- 2025年6月19日 12:12 CAT :
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あそこは永遠の空席
先日から、「寄生獣」を読み直してる。
流石にクソ面白いなチクショーなんだけど、それについて感想は色々書き倒しておりますので、それはもう良いじゃないか。
スーパーサイヤ的ネオエクスデスのダミーターゲットを叩き潰したい
この辺とかね(↑)。
かなりの分量で書き倒してるよ。
で、そのまま「七夕の国」を読み始めた。
これがまぁ、当たり前だけど面白い訳ですよ。
ふと思い出した。
以下、「七夕の国」の超絶ネタバレになるので、未読の人はぜっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったいに読まないように。
これ知ってしまうと、シックスセンスのオチ知るどころじゃないレベルできっと人生の損失になるので。
と言う事で始めるよ。
この上で「ネタバレじゃねえか!」とか言う奴はもう、流石に知らん。
さてさた。
これを初めて読んだのは多分中学生の頃だったと思う。
当時最後の伏線回収があまりにも凄すぎて「オレもこんなの書きてぇ!!!」って当たり前のように思う訳でございますよ。
「カササギの旗」の話で、「なぜカササギなのか」と言う物語において最も重要な謎の答えが、「カササギが初めにあったんじゃない。初めにあったのはカササギではなく、カササギに似た形の何かだった」と言う衝撃。
当時、これを読んだ時の震える感じは今でも思い出せる。
それをですね、自分の漫画でもやりたいと。
その頃オレは今の「風を切る日々」の元ネタになる「ランナウェイデイズ」って漫画を描きつつ、新作構想として「G」と言う漫画を考えてた。
「G」って漫画は、今後描くであろう「始まりは終末」と言う物語の元ネタになる「FIRST END」と言う漫画のあとがきで「次に描こうと思ってる漫画」として考えていたっぽい。
多分小学生から中学1年くらいの頃だと思う。
それから数年後、大学生になってから改めて「G」と言うタイトルで書き始めた。
さらにその「G」って漫画を後に描き直したのが新都社にアップしてた「Gの世界」な訳で・・・
いや、前置きはどうでも良いや。
要は(↓)のページの話ですよ。
「初めに形があり、それに意味が生まれ、ジーと言う発音になった」と言う奴。
これ完全に「七夕の国」みたいなのをやりたかったんですよ。と。
この構想が最初にあって、じゃあ、そのためにどんな話を作ろうかと膨らませて言ったのが「G」って漫画なんだ。
今回、「七夕の国」を読んでて、それを思い出して、急にその話を書きたくなった。
それだけであって、それ以上でもそれ以下でもないお話でございます。
はい。さようなら。
どうでも良いけど、この「Gの世界」に出てくる「黒川先輩」のキャラクターデザインは、「ひとときの暗がり」に出てくる守山先輩の元ネタになった人だったりする。
って言うか、「Gの世界」の演劇部のイメージがそのまま実際のオレの高校時代の演劇部の感じな訳で・・・いや、それ以上は何も言うまい。
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