- 2023年11月2日 21:45 CAT :
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これで良かったのか分からないまま同じ一日を繰り返す
「ひとときの暗がり」と言う小説を書いております。
この小説。一応、ほぼノンフィクションと言う事で書いてるんだけど、その実はオレの頭の中にある記憶にほぼほぼ頼っている。
先日30話を書き終わって、あと1話で第1部が終わると言う所まで来た。
結構佳境になってきていて、個人的には実に面白い展開になっていると思っている。
最終話を書く前に、当時の心境をよりリアルに表現できるように高校時代に書いていた日記を読み返してみた。
・・・そして分かった事がある。
オレは、相当自分の高校時代を美化していたようだ。
小説の中の局長と言う人物と比べて、高校時代のオレはその数百倍どうしようもないクズ野郎だったみたいだ。
あと、いくつか時系列がおかしい事があった。
オレの記憶と、当時の日記。
どちらが真実に近いかと言うと、そりゃあ当時の日記に決まってますぜ。
いやね。美化していた点は良いと思うんだよ。
そんなものオレの視点を通しての私小説なんだから、許してちょんまげってなもんだ。
ただ、時系列がおかしいと言う点については、どうしようかな。とちょっと悩んでる。
例えば、携帯電話を手に入れたのは、オレの記憶では高校1年生だったと思ってたんだけど、何と高校2年生の時だった。
夜な夜な色々お話して、黒崎先輩のモデルになった人とオレが仲良くなったのは、高校1年生の冬で間違いなかった。
ただ、記憶ではメールのやり取りで色々お話して仲良くなったと思ってたんだけど、日記を見る分には毎夜毎晩、深夜に家電で何時間も話していたらしい。
実際にメールでアホみたいにやり取りもしていたんだけど、それは2年生の冬頃だった。
みたいな、感じの事が思ってた以上に散見されてしまった。
そんなオレは家の電話を使って、毎晩何時間も電話していたなんて記憶ないんだけど・・・でも、日記にはそう書かれているんだよなぁ。
付き合ってる訳でもない女と毎晩何時間も電話してたとか、正気か!?当時のオレは!
と、ここまで書いてて、一つ思い当る話がある。
半年くらい前に書いたこの記事の話だよ(↓)
【所詮はいたずら 神様の人生ゲームなんだもの簡単にゴールしちゃってもおもしろくない】
所謂「マンデラ効果」についての話なんだけど、この世界がオレの元居た世界線と変わっていたとすれば、この日記と記憶のズレについても説明出来やしないか。と。
つまりこう言う事です。
「ひとときの暗がり」は99.9%ノンフィクションに違いない。
ただし、今、この世界の過去ではなく、オレがかつていた別の世界線で経験した過去にあった話を書いたノンフィクション。
これが、今一番納得できる話だと思う。
いくらオレがアホでも、毎晩家電で何時間も電話したりなんかしないと信じたい。
他にも「はぁ?そんな事あったか?」と言う事が沢山日記に書かれていた。
その辺りの相違についても、今後、「ひとときの暗がり」の裏話で語っていけたらい違う意味でも面白いんじゃないだろうか。
現実世界の方がよっぽどオカルトだったと言うお話でございます。
オレの記憶では間違いなくしっぽの先は黒かった。
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