- 2023年6月26日 11:27 CAT :
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旅路の果てに見た泡沫の風景についてのおすそ分け~前編
せっかくなので、先日の旅の話を少しだけ書いておきます。
なんか、変な感じで自慢とか言われるのも、物凄く不本意なのでチョットだけ。
そもそものお話。
オレと嫁は新婚旅行で、沖縄の石垣島に行ってきた。
その時の旅行がそれはそれはもう素晴らしいもので、結婚したてのお花畑脳であったことを考慮しても、人生において最高に楽しい旅行だったことは間違いない。
そんな話を、小さいころからされてきた子どもたちは、当然「憧れの地 石垣島」と言う認識が刷り込まれていた。
ただ、時間的にも、金銭的にも新婚旅行と同レベルの家族旅行なんて出来るわけがない。
うちでは、子どもたちが、例えば幼稚園・小学校の大会や発表会で1位になるとか爪痕を残すとか、あと学級委員になるとか、そう言う親の目から見て「オレの子どもがどうしてそこまで優秀なんだよ!」となるような事をしでかした場合にだけ、好きなものを買ってもらえる「ゴールドチケット」をプレゼントすると言うルールがある。
ちなみに、「ゴールドチケット」は「チャーリーとチョコレート工場」に出てくるウィリー・ウォンカが作ったものをパックって印刷したもの。
参照画像(↑)
どうしても、「あこがれの地 石垣島」に行きたいと言う子どもたちにオレが「じゃあ、このゴールドチケットを30枚貯めたら連れて行ってあげよう」と話をしたのは、今から6年くらい前か。
それから6年間。
その間、子どもたちは本当にこのゴールドチケットをため続けたんだよ。
ぽっちゃりデブだった娘が毎日ランニングしてマラソン大会で入賞したり、前飛び1回も飛べなかった息子が毎日縄跳びの練習をして縄跳び大会で1位になったり・・・などなど、本当に二人とも頑張りに頑張って、ご褒美に貰う「ゴールドチケット」を使わずに貯めて6年間。
たった6年じゃあない。
子どもたちにとっては、人生の大半の時間になる6年間。
汗と涙で貯めに貯めたゴールドチケット30枚。
この約束を守らない訳にはいかない・・・と言う訳で、ないお金を振り絞って、無理やりスケジュールをこじ開けて、子どもたちを「あこがれの地 石垣島」に連れて行ってきましたよ。
と、まぁ、そう言う訳です。
ただ問題もあった。
自然が大好きで、のんびり過ごすのが好きなオレと嫁にとっては、めっちゃ楽しかった石垣島だけど、実のところ、子どもたちが楽しめるようなレジャー施設があったり、目を見張る凄いテーマパークがあるわけじゃあない。
果たして、子どもたちは楽しんでくれるのか?
そんな不安が付きまとっていた。
・・・チョッと、長くなってきたので、この辺で一旦筆をおきます。
ハイ。
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