2015年7月31日 23:55 CAT :
       

いつまでも少年ではいられない君に捧げはしない

「金田一少年の事件簿」を読んでおります。

小学生~中学生のころ、メッチャ大好きで、とにかく読み倒した漫画・・・

だったんだけど、10年ぶり位に読み直してみたら、何だろう・・・少し悲しくなった。

展開がご都合主義なのは、まぁ良いじゃあないか。少年漫画なんて10割そんなもんだ。

悲しかったのは、トリックが全てビックリするほど子ども騙しだった事。

昔読んでた時、「コナンとは違って、金田一は本格的なトリックを使った推理漫画だぜ!!」とか思ってたのに、今読めば、目くそ鼻くそだった。

違うのは、多分、いかに子供騙しなトリックを本格的なものに見せるかという、引き込ませる力の方だったんだろうね。

特に、大好きだった「首つり学園」とか「タロット山荘」とか・・・「なんじゃそれ。」な感じだった。

子どものころから「なんじゃそれ」だった「金田一少年の殺人」にいたっては、「山田一少年」のイメージしか出てこなくて、逆に愛おしかった。

オレは、「ワンピース」が面白くなくなったと思う。

でも、ウォーターセブンくらいまでは、アホほど面白いと思ってた。

これって、その位のタイミングでオレが、少年からおっさんになっただけなんじゃないだろうか。

あれは、少年漫画なんだ。おっさんが、面白くなくても、少年が夢中になれるならそれで良いんだ。(まぁ、少年がおっさんになるまでに完結しろよ。と言う話にもなるけれども。)

それと同じだろうて。

今、初めて「金田一少年の事件簿」を読めば、多分、「何が、本格ミステリー漫画だ。子供騙しじゃねえか。」ってなってたと思う。

でも、思い出補正と言う素敵なものがこの世には存在するので、今、オレは、違う意味で面白く「金田一少年の事件簿」を読み直しております。

今、「怪盗紳士の殺人」に差し掛かったとこ。

しかし、初期の美雪ちゃんは肉感が実に良い感じにエロいですな。

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