2014年11月7日 9:35 CAT :
       

中島みゆき

先日、マンガを書いてる時に、「何か、BGMに無いかな?」と探しつつ、なぜか気がつくとYOUTUBEでアニメ版「幽遊白書」の魔界統一トーナメント編を見てた。

それも、最後の「幽助対黄泉」付近。

原作マンガでは、部分的にだけしか、表現されていなかったけど、なかなかどうして、アニメでは、しっかり描かれていて、それも、原作ファンとしても、ある程度しっくり納得できるように描かれていた。

(と思う。)
あの当時、一応、アニメ見てたはずなんだけど、なぜか、仙水編の途中くらいから記憶が無い・・・

一体どうした事でしょうね。

さてさて。

娘が生まれてから考えるようになった事がある。

おもちゃとかを買ってあげる頻度とか・・・何か、その辺について。

オレの記憶・・・

オレは、毎週日曜日になると親父が、妹と2人おもちゃ屋さんに連れて行ってくれて、500円まででひとつおもちゃを買ってくれてた。

どうしても、500円以上のが欲しい場合には、我慢して、次の週に1000円のおもちゃを買ってもらう感じだったと思う。

(値段に関しては、結構あいまい。

何せ、まだ、計算も出来ない歳だったから・・・)
オレが、買って貰ってたのは、当時大好きだった「魔神英雄伝ワタル」ってアニメの、プラモだったと思う。

小学生になる事には、それが、SDガンダムのBB戦士ってヤツになったり、ミニ四駆になったりしてた気もする。

妹は一貫して、人形とそのアクセサリーだったはず。

で、自分が娘を持ったときに、この記憶を思い出した。

思った事は、「買い過ぎだろ!!」だった。

いやね。

だからって、オレは、買ってもらったおもちゃを蔑ろにした事は一回も無いと思う。

むしろ、プラモが折れてしまったら、そこを接着剤でくっつけて修理してたりしてた。

「おもちゃを買い与えすぎると、ものを大事にしない」とよく言われるけど、自分の経験からするとそれは違う。

基本的には、性格の問題だろうて。

ただ、本当に欲しいものを買ってあげて欲しい。

何でもいいから、買ってあげたところで、それを大事にするはずが無い。

それと、これを混同しているだけなんだと思う。

でも、少し買いすぎだと思う。

もう少し時間が過ぎる。

オレが、小学生高学年くらいになって頃。

このころは、スーパーファミコン全盛期だったけど、ソフトひとつが1万円くらいしてた。

となると、買ってもらえるのなんて、さすがに、毎週と言うわけにはいかず、誕生日とクリスマス位になってた。

そうなると、もうミスは許されない。

下手して、クソゲーなんて買ってしまうと、もう、半年近くそのどうしようもないゲームをやるか、前から持ってたヤツをやるしかない。

誕生日前になると、それはそれは必死で、買うべきゲームの事を考えてた。

ネットが無かった当時出来ることといえば、おもちゃ屋さんの新聞広告を穴があくほど眺めて妄想する事と、ファミ通を立ち読みする事、マリオクラブとか、そんなTV番組を見る事位しかなかった。

時々、友達が先に買った場合には、その話を盗み聞きしてた。

(面と向かって、「どんなだった?と聞ける友人は、一人くらいしか居なかったし。)
そして、妄想と調べ上げた情報を駆使し、かつ、妹とじっくり相談し、熟考に熟考を重ね決めたソフトを、誕生日とクリスマスには、買って貰ってた。

そうなると、こうやって買ったゲームが、例えクソゲーだったとしても、面白いんだよ。

今でも。

思い出補正付きなのは認めるとしても。

クソゲーじゃなかったら、なおの事だ。

未だに、時々やってるゲームは、この頃、悩みに悩んで買ったゲームな場合がほとんど。

例えば、ボンバーマン。

絶対の名作と言われる「3」ではなく、オレが一番好きなのは、自分が悩みに悩んで買った(けど、クソゲーだった)「2」。

対戦する時に、「ルーイ」使うなんて邪道だと信じている。

この頃に買ったゲームソフトに関しては、箱も説明書も大切に保管している。

子どもながらにだから、ホントにボロボロになってるけど。

長くなっちゃったけど、娘には、ぜひとも、この経験をして欲しいしんだよな。

別に、ゲームである必要は無いけど。

理想的なのは、本当に欲しいものを、時々買ってあげる。

こんな感じなのかも知れない。

月並みだけれども。

ひとつだけ問題がある。

オレのおかんと親父(じーちゃんばーちゃん)の存在だ。

やつらは、とにかく買ってあげたいらしい。

しかも、どちらかと言えば、子どもが欲しいものより、自分が買ってあげたいものを・・・

そう言えばオレも、じーちゃんばーちゃんから、似たようなものをいっぱい貰ったな。

でも、結局遊ぶのは、親父が買ってくれた「自分が本当に欲しいもの」ばっかりだから、じーちゃんばーちゃんが「せっかく買ってあげたのに・・・」ってよくなってたわ。

その当時、「そんな買わんでええよ」と言ってた親父とおかんが、今は、オレが「そんな買うな」ってなる位、買ってくる。

歴史は繰り返す。

多分、オレも、もし孫が出来るようなことがあれば、そうなるんだろう。

と言うか、確実になる。

めぐるめぐるよ。

時代は回る。

喜び悲しみ繰り返し。

そうして、今、家には、娘がほとんど遊ばないおもちゃが増えていっております。

そんな現状が少し面白い今日この頃です。

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