- 2007年11月24日 1:41 CAT :
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広告塔がTOSHIでした
途轍もなく恐ろしい夢を見た。
その夢と言ったら、まるでこのまま死んでしまうのでは・・・とさえ思えるような怖さ。
怖いと言うよりは、正確には畏怖の念と言った方がいいかも。
何だか気軽にブログに書けるような感じでも無いんで、今回の所は自粛しときます。
畏怖の念・・・
確かに昔の人は持っていたであろうこの感覚。
人間は偉くなって(正確にはなったような気がして)忘れてしまったのかも知れない。
かつて、そして今も、この世界には計り知れぬ巨大な力があって、その力は色々な名前で呼ばれていました。
例えば「神」、例えば「妖怪」、例えば「悪魔」、例えば「鬼」、例えば「魔物」、例えば「もののけ」などなど・・・
人間はそれを圧倒的に恐れながらも、どこかしら尊敬の念を抱いていたはず。
つまり「畏怖」だわな。
いつごろからだろうか、人間にとっての「怖い」は自分を脅かす事だけに限定されるようになった。
今でも、そうじゃない人は多いんだろうけど、無宗教な色合いの濃い昨今の日本人はそれが特に顕著なように思う。
オレももちろんご多分に漏れず無宗教。
ただオレは、無神じゃない。
神様はどこぞここぞにいると思う。
その昔、日本人はアニミズムな神道を信じていた。
ある意味それに近いような。
どんなものにでも、それこそこの前買ったサンシャインにだって神様が宿ってるかもしれない。
神様って言葉じゃなくても、そこには尊敬すべき「何か」が存在している。
それはある時、突然に襲い掛かってくるかもしれない。
それでも傍に常に共存し続けるもの。
この「畏怖」と言う感覚は、日本人のものを大切にする素晴らしい風情の1つだとオレは認識してます。
それが無くなるなんて悲しい事だ。
マァ何しか、あの夢は途轍もなく怖かった・・・
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