- 2009年10月17日 23:49 CAT :
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閃光魔術
全日本プロレスが香川に来る。
武藤敬司が!!
コジコジが!!
高山善廣が!!
マウナケアが!!
鈴木みのるが!!
西村修が!!
・・・行かない理由などどこにもない。と言う訳で言ってきました。
全日本プロレス香川大会。
行く道すがら、ふと疑問に感じる。
人気がまったく無い。
三沢追悼興行の時なんか、駅を出ると明らかにプロレスファンみたいな人がアホほど居て、会場はえらい事になってた。
(比べる対象が悪いけど・・・)会場に着いても、駐車場も余裕で空いてる感じ。
人がいねぇ・・・ホントにちらほら人が居るだけ。
とりあえず会場の中に入ってみると、間違いなく、ここで大会が開かれる事は間違いないみたい。
ただ、体育館のメインホールじゃなくて、サブホールの方。
小学校とかの体育館よりも狭いこの場所でプロレスだと・・・リングが、目の前。
尋常じゃなく、目の前じゃないか!!(↓)
こんな間近でプロレスを見られるなんて有り得ない。しかも、リングサイドで5000円ですよ。
うむむむ・・・地方興行恐るべし・・・
開演時間には、さすがに満員。
立ち見も出る盛況振りだった。
(と言っても、多くても500人くらいだと思う。
)
まず、F4登場。と言うか、客が居るロビーで選手が待機してる。
客と同じ入り口からレスラーが入場してくる。
そんな有り得ない光景。
コジコジが客にタッチしながら入場してきてる・・・すごい。
んで、羨ましい・・・続いて、ブーディーマーダーズ(そんなグループ知らなかったけど、ヘイトとか稔が今所属してる極悪ヒール軍団らしい。
)の入場。
この人達のトークが面白い。
今までに見た事のある、新日本プロレス、ノア(一応琴平プロレスも?)と比べて、ショーアップ具合が一番心地いい。
ケラケラ楽しい。
・・・で、第1試合。
大和ヒロシ対スペル・クレイジー。
しょっぱい第1試合。
それは、全日本でも当たり前で、予定調和のようなしょっぱい試合だった・・・
でも、すごい迫力!!!!目の前で見るプロレスは、ただのバックドロップでも尋常じゃない迫力。
滅茶苦茶面白かった。
こんな調子で、武藤敬司が出てきたらどうなるんだ!!!!?
膨らむばかりの期待。第2試合。
近藤修司 征矢学 対 鈴木みのる FUJITA
ごめんなさい。鈴木みのるしか分からない。
でも、第2試合で、鈴木みのるが出てくるなんて、豪華すぎる気がする。
秋山準との、意地悪対戦を思い出してしまう。
余りにも近くて、試合中のレスラーの会話まで聞こえてくる。
試合中、実に色んな事を話してるんだと初めて知った。
鈴木みのるが、FUJITAがブレイクする度に「ナイスクリーンファイト」って言ってたのが、なんだか可笑しかった。
とは言え、試合は大迫力。
FUJITAが仕掛けたトップロープからの雪崩式フランケンシュタイナーなんて、洒落にならなかった。
テレビではよく見るこの技も、実際目の前で見ると「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」って叫んでしまう。
試合は、鈴木みのるのパイルドライバーで決まったけど、このパイルドライバーも、目の前で見たら、確実に首の骨が折れただろうと思う迫力だった。
第3試合。
高山善廣 MAZADA 対 ジョー・ドーリング 稔
第3試合で、もう高山善廣が!!?プロレスの帝王が登場!!しかも、相手が稔とな!!!
ただこの試合、明らかに高山の手抜きが・・・この前大阪で見た、圧倒的な高山じゃなかった。けど、タッグとしてはこれでもいいのか?同じく試合中の会話がすごい良い感じだった。
レスラーに気を取られて反則を見逃していた(まぁ、プロレスでは鉄板なやらせだけど)レフェリーに対して、「おい!!お前!!仕事しろよ仕事!!」って。
エベレストジャーマンがこの距離で見たかったけど、残念ながらこの試合では見られなかった。
第4試合。
船木誠勝 西村修 対 渕正信 河野真幸
お目当ては、やっぱり無我プロこと、西村修。そして、80年90年代全日でもジャンボ鶴田と大活躍した超ベテラン渕。
って言うか、渕が・・・もうおじいちゃん。
永源を見てるかのようなおじいちゃん。
しばらく見ないうちに、ここまで渕がおじいちゃんになってるなんて・・・
試合では、ちゃんと見れましたよ。
西村の三角倒立!!(↓)
ちょっと、前のおばちゃんの頭が邪魔だけど。さすがに美しい。
これを見れただけでも、かなり儲け者という感じ。
そして、それに対抗した渕の三点倒立!!(↓)
間抜けすぎる!!
三点倒立もままならないプロレスラー。渕。
・・・この試合は、もう笑った笑った。
楽しいプロレス。
これこそ王道。
まさにそれを体現してくれた試合だったと思う。
面白かったって。
第5試合。
曙 浜亮太 真田聖也 対 TARU ヘイト 歳三
まずブーディーマーダーズが入場時に、TARUが客席にジュースをぶちまける。オレも頭からかぶった。
しかも多分りんごジュース。
せめて水にしろよ。
と思いつつも、それも嬉しい。
ヒールらしい感じ。
どうせなら、場外乱闘もしてほしかった。
曙のでかさにも、ちょっとドン引きした。
試合自体は、ヒール軍団ブーディーマーダーズの独壇場。
途中、TARUが思いっきり鉄の棒で浜の頭を殴った後、浜が動かなくなって、まぢでやばい感じになってた。
(セコンドが走ってトレーナーを呼んできて手当てしてたりと・・・)ところが、暫くして復活した浜が一方的に勝ってたブーディーマーダーズを一蹴。
最後は、ボノが決めて勝利。
あの動かなくなる所まで台本にあったかは知らんけど、色んな意味でハラハラドキドキの試合だった。
浜とボノの巨体と、コーナーでのボディーアタックの迫力はやば過ぎたと思う。
うつ度に体育館が揺れてたし・・・
で、待ちに待ったメイン。
武藤敬司 諏訪魔 カズ・ハヤシ 対 小島聡 ゾディアック KAI
ゴメン・・・ゾディアックとKAIって選手は、今日まで知らなかった・・・とは言え、目茶目茶面白かった!!!
まず、本当に武藤がこの片田舎の超小さい会場に来るのか・・・と思ってた。ちなみに、武藤を触るべく入場口に並んでた。
・・・そしたら、本当に武藤敬司が来た。
圧倒的オーラ。
そして、この手で武藤敬司に触れた。
あの武藤敬司が、目の前にいて、触れた。
この感動。
試合だってすばらしく面白かった。
コジコジのラリアットだって、武藤のシャイニングウィザードだってかっこよかった。
そして、試合の流れを変えた武藤のドラゴンスクリュー3連発。
もう鳥肌立ちまくり。
あの武藤が!!!もうやばかった。
まぢでまぢで。
試合後のプロレスLOVEポーズもしっかりカメラに収めることが出来た(↓)
ちなみに下には、和田京平も・・・和田京平が目の前でレフェリーしてるってのも、感動もの。帰りには、出待ちもした。
出待ちの人数だって、30人位しかいないもんだから、ボノなんか、全員にサインしてた。
オレは、コジコジ見つけて握手してもらってきた。
これで5000円は絶対安かった。
と思う。
素晴らしい興行。
メッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッチャ面白かった~
またプロレス見に行きたいなぁ~。次はやっぱり新日本プロレスかな。
もっと、香川に来れば良いのに。
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