2008年12月27日 0:22 CAT :
       

カニバリズムマゾヒスト~その後~

聖夜の夜にワクワク鑑賞した「人喰族」について、少々調べてみた・・・ので、ちょっとだけ記述。

元々見たかった「食人族」が、カニバリズム映画の最高傑作にして金字塔ならば、この「人喰族」は、カニバリズム映画の中で(それも圧倒的に)最低の作品として有名な作品らしい。

チョッとレビューから引っ張ってきた。

(↓)
○「史上最低の食人映画」として有名なこの作品。

いろんな意味でめたくそに痛い。

まず題名からして、食人映画の代表格とも言える「食人族」のパクリだ。

おそらく「食人族」と間違えてこれを借りてしまった人のレンタル料を糧としているのだろう。

そんな卑怯な手を使わざるをえない事実が、この作品の内容のひどさを物語っている。

さらに「ひとくい」と読みが変わって、語感まで痛さを増しているように思える…日本語って恐い。

○「史上最低の食人映画」と言われてるようですが、元々食人というカテゴリからして最低と見られがちなので、このような銘を打たなくても充分最低として通用したと思いますけどね(笑)ま、自分の世に言う“最低映画”ってのを結構見てきたし、そのカテゴリだけで映画を判断するような事はしないようにしてるんで、ここは普通の作品として評価しますが、とにかく痛い描写が多い。

その他は…ストーリーがいちいちいい加減。

主人公も4人のうち2人は殺されても当然な事やってるし、人喰族の人々が怒るのも半ば当然と言った感じ。

展開にも少し中だるみを感じるし、食人族と比べればそれほど面白いともいえない。

○「あなたは二度と食事ができなくなる」という宣伝コピーが強烈な、マカロニ食人族映画の一本。

数ある食人族映画の中でもトップクラスの残虐度で、有名な両乳房吊るし上げを始め、目玉抉り出し、内臓ほじくりといった人体破壊シーンがバンバン出てくる。

これらの間に小猿や亀を実際に殺している場面が織り交ぜられ、血みどろの作品に悪趣味な花を添える(特に原住民が芋虫をクチャクチャ食べるシーンは逸品)。

また「食人族」同様、原住民を虐げるマイクというキャラが登場するが、彼は性器と腕を切り落とされた上に頭を切断されて脳味噌を食われる──という、これ以上ないくらいに残虐な裁かれ方をするので、自業自得に留まらないカタルシスを得ることができる。

しかし、ストーリーが都会パートとジャングルパートに分かれており、映画の中ではマイクを追う刑事の様子とジャングルをさまようグロリアの様子とが同時に進行される。

この形式自体は構わないのだが、都会パートになるといちいち明るい音楽が流れ、ジャングルパートの緊張感を一瞬で吹き飛ばしてしまうのはどうにかならないのか。

イタリア映画らしい大味な演出が足を引っ張っているように思われてならない作品だ。

などなど・・・

う~ん。

ある意味賛否両論といった所みたい・・・(どっちにしろ「史上最低の食人映画」には変わりないみたいだけど。)ただマァ、残虐度ではかなりのレベル(アメリカの31州で上映禁止になったり、色々話題にもなったとか。)らしいので、その意味ではなかなか面白い作品に出会ったのかもしれない。

ますます「食人族」の方も見たくなった今日この頃。

今からデビルマン見ようかと思ってますよ。

この記事を見てみる  ⇒

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA