- 2008年12月25日 23:51 CAT :
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カニバリズムマゾヒスト
聖夜の夜には、ステキな映画を見て、幸せな気持ちになろう・・・と言う事で、一路近所のレンタルビデオ屋へ。
先日も言いましたが、オレのクリスマスは、まだまだ先なのです。
ホントは、カニバリズムの金字塔として世界中で大ヒットを飛ばした名作「食人族」が見たかったんだけれども、それは無かった。
(この前「乱歩地獄」を借りに行った時にはあったはずなのに・・・)で、色々探してるうちに明らかにこの「食人族」をモチーフにしたであろう、「人喰族」を発見したので、マァ、こっちでも良いかと言う事になった。
ちなみに、このパッケージは、主人公の女がおっぱいをでっかい釣り針みたいなもので串刺しにされて吊るされていると言うこの映画最大の名シーン(と後で知った)。
ここだけ見ると、何だかエロそう。
乳首丸見え。
ドS心に火がつくってもんだ。
・・・カニバリズムどこ吹く風ですな。
他に、2008年度マニア部門AVグランプリに輝いたと言う話題の「人間酷包」とか、邦画史上最低の出来と名高い「デビルマン」も借りたりした。
なかなかステキなチョイスだと思うけれども、いかがなもんだろ?
と言う訳で、聖夜の夜に「人喰族」です。取り合えず感想・・・B級映画だ。
見紛う事ないB級映画だ。
ただ・・・詰まんなかった。
シーンとシーンのつなぎや展開が滅茶苦茶。
そして、音楽がシーンとマッチしていなさ過ぎる。
マッチしない音楽をあえて持ってくるという手法もあるっちゃあ、あるけど(メトロポリスにおける崩壊シーンでのジャズとか)にしても、センスがない。
ただ音楽自体はひどく秀逸なもので、サントラとかあるなら、それは別に欲しいくらいだけれども。
というか、それ以前に出てくる原住民族が「人喰族」じゃないし・・・(マァ、実際に腹を掻っ捌いて内臓を食べたり、脳髄にしゃぶりついたり、ちんこをリアルウインナーとして食べたりするけど・・・)
虐殺シーン、拷問シーンなど一部に見応えのあるシーンもあったけれども、全体的には根幹としての確固たるテーマが存在しないのか、上手く表現できてないのか、あやふやなストーリーが不愉快だった。確固たるストーリー、脚本が無くて、一体B級映画の何を楽しめばいいのやら・・・
マァ、ケラケラ笑えたからいいか。
今度は、ちゃんと「食人族」を見たいなぁ~。
あと・・・デビルマン。
は、明日にでも見よう。
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