- 2023年5月24日 12:54 CAT :
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目を皿にして眺めても全てが見えるわけじゃない
「ひとときの暗がり」を書くにあたって、高校時代の超絶黒歴史な日記帳を取り出して、読み返しながらプロットを作っている
プロットと言うか、まぁ、自分の高校生時代の出来事を時系列にまとめているだけなんだけど。
その中で一つどうしようもない事が起こって困っている。
今までに描いてきた物語について、詳細はともかくほぼ全て頭の中で何となく記憶している。
もちろん漫画を筆頭に、音楽に、小説に、詩に、演劇の台本にと、数えたら100ではどう考えても足りない位の数を書いてきたわけで、流石に全てを完璧に把握できるとは思ってない。
演劇の台本とかでも、実際に公演せずに没になってしまったものとかは、さすがに覚えてなかったりはするし。
でも、高校時代に自主公演として実際に公演した「ナルシストカンパニー」と言う劇だけが、どうしても思い出せない。
タイトル自体も、日記を読んでて「んん・・・そんなのあったっけ?」となった感じ。
まぢで全く内容が思い出せない。
過去にも存在を忘れていた物語はある。
例えば、15年くらい前に書いた「メルデス夜行」と言う短編漫画。アルバム「オナニー遍歴」に収録している「カニバリズム・マゾヒスト」と言う曲。などなど・・・
この辺りのものについては、存在自体は完全に忘れていたけど、タイトルを聞けば「あぁ。はいはい。メルデス夜行ね」「カニバリズム・マゾヒスト!あったなぁ~」となる。
でも、「ナルシストカンパニー」だけは、まぢで1ミクロンもイメージが出てこない。
公演したと言う事はそれなりに長い期間付き合ってきたはずだし、完成させて人前で発表までしているはずなのに・・・
もしかしたら、このブログ内で過去にふれたことあるのでは?と思って、検索してみたら下の記事は見つかった。
【残暑なんか微塵も感じられないんじゃぼけ!!見舞い申し上げます】
少なくともこの時期には、まだ記憶の中にあったらしい。
それが記憶にないと言う事は、もう年老いたと言う事ですな。
ただ、この記事の中に一筋の光明が・・・
「カラフルメリィが降った街へ引越し」の中の一文(↓)
高校に教育実習で行った時、演劇部の部室で「M・M~そしてRは除く」とか「ナルシストカンパニー」の脚本(ついでに当時の部員さんがたの写真も)を見つけた時はテンションが上がったもんさな。
もしかしたら、家の中を漁ったら当時の台本が見つかるかもしれない・・・
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