- 2025年1月10日 11:11 CAT :
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もう大丈夫と信じて振り返る 改めて「お家を建ててみよう」 第6章~展示会へ乗り込む
昨年の今頃、ひぃひぃ言いながら引っ越し作業をしていたのを思い出す。
そうなんだよ。
今の家に引っ越してきてから1年経とうとしている。
って言うか、1年でこのシリーズ書き切らなかったらしい。
「今日描くネタねえな」って時に、この手のシリーズものを引っ張り出してくるんだけど、お陰様で書きたい内容がいくらでもあるので、そのために後回し後回しになっていると言う事なんだと思う。
それが良い事なのか、悪い事なのかは分からないけれども・・・
さてさて、年明けから長々と書いていきますよぉ。
なんかオレの記憶も曖昧になってきているので、チョッと思い出しながらにはなりそうだけど、そう言う意味でも自分の備忘録にもなると思う。
あと、一応いつもの奴も書いておこう。
実際に自分が行ったり経験したり思ったりしたことを誇張せずに書くつもりなので、あくまでオレの個人的な感想と考え方。
全く参考にならなかったらごめんなさい。
過去のアーカイブのリンクもまとめておきます。はい。
〇序章
〇第1章~一戸建てかマンションか。賃貸か持ち家か
〇第2章~土地を購入すると言う事
〇第3章~ハウスメーカー巡りをしてみよう
〇第4章~お金をかき集める話
〇第5章~打ち合わせの悲喜こもごも↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
第6章は「展示会へ乗り込む」。
ハウスメーカーさんについてあぁだこぉだ言ってますけど、家の重要な部分って建具なんですよ。
建具って言うと、広すぎるか。
結局は、窓枠からドア、風呂回り、水回り、壁紙や外壁、照明器具、床材などほぼ全ては、今販売されているメーカーさんのものを使用することになる。
オレも、どうしてもこだわりたかった隠し扉や、漫画部屋の棚だけは、知り合いの家具職人さんにオーダーメイドで作ってもらったけど、それ以外は全てメーカー品。
イヤ、一階の床とオレの社長室の床は職人さんがつくってくれたんだっけ・・・?
まぁ、そんな感じですよ。
そして、この家のほぼ全てを占める建具を選ぶのがこの「展示会」と言う場所。
これについては、とにかくひたすら見て回る事をお勧めする。
なぜなら、最新のものなんだから、今住んでいるところで使っているものより良いのは当たり前。
オレなんか、築30年以上の昭和の家からのジャンプアップだったから、初めて行った展示会で「あ・・・もう全部これで」ってなりかけたよ。
工務店の担当の人に「いや待って!絶対他も見た方が良い!」って止められて、他の展示会にも足を運んだくらい。
展示会に行くと、ほぼ確実に担当の(かなりの確率で美人の)お姉さんが説明をして回ってくれる。
ただ、担当の人にはかなり当たり外れがあって、自分の言いたい事だけしか説明してくれない人とかも結構いる。
なので、展示会に行く前には、必ず「どんな機能を持ったどんなものが欲しいか」を明確にしておく必要があると思う。
欲しかった機能がついてるか聞きたいのに、説明聞いてても「いらんなぁ~」って言うどうでも良い情報ばっかり垂れ流される場合も実際にあった。
じゃあ、そのメーカーの建具がダメだったのかと言うと、説明はしてくれなかったけど、自分たちが希望する機能をつけてカスタマイズできたりすることもあるので、この辺りはホント要注意。
もう一つ落とし穴がある。
それは、良い機能が往々にしてオプションであり、追加料金が必要になると言う事。
大体に場合、展示会が終わると、元々の予算から200万円くらい上がっている。
下手したら500万円くらい上がってたりする場合すらある。
オレの場合でも、元々の予算で考えていたものよりいくつかグレードを上げたり、オプションをつけたりしてるとビックリする位値段が上がってしまった。
代わり、こだわらない部分についてはグレードを下げたりして、調整してみたけど、それでも150万円くらい上がった。
これはもう上がるもんだと思うしかないよね。
大切なことは「持ち帰る」と言う事。
展示会って、言って見ればお祭りみたいなものだから、見て廻ってる間は気分が高揚して「30万プラス?その位ならいいか」とかなっちゃうんだよ。
持ち帰って、冷静に考えてみたら「お風呂の床自動洗浄機能を100万円で付ける必要あるか?」みたいな気持ちになるはず。
展示会行くのはかなり疲労困憊になる。
オレも嫁も、毎回ヘロヘロになる。
でも、そんなもんだと思って一生懸命話聞いて、比較検討していくしかないんだ。
人生で最大の買い物なんだ。
適当にやっちゃダメなんだよ。
最期にこれはもう1年住んでからの感想にもなるんだけど、「これは欲しいな」と思った機能を予算オーバーするから諦める。と言うのは絶対にやめた方が良い。
その家に何年住むか分かんないけど、例えば35年ローンで建てたとしよう。
35年でその金額を割ってみれば、そんな大したものじゃないんだよ。
それよりも35年間ずっと「この機能欲しかったな」と思い続ける方がよっぽど精神衛生上もよろしくない。
「これ欲しいな」と思った機能が想定より高額だった場合、他の部分を削ってでも、その機能は実装させた方が良いと思っております。
オレの場合、昇降戸棚がキッチンに欲しかったんだけど、こいつがかなり高額だった。
実際クリナップの展示会行った時にも、絶対欲しいと思ったんだけど、まぁ、お高いのよ。
しかも、キッチン自体はリクシル製にすることを決めていたし。
そこで、リクシルの担当だったお姉さんに再度連絡して、事情を説明したら、リクシルでも近い機能のオプションがある事が判明。
それでもちょっとお高かったので、お風呂の備品で「これいるかな?」と思ってた所を外したり、2階の家族用トイレのグレードを思いっきり落としたりして、手に入れる事に成功しましたよ。
トイレを軽く見るつもりはないんだけど、事務所のトイレと1階のトイレにはかなり良いものを入れたし、使用頻度の低い2階のトイレなので、今のところ不満は一切ない。
それよりは、欲しかった機能を手に入れたことの快適さの方が圧倒的に上。
まぁそんな感じで、妥協しないで色んなメーカーさんを回り倒す事が多分一番大事なんじゃないかと。
「今契約してくれたら5万円キャッシュバックです」みたいな話されても、その5万円に飛びつくと、絶対泣きを見るよ。
「じゃあ縁がなかったんですね」って言ったら、多分そのお姉ちゃんは1週間くらい申込の期限を延ばす裏ワザとかやってくれるから。
今回も長くなってしまったので、この辺りで終わりにしましょうかね。
と言う事で、次回は「引き渡しでは終わらない」でございます。
出来るだけ近いうちに書きます。と、言うだけ言って見る。
いまはただ、さようなら。
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「お家の話」カテゴリーアーカイブ
- 2024年11月26日 11:11 CAT :
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もう大丈夫と信じて振り返る 改めて「お家を建ててみよう」 第5章~打ち合わせの悲喜こもごも
久々にこのブログのアクセス状況など見てみた。
相変わらず、「フロリダバスと言う幻のロマンを僕はいつまでも求め続ける【糸井重里のバス釣りナンバーワン】より」が圧倒的アクセス数がある。
なぁ~んで、この記事こんなにアクセス多いんでしょうね。
それだけ、「バス釣りナンバーワン」が名作ゲーと言う事なんだろうか。
ただ、意外と「お家を建ててみよう」シリーズもアクセス数が多い事がわかった。
どっちにしても随分更新してなかったので、そろそろ続き再開しようと思っていたので、これも何かの縁。
久々に長々と書いていきます。
なんかオレの記憶も曖昧になってきているので、チョッと思い出しながらにはなりそうだけど、そう言う意味でも自分の備忘録にもなると思う。
あと、一応いつもの奴も書いておこう。
実際に自分が行ったり経験したり思ったりしたことを誇張せずに書くつもりなので、あくまでオレの個人的な感想と考え方。
全く参考にならなかったらごめんなさい。
過去のアーカイブのリンクもまとめておきます。はい。
〇序章
〇第1章~一戸建てかマンションか。賃貸か持ち家か
〇第2章~土地を購入すると言う事
〇第3章~ハウスメーカー巡りをしてみよう
〇第4章~お金をかき集める話↓ ↓ ↓ ↓ ↓
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第5章は「打ち合わせの悲喜こもごも」。
第3章の【ハウスメーカー巡りをしてみよう】でも書いた内容なんだけど、この打合せと言う部分にぶっちゃけ自分の理想の家が出来るかどうかのほぼ全てがかかっていると言っても過言ではない。
自分の理想と工務店さんの意向をすり合わせていく作業になる。
ココでのすり合わせが上手くいかなければ、どれだけ綿密に話をしても、思った通りにならない。
「思ってたのと違う事になってしまった」と言う話が意外と多いのは、この打合せの部分が大きいと思う。
まず大前提として、ちゃんと打ち合わせしてくれるメーカー(もしくは工務店)を選んでいる上での話なのは、忘れないでほしい。
って言うか、「安い代わりにある程度のテンプレートがありますよ」的なメーカーさん選んだ場合には、打合せと言うのもほぼほぼ決まった形の中から選ぶと言う作業になる。
なので、ここから下の話は、あくまでも「自分の理想の形の注文住宅を建てたい」と言う人にしか当てはまらないので、悪しからず。
さてさて。
これはデザイン関係の仕事をしている上でも本当によく感じる事なんだけど、メチャクチャ丁寧に細部まで口頭で説明したとしても、自分の頭の中にあるイメージは相手に伝わらない。
まぢで凄い勢いで伝わらない。
多分全体の1割も伝わらない。
「あんなに説明したのに・・・うそでしょ」と思うくらい伝わらない。
この部分を理解しないと、絶対に打ち合わせが上手くいくはずが無い。
実際に、オレも嫁と2人して自分の理想を力説して、次の打ち合わせの時に出来上がったイメージ図を見て「嘘だろ・・・」って事が何度もあった。
それは、オレがお願いした工務店さんが悪い訳じゃあ決してない。
その位イメージって伝わらない。
何だったら、オレと嫁との間でもイメージに結構な剥離があった。
オレが選んだ工務店さんは、打合せ回数が無制限。まぢで納得できるまで何度でも打合せするスタンスだったので、何回やってもらったか分からない位作り直してもらった。
その部分については、凄く申し訳なかった。
けど、こっちだって数千万円のお金を出している訳で、そこは譲れなかったよ。そりゃあ。
10万円とか、100万円くらいだったら「まぁいいかな」と思ったかもしれないけど、何千万円ですよ。必死になるって。
そこで、オレが(と言うか嫁が)考えた、絶対に打ち合わせが上手くいく方法が「画像でイメージを共有する」と言う方法だった。
実際、オレがデザインの仕事を受ける上でも、クライアントさんに参考になる(もしくは、希望するイメージに近いテイスト)のデザインとかを見せてもらうようにしてから、劇的に「思ってたんと違う!」は無くなった。
これ本当にオススメなので、これから注文住宅建てようと思ってる人が居たら、ぜひやってほしい。
とにかく嫁と2人で色んな所に出かけて、イメージに近い家を見つけると盗撮しまくった。
もしくは、ネット上の家でイメージに近い画像を探しまくった。
その上で、「壁の感じはこれ」「家の雰囲気はこれ」「外からの見た目はこれ」「家の内装のイメージはこれ」と言うものを一つずつ見せながら打ち合わせをした。
その結果、みるみる内に理想に近いイメージ図が出来上がってきた。
大体、こっちはど素人な訳で、例えば「壁の素材どれにしますか?」って小さな破片を見せられたとて、自分のイメージする家のイメージになる訳がない。
それよりは「こんな外装にしたいんです。」って写真を持っていき、それを見ながら「この外装になる素材はこれですね。」ってプロに選んでもらった方が良いに決まってるんだよ。
ついでに今回の工務店さんは「オレが好きに外注業者さんを連れこんでもOK」と言う前代未聞の神対応。
照明器具とか、建材まで自分で好きに買ってきた奴を渡しておけば、それに合わせて設計してはめ込んでくれて、探しきれなかった部分は良いのを見繕っておきますね。とかしてくれる。
なので、知り合いの家具職人さんにオレの仕事部屋の棚やドア、漫画部屋の備え付けの棚とかを特注して作ってもらって、はめ込んで貰ったりもした。
ホントにね、漫画に出てくる「C工務店」さん凄いのよ。
それでいて「タ〇ホーム」くらいの値段で「〇水ハウス」とか「住〇林業」レベルのクオリティの家を作ってくれたんだから、まぢで頭が上がらないです。
まぁ、この辺は工務店さんによるかもしれないけど、そんなこんなで、かなり理想に近いイメージ図が出来上がった。
先日、漫画の中に出てくる「F村社長」と会ったんだけど、その時に「良い家が出来ましたね。あの工務店さんはホント良いですよ。タイミングもギリギリの良い時だったし。土地の件はアレでしたけど、その分、他はしもたさんついてましたね。」って言ってもらえた。
そんなこんなで、なんとかんとか家のイメージが完成。
次にやってくるのは、展示会巡りと言う名の内装決定行事だった。
「C工務店」の人は「ここから先は楽しいですよ~」って言ってくれたけど、ぶっちゃけ全然楽しくなかった。
何だったら、打合せより疲労してしまった。
本来なら、この話は章を分けるつもりなかったんだけど、この話だけで1つ記事になりそうなので、一つ章を増やすことにします。
と言う事で、次回は「展示会へ乗り込む」でございます。
ちなみに、記事内に出てきていた「漫画」って言うのは、去年新都社で連載していた「本当にあった不動産売買の怖い話」だよ。
こちらのお話ですよ。
と言う事で、出来るだけ近いうちに続きも書きます。
いまはただ、さようなら。
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- 2024年4月12日 12:46 CAT :
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もう大丈夫と信じて振り返る 改めて「お家を建ててみよう」 第4章~お金をかき集める話
気が付けばもう3か月もこの話を書いてなかった事に気が付いた。
一応、最後まで書く気はありますよと言う事で、久々に書いてみよう。
年を取ると、時間の感覚がバグってしまうので、凄い間があいてしまうけど、やろうと思ったことは最後までちゃんと完結させるのは得意なので、どれだけ間があいても最期までやるよ。
決めた以上はな。
漫画とか小説も含め。
あと、一応いつもの奴も書いておこう。
実際に自分が行ったり経験したり思ったりしたことを誇張せずに書くつもりなので、あくまでオレの個人的な感想と考え方。
全く参考にならなかったらごめんなさい。
一応、過去のアーカイブのリンクもまとめておきます。はい。
〇序章
〇第1章~一戸建てかマンションか。賃貸か持ち家か
〇第2章~土地を購入すると言う事
〇第3章~ハウスメーカー巡りをしてみよう↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
第4章は「お金をかき集める話」。
当たり前の話だけど、家を建てるってとんでもない金がかかる。
オレが土地の事で悲喜交々する前でも3000万くらいは余裕でかかってたのに、今じゃ、5000万は覚悟しないといけない。
このまま素敵な社会情勢のまま推移すれば、数年後には1億円を視野に入れないといけない可能性だってある。
生涯年収が2億と言われている時代に、5000万だの1億円だのですよ。
「人生とは、家を買うためにある」とさえ言えてしまうような数字。
じゃあ、買わなくていいんじゃね?と思う人は買わなくて良いと思う。でも、別に賃貸に住んでたらお金がかからないのかと言えばそんな事はない。
その辺の話はこちらで書いておりますので、もし良ければこっちもちらっとでも見てくださいな。
と言う事で、当然オレもこの5000万円をこえるお金を何とかしなくちゃいけなかった。
ただ、これに関しても無知過ぎてどうすれば良いのかさっぱり分からない。
オレの場合をそのまま赤裸々に書くと、オレは会社の税理士さんに相談した。
で、建物を会社名義にして、会社として銀行から融資を受けると言う形を選んだ。
ぶっちゃけ個人名義と比べると、色んな面で圧倒的にお得な部分があるんだって。
もちろんこれが使えるのは、自分の会社を持ってる、もしくはある程度関与している会社がある場合に限るけど。
会社名義の建物にして、オレは会社から家を借りて住む。と言う事にすれば、家の修繕費などの家にかかる費用のほぼ全てを会社の経費にすることが出来るとか、色々お得な方法があるらしい。
その辺のお話をしても良いんだけど、今回は話がずれるので割愛。
ただ、多分だけど、この為だけにペーパーカンパニー作った方が良いんじゃねえのかと言うくらいの優遇があるような気はしてたりする。
まぁ、その辺の話もまたいずれしましょうや。
当たり前だけど、貯金が5000万円あるならそれを使って買ってしまうのが正解。どう考えても、一番安くて、リスクがない。
だけど、そんな金は持ち合わせておりません。
となると、ローンと言う形で借金をするしかない。
まぁ、基本的にほぼ全ての人がその選択をするだろう。
今回のオレの場合、会社名義で家を建てるので法人の借り入れと言う形でお金を用意したけど、個人名義の場合は住宅ローンを組むことになると思う。
ローンを組む上で一番重要な事は「金利」が上乗せされると言う事。
当たり前だけど、3000万円借りたら、3000万円返して終わり。と言う訳がない。
この金利の計算はややこしいので詳しく興味ある人は自分で調べてほしいけど、例えば年利1.9%だと言われたとしても、3000万円の0.9%で30万円弱でしょ?にはならない。
年利1.9%と言うのは、1年間に30万円弱を返してね。と言う事。
オレもあんまり詳しくないんだけど、3000万円の年利1.9%と言う事は、1年間に30万円くらい返済しないといけない訳で、そのためには1ヶ月に2.5万円の金利を返す必要がある。
よく聞くフラット35みたいな35年の住宅ローンなら、大体1ヶ月の返済金額は8万円くらいなので、実に月の返済のうちの3割は金利と言うビックリ内訳になってるんだよね。
もちろん、元本に対しての年利なので、後半になると金利と返済分の割合は全然変わってくるけど、最初の頃は結構な割合を金利で取られてしまう。
結果として、多分、総支払額は3500万円くらいになる。
だから安易にローンを組んだらいいんじゃね?とは言えないと思う。もちろん、ローン=悪だとは思わないけれども。
前出の通り出来る限り、最初に払うお金を用意しておくとか、出来るなら実家の親御さんとかに頼ってみるとかして、現金を集めておいた方が良いんだよ。
ついでにこの住宅ローンには、例えばガンになれば一括免除とか、色々な裏技があったりするので、契約時にはその辺りもしっかり調べておいた方が良いかも。
オレの場合、今回は会社の設備融資と言う形を取ったので、この話とはずれるけど、金利は住宅ローンより多分相当安かった。
半面、上述のような住宅ローンで受けれられる優遇は受けられないけどな。
30年くらいのお金の流れをざっくり見て、オレは会社名義で建物を建てる事を選んだけど、それが正解だったかは今は分からない。
オレが今日ぽっくり死んでしまったとしても、借金を会社として返し続けなければいけない。
一応、そうならない為に、オレが死んだ際には借金全部返して、その後家族が余裕で暮らせる程度の保険金が下りる大き目の保険をかけていたりとか、その辺のリスクヘッジもしてはいるけども。
いや、死なないのが一番なのは分かってる。
オレは、自己資金と親からの借金で限界まで融資額を減らした上で、銀行と交渉して金利を下げたり色々ジタバタ足掻いては見た。
それ以外にも、会社が購入したと言う形なので、払い過ぎた消費税の還付などいくつかそれ以外にもお金が残るような形は作れてたりもする。
この辺の話全部書き始めるととんでもない分量になるので、こっちも今回は割愛して、この辺りで終わりにしよう。
何か、家の事についてネットで調べても意外とこのお金の話を書いてくれてるブログとか少なかったから、もしこの記事の読まれ具合が結構多かったら、その辺の詳細も書いても良いかなと思ってたり思ってなかったり・・・
取り合えず、次回は「打ち合わせの悲喜こもごも」を予定しております。
夏までには書く。
位ゆったりとした希望的観測で見ておこう。
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- 2024年1月9日 12:07 CAT :
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もう大丈夫と信じて振り返る 改めて「お家を建ててみよう」 第3章~ハウスメーカー巡りをしてみよう
どんどん間隔があいていっておりますが、一応これもちゃんと最後まで書く気満々ではいるんだよ。
いや、別に誰が読んでいるのかどうかは分からないけれども・・・きっといつの日か、まだ見知らぬ誰かに対して、少しでもお役に立てるようになるんだ。そう信じております。
裁判も、土地売買も、家の建築も全て2023年に完了したので、もう本当に大丈夫だと思う。
その上で、これが良かったよと言う話を備忘録として、今日も今日とて綴っていきます。ハイ。
ただ、実際に自分が行ったり経験したり思ったりしたことを誇張せずに書くつもりなので、あくまでオレの個人的な感想と考え方。
全く参考にならなかったらごめんなさい。
一応、過去のアーカイブのリンクもまとめておきます。はい。
〇序章
〇第1章~一戸建てかマンションか。賃貸か持ち家か
〇第2章~土地を購入すると言う事↓ ↓ ↓ ↓ ↓
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第3章は「ハウスメーカーさん巡りについて」。
土地が手に入っても、それで終わりじゃあない。
お家を建ててもらわないといけない。
それも何千万円と言うお金を払って。
少し前に、一人で家を建てれば数百万円で建てれるとかなんとかいう話題が出てた。
けど、その人は家族親族友人に協力してもらって、コツコツと数年かけて作ったとか。
その期間の住居はどうしたんだ?とか、その人たちの人件費はどうだったんだ。とか、もっと言えば、法的な部分はどうだ。とか、建築法にのっとった事で得られる税金上のメリットはどうだ。とかその辺を考えて行けば、結局のところ、材料費が数百万に抑えられたとしても、最終の収支では余計な出費が多かったんじゃないかと思ってる。
と言う事で、オレとしては自分でDIYとか言わずに、プロに頼みましょうね。を推したい。
その上で、「誰に頼むのか」。これがかなり重要になる。
当たり前と言えば当たり前だけど、基準がいくつかあって、自分の中で優先順位の高いものが何かを把握する必要があるよね。
1.予算(A社とする)
とにかく、お金を安く済ませたい。家自体のクオリティや見栄えはホント最低限で良いです。
2.デザイン性(B社とする)
オシャンティな家に住みたい。多少費用がかさんでもみんなから「素敵なお家」と言われるところに住みたい。
3.作りの堅実性(C社とする)
長年住む家なんだから、ちゃんとした作りの家にしたい。
みたいな感じの事があるとする。(他にもいろいろあるだろうけど・・・)
取り合えず、オレはこの3つを基準として、安さで売ってるところ、デザイン性で売ってるところ、しっかりした作りで売ってるところの3つのメーカーさんを見に行った。
ちなみに当たり前だけど、絶対にハウスメーカー巡りは3件以上、5件くらいは見た方が良いと思う。
中には「他見に行かないで今日決めてくれたら特典つけます」みたいな事を言ってくるメーカーもいるけど、そんな事を言うメーカーはたいてい禄でもないから、「じゃあ、いいです」って言ってお別れした方が良い。「家は一生の買い物ですしね。しっかり色んな所を見て、比べてください。」と言ってくれるメーカーさんを見つける事が大切かと。
そう言ってくれるメーカーさんを3つくらい見つけた上で、そこから比較検討を始める位で丁度いいと思う。
10万や20万のお買い物じゃないんだし。
一番注意しないといけないのは、「モデルハウスはそのメーカーの最高レベル」だと言う事。
モデルハウスが良いからと言って、自分の家がそのレベルの家になる可能性は限りなく低い。
1000万円以下で家が建てれます!と言う売り文句のメーカーさんがいるんだけど、そのメーカーさんの展示場にあるモデルハウスはどう考えても1000万円以上かけて建ててるから。
自分にできる最低レベルのものをモデルハウスにしてて、見に来た人に「みすぼらしい家ですけど、本気出せばもっと良い家作れますよ!」って言うやり方しているハウスメーカーさんは絶対居ないと断言できる。
モデルハウスで見るのは、そのメーカーが何にこだわってるかと言う部分だよね。
そのメーカーさんが大切にしている部分が、利便性なのか、デザイン性なのか、自由度なのか、発想力なのか、細かい建具の部分なのかとかそう言う辺りを見て、自分がこだわりたい部分と合致しているかを見る。
これがまた結構重要で、利便性こだわってるメーカーさん相手に、デザイン性重視の希望を伝えてもなかなか思い通りに進まないんだよ。いや、これほんとまぢで。
あと、意外と注意しないといけないのは、安さを売りにしているメーカーさんが本当に安いのかどうかと言う点。
家ってほとんどの場合、見積もりの金額通りで最終終わる事はない。
まず確実に、追加費用が掛かってくる。
住み始めた後のメンテナンスとかもある。
実際にA社の出してくれた見積りは確かに他のメーカーさんより1000万円くらい安かったんだよ。
でも、照明とか空調設備、建具関係のクオリティーが最低ランクだったりして、エアコン何個か取り付けて、窓にカーテン付けて、照明を全部屋につけて、あとキッチンとかバスを少し良い奴にしようとしたら、まぁまぁの金額がかかってしまった。
逆に、B社やC社は最初の見積もりは高かったんだけど、例えばエアコン5台サービスでつけてくれたり、建具のクオリティーが最初から最上ランクでだったり、システム電化込みだったり、カーテンは最初から付属だったりして、その部分を差し引くとA社と数百万円くらいしか変わらなかった。
その後のメンテナンスなどのアフターフォローのサービスなどを含めると、最初からそこそこ良い奴にしておいた方がその後にかかる費用も安く、そこまで計算に入れると、結局最終的な費用が一番かかるのはA社だったかもしれない。
安物買いの銭失いとはまさにこのこと。
この部分については、ホント予算を気にする場合は特に注意してほしい。
目先の見積もりの安さで飛びつくと後から凄く後悔することになると思うので。
B社については、全体的に良かったんだけど、貰った図面が「オレが住むにはオシャンティ過ぎてこっぱずかしぇい」となった事と、担当の人は良かったんだけど、その人があくまでも営業の人でしかなかったことから、今回はお断りした。
で、結局オレはC社を選んだ。
最大の理由は、見積り出してくれた人が、建築士さん本人で、最初から最後までその人が全て担当してくれた事が大きいだったと思う。あと、その人の人柄と。
見積もり自体は一番高かったけど、オレが希望するものを実現させるとして色々自分で算出してみたら、結局A、B、C社全部ほとんど費用感変わらなかったしね。
C社と言うか、(↓)の漫画に出てくる「C工務店」ですよ。
まだ擦るよ・・・詳細は良かったら読んでくださいな。多分3話くらいから出てくると思う。
結果論だけど、オレの場合、土地売買でのいざこざなどもあって、かなりメーカーさんに助けてもらう事になった。
間違いなく言える事はA社を選んでいたら、このいざこざについて「早く解決してくれますかね?」と怒られることはあっても、協力してくれることはなかっただろうと言う事。
A社営業の人のお断りした時の「うちではもう作らないんですね。あぁそうですか。分かりました。」のあとのガチャ切りと言う対応をオレは忘れねえよ。
もう一つ。
実際契約してからのスケジュール感は絶対に確認しておいた方が良い。
A社の場合、契約から着工まで2か月程度と言われた。
B社とC社は大体半年くらい。ただ、納得いかれるまで何度も打ち合わせするので、長くなる場合もあるのでご了承くださいと。
こだわりがあまりない場合は良いんだけど、色々自分の希望がある場合には、この打合せの期間とか、回数を決められているメーカーさんは避けた方が良いと思う。
ちなみに今回割愛したけど、他にD社と言うメーカーさんにも実は話を聞いてた。そこはメッチャこだわったおしゃれな良い家を安く作ってくれんだけど、そこの職人さんのやりたいように作られることが条件だった。
ほぼ打ち合わせが無意味らしく、見に行くと知らない窓が付いてたりするらしい。
そう言うのを楽しめる人は良いと思うんだけど、オレはそう言うのは無理だったので、そこもお断りしたんだよ。
こんな場合もあるので、一応注意が必要かもしれない。
金額が高い買い物になればなるほど、投げやりになりがちだし、思うようにいかなくても「こんなもんかな」と思うようになってしまうけど、人生最大レベルの買い物。時間がかかっても投げやりにはなっちゃいけない。
土地売買の時と同じだけどとにかく「契約を急がせるメーカー」「打ち合わせを制限するメーカー」は避けた方が良いんじゃないでしょうかね。
あとは、いくら営業の人が良い人だとしても、その後に出てくる人がうんこだったら終わりなので、ちゃんと担当してくれる人と会う事が出来るかを確認する事。
デザイナーや設計士とは、契約後でないと会わせられません。とか言うメーカーさんは怪しすぎるって。
この辺りに注意して、ハウスメーカー巡りはした方が良いかと思います。
あくまでもオレの体験談だけど、絶対に「ちゃんと話を聞いてくれるメーカーさん」はいる。
そして、費用が安い家には安い理由があって、結局そこを補填すると、大体どこでも同じくらいの金額になってくる。
最後にオレはそもそも価格帯が合わなくて検討すらしなかったんだけど、メチャクチャ良いものを使ってビックリする位高い費用が掛かる一流メーカーさんもあるよ。
一応、そう言うメーカーさんの展示会も見に行ったけど、そこまで良いものはオレには分不相応だと感じた。
違いが分からなかったと言うのもある。
そう言うのが良い人は、迷わず一流メーカーさんに行った方が、無駄が無くていいと思う。
今回の話はあくまでも、「出来るだけ安く、でも自分の希望する形で良い家を!」と言う人向けと言う事でご容赦ください。
いや、今回クッソ長くなってしまったな。
まぁ、今回はこの辺りにしておきます。
次回は「お金をかき集める」を予定しております。
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- 2023年12月19日 12:25 CAT :
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もう大丈夫と信じて振り返る 改めて「お家を建ててみよう」 第2章~土地を購入すると言う事
何か思ったより間があいてしまったけど、第2章を書いて行きます。
土地関係に関する裁判もいよいよ大詰め。
弁護士さん的にもこれまで経験したことのない、想定の斜め上を行く展開だと言う事なので、漫画にしたらそれはそれで面白いと思ってるんだけど、まだ終わってはないので、今しばらくは描けないよなぁ~。
ただ、家の方は本当に全て順調で、いよいよ今週引き渡しを迎えることが出来ました。
流石にもう大丈夫だろうと言う事で、「お家を建ててみよう」と思い立ったおっさんが実際にお家を建てるに至るまでの3年に渡る経験談を、複数回にわたってお話していきたいと思います。
少しでもこれからお家を建てたいなと思っている人の参考になったら嬉しい。
ただ、実際に自分が行ったり経験したり思ったりしたことを誇張せずに書くつもりなので、あくまでオレの個人的な感想と考え方。
全く参考にならなかったらごめんなさい。
一応、過去のアーカイブのリンクもまとめておきます。はい。
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土地を買うと言う事について。
これがオレにとって一番問題の発生したファクターだった。
詳しくはこちらを読んで欲しい。
まだ擦るよ・・・
土地を手に入れると言う事自体が実がディモールト面倒くさい。色んな兼ね合いが複雑に絡み合ってる。
自分がここに家を建てたいなと思ったとしても、その通りになる事なんてほとんどない。
一番簡単な方法は、不動産屋さんが区画整理した住宅地を買う事。これなら起こりうるほぼ全ての諸問題を解決した上で、その分割り増しの価格で土地を購入することが出来ると思う。
ただ、オレは(と言うか、うちの家族は)そう言う住宅地で住みたくなかったんだよ。
周りに誰もいないようなところを希望してた。
そうなると話が変わってくる。
まず、元々住宅地ではなく、農地の場合が多い。(特にオレが住んでいるようなド田舎では)
農地の場合、それを家を建てることが出来る住宅地に転用しなければいけない(いわゆる農地転用と言う奴)んだけど、農地転用するためには、区画のうち2辺が道路に面していないといけなかったり、土地の前に広い道が付いていたり、その場所が農業推進地域でなかったりと、とにかく制限が多い。しかも、農地転用せずに農地のまま販売する場合には、農家にしか売ってはいけないと言うルールもある。
田舎では高齢化でもう田んぼをすることが出来ないけど、(↑)のような事情で売る事も出来なくて困ってるおじいちゃんおばあちゃんがいっぱい居て、荒れ地と化している元田んぼが、それこそ1坪1000円とかの価格で売られている。
オレは元々そう言う所を希望していたんだけど、希望しているところは悉く農地転用できない場所ばかり。
そして、やっと見つけた土地は、何も知らないヤツは良いように吹っ掛けてやろうと言う不動産屋が所有していた土地だったため、トラブルに巻き込まれてしまった。
素人が、「ここの土地荒れ放題だし、買えないのかな?」と思ってもまず手に入れる事は出来ないと覚えておいた方が良い。
じゃあ、なぜ、今回は土地売買がうまくいったのかについて。
一番大きかったのは、実際その土地の所有者のおじいちゃんと知り合うことが出来たことだと思う。
前の一件で、いきなり不動産屋さんに連絡する事をためらったオレは、いきなり現地を無許可で勝手に見に行った。
その時、たまたまその土地の草刈りに来ていた所有者のおじいちゃんと話をすることが出来、連絡先を手に入れることが出来た。
一応書類の不備などがあってはいけないので、不動産屋さんと司法書士さんは通したけど、オレが直接所有者さんと話が出来ると言う事だメッチャ大きく、当初よりかなり好条件で土地を購入することが出来たんだよね。
しかもおじいちゃんがこの土地を持て余していて、早く処分したかったと言う事情もあって、「買ってくれるなら、あれもつける。これもやる」とかなりの事をやってもらえたんだよ。ありがたやありがたや。
もう一つ今回オレがやった事としては、入ってもらう不動産屋さんについて、契約前にかなり念入りに話をして、ついでに「前に不動産屋さんとトラブルになって裁判している」と言う事まで全て話した。
その上で、契約前に契約書の写しを貰い、知り合いの司法書士さんやハウスメーカーさんに契約書の内容におかしい所が無いか全てチェックしてもらい、且つ、スケジュールの延期があった場合の罰則と賠償金についてとか、契約終了後問題が発生した場合の具体的な補償内容を、契約書に明記してもらい、きっちり詰めてから契約を交わした。
今回の場合、業者さんも良い人だったし、所有者のおじいちゃんもめっちゃ良い人だったので、その辺りの事は何の意味もないまま、滞りなくスムーズに売買出来たんだけど。
最初の土地購入の時から、この2つをやっていれば、不動産屋がどれだけポンコツの悪徳業者だったとしても、うまく立ち回れたかもしれない。
長くなってしまったけど、最後にまとめ。
もしこれから、整地された住宅地ではない土地の購入を検討している人がいた場合には、絶対にやってもらいたいのは下記の2点。
●契約前に契約書を持ち帰り、そっち方面に詳しい人も交えて内容を検討する事。(その際に、滞りなく進まなかった場合の賠償についてもしっかり明記してもらうまで契約しない)
●(不動産屋さんは嫌がるけど)所有者の人も交えて契約を進める事。ただし、土地自体を不動産屋が所有している場合もある。
その場合は法務局に行き、不動産屋以前の土地の所有者を調べておいた方が良いと思う。
オレも前の時、これをやって先に自治体の土地改良区から土地の話を聞いていれば、問題が起こる前に手を引くことが出来ていたと思う。
土地だって、何百万、何千万円と言うたっかい買い物。
オレみたいに、無知だからと言って、業者に良いようにされて、変な条件で無駄なお金を使う人が一人でも減ってくれれば何よりでございます。
と言う事で、めっちゃ長くなってしまったけど、今回はこの辺りで。
次回「ハウスメーカー巡り」をお送りいたします。
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- 2023年12月7日 12:03 CAT :
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もう大丈夫と信じて振り返る 改めて「お家を建ててみよう」 第1章~一戸建てかマンションか。賃貸か持ち家か
書く書く詐欺にならないように、こちらの話も時々更新していきたいです。
やっと、おうち関係のお話が諸々片付いている。
ただ、裁判についてだけ終わりが見えてきたと思ったのに、まだ伸びる事が確定した・・・「不動産売買であった怖い話」第2部再開はまだ先になりそう。
こちらの第2部ですな。この画像もそろそろ擦りすぎか・・・
と言う事で、「お家を建ててみよう」と思い立ったおっさんが実際にお家を建てるに至るまでの3年に渡る経験談を、複数回にわたってお話していきたいと思います。
少しでもこれからお家を建てたいなと思っている人の参考になったら嬉しい。
ただ、実際に自分が行ったり経験したり思ったりしたことを誇張せずに書くつもりなので、あくまでオレの個人的な感想と考え方。
全く参考にならなかったらごめんなさい。
一応予防線を張っておいたところで・・・
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前置きが長くなったけど、第1章は「一戸建てかマンションか。賃貸か持ち家か」と言う話について。
そもそも論、なんで家を建てようと思ったのかと言う話についての経緯については以前書いたので詳細は割愛するけど、めっちゃざっくり書くと「自分の資産をなぜ知らんおっさんに渡さにゃならんのだ!」と言う気持ちがあったからだと思う。
今、オレは大体月10万円くらいの賃貸で生活している。
と言う事は、オレが一生懸命働いて稼いだお金のうち、年間120万円ものお金を知らないおっさん(大家さん)に渡していることになるんだよ。
見知らぬおっさんイメージ(↓)
10年住めば1200万円。
20年住めば2400万円だ。
これだけあれば、オレの住んでる田舎なら、もうそこそこ広い土地付きの家が買える。
35年ローンとか組まなくても、20年で完済できる程度のローンで自分の家が手に入るわけですよ。(もっと言えば、オレの住んでるクソ田舎では中古物件なら土地建物込みで500万くらいのものもゴロゴロある。)
しかも、当たり前だけどその家は自分のもの。自分の資産なんだ。
オレが賃貸のままで20年間、2400万円を知らないおっさんに手渡したとしても、オレにとってそのお金は何の資産にもならない。それはただの支出。
子どもたちに対しても将来的に何らかの資産を残してあげたいと思った時、例え、価値が激減しようとも、少しでも資産になるものにお金を使う方が絶対に良いと思った。
2400万で買ったものが2400万で売れるとは思わない。
でも、その土地に近くに商業施設が出来たと言う理由で、買った時の3倍で売れたと言う話だってたくさん田舎にはある。
売らなくても、もし子どもたちがお金に困った時に、戻ってこれる場所を作ってあげられるだけでも意味はあるんじゃないかと。
もちろん賃貸で住むことが全くダメだとは思わない。
見知らぬおっさんにお金を渡す代わりに、面倒くさい手続きとか、物件の手入れとかそう言う事は一切しなくても良いから。
そう言う手間をお金を払う事で省いていると言う認識で賃貸なら、全然問題ないと思う。
ただオレはは、将来子どもたちに対して、何らかのものを残してあげたいと言う気持ちがあったから、この決断をした。
実家に戻らない事が決まった時、実際嫁とかなりいっぱい話し合いをした。
その上で二人で納得した結論として、持ち家を選択したことに間違いはないと思ってる。
そこから先がメッチャ大変だったけども。
まぁ、この大変だった理由は持ち家とは全く別のベクトルの話だったので、ここでは省くけど。
あともう一つ、マンションか一戸建てか問題について。
これについては、賃貸であるならどっちでも良いと思う。
ただ、買うのなら一戸建てしかない。
自分の意志で好きにできる事が持ち家の最大のメリットだと思ってるので、結局のところ、人様の土地に建てられた建物の1室に住む権利を購入すると言う意味でしかないマンションの購入になど、何の意味もないと考えてる。
だって、マンションの所有者側が、クソだったら終わりな訳でしょ。
購入するにあたって自然災害とかではない部分で、自分でどうする事も出来ない事があると言うのは、オレにとっては途轍もないマイナスでしかない。
まぁ、そんなこんなでオレは一戸建て持ち家と言う選択をした。
これについては、マンションの方が良いと言う事はホントにないと思うんだけどなぁ。
最後にもう一つだけ。
じゃあ、持ち家の奴が勝ち組なのかと言うと絶対にそんな事はない。
あくまでも人生においてそう言う選択をした人であると言う事だけ。
だって、上記の通り、別に金銭的に言えば、賃貸でも持ち家でもあんまり変わらない。別に結婚もしてないし、子どももいないのであれば無駄にでっかい家を買う必要なんて1ミリもない。
その人の選択でしかない。
たまにいる、持ち家マウントするやととかは、考え方を改めた方が良いよね。
と言う事で、今回はこの辺りで。
次回「土地を購入すると言う事」をお送りいたします。
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- 2023年11月27日 12:50 CAT :
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もう大丈夫と信じて振り返る 改めて「お家を建ててみよう」 序章
以前(と言ってももう2年半も前だった・・・)、1話だけ書いて立ち消えになってしまった「お家を建ててみよう 第1話「土地を買ってみよう」」と言うシリーズ。
この後、すぐにこの不動産屋さんとトラブルになった事や、家を建てるってすげぇと脳内お花畑になってた自分が恥ずかしくなり、立ち消えになった。と言うか書くのを止めた。
不動産屋とのトラブルについては、今も裁判係争中。
裁判が一区切りついたら、「不動産売買であった怖い話 第2部」として漫画にしようと思ってる。
こちらの予告の奴。
これはこれで、なかなかない体験だしね。
ちなみに、予告で描いていた第3部の方は、ある程度話も完結したんだけど、そっちは、オチも含めてそこまで面白い話にならなかったし、その経験から得た不思議な話は今、インスタの方で細切れにアップしてるので、多分もう描かないと思う。
それはこの予告の奴。
その上で、以前少し触れてはいたけど、この話を実現させようと言う事ですよ。
土地売買についてはもちろん完了し、その後の諸問題も先日全て片付いた。(今回については周りの人がめっちゃ良い人達で、信じられない位協力してくれたお陰なんだけど・・・)
お家の方も引き渡し間近まで来た。
もう、問題は起きないと思う。と言うか、信じたい。
その上で、今回の3年に渡る家を建てると言う人生の一大イベントの経緯をいくつかに分類して、書いて行こう。
と、そう言う訳でございます。
多分、「一戸建てかマンションか。賃貸か持ち家か」「土地を購入すると言う事」「ハウスメーカー巡り」「お金をかき集める」「打ち合わせの悲喜こもごも」「恐ろしい税金」「引き渡しでは終わらない」位の章立てで書けたらいいかなぁと思っております。
何となく、あと10年もすればオレみたいな中流以下の一般人が自分で家を建てることが出来ない時代が来ると思う。
それどころか、中古物件の価格も高騰し、リフォームすらままならなくなるような気がする。
もし家を自分で建てたいのであれば、この10年が多分勝負なんだろう。
そんな人のお役に少しでも立ててればと思ってるんだけど、いつものように何の役にも立たない話になるような気もしてる。
前置きがツラツラ長くなってしまったので今日はここまで。
もう以前のような書く書く詐欺にはならないと信じているよ。未来のオレくん。
次回を待て!!
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