裁判結果の連絡を受けて、次どう言う主張をしていくかを打合せするだけなんだよね。

まさに今回の13話の内容みたいな感じ。

電話を受ける⇒事務所で打ち合わせ⇒電話を受ける⇒事務所で打ち合わせ

この繰り返しですよ。

正直、裁判始まって最初の頃は「こんなのが続くだけなら、漫画に出来ないな」みたいな事も思ってた。

実際この繰り返しだけなら多分あと1話で終わりだったと思う。

所が漫画の神様はオレに対してちゃんと漫画のネタになるような展開を用意してくれていた。

お陰でタップリ10話分・・・もしかしたらそれでは描き切れないかもしれない内容がある訳でございます。

神様!漫画のネタをありがとう!

そんな感じで、単調な繰り返しがあと1話続いた後は、思いがけない展開になっていきますよぉ~

と変な感じで煽っておいて・・・

それではまた次回に。

取り合えず、かかってきてほしくないタイミングで嫌な電話ってかかってくるよね。

これもマーフィーの法則だろうか・・・

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2025年4月20日 12:12 CAT :

手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その11

一応、毎月更新が出来ているだけでも、オレ個人としては凄いと思ってるんだ。

月に1話しか出来ないと言うのはいかがなものか。

しかも1話たったの15ページで何を偉そうに。

などなど思う所もある。

でも、これでも時間見つけてコツコツ頑張って描いてるんだよ。

ずっと一定のペースで何らかのことをやり続けるくらいしか出来る事がないおっさんの悲しさを思い知るがいい。

そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

今回はこちら。

第3部34話「討伐(1)」の話。

こちらのお話ですな。

今回の話を執筆していた2月頃に、この話に出てくるリバイアサンの悲しいお話を記事にしてた。

こちらの話ですな(⇒)【フィジカルなインタレストなインプレスなインフォーム】

あと、この話のネームを描いてる時に「ケイ」と言うキャラクターが勝手に動き出したと言う話も記事にした。

こちらの話ですな(⇒)【やがて老人だけが残された

何か知らんけど、今回の話の裏話的はネタ・・・先出しし過ぎてる。

ぶっちゃけ、もう今回の話はこれで終わりでもいい気がする。

何しか、「ケイ」と「ライト」と言うキャラクターに関しては、もうホント勝手に色々動き回ってくれるので、この辺りの話に関してはネームもかなりスムーズに描けた気がする。

コロッサ編の頃は、1話ごとに何でこんなうんうん唸ってるんだろう?と言うくらい、迷走と言うか思い悩むことが多かったのに。

物語を進めていく上で、ネームで悩んで、詰まってる時は大抵あんまり面白くないんだよね。

逆にすらすら書けてる時の方が、面白いと思ってる。

問題なのは、それがオレが面白い出会って、世間一般の面白いではないと言う事か。

漫画を描くって難しいもんですな。

まぁ、今回はこんな感じで。

show must go on!

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2025年4月17日 12:12 CAT :

あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その29

2週間に1度はアップしたいなとか言いながら、なかなか定期更新が出来てない今日この頃。

決め打ちしないと、それって結構難しいんだろうな。

とは言え、正直な話、この「ひとときの暗がり」に関しては一番書きたかったのが、今描いている第2部の前半20話なので、モチベーションとしては過去一が高かったりはする。

問題はそのモチベーションに体と環境がついていけてないと言う事なんだろうね。

と言う事で、来るべきその日まで少しでも多くの人を繋ぎ止めておきたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきますよぉ!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

第35話 高校2年生(4)「女の話会」

こちらの話ですな。

何と言うか、この「女の話会」があった事で、この後の高校生活に物凄い影響と言うか、変化があったんだよ。

そもそもこの日の日記については、前回も触れた通りルーズリーフ3ページに渡ってどんな話し合いしたのか書き残しているほど、個人的にインパクトのある出来事だったんです。

いや、まぢで。

人生で初めて、自分の好きな人の事を他人に話した瞬間な訳で、それはそれはドキドキしたよ。

自分の人生におけるイベントに「女」と言うものが出てくるなんて思いもよらなかった高校生の頃の自分にとっては、途轍もない衝撃。

そして、これ以降なぜか分からないけど、色んな場所で色恋沙汰が起きていく。

それは、ただ17歳という年齢だったからなのか、この「女の話会」が契機だったのか。

正直それは分からない。

でも確実な事はこの日の以前と以後で明らかに「女」と言う存在がオレの人生の中にチョコチョコ出入りするようになる。

その辺りの引き交々。

そして、三角関係ですらないより歪な関係によって泥沼化していくこれからの「ひとときの暗がり」を何卒よろしくお願いします。

平に。平にぃ~。

最期のこの回のお礼絵。

ぶっちゃけ、ここ最近の展開が時代背景ほぼ関係ないので、ネタに困ってる。

もういっその事、展開関係なしに当時の話とか書いてやろうかと思っております。

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2025年4月4日 12:12 CAT :

年老いた価値観かなぐり捨てて 新時代の到来に踊り狂え

「風を切る日々」第3部最終話までのネームが無事完成した。

と言う先日のXでのポスト。

第3部で書かなければいけない展開を上手く入れ込んだうえで、個人的にはかなり綺麗にまとめる事が出来たと思う。

で、第4部「交戦記」のプロットを制作する上で、忘れてる設定とか展開がないかを確認するために、ここ最近、自分で10年前に書いたマンガ「us-second stage-」を読み直しております。

一応、リンク張っておこうかな。

こちらから読めるよ。・・・多分。

自画自賛で許してほしいんだけど・・・この漫画メッチャ面白れぇ。

正直、今、こんなに時間かけて描いてる「風を切る日々」は何なんだ?ってくらい面白い。

チョッとしょんぼりしてくる。

10年後くらいに、今描いてる「風を切る日々」や「不動産売買であった怖い話」を読んで同じくらい「おもしれぇ」って思えるのかな。

色々不安になってくるよね。

あと、思いの他「us」の方では他の物語とのリンクを描きまくっていた。

あんまり言うとネタバレになってしまうから書きたくないけど、例えば、この「us」125話「ハーフ・ワルツ・クレシェンド」のワンシーン。

これ、今作画中の「風を切る日々」61話に出てくる内容なんだけど、もうこの段階で書いてしまってたらしい。

これをアップした10年くらい前に、もしこの話を読んでくれた人が居たとしても「上原?Θ?何の話?」ってなってたんだろうな。

「風を切る日々」を読んでから、もう一度「us」を見たら、あぁああああ!ってなるシーンがいっぱいある気がする。

他にも、128話「ランナウェイ=デイズ」のマルクスが「ロバート」を作り上げるこのシーン。

「Gの世界」における八神の姿を模して作られたのが、「us」のロバートだったと告白するシーンだけど、この話を描いてる段階では、まだ「Gの世界」執筆前だから、これも同じく「?」ってなった人が居たかもしれない。

ちなみにこの後のセリフで「G-レポート」が幽子を捕獲できるメカニズムについても語っていたりするけど、そもそも「G-レポート」が出てきたの自体が「Gの世界」の40話付近だから、かなりフライングし過ぎて、意味不明だよなぁ~

って言うか、その話は「Gの世界」本編で語るべきなのでは・・・と今更思ったり思わなかったり・・・

みたいな感じで、自分で読んでて「おおお!こんなことまで描いてたのか」って良く分からない感動をしているんだよ。

もう10年以上前に描いたマンガの内容なんて、流石に細部までは覚えてないけど、かなりぶっこんで描いてたんだなぁ~。みたいなね。

自分で書いたマンガを自分で楽しく読んでいると言う究極のマニュファクチュアを行っております。

はい。

ナルシストとお呼びください。

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2025年3月24日 11:11 CAT :

結局怖い話なのか疑問に思いつつも突き進む不動産売買であった悲喜交々~その1

これまでやってきてなかったけど、こっちの話もせっかくなので、チョッピリ裏話とか書いていっても良いんじゃないかと思った次第です。(と言うか、前描いてた時は、ブログの毎日更新をやってなかったんだけど・・・)

とは言え、描きたいネタはいっぱいある訳で、あんまりこの手の裏話っぽい奴ばっかりになると、本来ブログで書きたいネタが消化しきれない。

あと、他2つと違って、ありがたい事にこの話は割と色んな方に見ていただけているっぽい。

じゃあ、わざわざブログで広報活動的な事しなくても良いんじゃね?と思ったり思わなかったり・・・

いや、それはそれとして、書きたいと思った事は書こう。

それがこのオナニーブログ唯一の存在意義と言う奴だ。

と言う事で、あんまり意味ないかもしれないけど、少しでも多くの人が被害にあわないように願いつつ、今日も今日とて書いていきます。

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

今回はこちら。

第12回「そもそも裁判はお金がかかる」の回。

こちらのお話ですな。

人生において、裁判を起こすと言う体験をしたことがある人が一体この世にどれだけいるのか。

物凄い勢いで世の中では裁判が行われているらしい。

それでも、ほとんどの人間にとっては無縁のものであることは間違いない。

ただ、一つだけ言っておきたい事がある。

経験しておいた方が良いよ。と言う事。

その詳細はこれから本編の中でツラツラと語りたい所なのであんまりここでは語らないけど、正直な話、オレは裁判に対して凄くプラスなイメージを持っていた。

プラスなイメージと言うのは、言って見れば「悪い奴をしっかり罰してくれる」みたいなイメージ。

この「悪い奴」と言う認識が実に難しい訳で、オレから見たら悪い奴でも、世間から見たらそうでもないと言う事もままあると言う事なんだよ。

「オレは悪いと思ってるのに、皆はオレの見方をしてくれない。だったら裁判で証明してやるぜ!」みたいな感覚で裁判を起こした場合、きっと裁判所までもオレの見方をしてくれなかった・・・となるはず。

裁判所は親ではない。

無条件に見方をしてくれる訳じゃあなくて、「君の話は一般的常識と法の下に解釈するとこんな感じですよ」と言う事を説明してくれる。

このくらいのバランス感覚を持っておいた方が良いと思う。

テレビで良く垂れ流される凶悪事件の裁判についても「マジかよ!こいつが極刑じゃねえのかよ」みたいな事よくあるんだけど、それも多分被害者の方への感情移入があって悪い奴をしっかり罰してないと言う気持ちになるところもあるんだろう。

それでも納得のいかない事も多々あるだろうし、そのために3回まで裁判をやり直すことが出来ると言う制度もあるんだよね。

本編では、そういう裁判の在り方についてと言うよりは、実際裁判を起こすとどういう経緯で進行していくかとか、その辺りをメインで書いていく事になると思う。

なので、実際裁判を起こすことで思った所感についてをブログの方で補足していこうかなと思っております。

まぢで、少しでも不動産売買での被害が減る事を切に祈って・・・

それではまた次回に。

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2025年3月23日 11:11 CAT :

あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その28

第2部はまだ出だしなので、割と低空飛行を意識して、抑えつつ書いてるつもり。

今、第7話が書き終わって8話目を書いております。

低空飛行・・・低空飛行・・・

・・・ダメだ。全然低空飛行に抑えられない。

書きたい事が多すぎて、そして早く次が書きた過ぎて手が止まらない。

漫画のネーム書いてる時はこんな感じで、楽し過ぎて手が止まらなくなる。

もっとも漫画の場合、作画中はそんな感じもなく、どっちかと言うと淡々と描いてるから、何か冷静と情熱の間を行ったり来たりしてる。

ところが小説の場合、作画の過程が無いので、ついついずっと手が止まらない感じになってしまうんだよなぁ。

次々と色んな事が起こってくる第2部。

なにとぞ色んな事が起こるまで読んで貰いたい・・・

と言う事で、来るべきその日まで少しでも多くの人を繋ぎ止めておきたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきますよぉ!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

第34話 高校2年生(3)「遠足の日」

自分の悲惨な過去を自慢げに語るほど中二病を患ってる訳でもないつもりではある。

あるんだけども、この時の遠足については、書かない訳にはいかない!とか、そんな感じになっている訳でございます。

遠足自体は本当に心の底から下らない行事だと今でも思ってるけど、次回の話になってしまった「大ぶっちゃけ大会」については、今でもネタになるくらいの出来事だった。

本当はそこまでで1話にしたかったんだけど、思いのほか遠足の描写に文字数を使ってしまった事と「大ぶっちゃけ大会」が想定以上に長くなってしまったので、ちょっと不本意ながら2話に分けた感じ。

なので、今回の話恐ろしく内容が薄い・・・

だって前置きのつもりで書いてた内容なんですもん。

ちなみに当時毎日書いてた日記を見ると、この日の事はルーズリーフ3ページにわたって実に詳細に書き残していた。

そのくらいこの出来事についてはインパクトがあったんだと思う。

と言う事で、次回の35話「女の話会」はかなり詳細に当時の状態を再現できているよ。

多分・・・

日記の内容が正しければ・・・

問題なのは、オレの事はともかく、色んな人の過去の情事をここまで赤裸々に公開しまくって良いのかと言う話でして・・・

まぁ、それを言えばこの「ひとときの暗がり」と言う物語自体がアウトな気がしないでもないんだけども。

第1部の辺りの話はそれでも普通の演劇部の高校生活みたいな感じなんだよ。

でもここから先はなぁ~と。

どこまでを詳細に描写して、どこからは内容をぼかす事にしようか。その辺の舵取りでうんうん悩んではおります。

結局、気にしないで全部そのまま書いてしまうような気もする。

多分その可能性が一番高い。

その辺りでオレに対して「チョッとこんなの止めてくれる?」と言う人達ではないと信じているけど、もし怒られたら、下手したら作品自体削除になるかも知れない。

そんな事にならないように祈っております。

皆様の器の大きさに・・・

何しかどんどん生々しく展開していく「ひとときの暗がり」をこれからもよろしくお願いいたします。

最後にこの回のお礼絵を貼り付けてさようなら。

ホント遠足は色々トラウマ。

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2025年3月22日 11:11 CAT :

手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その10

今年はホントに色んなものを描いてる気がする。

まぁこの辺りについては、元旦付近で書いてた「今年の目標」のやつに則っておりますので、予定通りと言った所でもある。

問題なのは、色んな事に手をだした挙句一つ一つが雑になる。

もしくは、二進も三進もいかなくなると言う事だと思ってる。

そうならないように、色々書くけど、一つ一つはちゃんと丁寧に。

そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

今回はこちら。

第3部33話「意思」の話。

こちらのお話ですな。

ここ数年ずっとバトル漫画なのかSF漫画なのか、良く分からない感じになっていた「風を切る日々」だけど、やっと本文であるファンタジー展開になりました。の回だと思ってる。

洞窟を探検して、モンスターと闘うとか、まぢでいつ以来なのやら。

そうなんだよ。

この漫画はファンタジー漫画なんだよ。

あとコロッサ編で、10話も長々と闘うのはいかがなものかと思った事もあり、今はサクサク展開を進めていこうと思ってる感じ。

いくら魔人との決戦と言う盛り上げたい展開であったとしてもあれは長かったよなぁ~。

後から読み直すと、そこまでハラハラする展開でもなかった気がするし。

物語を盛り上げるって難しい。

元ネタの方では、この洞窟の探検は数話続いてて、しかも最後はケイが床を壊すのではなく、床が崩れて落ちた先にあったと言う何とも消化不良な感じ。

1話にまとめて、しかも床を破壊して強制的に目的地に着くと言う展開は、個人的にはかなり良かったと思っております。

心残りはここ。(↓)

本当はもう少し柴田亜美風なギャグにしたかったんだけど上手くいかなかった・・・

パプワくんみたいなギャグって、思ったより表現が難しい。

そんなこんなで、あと数話ライトの物語が続くけど、停滞しないようにどんどん物語進めていくよ。

そして、無事英雄記が終わったら、最終決戦をオラオラ描いていきたい。

show must go on!

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2025年3月14日 11:11 CAT :

「夜景情景スカトロジスト」って言う話

自分で書いた小説を読み直すのが好きと言う変態です。

で、その中で特に好きなのが「夜景情景スカトロジスト」と言う話だったりする。

先日の「もののあわれ」じゃないけど、この感じを一番表現できた物語だと思ってる。

この物語さん(↓)

何か、このページが知らない内に変な風に壊れたのをこの度発見して修正しました。

今まで読もうと思ったけど、崩れてて断念したと言う超奇特な方がいらっしゃったら、ぜひこの機会に・・・

みたいな感じございます。

ただ問題がある。

この話自体は、エドワードゴーリーと言う作家さんの「おぞましい二人」と言う絵本を元ネタにしている。元ネタと言うと聞こえはいいけど、ぶっちゃけパクッてるんだよね。

ずっとこれを「オマージュ」ですよ。と言い続けてきたんだけど、流石にオマージュでは許されないような気がしております。

じゃあなぜ「おぞましい二人」で満足しなかったのかと言うと、確かに「おぞましい二人」って物語は素晴らしいんだけど、オレの大好きな「もののあわれ」がないんだよ。

こんな素晴らしい物語なのに、物悲しい情緒がなくて、タダの悲惨でおぞましい話になってしまっている。

多分、エドワード・ゴーリーとしては、この物語にそういう美しさとかを入れ込みたくなかったんだと思う。

でも、オレはこの物語にこそ、そういう美しさが入るべきだと思った。

それだけなんですよ。

それで、まぁ、禁じ手と言えば禁じ手なんだけど、ネタと設定を丸々いただいて、オレなりの「もののあわれ」が入った美しい2人バージョンの「おぞましい二人」を書いた。

それがこの「夜景情景スカトロジスト」と言う物語。

だから一番好きだけど人に対して読んでもらうには少々気が引けるので、自分で読んで悦に浸っております。

このレベルのものをゼロから自分で作れるようになると良いんだけどなぁ~。

難しいもんですよ。

ホント。

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2025年3月7日 11:11 CAT :

やがて老人だけが残された

「物語を描いていると勝手にキャラクターが動き出す」

と言う話を色んな人が口にする。

んな訳あるかい。と言う人の方が多いだろうけど、これ、まぢですよ。と言う話。

オレも何度か経験がある。

物語の大筋に関しては、そりゃあオレが書いてる漫画なんだからオレが作ってるよ。

でも、その端々で、ホントにキャラクターが勝手に動き始める。

特に物語が乗ってきている時にそれは顕著で、そうなった為に物語自体の収集がつかなくなる事さえある。

「Gの世界」の最後の方の八神なんてひどいもんで毎回まぢで好き勝手に動き回ってくれた気がする。

この「Gゲーム(9)」の回なんて、ほぼ全て勝手に動き回った八神の言動を収めただけになってるし。

「力のない理想も 理想のない力も 悲劇しか生まない」とかメッチャカッコいいセリフだと今でも思う。

こんなカッコいいセリフがオレから出てくる訳ねぇだろ。

こんなの100%八神さんの言葉に決まってるじゃねえか。

最もこの回のせいで、それぞれのキャラクターの動機の部分を含めたこの後の展開で色々面倒くさい事になってしまった。

ここ最近だと、やっぱり「風を切る日々」の「ケイ」ってキャラクターがホントに好き勝手に動き回ってる感じがする。

そんな「ケイ」がしゃべった一言。

59話だから、多分4月更新の時のシーンだと思う。

とっても素敵な言葉ですね。

意図してこんなくっさいセリフ書き始めたらいよいよ末期だってんだ。

「ケイ」ってやつだから、臆面もなくこんな事を言ってのけられるんだよ。

キャラクターが好き勝手にしゃべる時って、想定してた展開通りに全然ならないって事も含めてオレが読む分には凄い面白い。

でもそれはキャラクターが頭の中で実際に生きているオレにとって納得できることであって、オレ以外に人にとっては意味不明な事も多々あるんだろうなと思ったりもする。

とは言え、じゃあ、キャラクターが勝手に動き出したとき、それを封じ込めてまで想定通りの物語にしてしまうのはつまんないしなぁ~。

結局、この辺りの調整が上手い人の漫画が誰が読んでも面白いんだろうね。

まぁ、それで良いんだよ。

オレが楽しいのがまず重要なんだよ。

「何を痛い事を言ってるんだ」と思ってるやつとは、きっと仲良くなれないと思います。

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2025年3月6日 11:11 CAT :

ロックンロールを唄いきれ

甘納豆先生と交換日記みたいなノリで「交換漫画」をやりましょ~と無茶ぶりしてから幾星霜。

描いてもらったり描いたりしてる関係のまま年を越して、そして年度末を迎えようとしている3月。

新作を描いてもらった。

元々は、オレが月イチで短編を描くんだ!と言う無謀な意気込みの中で考えていたプロットのネタだったんだけど、せっかくなので、それをお題として甘納豆先生に投げかけたヤツ。

今回はどの感じになるのかと思ってたんだけど、相も変わらず想定の斜め上を行く感じの素晴らしいものが出来上がってたよ。

「がんばれえりりん!」

(↑)これね。

感想とか諸々は、オレもお返しの漫画で描こうと思ってるから、ここでは書かないけど、この角度はオレからはどれだけしがんでも出てこないだろうな。

作家性と言うか、個性と言うか・・・

こう言うのの楽しさを知ってしまった。

ただある意味で禁断の果実だったのかも知れない。

まぁそれはそれで良いんだよ。

多分ね。

と言う事で、ここでも告知とかそんな感じで描いておきますぜ。

今年は創作活動としては本当に充実した1年になりそうだね。

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2025年3月4日 11:11 CAT :

おー見よ 若い娘らが笑っているぞ お前を見て笑っているぞ

今、「風を切る日々」60話のペン入れをしているところなんだけど、見開きのライトのポーズが上手く描けない。

元々はこんな感じのイメージと言うのを下書きでいれていたんだけど、ペン入れしてみたのがこれ。

最初はこれで満足してて、残りのページのペン入れも全部終わったあと、見直すと「なんか勢いがないなぁ~」と思い始めた。

で、下書きからやり直してみたのがこれ。

この絵もちゃんとペン入れしたんだけど、その最中に何か角度が気に入らなくて、その辺も調整したのがこれ。

これ、剣を振りぬいたあとのシーンなんだけど、これだと剣を振りぬくと言うよりは斬りかかってるように見えるよなぁ~

と言う感じで、再度最初のイメージに戻って描き直した。

もう良く分からなくなってきたので、取り合えずこれで良しとしよう。

まぁここから効果線もつけるし、質感も含めて描き込んでいくから 誤魔化せる 何とかなるでしょう。

色んな構図を描くのって楽しいけど難しいよなぁ。

特に、最初でイメージをつかめないと、ドツボにハマっていく。

で、結局最初のが一番良かったりね。

そう言う事も含めて楽しんでいるので良しとしようじゃないか。

思った通りの構図で思い通り良い絵が描けるような画力が欲しい・・・

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2025年3月1日 11:11 CAT :

あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その27

「ひとときの暗がり」で本来書きたかった第2部なので、かなりノリノリで書いてる。

ただ、この先展開がモリモリあるので1話でどこまで入れるかがなかなかの問題になってきそう。

プロットとして、6話目はここまで、7話目はここまでと言うのは作ってるんだけど、いざ描いてみると全然収まらなくて、2話に分けたり、その関係でエピソードをカットしたり省略したり・・・

全部思う存分書いてたら、2部だけで50話行きそうなので、そこはそれ。

何とか30話前後で収まらないか、四苦八苦してます。

小説書くのもやっぱりたのしいや。

と言う事で、少しでも多くの人を繋ぎ止めておきたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきますよぉ!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

第33話 高校2年生(2)「入学式」

作中に出てくる車のワイパーに勧誘チラシを挟み込む方法について、本編ではカットしたけど確か新入生の親からクレームが来て、全校的に禁止になったような記憶がある。

まぁ、普通に考えて超絶迷惑千万な行為だよなぁ。

むしろ、あんな事してるヤバイ部活に入部した子が4人も居たと言う事に驚くべき。

当時は目立つことをやるべき。

多少グレーでも目に付くならよし。

という考え方だった。

ぶっちゃけ、SNSがあったのならホント炎上するかしないかの瀬戸際みたいな事もいっぱいやったような気がする。

「もう時効だよね」みたいなノリで、過去の悪行をばらしたりはしませんよ。

そんな軽率な事はしませんよ。

その位にはギリギリな事をいっぱいしたもんだ。

それを仲間内でゲラゲラ笑って、色んな大人に叱られて・・・それが正解だったかどうかは分からないけど、まぁ楽しかったよな。

うん。楽しかったんだよ。

なんしか、オレが高校生の頃にSNSが無くてホント良かった。

まぁそんな感じで、今回のお礼絵はこちらです。

果たして、こんなところで演劇公演をやる事になるのか!

乞うご期待。

では、また次回。

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2025年2月25日 11:11 CAT :

手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その9

先月末に怒涛の水増しと帳尻併せをしたので、今回からはちゃんと普段通りの感じで更新していきます。

一応、今年更新予定の話についてはネームは完成しているし、今、5月更新用の60話を書いてるので、多分このまま描き続けると思う。

死ななければ。

余程のことが無ければ。

そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

今回はこちら。

第3部32話「目的」の話。

こちらのお話でございます。

長かったコロッサ編が終わって、やっとこさ次の展開が始まる感じ。

繋ぎの間に世界情勢をはさむ感じが、何となく「ワンピースっぽいな」と思いながら描いておりました。

世界情勢も含めて、やっと物語は結末に向かい始めた感じを感じなくもない。

その為のあと一つのピースであるライトの物語の回収を、ここから数話に渡って行う感じ。

結局のところ「ライトの物語」になってしまうだろう「風を切る日々」と言う漫画なので、ライトが出てきてからの展開を、今、ノリノリで描いております。

数年ぶりのライト。

あぁ描くの楽しい・・・

オレの漫画の癖なんだと思うんだけど、色々と伏線とか展開を作っておいて、最後で怒涛の回収をすると言う展開が多い。

その結果、最終決戦がとにかく長くなる。

「Gの世界」では全95話中40話が最終決戦だし、「us」でも全136話中39話が最後のシリーズ。

漏れなくこの「風を切る日々」もそうなると思う。

元ネタのノートに書いてた方では、英雄記の終わりがノート20冊目なんだけど、完結は44冊目で、1~3部まで全部より、4部と5部の方が長いんだよね。

しかも、今回描き直す際に追加したエピソードとかもある訳で・・・

果たしてこれを全て描き切れるのか・・・

ドキドキしながら、まずは今は目の前にある1ページに取りかかっていると言う感じでございます。

まだまだ先は長いと言う事で・・・

show must go on!

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2025年2月23日 11:11 CAT :

新緑萌えいずる頃 ようやく願いは叶います

昨日の記事じゃないけど、今年は凄い勢いでずっと何らかの作品を書き続けてる・・・ような気がする。

いやぁ、楽しくてしょうがない。

漫画もいっぱい描くし、小説もいっぱい描いてるし、イラスト描いてるし、ブログも書いてるし・・・一体オレはどこに向かってるのやら。

少し前に看板のデザインを書き下ろしさせて貰ったとある東京の店舗さんでは、無事看板が取り付けられたらしい。

何かオレの描いた絵が看板になって色んな人の目に触れていると言う事が嬉しいような恥ずかしいような。

商品のパッケージとか、サイトのデザインとかでイラスト書き下ろしはたまにしてるけど、看板のデザインってのは実は初めてなんだよね。

いやはや、オレのイラストなんかを使っていただいてありがとうございます。

しかも、まぁまぁのお金も頂いてしまって・・・

自分の描いた絵でお仕事ができるって事が未だにすげぇなぁ~と思ってしまう。

絵に対してはそれはそれは酷いコンプレックスを抱えていたんだよ。

これに関しては、実は新都社に投稿はじめたことも関係ないとは言えないと思う。

そりゃあマロンとかでボロクソ叩かれたのは未だにトラウマだけど、新都社に投稿するようになって確実に画力は上がったと思う。

「しもたの描く女はホント無理」と言われて「めっちゃ可愛い女描いてやる」って逆に燃えるようになったりとかね。

意外と心折れなかった。

バカボン教の「なにくそ精神」ですよ。

その結果として、絵を描いてほしいと言うご依頼もいただけるようになった。

人生何がどうなるかなんて分からないもんだ。

ただ、ここに来て「漫画でご飯を食べられたらな」とは思わなくなってしまったんだよね。

絵を認めてもらえるようになったのであれば、もうそれで良いかなと。

漫画については、好き勝手に描いていきたい。

嬉しいんだけど、ダメ出しされるし、依頼貰った希望に合わせて描かなきゃいけないと言うものを漫画に持ち込みたくないよね。

いや、過去に企業紹介かなんかの漫画を書き下ろすお仕事もあったんだけども・・・

まぁ、そんな感じで、取り合えず、お仕事に支障をきたさない程度に創作活動を楽しんでいきます。

はい。

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2025年2月17日 11:11 CAT :

あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その26

1年ぶりに再開した「ひとときの暗がり」。

実は、当初想定していた分はまだ書けてないんだけど、なんせ今年の計画で書いちゃったし、もう2月も中旬だし。

「まぁ、何とかなるでしょ」と言う見切り発車で、ストックもあんまりないけど再開しました。

前に少し触れたけど、第1部はあくまでも序章で、本来描きたかった内容は第2部以降なのでサクサク書いていきますよ。多分ね。

と言う事で、しばらく間があいてしまうので、その間少しでも多くの人を繋ぎ止めておきたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきますよぉ!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

第32話 高校2年生(1)「今、再びの始まり」

今回から出てきた新しい顧問の神山先生。

この人とは本当に色々あったんだよ。

それも第2部の主軸の一つではある。

ただ初めに書いておきたい。

神山先生の皮肉で嫌な感じは、多分本編で大分誇張されていると思う。

この歳になって振り返ってみると、ひねくれまくったオレが悪く取り過ぎていたと思う個所が多々あるんだよね。

実際はそうでもなかったような気がしないでもない。

なので、この第2部を書き始めるにあたって、その部分を今のオレから見た客観的な補足をつけて「神山の言い分は至極正しい。それでも局長はどうしても神山の言葉に納得できなかった」みたいな感じにしようか悩んだ。

まぁ最終的には、極力その感じはやめて、あくまでも局長の主観をメインにして書き進めていく事にしたんだけど。

そうしないと他の軸の部分で不文律が起きそうな気もしたし。

少なくとも当時のオレは、この神山先生を敵と認識していたのは間違いないのでな。

と言う事で、多分人生最大の波乱が起こる1年間を更新していければと思っております。

最期に、今回のお礼絵を。

まぁ、以前書いたブログの焼きまわしですけどな。

では、また次回。

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2025年2月16日 11:11 CAT :

レールたどって追いかけられて 君の肉体にとっつかまるぞ

今年の初めに立てた計画が全く機能していない事に気が付いた。

いや、一応1月は「惑星ひとりぼっち」描いたし、2月はメッチャいっぱいFA描いた。

「風を切る日々」の方も、58話完成して、今59話が半分くらい完成してるので、月1更新できるだろう。

「与太話」も1月は更新したし、2月分もFA以外は出来上がってるので、多分今週か来週には更新できると思う。

問題なのは残りのやつだ。

「ひとときの暗がり」と「不動産売買であった怖い話」の再開。

「ひとときの暗がり」は3話まで書けてはいる。あと20話までのプロットは出来てるので、更新しようと思えば、まぁ今すぐでも更新できる。

「不動産売買であった怖い話」の方だよねぇ。

作画カロリーは低いので、多分描き始めたらサクサク描けるんだろうけど何か描く気になれないままなんだよね。

なんなんだろう。この気分・・・

うむむむむ・・・

まぁ、そんな事言わずに、まずはメインになるカラーイラストから手を付けてみようかなと思っている今日この頃。

やっぱり「1年の計は元旦にあり」で行かないとダメですな。

今のところ、9ページまで完成。

今月もちゃんと1話完成させられそう。

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2025年2月12日 11:11 CAT :

フィジカルなインタレストなインプレスなインフォーム

今描いている「風を切る日々」の59話(このままいけば4月にアップ出来るやつ)で、9年ぶりにリバイヤサンと言う海洋モンスターの王が出てくる。

この伏線も実は初期の頃に描いていて、それが13話(青年期12話)なので、なんと9年前になるらしい。

その事にも「正気か!?」と思わなくはないんだけど、まぁ取り合えず、見ていただこうか。

これが9年前に描いたリバイヤサンだ。

自分で言うのもなんだけど、なかなかの迫力で描けてると思う。

でも、今の方があの頃より画力は上がってるし、デジタルで描く技術も上がってるはずだ!と意気込んで描いてみた9年ぶりのリバイヤサンがこれ。

・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しょぼくね?

何だろう・・・

全然怖そうじゃない。

迫力もない。

何か上辺だけのそれっぽい絵が描けるようになったかもしれないけど、こういう技術云々ではない描写力では著しく退化してしまったのか・・・

そんな良く分からないショックを受けた。

そんなはずはない。

描けるはずだ。

オレは描けるんだ!

とか、色々思いながら何度も書き直した結果、まぁ、チョッとマシかなと思える感じのものが描けた。

・・・と思いたい。

それがコレ。

まだ荒い線画だけなので良く分からないけど、ここから線をキレイにして、質感を描きこんでいけば多分そこそこなものが描けるようなイメージは見えてきた・・・と思う。

どっちにしても、最初のやつよりはマシなはず。

たまに過去のやつを見返すのって大切だよなぁ。

相変わらずネーム書いてる時は特に何も考えてなかったけど、作画する段階になると、まぁ時間がかかるよね。

その辺の事も最近は「面白くなってきやがった」と思えるようになったけども。

実際、どんな出来上がりになるかは、まだオレにも分からない。

でも良いのが描けるように精進します。

はい。

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2025年1月31日 11:11 CAT :

手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その8

怒涛の水増しも今日で最後なのでどうぞ、お許しください。

いやね。

一生懸命作画しているんですよ。

そればっかりは信じていただきたい。

まぢで。

まぢで。

読みにくい。分かりにくい。・・・分がります。

オレも読み直してたらそう思う事もある。正直。

少しでも直せないか日々努力している。そして、少しずつ改善していると信じている。

そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

今回はこちら。

第3部31話「浮上」の話。

こちらのお話でございます。

前回で終わったつもりになっていた「コロッサ編」のおまけの1話。エピローグ的な感じ。

大幅にデザイン変更して、それに合わせて物語に新しい側面を作ることが出来た「Ω」も初登場した。

この「Ω」のキャラ設定作ったのは2023年7月だったみたい。(その時の記事はこれ)

1年半前だった。

キャラ付けはこれで良かったのか、今はチョッと不安だけど・・・きっとこれが上手くハマると信じております。

「ジオニクスザディアム」ってなんぞやってなるんだろうな。と思ってるので、この辺りの用語についてまとめたページを近々作る予定。

一応、「ジオニクスザディアム」は人間たちに対抗するために人口生命体たちが作ったレジスタンス組織の名前・・・だったと思う。

自分でも細かい部分うろ覚えなので、用語集はオレの備忘録としても必須だと思ってる今日この頃。

今回はとにかく背景の作画に時間がかかりまくった。

でも、あとから描き文字とかすると結局そのほぼ全てが見えなくなると言うのが何とも悲しいよね。

せっかくなので描き文字とかなくした奴を載せておこう。

そんなオナニーもたまには良いじゃないか。

こんな感じで割と細かく描きこんでるんだよ。

それが、こうですわ。

いや、別にこれに関して不満があるとかはない。自分でやってるんだし。

でも描いてるよ。って、多分だけど未来の自分に言いたいんだと思う。

あと、以前Xでポストしたけど、島が浮上するシーンに既視感が凄かったけど、それは大好きな「柴田亜美先生」に「自由人HERO」のワンシーンが元ネタだった。

その時のポストはこちら(↓)

で、完成したページはこれ。

気が付いてからは、酷似し過ぎないように色々小手先のごまかしをやってみた結果、魅力が薄れた気がしております。

漫画描くってホント難しいね。

だから楽しいんだろうけど。

と言う事で、次回から本当に新展開になりますぜ。

そして、英雄記最終話までのネームは出来てるので、今年はいっぱい描くぞ~!

show must go on!

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2025年1月30日 11:11 CAT :

手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その7

show must go on!

何があってもショーは続けなくちゃいけない・・・らしいですよ。

水増しに恐れていては、365日毎日更新など出来るはずもないのだよ。ワトソン君。

やめずに最後まで描き切る事だけが、へっぽこ画力なおっさんに唯一残られた矜持だと信じてな。

そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

今回はこちら。

第3部30話「コロッサの戦い(7)」の話。

一応、コロッサ編の最終話のつもり。

と言うか、元々一気に書いていたコロッサ編のネームがここまでだったと言う感じ。

ネームを作ったのは(↓)のポストの時なので、2023年の8月。

それを1年と半年かけてちゃんと消化できたと言う訳ですな。

うむ。

自画自賛ながらそう言う感じ素敵だと思う。

と言うまぁ、そんな感じの一区切り回のつもりだった。

だったんだけど、結局この後、元々ノートに書いてた方の原作を読んだら、普通にまだあと1話あったので、急遽ネームを切って追加の1話をこの後描いた感じ(それが、2025年1月更新分の話)

ほんとは、それも2024年中に更新しても良かったんだけど、「惑星ひとりぼっち」の方が思ったより時間がかかったため、断念した感じ。

そんなこんなでコロッサ編は無事終わり。

予定通りには終わったんだけど、通して読んでみると予定調和が過ぎると言う印象が強いよなぁ。

まぁ、誰がどう読んでも、ここで決着するわけないのはバレバレなんだけど、それにしてももう少し予定調和間を崩す事は出来なかったか・・・

展開自体は決まっていても、ワクワクしながら読める感じにできなかったのか・・・

この辺りが今後の課題かなと思っております。

ここ最近、敬愛する「徳弘正也先生」の名作「ヴァンパイア」を読み直してた。

正直、記憶が曖昧になってたんだけど、未来編の最終巻は本当に圧巻だったよ。

昭和編は正直「狂四郎」にもあった説教臭い部分がより強調され過ぎて少ししんどかったけど、未来編は物凄いクオリティーだったと思う。

次々と予定調和が崩れていきつつも、絶対的な結末に帰着していく様は流石としか言いようがなかった。

目指すべきところはここだよな・・・

と思いつつ、今は新展開の作画中でございます。

数年ぶりのライト。

やっぱり描いてて楽しい。

これは大事な事だよね。

あと1回分このネタやります。

今はひとまず。

show must go on!

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2025年1月29日 11:11 CAT :

手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その6

そう言えば、そう言うの書いてたなとふと思い出した。

何でかは分からないけど、思い出したものはしょうがない。

そして、10月くらいからずっとやってなかった。

勿体ない気もするので、チョッピリだけ裏話書いておこうかな。と。

そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!

その前に一応、リンク張っておこう(↑)。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

まずはこちら。

第3部29話「コロッサの戦い(6)」の話。

こちらのお話ですね。はい。

ニナがメインになる回で、この回に関してはもう最後のニナの自爆シーンをどう演出するかと言う一点しか考えてなかった感じ。

なので、そこにあわせてページを調整して、説明の意味で元々なかった回想シーンを入れて・・・と、かなりネーム段階と変わってしまった。

今回の致命的な失敗は、地面にべっこり穴があくと言う演出を25話「コロッサの戦い(2)」で一度やっちゃった事だと思う。

こちらですな。

ネームの段階では、ここで小規模に同じ感じを出しておくことで、より魔法の凄さを表現できると思ってたんだよ。

でも実際作画してみると、そこまでの差が出せなかった。

一応上記(↑)の想定でいたので、人を描写してそんなに大きな穴じゃないよ感をだしておいて、この28話の方では人が見えない位大きな穴だと言う事を描写したつもりだったんだけど・・・

結果的には、今回の方がこじんまり見えなくもない。

今回のがこれね。

うむむむむ・・・

この辺りの描写力をもっと鍛えたい所ですな・・・

一応ね、この最後の見開きは相当こだわってて、全て手書きで数日かけて描いたんだけどなぁ~。

書込みを増やしたことで小さい感じ見えてしまったのかもしれないな。

もう少し遠景にして、穴自体の描きこみの量を減らしたりすると良かったかも知れない。

と言う、ちょっと無念な仕上がりになっております。

まぁそんな感じでね。はい。

水増しして、明日は「手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その7」をお送りします。

と言う事で、次回を待て!

show must go on!

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2024年12月14日 11:11 CAT :

人類の新しい文明が始まる2060年東京

先日、Xの方でポストしたヤツ(↓)

「ぬとらじ」でこの話題に触れた時に「100冊位はあるんじゃないかな?」と言ってたんだけど、全然100冊どころの騒ぎじゃなかった。

何かごめんなさい。

考えてみれば、「ニュースチョクホー」だけでも70冊近くある訳で、200冊は余裕で超える感じでございました。

折角なので、その中の一部を撮影してきた。

と言う、自己満足の塊のような内容でお送りしていくよ。

オナニーはスポーツ感覚でね!

我慢したっていいことは無いぜ!

 

 

 

まずは、「風を切る日々」の次に描こうと思ってる「始まりは終末」と言うマンガの元ネタとなった「FE」。

主人公「聖羽」が、もう一つの世界で嫌悪していたはずの宗教の教祖になってしまったシーン。

まだ描いてもない漫画のネタなので、意味不明だと思うけど・・・まぁ、そんな宗教漫画を描くつもりなんだ。

日付切れちゃったけど、30年前になっておりました。

多分小学生の頃・・・のはず。

「寄生獣」を読んで「オレもストーリー漫画を描くんだ!」って思ってた時に、オウム真理教の事件があって宗教を絡めた物語を考えたんだよな。

ただ、小学生の画力と構成力で宗教漫画など描けるはずもなく、物凄く不満の残る出来になった。

今なら、あの頃描きたかった物語をもう少ししっかり描ける気がしてる。

 

 

 

次は、「風を切る日々」としてリメイク中の「R.D」。

モラリル編のラストで、ライトに「消えろ」と言われ雨の中で倒れ込むレビ。

リメイクの方では英雄記15話になってたけど、それは元ネタのやつを一部再構成して不要だと思ったエピソードをカットしたりしたからなんだけど、そのやり方が良くなかったなと今は思っております。

高校生だったか、中学生だったかその辺のはず。

当時、冨樫先生を崇拝してて、確かコレを書いてた頃に「レベルEの冨樫が新連載やるんだ!!ハンターハンターか・・・面白そう!」って言ってた記憶がある。

まさか未だにジャンプで「ハンターハンター」を読んでいるとは・・・

こちらの日付は25年前になってましたな。

 

 

 

「Gの世界」と言う名前でリメイクした「G」もあった。

はじめて八神コーポに乗り込んで、「Gレポート」を目撃したシーン。

原稿に書く際に、もう少しインパクトが欲しいなと思って、手の本数をめっちゃ増やしたら後から作画の手間が凄い事になってしまった記憶がある。

実際に原稿に描いた「Gレポート」がこちら。とにかく作画の手間が凄い事になってしまった。

確か大学生だったころで、出版社への持ち込みの為に「クワニータ」って漫画を原稿に描きながら、週1話のペースで「G」を描いていたはず。

「クワニータ」の作画では、ブーと言う友達がアシスタントとしてベタとトーンを担当してくれてた。

「G」のこの辺の「殺人狂の挽歌」「偶像の日々」「G3はいい塩梅」「偽りの最終話」とかの各話のタイトルはなかなか良いんじゃないかと今でも思ってる。

日付を見るとこれが20年くらい前らしい。

 

 

 

次は、「us-second stage-」。

第14部アンクワニティ編のラスト、ジークとアスが最後の対峙をするシーン。

サラリーマンしながら、週末に漫画を描く事だけを生きがいにしてた頃の奴だ。

とにかくこのアンクワニティ編は描いてて楽しくて仕方がなかった記憶がある。

「ハローグッバイ アス=ジェニファー」

「パラフィリア的恍惚感 これが力だ」

「星のクライマックスにふさわしいじゃないか」

この辺りのジークのセリフ回しは、自分で言うのもなんだけど筆が乗りまくってたと思う。

大体15年位前に描いていたらしい。

 

 

 

最期は、今絶賛休載中の「やみ。世界」。

栓底部に旅立ったモウカたちがイカダイオに遭遇するシーン。

娘が生まれたばっかりで、何か娘を抱っこ紐で寝かしつけながら立てって質感描きこんでた記憶があるな。

アナログで1週間くらいかけて描いたはず。

もうこの辺りになってくると、ネームなのか何なのか良く分かんない気もする。

新都社での投稿をやりだしたのも多分この頃。

アスのあらすじを娘を寝かしつけながら車の中で描いてた記憶もある。

子ども生まれるとね、漫画描く時間も限られますよね。

日付を見る感じでは、これが10年位前らしい。

この頃に子育てしながら漫画を描く為にデジタルに移行しようとしたんだよ。

でも全然思い通りに描けなくてメチャクチャ苦労した。

ホント最近になって、やっとアナログで描いてた頃のレベルに近いものが描けるようになってきた気がするけど、10年かかってしまった・・・

 

 

 

他にも、「マリオネット」やら「フォレスト」やら色々あったけど、取り合えず、大体5年刻みくらいで目についた奴を撮影してみた。

クッソ面倒くさかったけど、何かオレの漫画の変遷にもなって、個人的にはチョッと面白かったので良しとしよう。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・

結論。

時間の経過が恐ろしい・・・

「やみ。世界」で10年前とか正気とは思えないです。

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2024年12月11日 11:11 CAT :

砂のように崩れ行く 倫理思想の脆い壁

月一恒例になりつつある(と言うかしようとしている)ラジオを今月もやってきました。

相変わらず楽しい時間を過ごせましたよ。

ここ最近の漫画描く上でのモチベーションは、確実にこのラジオの存在があるような気がしている。

何となく、色んな人のお話を聞いていると、創作に対するモチベーションがどんどん高くなっているような気がするんだよなぁ。

ありがたやありがたや。

もっといっぱい漫画描きたいよ。

ここ最近のモチベーションは学生時代に匹敵する感じのような気さえしている。

と言うか、実際そうなんだろう。

取り合えず、漫画を描く時間を確保したいよね。

その為に、色んな事を見直していく必要があるんじゃあないかとさえ思っている今日この頃。

思う所は多々あるんだけれども、まずは今日を大切に生きると言う目標の上で、のほほんと頑張って行きましょうね。

さて、今日もお仕事しながら時間見つけて、漫画描いていくよぉ~。

「風を切る日々」58話の下書きもコツコツ進めております。

後、新作短編「幼馴染ビッグバン」の方も。

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2024年12月8日 11:11 CAT :

色々悲喜こもごもの取り留めなさ過ぎたお話

YOUTUBUで年末になって色々と配信されているみたい。

「AKIRA」が配信になって話題になってたけど、「カイジ 破戒録」も全話配信になっているそうで。

まぁ、ネットフリックスの方でいつでも見られるっちゃ見られるんだけど、この「今だけ」ってのが付くと、つい見ようかなと思ってしまう。

人間の悲しき習性ですな。

と言う事で、タラタラ見ています。

うむ。

流石に面白い。

このままの流れで、黙示録のアニメも見ようかと思ってる感じ。

ただ、黙示録の方がより面白過ぎて、仕事しながら見るとかはできないかも知れないよなぁ~と思ったり思わなかったり。

カイジの連載再開は一体いつになるんだろうか。

今年の初めに「カイジ展」やってたし、年末に全話配信とかしておいて、ここから更に数年休載とかそんな事にならない事を祈る。

「零」の方も良い所で休載になったまま、もう何年経ったことか・・・

最悪「零」はもう諦めてもいいので、「カイジ」は・・・「カイジ」だけは最後まで描き切ってほしい。

「二階堂ゴルフ」って面白いのでしょうかね。

ハンターハンターの方は、何か凄い勢いでネーム書かれているみたいだし、期待できるよね。信じていますぜ。冨樫先生・・・

どうでも良いけど、「風を切る日々」57話完成して、58話のネームも完成しましたよ。

ここまで広げ散らかして来た伏線を回収する段に入ってきたので筆が乗ってる気がしないでもないけど、一応、最低限の整合性は取れてないとよろしくないので、全話読み直しました。

第2部は面白かったけど、3部のはじめ「モラリル編」辺りはもう少し描きようがあったような気がした。

描いてる時はめっちゃ面白いと思ってたんだけど・・・おかしいなぁ~

何か、取り留めのない話になっちゃったな。

58話のネームは考えててメッチャ楽しかった。

本当はもう少し伏線回収をぶっ込みたかったんだけどページの関係で次回に回してしまった関係もあって、作画に入る前に、このままの流れで次の話のネームを描こうかとも思ってるところ。

漫画描くの楽しいよぉ~

どうしよう。

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2024年12月7日 11:11 CAT :

「GET BACK」をアップルレコード屋上でかき鳴らす

ここ最近、創作ペースが過去最高なんじゃないかとか思ってた。

思ってたんだけど、本当にそうなんだろうか。

いや、ここ最近、メッチャ漫画描いてるし、文章も書いてるし、少なくともここ数年では最高のはずだ!

と言う事で、チョッとだけ振り返ってみたいんだけど・・・

【21年】
〇「G」の世界 68話~最終話
〇極ニュースチョクホー 約100本
〇短編「おもちゃはおもちゃばこへ」

【22年】
〇本当にあった不動産売買の怖い話 第1部全11話
〇短編「おともだち」
〇短編「2人マイナス14年」
〇極ニュースチョクホー 約10本

【23年】
〇小説「ひとときの暗がり」 第1部全31話
〇短編「birthday killer」
〇風を切る日々 48話~51話
〇ブログ毎日更新開始
〇極ニュースチョクホー 約20本

【24年】
〇風を切る日々 52話~57話(できれば58話まで完成させたい)
〇短編「no head no heart」
〇短編「ジャム地獄ジャム」ネーム制作
〇短編「幼馴染ビッグバン」(多分描けると思う)
〇世捨て親父の血迷い与太話 3話(多分年内にもう一つ更新予定)
〇ブログ毎日更新継続中
〇極ニュースチョクホー 約10本

多少多いような気もするけど、あんまり変わらなかったです。

いっぱい書いてたような気がしていたのは、気の迷いでした。

すみません。

さようなら。

おやすみなさい。

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2024年12月5日 11:11 CAT :

君の匂いは恥じらう したたかな花

「たごさく」の話を書こうと思ったんだけど、書き出すと止まらなくなるほど長くなりそうな気がするのでやめた。

イヤ、前に言った通りいつかは書くつもりなんだよ。

でも、今じゃあないかなぁと。

以前から、チョコチョコ書いてるけど、演劇をやってた頃に書いていた劇の台本がいっぱい見つかった。

それをそのままアップしても良いんだけど、折角だから漫画にしていこうかな。と考えていたりする。

ただ、今、思った以上に手いっぱいだったりもする。

先月「ぬとらじ」で甘納豆先生とお話してたんだけど、簡単な作画でやると言う方法を試してみたいかなと思っておる次第でございます。

そもそもオレは絵を描く事に対して、メチャクチャ情熱がある訳じゃあない。

どちらかと言うと、物語を描いていきたいんですよ。

となると、今の数をこなせない状態に対して、チョッと思う所もあると言えばあるしね。

「風を切る日々」はオレの学生時代からの人生をかけた物語なので、ちゃんと描きたい。

でも、演劇の方はすでに完成し、公に発表したものなので、そこまで描かなくても良いんじゃないでしょうかね。と。

まぁ、そんな感じ。

となると、もうさっさと書き始めたくてウズウズしてしまうのもしょうがない。

第1段としては「ひとときの暗がり」にも出ていた、オレの人生で一番最初に公に発表した作品「付喪神」を描こうと思ってる。

そして、この「付喪神」の物語の最後に、この物語を描く事になった直接のきっかけにもなった「たごさく」の話を長々と書くのが本当の形のような気がするし。

「漆黒の青空」みたいな感じでタイトルを決めて、章ごとで更新するか、それともそれぞれを独立させた作品としてアップするか。

まだ決まっては無いけど、取り合えずもうネームなしで、いきなり原稿に書くと言う、これまでやってきたスタイルで描いていこうと思っております。

アナログにするか、デジタルにするすらまだ決めかねているけど、やりたいと思ったらやるしかないよね。

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2024年11月10日 11:11 CAT :

君とキスをすればするほど君の魅力がなくなっていく

「風を切る日々」の方は56話のペン入れがほぼ完了して、少しずつ仕上げを進めていってる感じ。

その合間で、それ以外のネームとかその他諸々を描きまくっております。

具体的には短編3本ほどと、「不動産売買」の第2部と、60話までの「風を切る日々」のネーム。

あと、「ひとときの暗がり」の第2部も書きたい。

「極ニュースチョクホー」の早く書きたいし。

やりたい事はまぢでいくらでもあるんだよな。

物語を作る方こと自体はめっちゃ好き。

一気に全部描き上げないと、何となく熱が落ちてしまうような気がしているので、これは割とまとまった時間が必要だったりする。

作画の方は、ちびちび進めた方がなんか全体的な書込みが増えてしまうと言う、なんとも不思議な現象が起こるけど、ネームは逆らしい。

一気に書き上げるもんで、変なところとかがいっぱい出てくる。

その辺りの調整は、作画しながらやって行く。

大体、いつもこんな感じでやっております。

今のところ、短編のネームがかなり溜まってきてはいるんだけど、その中でどれを作画していこうか考えている感じ。

ボモロードさんのお陰で、そう言う時間も何かうまく捻出できるようになってきているので、この調子だ。この調子。

お仕事とか無くなって、一日中お絵描きとかに時間をさけるようになったらと思う事もあるけど、多分、それはそれでつまらないような気がする。

自分の描きたいものを好きに描けると言う、今の環境がきっと何より素晴らしい。

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2024年11月6日 11:11 CAT :

もう一度会うために歩いただけよ

先日、県立美術館に「浮世絵5大絵師展」と言うものを見に行ってきた。

こちらですね。(なんか画像小さいけど)

小学2年生の頃だったと思う。

たまたまNHKで見かけた「謎の浮世絵師 東洲斎写楽」と言う番組を見てからしばらく、この写楽の浮世絵にぞっこんになっていた。

そのついでで、喜多川歌麿も蔦谷重三郎も好きになり、写楽の正体として当時言われていた十返舎一九や斎藤十郎兵衛などについても色々調べていた。

少なくとも、当時の学校のクラスでは一番江戸時代の役者浮世絵について詳しかった気がする。

今回の5大絵師展では、「歌麿」「写楽」「北斎」「広重」「国芳」の5人の絵師の浮世絵が見られる訳ですよ。

そりゃあいかない訳にはいかない!

と言う事で、しっかり楽しんできた。

・・・のは良かったんだけど、その際に、とあることに気がついてしまった。

正確には、その浮世絵を見ながら、何となくパンフレットの紙に模写をしてたんだよ。

そしたら・・・手の書き方とか、顔に出る皺の感じとか、服のしわの書き方がまんま、オレの描いてる漫画の感じにそっくりなんでやんの。

フォーイグザンポー

これは写楽の絵では、トップクラスに有名な「中村仲三」の大首絵なんだけど、この特に左手の書き方を見て欲しい。

こっちは「風を切る日々」51話のインヒの手のアップ。

書き方が同じ。

ついでに言うと、この表情も有名な「中村此蔵」の絵に似ていたり・・・

基本的に、絵の勉強のために、誰かの絵を模写したりはあんまりしていない。

ずっと、自分で描いていてしっくりくる描き方をしてるだけのつもりだった。

でも、その「しっくりくる描き方」の源流が、江戸時代の浮世絵(特に大首絵)だった事に今回初めて気が付いた。

嫁は元から知っていたらしく、「写楽が好きって言ってたから、写楽を意識して漫画描いてるんだと思ってた」だって。

ついでに言うと、構図とか、手足のバランスとかも、かなり浮世絵に近いものが多いらしい。

そうだったのか。

まだ漫画を描き始めてもいない、小学校低学年の頃に興味を持っていた浮世絵に自分の絵のルーツがあったとは・・・

今回の浮世絵展。

写楽や歌麿の原画が見られたことも相当楽しかったけど、それ以上にこの(↑)の話に気が付けたことが何よりの収穫だったと思う。

これからは、何か、上手く良い絵が描けないなと言う時は、写楽の絵を引っ張り出してくることにするよ。

結局は子どもの頃の原風景を探し求めていたと言う話だったらしい。

そんなお話でした。

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2024年11月1日 11:11 CAT :

町のはずれで シュヴィドゥヴァー

嫁から、先日の短編読んで「かなり面白かった」と「前半部分はカットしてよかったと思う」と「最後の普通ってどういう意味」との感想を貰った。

そう言う事なら、もうオレとしては満足ですやん。

良かった良かった。

感無量ってなもんだ。

だがしかし!

最後の「普通」の部分、分かりにくいのか・・・そうなのか。そうなんだろうな。

以前、「BS漫画夜話」と言う超絶マニアックなテレビ番組で、夏目房之介先生が、いしかわじゅんというおっさんと「弥次喜多 in deep」と言うマンガについて討論してた回があった。

当時、オレはしりあがり寿先生にぞっこんで、とにかく「弥次喜多 in deep」や「箱舟」を経典の様に崇めて読んでいた。

短編「口頭無形」とかを描いていた時期だな。

作風も思いっきり影響されてるような気がする。

当時、オレはしりあがり寿作品を、何となく難解な文芸的作品だと思ってた。

ところが、上記の番組内で夏目先生は「こんな分かりやすい漫画はない。ここまでわかりやすいものをいちいち細かく説明するのは野暮なんですよ。だから、いしかわさんや僕なんかは、この漫画を読んだ後は「なぁ~」ってなもんです。」みたいなことを言っていた。

それにかなりの衝撃を受けた。

「弥次喜多 in deep」は、考察したり、後半の展開について「宗教とはいかに」とか「生と死とはいかに」みたいな議論をする漫画ではなく、分かりやすく提示されたその辺りの話に対して、お互い顔を見合わせて「なぁ~」ってする漫画だったらしい。

そのテーマについて細かく説明するのは野暮なんだよ。

実は、今回の「NO HEAD NO HEART」は、この時の感覚に相当引っ張られてたりする。

とにかく主人公の心情をこれでもかと分かりやすく描写したつもり。

それでいて、その心情に補助のモノローグまで入れておいて、最後に「普通」で落としてやった。

こんな分かりやすい漫画はない。

ここからさらに、この「普通」を説明するのは野暮ってもんですよ。

と思ってる。

ただ、これについては嫁の読解力が著しく低いんだ!とか言うつもりは毛頭ない。

あいつは、オレより色んな本を読んでるし、考察も深いと思う。

オレの技量不足だよ。

オレが分かりやすいと思って書いていたものが全然分かりやすくなかったんだよ。

前作「BirthDay Kill-RE」はその辺りを考察すればいっぱい考察できるように、という思いを込めて色んな描写をちりばめた。

今作「NO HEAD NO HEART」では、そう言う伏線的描写を極力省いて、とにかく分かりやすい漫画に努めた・・・つもりだったんだけどなぁ~。

くそぉ!そうなってくると、今度はどんな奴描いてやろうか。

見てやがれぇ~!!

な気分でございます。

最期に、あと一回だけ宣伝しておこう。

もうこの短編のお話はおしまい。

マンガ夜話・・・ホント面白い番組だったなぁ~

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2024年10月30日 11:11 CAT :

今日くらいは新作短編描けました!って声高に宣言したい2024

と言う訳で、1年半ぶりの短編が完成しました。

はい。

物語自体を見てもらえていると信じて、チョッとだけ、この話のネタを書いておこうか。

一応こちらから見られるので、読んでみてくださいませ。

昔みたいに「まぁ、適当に描いてみたから、良かったら読んでよ」みたいなことは言わない。

今持てる全力をもって、描き上げた自信作だ!読んでくれ!と言う感じ。

さてさて。

この物語の元ネタ自体は、実は、このブログだったりする。

毎年、4月1日には「デノナルーフルリプイエ」と言うタイトルで、短編の小説を書いて投稿しているんだけど、今から3年前の11デノナルーフルリプイエで書いた物語が今回の短編の元ネタなんだよね。

それに、オレが高校時代に書いた演劇「サノバとあと3人」に出てくるセリフ「人の心はどこにあるの?脳?心臓?」をかけ合わせた結果出来上がったのが、今回の短編「NO HEAD NO Heart」と言う訳でございます。

今回の物語自体は結構前、それこそ3年前のブログ書いた当初から構想してた。

実際にネームを切ってる。その時は41ページあった。

前半部分では、(↑)にブログの記事のような、自分の実生活において子どものころから違和感を感じていたと言うシーンが続き、そして、25ページ目くらいで真実を知る。

そして、残りの15ページくらいが苦悩していくと言う展開だった。

ところが、そのネームを読み返しても、何か普通。面白くなかった。

そして最後の1ページだけが最後まで決まらなかった。

それで取り合えず、最後のページには「普通」とだけ殴り書きして、そのネームは封印していた。

気が付けば3年の月日が流れていた。

丁度、何となく小説とかを読み倒していた今年の9月ごろに、急激に「文学的な短編を描きたい」と言う衝動にとらわれて、あれこれ物語を考えていたら、ふとこの封印してた物語が頭の中に浮かんできた訳ですよ。

で、取り合えず、前半部分をバッサリ切って、後半部分をもう少し掘り下げつつ、何となく結論的な部分をぼやかす感じでネームを作り直してみた。

最期のページを、当初殴り書きしていた「普通」をセリフにしたところで、個人的にはこの物語が凄い文学的な作品になったような気がした。

そうなんだ!

オレが描きたかったのはこれなんだ!

みたいな良く分からない感動と共に、この物語は完成。

完成してから、今、読み直してみると「これは凄いものが描けたぞ」と言う気持ちと、「当初のネーム通りに描いた方が良かったのか?」と言う気持ちが何となくせめぎ合っている。

ここ数年、何本か短編のネームを描いたんだけど、そのどれもが「なんか普通」と言う理由で原稿執筆に至ってない。

「約束の場所で」「出来すぎた準備」「今宵『ただいま』はゼロになる」「アルバイト」などなど・・・どの話も「なんか普通」で嫌なんだよ。

ちゃんと前振りを描いて、共感してもらってから、後半に展開を作って、キレイに締めると言うお話はもう良いんじゃないかと思ってる。

いやでも、ちゃんと物語を紡いで、読んで貰うために漫画を描くべきなんだよ。と言う気持ちもあったりして、何か分からないけど、凄く色々葛藤していたりもする。

あと数本短編を近いうちに書こうと思ってる。

一つは、とある物語の後日譚。

一つは、全く関係のない荒唐無稽な物語。

そして、もう一つはちゃんと展開を考えた物語。

全てを描くかどうかも分からないけど、その時描きたかったものを描くんだと思う。

何しか、今回の作品は、個人的には相当良かったと思っているので、ぜひ読んで貰いたいなと思っておる次第でございます。

さて、上記のもの描きながら「風を切る日々」と「不動産売買であった怖い話 第2部」の執筆の方を再開させましょうかね。

取り合えず、嫁がかなり良かったと言ってたので、もう全部良しとしよう。

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2024年10月29日 11:11 CAT :

ハートに火をつけろツアーは関係ない

昨日の記事で、文章書き倒してると書いたけど、漫画も描き倒している。

と言う事で、完成しました。

新作短編「NO HEAD NO Heart」

前作「BirthDay Kill-RE」から気が付けば、1年と6か月が経っておりました。

その間も、「ひとときの暗がり」や「風を切る日々」など創作活動は続けていたけれども、にしても、もう少し短編も描いて行きたいよね。

短編を書くと、漫画の構成と言うものがいかに難しいか分かる。

今回の扉絵はこんな感じ。

90年代くらいのエロ本の表紙みたいな色の感じになっております。

敬愛する伊駒一平先生の感じだろうか。

「まんがおきば」さんの方で更新していた「漆黒の青空」の10本目の短編になります。

いやまぁ、別に人生において書いた10本目の短編とかそんな話でもないので、特にどうと言う事もないんだけど。

今後は、もう少しペース上げて短編も描いていきたいなと思ってはいるんだよ。

このお話の裏話的なものも描こうと思ったんだけど、書き出すと長くなりそうなので、そちらは、明日の記事ででも書く事にします。

引っ張ってると言うよりは、水増しでございます。

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