- 2009年10月22日 22:07 CAT :
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死刑宣告 強襲の凍える吹雪
寒くなってきた。
この時期になってくると、カメスケがしっかり冬越え出来るのか、植種台のみんながしっかり冬越え出来るのかが心配になってくる。
(「うにん」は絶対大丈夫なので除外。
)
カメスケ。「いつ死んでもおかしくない」と獣医さんに死刑宣告されてから5年。
毎年、この時期が一番不安。
冬、カメは仮死状態になって冬眠する。
そして、かなりの確率でそのまま目を覚まさない事がある。
実際、そうやって沢山のカメが死んできたのを、幼い頃から目の当たりにしてきている。
逆に、春になって、ゆっくりゆっくりカメスケが目を開ける瞬間が何とも大好きだ。
もう動きが鈍くなってきて、まったく餌を食べないカメスケ。
皮膚も皺くちゃのおじいさんだけど、それでもあと1年生きてほしい・・・と、毎年毎年願っている。
時間が経つにつれ、その思いは強くなりつつ・・・
植種台のみんなの中で、冬が怖いのは、千田を筆頭とする多肉植物達。
去年なんか、千田の背中半分くらいが赤くなってしまって、かなりヤバかった。
今年は、窓際に置くのをやめておこうと思う。
多肉植物でないのなら、マングローブのまん吾郎もかなり心配。
知り合いの植物大好きお母さん曰く、「マングローブを冬越えさせた事が無い」そうで、そんな中、何とか去年の冬を越えたまん吾郎はかなり奇跡的。
(同じマングローブのバッタモンは、11月の段階で枯れてしまった・・・)今年も、うまく冬越えさせる事が出来るか心配・・・
もう一人。
新人の「バナさん」が実は最近少しずつ弱ってきてる。
熱帯系植物のバナさんにとって、日本の冬はかなりしんどいみたい・・・最初、花屋で売られてる時は、ビックリする位小さな鉢に押し込められて、水もなしでカラカラ。
ホント枯れる寸前だったバナさん。
大きい蜂に栄養たっぷりの土を沢山入れて植え替えしてやったら、見る見る元気になった。
次々新芽も出して、イモ達とも仲良くしていたのに・・・
嫁の話では「ありがとう。
ここに来れて良かった。」と最後の挨拶をしているらしいけど、そんな事は許さない。
少しでもそう思うなら、持ち直してみろ。
と、話しかけ続けてたら、何だか少しだけ持ち直したような気がする。
このまま、元気になって冬を越えてくれる事を祈るばかり。
最後に、この時期になってついに花をつけたヒマワリの「黒龍波」部屋バージョン。
(庭バージョンは8月の終わりには花を咲かせた。
)ニョロニョロ伸びるばっかりで一向に花の気配が無かったんだけれども、何を思ったのか、秋も中盤、冬支度のこの時期に花をつけるとは・・・
やっぱりよく分からん。
でもそこが可愛いんだと思う。
小さいし、チョッと奇形だけど、一生懸命咲かせたこの花は、どんなヒマワリよりも美しい。それを人間のエゴだと笑うなら、笑えば良いです。
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