- 2015年5月14日 23:06 CAT :
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軽くだるく歩く奈落の底の様な街で後悔ばかりして生きてる
家のサボテン「ミドリちゃん」の花が咲いた。
前回は、3年前だったか・・・
考えてみれば、娘が生まれる前なんだよね。
サボテンの花。
希少性も含めて、なんだかとっても奇麗な気がするんですよ。
おすそ分け。
約束通り、世界最後の絶対的秘境と言われている「北センチネル島」についてでも書こうか。
この21世紀において、まだ人類が未到達の数少ない場所のひとつ。
ただ、それは、めっちゃ深い深海でも、アホほど危険な山やジャングルではない。
むしろ、絶海の孤島。
透き通るように青い海と、白い砂浜の楽園。
しかも、すぐに行ける。
でも、人類が未到達の場所。
それが、「北センチネル島」。
人類が未到達なんじゃあない。
人類は住んでいる。
ただ、今現在の文明が未だ入り込んでいない。
と言う方が、正確かも知れない。
そうなんだよ。
人は住んでるんだよ。
この島。
ただ、その人類(部族)は、徹底した排他信仰によって、外からの文明を全て拒み続けている。
もちろん、今も。
アフリカとか、アマゾンにいる、観光客相手にだけ着飾ってる部族とは違う、本当に、完全に文明を拒み続けている人たちが住んでいるんだよ。
これまでにも、幾度となく接触を試みた事があるけど、その全てが拒絶され、近づくと攻撃された。
たまたま漂流してしまった人間は、殺されてしまい、その遺体の回収すらさせてもらえなかった。
島の地形が変わるほどの地震が起きたとき、島があるインドの政府が、救援物資を渡そうとしたときでさえ、その船やヘリを攻撃してきたとかなんとか・・・(そもそも、接触がないんだから、向こうからしたら、何されるか分かったもんじゃないだろうし、受け入れる訳ないんだけど。)
結局、インドは、この島の人たちと接触することをあきらめ、完全独立自治区として、何にもしない宣言を10年くらい前に出した。その後は、完全に不干渉。
ついでに、この島は、深い森に邪魔されて、航空写真や衛星写真でも、何も見る事はできない。
だから、この島にいる人たち(センチネル族と呼ばれている)が、どんな生活をしているのか、何人くらいいるのか、どんな言語を使っているのか、文字はあるのか、何を食べているのかさえ何にも分かってない。
もしこのまま、センチネル族が滅んでしまった場合、現状、同じ時間に生きていながら、彼らの言葉はロンゴロンゴと同じであり、彼らの生活様式は、モヘンジョ=ダロと同じになってしまうかもしれない。
そう考えると、何か分からんけど、ゾクゾクするのはオレだけか?
このご時世に、何も分かっていない同じ人間が、行こうと思えばすぐに行ける所に存在していると言う事実。ただ、昨今、この「北センチネル島」があまりにも有名になってしまったため、冷やかしから、冒険家までが、こぞってこの島に上陸しようとしてるらしい。
危惧されているのは、その為に、彼らが、インディアンやインディオ、インカ文明のように、(さすがに虐殺はないとしても)外部からもたらされた全く耐性のない(と言うか、島に存在しなかった)疫病などによって滅びてしまうこと。
実際に、あり得てしまうこの事実が、何より怖いよね。
そっとしておくべきだと思う。
でも同時に、オレでさえ、興味を持ってるし、自分で行きたいとは思わなくとも、センチネル族については知りたくてウズウズしてるんだよ。
人間の業は深く、それ故に、別の業を生みだしてしまう。
負の連鎖はとどまる事を知らない。
もう一つの約束。
今日は、iPhoneが手元にあったので。
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