- 2021年2月3日 4:40 CAT :
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戻れない過去の落書きは僕と影との1ページ
やりたいことがたくさんありすぎて、時間が足りなくてしょうがない。
と言う話を、もうずっと話してるけど、ここ最近、また、物凄く思うようになった。
もう少し若い頃って、やりたいことがたくさんある自分にチョッと酔ってると言うか、それがカッコいいみたいに思ってる時期があった。
人生における計画みたいなものも、学生時代に考えていた。
例えば、オレは30歳までに「us」と言うマンガを完結させるんだ!と決めて、高校生の頃に第1話を描き始めた。
20歳くらいまでは予定通りのペースで描けてたけど、その後、就職・結婚などのライフイベントをこなしていくうちに、どんどん時間が無くなっていき、「あ!このままじゃ、usを描き切る前に30歳になってしまう!」とふと気が付いたのは、30歳になる半年前だった。
それから半年間、狂ったように「us」を描き続けたけど、結局、間に合わなくて、最後のロバートとの決戦部分を予定よりかなり端折って無理やり30歳までに完結させた。
ロバートが自分の過去を語るシーンとか、予定では、4話くらい使うつもりだった部分を1話にまとめたりしてる。
その頃のオレが思っていたのは「オレは死ぬまでにやりたい事が、腐るほどあるんだ!予定を変える訳にはいかない」と言う気持ちだった。
で、今。
かつてとは少し違うベクトルで、焦っている。
「このままのペースで行くと、確実に、やりたいこと全部やり終わるまでに死んでしまう」
頭の中にあるものを吐き出し切る事さえできないで死んでしまう。
死んでしまった後の世界がどうなのかなんて、オレにはわからない。
だから、死ぬまでになんだよ。死ぬまでに全部出し切りたい。
死ぬ間際に、頭の中にある妄想を全て、誰かに伝えて、その人の手を借りて形にしたとしても、オレが死んじゃってたらそれは意味がないんだよ。
そんなこんなで、少しずつ、色んな所で折り合いを付けつつ、やりたい事を進めていくことにした。
20歳ころから、何度か試みつつ、何度も挫折したことが、日々4コママンガを描き続けると言う事。
日記として毎日書いていた事も、続けるためにブログで公開してた事もあったけど、そのどれもが続かなかった。
でも、オレはどうしてもこの日々4コマを続けたい。
それはオレの最愛の嫁が、オレの描くどんな物語より喜んでくれるから。
今年に入ってから、出来るだけ時間をかけて4コマ風の日記を書き始めた。
取り合えず、1カ月は続いてる。
このペースで、まず1年だ。
この何の才能もないおっさんが、唯一出来ることはどれだけ不格好でも、それを続ける事だけ。
あと、今更ながら今年の目標に考えている事。
このブログを最低でも週に1度は描く。
「Gの世界」を完結させる。
新作「始まりは終末」を描き始める。または、「風を切る日々」をちゃんと定期更新できるような体制を作って、完結を目指す。
今の事業を法人化させて、ちゃんと回していく。
事務所兼新居を手に入れる。
こんな所でしょうかね。
これを、お仕事をやりながらこなしていくと言う、到底無謀な感じ。
でも、このペースでやっててもどう考えても、死ぬまでにやりたい事が全部できない。
生き急ぐわけじゃないけど、このやりたい事を何とか消化したい日々を過ごしております。
死ぬほど気が重かった、「Gの世界」の71話のネームは完成したので、今、執筆中。
元ネタも含めて1度も描くことのなかった、八神の母親をビジュアル化した。
これを描いたら、あとは、もう残りのページ描き進むだけでございます。
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