- 2013年1月5日 0:23 CAT :
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絶望その1
やあみんな。
なんか知らんけど、親族、知人友人、職場などなどいろんな人から、心配やら祝福やらいただいておりますが、まだだからな。
と言う事で、今日のところは、そのありがたい気持ちを歪にねじ曲げて、ポエミィーに最近書いた詩をひとつ、皆様にお送りいたしましょう。
とっても、ポップでハピネスな歌だから、きっと皆様も感情移入しやすいと思うよ。
ちなみに、こいつは、多分、次回作「王道軽傷」に収録予定の曲の歌詞でもあったりする奴だ!!
【絶望 その1】
殺したくて
殺されたいのです
年に一度や二度
ちょうどこの季節になると
少々の悪意と共にヒラヒラと舞う少女のスカートの裾の様に思い馳せるのです
人を傷つけることだけが本当に生きていく術なのでしょうか
すべからく全ての人間は
画一的にすべからく憎しみだけで繋がります
いくばくかの幸せはありもしましょうが
逃げ果せるはずもない悲しみは
どうしようもなく強大で殲滅的でした
降り注ぐ雨は
しず心なく茅の屋根を打ち
まるで掴まれた心の臓のようです
いつ止まるやも分からずに
そうやって、今だけは、嘲笑に似た笑みもこぼれました
振り下ろした小さなナタは
幼子の戯れる公園にあるポプラの木を傷つけるには十分で
どうする訳でもなく朽ちていきました
「さようなら」
言うことでどうなる訳でもないわけで
言わなかったからどうなる訳でもありません。ただ、もう動くことのないあなたの見開いた目を見るにつれて
ようやっと理解いたしました
これが絶望と呼ばれる感情なのですね - この記事を見てみる ⇒