「マンガ」カテゴリーアーカイブ

2023年12月2日 12:03 CAT :

師走の鬱に2本立てで対抗してみる

1年で一番苦手な季節がやってきた12月・・・

この時期には、放っておいても鬱っぽくなるのに、なぜか病んでしまうような動画とか本とかに兎角手を出しまくってしまい、その結果、毎年1年間で最も精神的にも不安定になってしまう。

それでも、1年の終わりには、今年はいい年だったと思って終わることが出来ているので、感謝しかない。

ありがとうございます。と、強烈な感謝をした上で、精神的な不安定などオレ個人の我がままでしかないと言う事も何となく理解している。

時期的なものはどうしようもないのだろうか。

苦手なのは12月なんだけど、嫌な季節は4月。

どちらも共通するのは、環境が変わる事が多かったと言う事だと思う。

今は4月になったとて、環境が変わることはないんだけど、それでも4月も苦手だよなぁ。

今年は、過去に類を見ないレベルでの環境の変化がこれから1月末までにかけてあるので、その辺りが影響しているんだとは思うんだけども。

閑話休題。

日野日出志大先生のベスト盤と言う大それた名前の本が発売されたので購入した。

「太陽伝」はどうした。とか、「赤い蛇」を抜かして何がベスト盤だ!とか、思う所は多々ある。

それでも、「蔵六の奇病」と「地獄の子守唄」と「地獄変」が収録されているだけでも、ページ数的には限界突破なので、十分にベスト盤だよな。

マンガ作品において、ベスト盤的単行本と言う形では、ここまで最良なものはないのかも知れない。

ただ、読んでいてなんか違和感があった。

何だろう・・・なんかいつもと比べて、恐怖感や哀愁が薄い気がする・・・

と思って、見直してみると、ページ単位で見た時の上下の余白。

こいつが非常に気になる。

これは、オレが持ってる別の単行本の「蔵六の奇病」のある見開き(↓)

で、こっちが今回の「ベストワークス」の見開き(↓)

本来は、最初の場面描写のみが断ち切りになってて、それ以外のコマと区別することで、読者に対して無意識に息苦しさとか、圧迫感を与えるような演出がなされている。

一方「ベストワークス」の方では、上下に余白があるために背景描写の方も断ち切りではなくなり、この物語最大の特徴でもある息苦しくなってしまうような圧迫感が著しく低下してしまっている・・・ような気がする。

その上、何となく物語全体に箱庭感が出てしまい、「これは所詮本の中の絵空事なんですよ」と言う感じが出てしまう。

これが違和感の正体だわ。

これって「地獄の子守唄」のような没入感ありきの話では、結構致命的な問題だと思うんだけどいいのか?

この本を作った人は、どう言う意図でこんな収録方法にしたんだろうか。

漫画家さんって、この断ち切り辺りの空間とか絶対作画時に計算して描いてると思うんだけどな~。

そんな感じで、収録内容には非常に満足なんだけど、チョッと不満な一冊でございました。

さて、元気出るかなぁ~

この記事を見てみる  ⇒
2021年1月10日 22:23 CAT :

ガガーリン臓と間宮林蔵の関連性を探る論文

「G」の世界も、佳境になってきたので、プロットをまとめてた。

最終話までの大筋の流れを全部書き出した。

自分で言うのモノなんだけど、めっちゃくちゃ面白いと思うんだよな。

この感覚、usの最終章を描いてる時に思ってたのと同じ感じだ。

コツコツと積み上げてきた伏線とか諸々を全部吐き出して、世界観をメッチャインフレさせると言う瞬間の快感は、やっぱりやめられないよね。

ただ、書き出してみると、かなり膨大な量あった。

これを全部描いて、キレイに完結させるって、後1年くらいかかるんじゃね?とか・・・

面白いと言う自身だけは物凄く持ってるんだけども。

さてさて。

と言う事で、ここ最近スケジュールでも書いて、中二病的に悦に浸ります。

不愉快な人は、ごめんなさい。

体は大人、頭脳は子どもなんです。

ごめんなさい。

この記事を見てみる  ⇒
2014年12月20日 22:45 CAT :

取り合えずこれは読んでないとダメだろと思う完結ギャグマンガTOP10!!~後篇

と言う事で、「取り合えずこれは読んでないとダメだろと思う完結マンガTOP10!!」のギャグ漫画編だよ~。

やるって言った以上は、年内にやっておかないとね。

ちなみに、こっちは、ストーリー漫画と違って、意外な感じの順位になったので、一位が何かは、先出ししない。

普通に、ランキングとして楽しんでくれたまえ。

選考基準としては、前回とほぼ同じ↓な感じ。

1.単純に読んで面白い
2.ゲラゲラ読めてしまう
3.良い意味で読み応えがある
4.志茂田さんが好きなマンガだ
5.一応、商業マンガ(同人系、webマンガ、自分のマンガとかは省く)
6.1作家1作品
どうもギャグマンガについては、同じ作家さんの作品を好む傾向にあるみたいなので、「6.1作家1作品」と言うルールを追加しておきます。

じゃないと、ランキングの大半が、あの作家さんのマンガになってしまいそうなので・・・(あの作家さんとは!!答えは、ランキングの中で明かされます!!)
とか、引っ張ってもしゃあないけどね。

はい。

ここまで、昨日のコピペね!!
と言う事で、今日も早速、始めるよ!!
今日は、残りの5~1位の発表だ!!
志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第5位
岸和田博士の科学的愛情
天才「トニーたけざき」がその才能を完全に無駄遣いして、作り上げた珠玉の名作ギャグ漫画。

とにかく、全てがどす黒い。

絵柄、台詞、キャラクター、物語何もかもが悪意に満ち溢れている。

読んでいると、心が本当に荒んでいくのが分かる。

昨日の10位「otoboke section chief」の対極にあるようなマンガ。

しかし、それで居ても、随所にみられる素晴らしい表現などは、これ?ホントにギャグ漫画か?と疑問に思うほどに、作品として、完成度が高い。

ただ、本当に、読んでて心が荒んでいくよ。

あと、心のきれいな人は、読んでると、気分が悪くなると思う。

そんなマンガだ!!
取り合えず、人の死とか、そんなブラックなギャグを、ゲラゲラ笑える人は、相当はまるマンガだと思う。

志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第4位
レベルE
存在自体がギャグ漫画のような存在。

鬼才「冨樫義博」の作品の中で、最も完成度が高いマンガこそ、この「レベルE」だと思う。

それについては、異論の余地はないと思うけれども、問題は、これがギャグ漫画なのか・・・と言う事。

でも、しょうがない。

オレが、ゲラゲラ笑ってしまうんだから、ギャグ漫画だ。

笑かしに来てる以上、それがギャグ漫画じゃなくて何なんだよ。

会話のセンスも、絵柄も、構成力も、正にピークだったんじゃないかと思うほどに、完成度が高い。

そして、暗い話とかでも、ちゃんと最後にオチがあるので、読後感もかなり良い。

こんなに濃密で面白いのに、実は、たった3巻しかないんだよね。

それもまた凄い。

ハンターハンターもこの位・・・いや、なんでもないです。

志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第3位
ハルシオン ランチ
オレの大好きな漫画家さん「沙村弘明」のギャグ漫画。

1巻の帯の所で「銀河一の爆笑を」とか、あほみたいにハードルを上げてしまってるけど、実際にその位面白い。

何かね。

たった2巻しかないんだけど、「この人は出し惜しみと言う言葉を知らないのか?」と思うほど、1ページにネタを詰め込んでくる。

うっかり見落としてしまうネタも、ビックリするほどあって、何度読んでも新しい発見があったりする。

ここまで、全力で向かってくるギャグマンガが他にあるでしょうか・・・?いやないと思う。

とか、そんな気分になる。

しかも、「無限の住人」でも、見せつけた圧倒的なストーリーテナーな実力を、このギャグ漫画でも、無駄に発揮していて、複線の貼り方や回収、完結までの流れなどが、実にきれい。

ホント、この作者さんは、アホだと思う。

良い意味でも、悪い意味でも・・・

志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第2位
樹海少年zoo1
冒頭で書いた「6.1作家1作品」のルールを追加したのは、この人。

「漫☆画太朗」大先生の存在があるから。

このルールがないと、ほとんどが、この人の漫画で埋まってしまう。

その位、凄まじいギャグマンガばかりを生み出している。

鬼才とか、天才とかそんな言葉はこの人には似合わない。

この人は、ただの変態だと思う。

そんな、「漫☆画太朗」大先生が、あろう事か、音楽界のキチガイ「電気グルーヴ」のピエール瀧をなぜか、原作に迎えて連載されたマンガこそ「樹海少年zoo1」だ。

(まぁ、画太朗大先生と電気グルーヴに関しては、「珍遊記」の頃から、関わりあったけどね。)
強力な布陣で制作されたこのマンガは、圧倒的ギャグマンガの多い画太朗マンガ群においても、突出している。

以下、どうしても、その魅力を書きたいので、ネタバレするよ。

読みたくないヤツは、ここで読むのを辞めるよろし。

とにかく、このマンガには、ギャグマンガ界の歴史を覆した「やり直し」がある。

メタ表現などは、昔から良く使われてきたけれども、そんなレベルじゃあない。

「やり直し」なんだ。

暴走するストーリー。

一体、ここから先、どうやってまとめて行くんだ?と、ワクワクしながらページをめくっていくと「ゴメンなさい。

ここまでの話は、なかったことにして下さい。」との但し書きの後に、違うストーリーが展開される。

どんな前フリだよ・・・と、驚愕する事間違いないけれども・・・その後も、相変わらず暴走するストーリー。

(一瞬だけ、まともになるけど。)
しかも、最終回は・・・言ってみれば、「カリン様の所で、パワーアップの為に、命を懸けて超神水を飲むけど、やっぱりダメだって、悟空が死んでしまう。」的な衝撃的な終わりを迎える。

エエエエイ!!字で書いても、伝わらん!!
とにかく、読むんだ!!読めば分かる!!
読んだら燃やせ!!絶対古本屋には売るなよ!!バカやろー!!
志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第1位
モンモンモン
正直悩みました。

悩みましたよ。

2位と1位・・・どちらにするか・・・「zoo1」が、腐れ外道ギャグマンガなら、コチラは、超王道ギャグマンガ。

やはり最後に正義は勝つ。

モンモンモン・・・これを1位にせざるを得なかった。

そんな感じか。

落書きで、子どもを騙して金儲けしているとってもステキな詐欺師「つの丸」の連載デビュー作だい。

このマンガとの出会いには、色々と思い出補正もあるので、そちらについては、後日、改めて、長々と書くとして・・・

本当に、王道的なギャグマンガ。

ギャグのお手本と言うべき、本当のギャグマンガだと思う。

しかも、ただただ理不尽な事が理不尽だけじゃあない。

理不尽なネタも、シュールなネタも、下ネタも、うんこネタも、チョッと大人なネタもあるので、どの世代で読んでも、違う笑いどころで、ゲラゲラと楽しむ事が出来る。

ただ、おもしろいだけじゃあない、笑いあり、感動あり、涙ありな所も、本当に王道のギャグマンガか。

思ったより、ストーリーもしっかりしているし、一人ひとりのキャラも濃く、しかも、しっかり立っている。

そして、最終回の衝撃的な展開。

読んでた、小学生自分に受けた衝撃は、これまでで最大級だと思う。

友情がある。

感動がある。

涙がある。

愛がある。

素晴しいマンガ。

そして、絵が落書きレベルでクソ汚い。

個人的には、マキバオー以降の整った絵柄より、こっちの方が好きなんだけどね。

このランキングは、ストーリーマンガと比べて、結構悩み倒したけど、結果的には、凄く順当でスッキリする感じになった。

最も、「6.1作家1作品」でなければ、ランキングの殆どが、画太朗先生で埋め尽くされていただろうけども。

その位、ギャグマンガと言う意味で、画太朗先生は、レベルが違うよね。

そして、その画太朗先生の最高傑作より、個人的に上位においた「モンモンモン」は、ぜひ、色んな人に読んでもらいたい・・・と言う所でございます。

さてさて。

こんな感じで、今回のランキングは、終了だけれども・・・実は、後ひとつ。

「絶対間違いないから、名前見つけたら問答無用で買いだぜ漫画家ランキングTOP10」
と言うヤツも、やろうかなぁ~と、ムズムズ考えていたりする。

これは、年明けにでも・・・

と言う事で、自己満足なランキングにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

頭を強く打って、死んでください。

この記事を見てみる  ⇒
2014年12月13日 22:17 CAT :

自マン(自分で自分を持ち上げまくった挙句、自画自賛を続けた結果、まんこになってしまった話)

漫画サイトを立ち上げる・・・と言う、そんな野望の為にならなければいけないことは、「書いてきた漫画をデータ化する」と言う作業だったりする。

もちろん、タブレット使って、そもそもパソコンで漫画描いてるなら、そんな悩みはないんだろう。

でも、オレは、そこだけはどうしてもアナログが良いんだよ。

何か知らんけど。

まぁ、そもそも、今取り込んでる「クィングイングの冒険」など、小学1年生の頃に書いてた漫画で、今から、25年位前だ。

タブレットなどあるはずもない。

鳥山明だって、ペンで漫画描いてた時代ですからね。

チョッと、時間あるときに、チビチビと取り込んでいってるんだけど・・・

それに併せて、もう20年くらいまともに読んでなかった、在りし日の小学生自分の書いた漫画に目を通している。

何だろうね。

この感覚。

何か、一生懸命描いてるんだよ。

(当たり前だけど)絵も下手だし、話もメチャクチャだし、そもそも、文字すらちゃんと書けてない。

ほぼひらがな。

でも、本当に、一生懸命描いてるのが、何だか伝わってくる・・・

ここ最近の漫画で、この感覚はあるのか?
何だか、小手先ばっかりになってきてる気がして不安になってきた。

とにかく、表現がしたくて、その形式に漫画を選んだのは、本当に偶然でしかなかった。

自分で、漫画を読んだこともほとんどなくて、買ってもらった「めばえ」とか「幼稚園」とか、その辺に数ページ載ってた漫画がオレの全てだった。

あとは、おかんが持ってた「ベルサイユのばら」。

オレの記憶が正しければ、初めて漫画を描く時に、とにかく「ベルバラ」を見てたはず。

悩んだら、取り合えず「ベルバラ」に答えを求めていた。

だから、コマ割が何だか変な感じ。

小学1年生には、少女マンガの複雑なコマ割を理解する事は難しかったんだと思う。

一生懸命、真似しているんだけど、どう言う原理なのか、全く理解できてないもんだから、変な感じ。

今のオレの漫画のコマ割が変になっちゃったのも、どう考えても、この時に選んだお手本が、「ベルバラ」だったからのような気がしてならない。

とにかく、手探りで、一生懸命描いた漫画。

しかも、多分、60ページの第一話を描ききるのに、半年以上かかってるはず。

小学生の半年は、三十路の5年分くらいの濃密度だと思うので・・・今で言うと、必死で、5年かかって書き上げた60ページだ。

そりゃあ、一生懸命さが桁外れ。

自分で言うのもなんだけど、ついつい、見入ってしまった。

いやね。

漫画としては、読むに耐えないよ。

話のつながりも良く分からないし・・・そもそも、何やってるのか良く分からないページばっかりだし。

でも、何か頑張って描いたイラスト集的な感じで、見てしまった。

書いた当時。

どうしても、完成度に納得がいかなくて、せっかく描いたのに、誰にも見せなかったこの漫画・・・

今なら、見せられる。

この漫画の良さがやっと分かる歳になった!!
と言う事で、漫画サイトの一番最初のアップ漫画は「クィングイングの冒険 第一話 ははをすくえのまき 前編」に決定だ!!
他にも、「first end」と「us ~first stage~」の第1話なども、併せて公開予定でございます。

・・・予定は未定。

再び・・・次回を待て!!

この記事を見てみる  ⇒
2014年12月8日 22:35 CAT :

取り合えずこれは読んでないとダメだろと思う完結マンガTOP10!!~後編

取り合えず、これは読んでないとダメだろマンガTOP10!!
有名どころかどうかとか、そんな事は、関係なしで、志茂田さんの独断と偏見でランキングにしてみようと思った。

2ちゃんで良く見るあれだ。

あれ!!
選考基準としては、↓な感じ。

1.単純に読んで面白い
2.ダラダラ間延びしないまま、キレイに完結してて、読後感が爽快
3.良い意味で読み応えがある
4.志茂田さんが好きなマンガだ
5.一応、商業マンガ(同人系、webマンガ、自分のマンガとかは省く)
以上、5つの観点から、オススメのマンガをあげていこうと思う。

ただ、ギャグマンガとストーリーマンガは、さすがに一緒にできないので、今回は、ストーリーマンガ。

次回、ギャグマンガのランキングにしよう。

ちなみに、今回の1位は「寄生獣」だよ。

それだけは、現時点で決まってるので、先に書いておく。

「どうせ、1位は寄生獣だろ。」と思われながら読まれるくらいなら、最初から書いておいてやる。

バーカ。

バーカ。

あんた様の予想通りですよ~だ!!死ね!!ごみ虫が!!
以上、昨日のコピペ!!
と言う事で、今日は、後半の1~5位の発表だ!!
志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろマンガ」第5位
ハーメルンのバイオリン弾き
ファンタジー物と言えば、物語が長短になりがち・・・しかも、キレイに完結させるのが難しいジャンル。

「バスタード」とか、「バスタード」とか、「バスタード」とか、「バスタード」とか、「ベルセルク」とか、「バスタード」とか、「バスタード」とか・・・

そんな中で、キレイの大風呂敷をまとめて終わった漫画もある。

その筆頭が「ダイの大冒険」だろう。

そして、双璧をなすもうひとつが「ロトの紋章」だろう。

でも、この2つはそもそも「ドラゴンクエスト」と言う、すでに世界観が出来上がっているものを下敷きにしていて、しかも、どちらも、若干の中だるみがある。

と言う観点から、オレが一番好きなファンタジー物の漫画こそ「ハーメルンのバイオリン弾き」。

これ37巻と、結構長いっちゃあ長いんだけど、全然、そんなことを感じさせない位面白い。

臭過ぎて反吐が出そうになる箇所がない事はないのと、絵柄がチョッと独特な所が、読む人を選ぶかも知れないけど、それでも、世界観をしっかりと構築した上で、散りばめられた伏線を全て回収し、そして、快感すら覚えるほどの大団円で終わった漫画として、これを超えるものはないと思う。

「鋼の錬金術師」もかなり良かったけど、読後感の気持ちよさでは、「ハーメルンのバイオリン弾き」の足元にも及ばないと個人的には思っている。

その一番の原因が、この漫画の絶望描写の上手さ。

ホント、死にたくなるほど絶望描写が上手いんだよ。

トコトンまで下げきった更にその下に、どこまでもどこまでも下げていった上での、圧倒的大団円での完結は、いつ読んでも鳥肌が立つほどの快感をもたらしてくれる。

未読のヤツは、人生を損してると思う。

志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろマンガ」第4位
漂流教室
ドラマ版ではない。

一緒にするんじゃない!!
梅図御大による超絶名作漫画「漂流教室」だ。

単行本わずか11巻とは思えない、圧倒的な密度。

そして、「ハーメルンのバイオリン弾き」で触れた絶望の描写については、その更にはるか上を行く。

正直、1巻の半分くらいで、「ハーメルンのバイオリン弾き」の「ヴォーカル」が暴れまくってる時の絶望感位はある。

もう、どうしようもない。

胃が痛くなるような絶望感が、その後11巻まで延々続く。

しかも、どんどん増して襲ってくる。

人も死ぬ。

当たり前に死ぬ。

死亡フラグとか、そんなもの関係ない。

運命には、逆らえないままに、無慈悲に死んでいく。

相手は、絶対的に逆らう事ができない大きな存在「自然」な訳で・・・

もうホントどうする事もできない絶望感がオラオラ迫ってくる。

それを、凄まじい犠牲の上で、何とか乗り越えた瞬間に、それ以上の絶望が襲ってくる・・・落とし所など見えるはずもない、そんな絶望のループ。

毎回、もうこれ以上は無理・・・ってなるながら、それでも、結末を見るまでは、ページをめくり続けるしかないと思う。

そうであっても、結末は想像以上に、心地良いものなのが、この漫画凄いところ。

正直、ただ、グロイだけ。

ただ、絶望するだけ。

の漫画とは一線を画す、価値感のパラダイムシフトとも言うべき、その最終回は絶対的に、一度は読むべきものだと思う。

志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろマンガ」第3位
賭博黙示録カイジ
今や、何か知らないけど、各方面からもてはやされる様になっちゃった福本大先生の出世作のひとつ。

その中でも、この「賭博黙示録カイジ」は、正直、完結漫画・・・?と若干、外れるような気もするけれども、正直な話、もう「カイジは、これ読んでおけば、それで良い」と思う。

あとは、興味があれば読めば良いし、読まなくても全然良いと思う。

ホント、キレイにまとまってる。

そして、この「賭博黙示録カイジ」は、密度の濃さが尋常じゃない。

今や、ひとつのギャンブルに10巻以上使ってるカイジとは思えないペースで、自体が急変していく。

もう伝説となったギャンブル「限定じゃんけん」なんて、単行本で4巻とチョッとしかない。

それで、あれだけ、何度もどんでん返しがあり、あれだけ策を練り続けていると思うと、それは利根川風に言う所の「圧倒的濃度だ。

退屈はしまい。」だ。

この漫画については、もう、いちいち説明しないよ。

取り合えず、読めば良い。

多分1巻を手にしたら、13巻まで止まる事はないと思う。

志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろマンガ」第2位
無限の住人
20年近い歳月をかけて完結した現代の時代劇漫画の筆頭核。

その圧倒的な画力、台詞回し、ストーリーは、全てにおいて完璧。

何が凄いって、20年間の間、ほぼ同じマックスのテンションで、散りばめた伏線をひとつ残らず完璧に回収して、反れる事も、間延びすることも一切なく、ほぼ同じ濃い密度を保ちつつ、30巻で完結したと言う事だと思う。

そんな漫画ありえるのか?
漫画史の奇跡とも言える作品。

それが、「無限の住人」だろうて。

とは言え、30巻もある。

しかも、1巻ごとの密度が尋常なく濃い。

アホほど書き込まれた絵を見るだけでも、1巻に付き小一時間位かかりそうなものなのに、台詞も膨大。

しかも、そのほとんどに、意味があって、不意に流してしまった一言が、後々大きなネタになってるって事も往々にしてある。

読むの疲れるんだよ。

読み応えあり過ぎるんだよ。

それを見越してか、作者さん。

所々、しょうもないギャグを、そっと差し込んできたりするんですよ。

それが良い塩梅の清涼剤になって、結局、ノンストップで読まされてしまい、脳が疲弊する・・・そんな無限ループ。

読むたびに新しい発見があるのは、もちろんのこと。

そして・・・・堂々の第1位は・・・・

これだアアアアアアああああああああああああああああああああああああ!!!
志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろマンガ」第1位
寄生獣
もう、説明不要だと思う。

それに疲れてきたから、もう良いと思う。

ただ、読めば良い。

それだけだと思う。

読めば全てが分かる。

2回目読めば、全て分かってたつもりでも新しい発見がある。

3回目読めば、全て見つけきったはずなのに、まだ新しい発見がある。

そんな漫画。

昔は、この漫画を「愚かな人類に対する厳しい警告」的な漫画だと思ってたけど、最近、読み直しててたぶん、作者はそんな事をテーマにしてないと思った。

純粋のエンターテイメントに費やしたひとつの作品だ。

自然とか、人類への警告とか、そんなのは、単なる土台のひとつでしかない。

もちろん、読む人によって解釈は自由だけれども、オレは、何となく、そう感じた次第です。

取り合えず、未読なら、読まない意味が分からない漫画だと思う。

・・・・と、2日に渡って書いてきたけど、もちろん、ここには書ききれない位名作漫画は多い。

しかも、まだまだ、誕生し続けている。

いつまで追っていってもキリがない。

というのが、実際の所だと思う。

取り合えず、今回は「完結した」と言うくくりがあったけど、それがなければ・・・または、今後時間がたって完結したら・・・と考えれば、間違いなく「ヒストリエ」と「へうげもの」はランクインするだろう。

しかし、漫画って、ホント面白いよね・・・

幾つになっても・・・

ギャグ漫画編も、また、いずれやります。

いずれね・・・

この記事を見てみる  ⇒
2014年12月7日 20:31 CAT :

取り合えずこれは読んでないとダメだろと思う完結マンガTOP10!!~前編

取り合えず、これは読んでないとダメだろマンガTOP10!!
有名どころかどうかとか、そんな事は、関係なしで、志茂田さんの独断と偏見でランキングにしてみようと思った。

2ちゃんで良く見るあれだ。

あれ!!
選考基準としては、↓な感じ。

1.単純に読んで面白い
2.ダラダラ間延びしないまま、キレイに完結してて、読後感が爽快
3.良い意味で読み応えがある
4.志茂田さんが好きなマンガだ
5.一応、商業マンガ(同人系、webマンガ、自分のマンガとかは省く)
以上、5つの観点から、オススメのマンガをあげていこうと思う。

ただ、ギャグマンガとストーリーマンガは、さすがに一緒にできないので、今回は、ストーリーマンガ。

次回、ギャグマンガのランキングにしよう。

ちなみに、今回の1位は「寄生獣」だよ。

それだけは、現時点で決まってるので、先に書いておく。

「どうせ、1位は寄生獣だろ。」と思われながら読まれるくらいなら、最初から書いておいてやる。

バーカ。

バーカ。

あんた様の予想通りですよ~だ!!死ね!!ごみ虫が!!
さてさて。

では、早速・・・

志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろマンガ」第10位
G戦場のヘブンズドア
漫画家のマンガ。

と言う観点で見れば、漫画史に燦然と輝く「まんが道」と言う傑作がある。

でも、「まんが道」は省こう。

あんなもん反則だ。

それに、あれは自伝だし。

次に思いつくのは、「バクマン」かもしれない。

(最近の漫画だし。)
でも、そこはそれ。

あえて、ほぼ同時期の作品「G戦場のヘブンズドア」を推したいです。

志茂田さんは。

「バクマン」はご都合主義の少年マンガだし、ガモウ特有の良く分からない濃度はあるにしても、読み応えがある。

と言うよりは、メンド臭くなってくる。

だれて来る。

とにかく「G戦場のヘブンズドア」を読んでみて欲しい。

出だしこそ、文章の上手い少年と絵の上手い少年が一緒に漫画家を目指すと言う部分で、「バクマン」と同じだけど、そこからの展開と、構成力がハンパじゃない。

たった3巻しかないこのマンガは、3巻で、「バクマン」20巻よりも長い時間経過を、しかも、読者を置いてけぼりにしないレベルで濃密に描ききっている。

読んだらビックリすると思う。

そして、どう考えてもフィクションなんだけど、心理描写が異常に巧みで、変なリアリティーがあるから、グイグイ引き込まれていく。

ついでに言うと、結末も、かなり良い感じで、読後感も凄い。

と、本当に、非の打ち所がない名作。

これを10位にしてしまうと、この後に何をもってきたら良いんだろう・・・

志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろマンガ」第9位
蟲師
密度の濃さで言えば、ここまで凝縮された物語もなかなかないと思う。

単行本で言えば、10巻だけど、その実は、1話完結。

1話完結。

わずか50ページの中で、完結する物語がホントに、どれもこれも、濃密で、そして面白い。

これに関しては、もう、ただただ、作者の力量に圧倒されるだけ。

この作者さんのネームの上手さは尋常じゃないと思う。

まぁ、掲載も隔月、単行本も1年に1冊とか言うペースも、クオリティーを考えれば、全然納得できるも。

チョイチョイ伏線も散りばめつつ、ほぼつながりのない1話1話が、時々、ふっとつながったりする所が、思わずにやっとしてしまう。

こういうところも、実に上手いと思う。

1話ごとの読後感は、圧倒的で、濃密な作品群なんだけど、なぜ9位か・・・と言うと、結末が、何となくしっくり来ないから。

そして、つい最近、新編が発表されたから。

ファンとしては、嬉しい限りなんだけど、完結してないのか、完結してるのかモヤモヤする。

あと、伏線を回収しきったキレイな最終回じゃないんだよね。

ただ、そのふんわり感こそが、この蟲師の良いところでもあるので、難しい所だとは思う。

志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろマンガ」第8位
万祝
天才漫画家「望月峰太朗」のパイレーツマンガ。

「ワンピース」が流行ったから、編集者に無理くり描かされた。

とか、そんな話には絶対ならないだろう作者さんなので、きっと、温めてた自信作を満を持して放った感じなんだろう。

(でなけりゃ、「ワンピース」全盛期に、あえて海賊マンガやらんだろうて。)
この「万祝」については、以前このブログでもツラツラ書いている。

そこでも書いてるけど、この先、「ワンピース」が100巻を越えて、全ての伏線を回収して、キレイに終わったとしても、構成力含めたマンガとしての完成度では、「万祝」には勝てないと思う。

そのぐらいこのマンガの完成度は高い。

一言で言うなら、「デビルマン」に対する「バスタード」であり、「万祝」に対する「ワンピース」と言えば、かなりしっくり来るだろうて。

大風呂敷を広げつつも、それを、一寸の無駄もなく、キレイに、しかもあっという間に畳みきるこの感じは、読んでいて圧倒される。

「ヤンマガ」と言う青年誌で連載しつつも、展開は思いのほか少年マンガ的と言うか、王道な感じで、しっかり構成された13巻で、凄まじい大冒険を満喫できる。

前作「ドラゴンヘッド」がしっかり畳みきれなかったことがしっかり生かされているのかも知れないね。

とか、勝手に思っておこう。

志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろマンガ」第7位
グミ・チョコレート・パイン
オレがオーケン信者だから・・・と言う、理由は置いておいて。

小説じゃあなくて、マンガ版のほうですよ。

映画版でもないですよ。

(映画も名作だったけど)
グミ・チョコレート・パインだ。

むしろ、小説も、オーケンの事も知らないヤツに読んでもらいたい。

くくりとしては、世の中にホント腐るほどある「高校青春群像劇」のひとつでしかない。

だけれども、こんなに大した事ない日常を書いたマンガも、なかなか無いと思う。

そんなもんなんだって。

この世に生きる99.9999%の高校生にとって、高校3年間って、ホント大した事ないなんでもない期間なんだって。

でも、その3年間は、何もなくても、本当にキラキラしてて、充実してた。

ホントに何にもしてないのに。

それは、きっと彼氏、彼女がいたヤツでも、部活に打ち込んだヤツでも、勉強に打ち込んだヤツでも、何にもせずにダラダラしてたやつでも、誰だってだろう。

そんな感覚を、本当に上手く表現したマンガだと思う。

1話1話の内容が本当に濃い。

濃くて面白いんだけど、読み終わって冷静に考えてみると、対して何もしてない。

うだつの上がらないしょうもない高校生が、しょうもない事してるだけ。

そこに、無駄にリアリティーがある。

書き手の力量が高いんだろうね。

何にもない事を、面白く読ませるって、どれだけ難しい事か・・・

そんな毎日が続く中の少しだけ、盛り上がった瞬間を上手く単行本6巻でまとめたのが本作。

構成力も抜群だよ。

極めつけは、読後感が爽快。

何か、青春時代に戻ったような気分さえしてくる。

リア充と呼ばれる人に、受け入れられるかどうかは知らんけど、少なくとも、オレの心には、グイグイと刺さった名作。

志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろマンガ」第6位
がんばれ元気
「ボクシング漫画に駄作なし」と言ったのは、誰だっけ・・・?
確かに、ボクシング漫画ってどれを読んでも面白いと思う。

でも、その中でオレが一番好きなのがこの「がんばれ元気」。

それも圧倒的に。

「おーい竜馬」「あずみ」など、とにかく名作が多い「小山ゆう」が少年誌で執筆した王道ボクシング漫画。

何が凄いって、チョッとネタバレしてしまうけど、物語がホントに一本筋で展開して行って無駄がない。

「関拳児との約束を果たし、関拳児に勝つ」。

物語の全てが、寄り道せずそれに直結していて、且つ、目的を遂げて、キレイに完結する。

「あしたのジョー」の、力石死後どう落とすのかフラフラする感じ(個人的には、力石死後のほうが好きなんだけど)や、終わりのない「リンかけ」とは違う、キレイな物語。

そして、ホント、こんなに涙なしでは語れない漫画もない位、これでもかと、涙を振り絞ってくる。

「ニューシネマパラダイス」で泣けなかったオレが、元気が家を出るシーンで、すでに号泣してる。

号泣具合では、「ワンピース」をはるかに凌ぐ事は請け合いだと思うよ。

27巻とこのランキングの中では、チョッと長い方だけれども、全く無駄のないストレートアッパーな物語は、一度読み出したら、止まらない愛すべき名作だったということですね。

・・・長い!!
自分の思い入れを書き出したら、長過ぎる!!
もう良いや。

残りの1~5位は、また次回にする。

1位は「寄生獣」ですよ。

では、また・・・

次回を待て!!

この記事を見てみる  ⇒
2014年11月30日 22:26 CAT :

エロ漫画家では伊駒一平が一番好きです。早見純は芸術家だと思います。

これまでで、一番頑張ってきたけど、一番日の目を見てないのは、マンガだと思う。

何か、初めて描き始めたのは、小学1年生の時だから、実に、25年以上も、不定期とは言え、ズッと描き続けてる。

なのに、演劇や、音楽や、ホムペ作りとかと比べて、随分と、日の目を見てないと思う。

でも、まぁ、それもひとえに、オレが、人に見せる事を前提としてない事が原因な訳で、確かに、そんな機会とかは、設けてきてなかった。

言わなきゃ、知られない。

と言うのも、この世のひとつの常でございまして・・・

と言う事で、この度、これまで描いてきたマンガをweb上で読めるサイトを立ち上げてみる事にしてみました。

出来る限り、これまで描いてきた全てのマンガをデータ化して、そのサイトで、読めるようにしてやろうかと・・・

とは言え、軽く1万ページを超えるので、一気にとかは、全然無理だ。

多分、1週間に1回更新とか、そんな感じを数十年かけて、全部をストックできるとか、そんなゆる~く、ながぁ~い計画を考えています。

もちろん、今、絶不調執筆中の新作長篇「やみ。世界」については、描けた分から、アップしてこうと思ってるんだけど、何しか、コイツが、多分、1話描くのに半年くらいかかりそう。

その間には、毎週、何らかのマンガをアップしていこう。

ノートに描いてきたマンガも、原稿に描いてきたマンガも、紙切れに描いてきたマンガも、出来る限り全部、読めるようにデータ化するつもり。

どこまで、実現するか分からないけど・・・

ここの所、時間が無くて「やるやる詐欺」ばっかりしてる志茂田さんだけど、これは、多分、年明けにも実現すると思う。

もう、新しいドメインも取得して、ページもほぼ完成してる。

ドメインエイジフィルターの対策で、すでに、新しいドメインには、簡単に作ったトップページの仮アップも完了してる。

今は、マンガをデータ化する為に、パソコン周りの環境を作ってるところ。

ここまでやって、やっぱり辞めたはさすがに無いだろ。

いくら、オレでも・・・

また、完成した暁には、ここでも、ご紹介できれば良いね。

と思っておりますので、それまで、死なないようにお過ごしくださいませ。

次回を待て。

この記事を見てみる  ⇒
2014年11月26日 13:46 CAT :

真っ白な原稿と言う無限に続く戦いの荒野とか何とか車田大先生が言ってました

大学生の頃だったか・・・

「闇世界」と言うタイトルの物語を思いついたのは。

確か、その当時、弟と隣町の画材屋さんに、トーンとか買いに行く車の中で、弟にその構想をツラツラと語った記憶がある。

その時「まぁ、この話を描けるのは、『G』と『US』が描き終わってからやな。

それがいつになる事やら・・・」と言って、締めた。

それから10年。

約束どおり「G」も「US」もちゃんと描ききって、更に1年が経ち、今、この「闇世界」と言うタイトルの物語に着手している。

誰にも理解されない哀しい感覚だけど、個人的には、「ついに、ここまで来たか」と言う感覚で居たりする。

ついに、この物語に手を付けるときが来たのだよ。

ワトソン君。

とは言え、1ヶ月に10ページ程度しかかけていない体たらく。

半年で60ページ(約1話)が書ききる計算。

分かりやすく言うと、全盛期の「バスタード」くらいのペースでしか書き進められない。

しかも、その間にも、どんどん物語の構想は膨らんで膨らんで・・・行ってる。

終わりが見えないことは分かってたけど、取り合えず、この膨らみまくってる大風呂敷をキレイにたたむ事が出来るのか?
そんな不安が頭をよぎってる。

今の所、一応の一区切りの所まで。

その結末と、今描いてるところの構想は出来ている。

今から、その2つをどうやってくっつけていくか・・・それは、描きながら考えていこう。

そんな、いつものスタイル。

一区切りまで、予定では、600ページ。

今、20ページチョッとしかかけて無いので、この30倍の時間と労力を持って、全体の10分の1以下の一区切りを迎えるんだろうね。

気が遠くなるほど、先は長い。

一歩ずつ。

一歩ずつだ。

この記事を見てみる  ⇒
2014年10月4日 22:15 CAT :

グノシーで騙されてクリックした先のランディングページのようなもの

先日、時間があったので「ダ・ヴィンチ」を立ち読みしてた。

「進撃の巨人」の連載までの流れとか、作者のインタビューとか、大御所漫画家さんのキャライラストとか・・・

結構面白かったけど、原作者さんの「ホントはもっとキレイに絵を書けるけど、それに興味ないから書かない。」は、ちゃんと書けよ。

とチョッと思った。

曲がりなりにも商業マンガなんだから・・・

でも、ネームを雑誌に載せてる「T樫Y博」と言う漫画家さんの作品をありがたがって読んでる事を思い出し、まぁ、良いかとなりました。

しかし、この作品。

初めての持込を読んだのが、新人の編集さんだったと言うのが良かったんだろうね。

集英社に持ち込んだときには、ベテランの編集さんにスカボコに酷評されたらしいし。

ベテランさんは目にフィルターがかかりまくって、面白いとか面白くないとか、あんまり分からなくなってしまうんだろう。

さてさて。

「ニュースチョクホー」と言う物語がある。

これは、オレが小学4年だか、5年生だかの頃から書き続けている物語で、派生した作品が3つあったりする。

ひとつは、無印の「ニュースチョクホー」。

これは、小学校卒業し、中学入学した辺りで、一旦完結した。

もうひとつは、「ニュースチョクホー」から数年後に書き始めた「続ニュースチョクホー」。

これは、今でも不定期に書いてる。

最後のひとつは、「超ニュースチョクホー」。

特に、高校時代だけを切り取って、小説形式で書いてるお話で、2009年で一旦休止してる。

一番初めのニュースチョクホーを書き始めてから実に20年。

言うまでも無く、オレの書くお話としては、文句なしの最長の作品。

そして、内容が、オレの実際のお話を元にした自伝(と言うか、日記)だったりする。

書き始めたきっかけは、「オレの人生って、結構面白いんじゃね?それを、大げさなお話にしてしまえば、それで漫画になるだろう」と言う発想だった。

それを、世間一般的には「エッセイ」とか「随筆」とか「自伝」とか言う事実を、小学生当時のオレは知らなかった。

自分の生活を書く。

天才の発想だ。

と思ってた。

それから20年。

今も断続的に書き続けているこの物語。

そのうちのひとつ「超ニュースチョクホー」を先日、ふと、読んでた。

・・・う~む。

これがなかなか面白い。

自分で言うのもなんだけど。

これは、高校3年間のお話と、元々区切っているので、いつか終わりが来る。

チョッとページを見やすくリニューアルして、続きを書こうかと、思っております。

さらに10年後のオレが、完結したその話を読んで「面白い話だ」と思えるように。

5年ぶりの再開・・・がいつの事になるかは、未定。

ただ、最近、久々に頭がクリエイティブになってるのは、チョッと嬉しい出来事だと思う。

ちなみに、その「超ニュースチョクホー」休止前まではここで読めるよ~(↓)
志茂田さん文庫「超ニュースチョクホー」(ページが昔のままで醜いけども)
5年前に握ったちんこを5年ぶりにこすり始めた!
まだ逝けはしない。

この記事を見てみる  ⇒
2014年9月26日 8:53 CAT :

手マン

と言う訳で、2週間ほど前にブログのテンプレートをリニューアルしました。

志茂田さん自体も、かなり老朽化してきているので、文字を大きくして、行間を広くして、とにかく読みやすく。

読みやすく。

をテーマにしてみました。

あとは、記事数がいっぱいあることを悪用した「関連記事」の表示と、ヘッダーのナビゲーションの改悪、トップページをナビゲート専用ページに改悪した位か・・・

まぁ、ガラリと変えてみたかったので、これでしばらく様子見してみよう。

で、少しずつ、いじっていこう。

ちなみに、もう少しで、80,000アクセスだそうで・・・凄いんだか、凄くないんだか・・・

さてさて
遂に。

と、個人的には、思ってるんだけど、全くの新作マンガ書きに着手してしまった。

この物語。

実は、10年以上前の「G」と言うお話を作ってる時に、ほぼ同時に思いついた話で、その頃、次に書くのは「G」にしようか、今回書き始めた「やみせかい」にしようか。

と悩んでた。

・・・と思う。

それから、10年以上引き出しの中で温め続けてた。

で、「us」が完結し終わって、「王道軽症」が完成した6月辺りから、この物語のプロットを少しずつ作り始めた感じ・・・だったんだけど、先日、不意に出だしの数ページのイメージが浮かんできてしまったので、忘れないうちに書いてしまえ!
そして、着手してしまった。

そんな流れでございます。

今回のお話を、10年以上前になぜ、選ばなかったのかというと、このお話には、終わりが無いからだったりする。

大体、お話を書くときには、「テーマ」と「終わり方」だけは、しっかり固めてから書くようにしてるんだけど、このお話に限っては、終わる事がない。

書き始めたら、終わる事はできない。

ポルノグラフィティ的に言うと「終わりなど無いさ。

終わらせる事はできるけどね。」なお話なんだよね。

だから、プロット作りながらも、書き始めることに、結構躊躇してた。

でもまぁ、やり始めたからには、多分、死ぬまで書いてるんだと思う。

それで、どこまで書けるか分からないけど・・・少なくとも、今、頭にあるところまでは、書きたいもんだ。

(多分、書いてる途中で、どんどん続きが広がり続けるんだろうけども。)
今回は、「us」の最後の方みたいに、自分で締め切りを作ったりはしないで、ちゃんと丁寧に絵を書いていく事にした。

そしたら、1時間以上かけて1ページしか書けなかった。

それでも、書き始めた。

また、一区切りまで書き終えたら、色んな人に読んでもらおう。

それすらも、結構先の話になりそうだけれども・・・

この記事を見てみる  ⇒
2007年11月27日 2:07 CAT :

ジャイアンズのエースの人の話

どれだけ文章書けばいいんだぎゃ~す!!ってな位に最近、文章書く量が異常に増えてきてる。

そりゃあこの「超コツコツ日記」を書くペースだって落ちるってもんだ。

いやはや。

しかしマァ、商品説明文章って難しいもんだ。

こう言うの書かすんなら嫁のほうが何ぼかうまいんだけどなぁ~。

って事で時々ダメ出しうけてます。

・・・精進します。

ですます。

じゃいどら

そんな事よりも買いましたよ。

「ドラえもん ジャイアン編」。

やっぱりドラえもんと言えば、ジャイアンの話が1番面白い。

つまりこの本は、ドラえもんの面白い所を集めた傑作選と言うわけだ。

最高に面白かった。

さすがジャイアン。

ドラえもんの登場人物でココまで人間味溢れたキャラはたぶんいない。

ステキ。

そして、おかんからものびた君と言われてたオレとしては、絶対友達にはなりたくないジャイアン。

何か、ジャイアンってきっと自分を表現するのが苦手な不器用人間なんだろうな。

うまく言いたい事ややりたい事を表現できなくて、ついつい暴力に走ってしまう。

そのせいで嫌われてる事も分かってるんだけど、それでも、やっぱりうまく出来なくて暴力に走ってしまう。

ジャイアンがドラえもんに泣きついて「1年に1回位は皆に心からお祝いして欲しい」って言って、何をされても我慢する「「ハッピーバースデイ・ジャイアン」なんか、凄くジャイアンの良さが出てると思う。

本当は優しいけど、不器用で精神的に弱いジャイアン。

そんなジャイアンでオレが1番共感できるのはやっぱり「音痴」だと言う事です。

未読の人は一読の価値がある・・・と思う。

この記事を見てみる  ⇒
2007年11月18日 3:56 CAT :

真相~永遠のアメリカン被れおじさん

今月入ってからの「漂流教室」のキーワードが増えた理由が分かった。

「漂流教室」の愛憎版が発売になったのね。

しかも、未収録のカットとか、台詞回しとかを再現して超極厚全3巻。

超極厚ってそれはただ単に、本の背表紙が痛むだけで不愉快な事極まりない。

読む側としてみれば。

Amazonのレビューでもいまいちってあったし、「漂流教室」は大好きだけれど今回はパス。

大体そんな所に使う無駄金などなし。

やっとこさ、ハニーの変身シーンが見れました。

マァそんなもんだろう。

予想通り。

おっぱいポロりを期待したオレが馬鹿だった。

土曜の深夜って事で、過去の夢を見てしまったようだ。

あ~ギルガメッシュないと・・・

とマァ、それは置いといて、あのキューティーハニーは普通に面白い。

(オープニングの不快な歌を除けば)入り口は何にせよ、脚本とか演出も面白いし、アクションもマァグラビアアイドルって事を考えれば全然問題なし。

最近ノア熱も冷めてきたし、多分来週からも土曜の夜はハニーフラッシュだな。

あぁ~何だか気分が悪目だ。

そろそろ寝よう。

おやすみなさい。

この記事を見てみる  ⇒
2007年11月15日 1:52 CAT :

らいじんぐさんうま

欲求不満がいつまでも続くひとえに万年発情期の志茂田です。

あ~ビバセックス。

オレの大好きな漫画家「つの丸」が何とマァ10年ぶりに「マキバオー」の続編を描いてることは周知に事実だろうけど、その「太陽のマキバオー」の1巻をやっとこさ読んだ。

まきばお
考えてみれば「全然パンダ内閣の新刊出ないけどまだやってるかな?」ってプレイボーイを立ち読みすると、そこに新連載として載ってた時以来、単行本で読もうと我慢していたあの「太陽のマキバオー」ですよ。

実は、8月に1巻が発売になってたらしいんだけど、今まで知らなかった。

読んだ感想。

かなり面白い。

久々に面白そうなマンガを見つけたもんだとホクホクだ。

前作の「みどりのマキバオー」をうまい具合に世襲してるし、地味だけど重い地方競馬の現状とかがリアルに描写されてて良い感じ。

それに「みどりのマキバオー」完結後もズッとつの丸マンガ読んでたから、絵の変化も違和感なし。

前作と同じノリの焼きまわしにならない事を祈りつつ、楽しめて感動できる作品を期待してます。

と言うか、1巻の段階ですでにケラケラ笑って、ホロリとしたし。

(ハヤトと文太の出会いのシーンとか)
漫画ってやっぱり良いなぁ~。

ってマンガばっかり読んでる社会人です。

この記事を見てみる  ⇒
2007年10月5日 2:45 CAT :

遅すぎた連載再開の話

「ハンターハンター」がやっとこさ連載再開。

実にほぼ2年の休載とは・・・一体何をしてたんだ?冨樫。

ドラクエ8にしたって長くやりすぎだって。

っで連載再開に先立って奇跡の新刊発売です。

早速買いましたよ。

正直ほんとに悔しい。

休載ばっかりで、たまに雑誌に載ったかと思ったら下書きみたいな落書きだし、遊んでばっかりだし・・・なのに、アホほど面白い。

それに絵もステキ。

才能あったら何してもいいのか?とも言いたくなるし、ふざけた事を言ってるんなら読むのをやめてやる!!とも言いたいけれども、それでもやっぱり手にとってしまう。

面白いです。

ハイ。

関係ないけど、沢尻エリカの悪態ッぷりを見て、映画を見るのをやめたって人が多いらしいけど、それってやっぱりそこまでの魅力なんだろうな。

昔から、何か無茶してる人でもやっぱり圧倒的な才能があればやっていけてるもんな。

お姫様で行くなら中森明菜とか?
マァ、どうでもいいけど。

取り合えず今夜は、「キメラアント編」を読み直して寝よう。

この記事を見てみる  ⇒
2007年10月3日 16:19 CAT :

育てば泣ける逸話の話

福本伸行の「最強伝説 黒沢」読んでチョッと泣いてしまった。

あの漫画。

何だか、社会に出て時間が立てばたつほど心に来るものがあるようだ。

初めて読んだのは、大学生の頃。

あの頃はまだそんなに色々経験してなかったからだろうな。

「普通に良いお話」で片付けられたのは。

今は何だか凄く泣けてくる。

黒沢を応援したくなる。

コレからもっと時間が経てばもっと、泣けてくるかもしれない。

大事にいつまでも手元においておきたい作品です。

って事で、感銘を受けて(かどうか知らんけど)1ヵ月ぶりに「超ニュースチョクホー」書きました。

また、気が向いたら読んでください。

そろそろだい2部も佳境なんで。

この記事を見てみる  ⇒
2007年9月17日 1:51 CAT :

極めし頂点ははるかかなた

「PAPUWA」の新刊をやっと読み終えました。

で、ぶっちゃけコレまでのストーリーを忘れかけてたんで、もう一度1巻から読み直した。

そのまま、昔に戻って「南国少年パプワくん」まで戻って、再び1巻から読み進めた。

ついさっきその全てを読み終えた所。

で思った事。

柴田亜美は間違いなく「南国少年パプワくん」のラスト付近がピークだ。

絵的にも。

ストーリー的にも。

「南国少年パプワくん」の方が圧倒的に面白い。

そして、圧倒的に絵がステキ。

何か「PAPUWA」はもうこなれて来たと言うか、一定に決まった絵柄を並べてるだけだけど、「南国少年パプワくん」は1個1個の絵が凄く生き生きしてる。

柴田亜美の中で、生まれたばかりの絵が生き生きと描かれてる。

話自体の完成度も、間延びしてないし、それでいて分かりやすいし凄い。

凄い面白い。

(悔しいけど)
雑誌の都合上、終わらせてくれないとかそういう事情もあるのかもしれないけど、何かチョッと最近の作風は・・・どうなんだろうって思う。

モノを作るって事は全てをぶつける行為なんだから、その時々の自分を物凄いリアルに映し出してしまう。

最近はきっと、こなれてきたんだろうな。

柴田亜美・・・大好きです。

メジャー所から「あやかし天馬」とかその辺のマニアックなトコまで持ってます。

読んでます。

何だかんだ言いながら「PAPUWA」の新刊待ちわびてます。

取り合えず今日からは、天才的な絵を描く「しりあがり寿」の「弥次喜多 in DEEP」を読みます。

この人のマンガ読んでたら、絵を描くことを辞めたくなってくる。

圧倒的な才能って言うものを、見せ付けられる。

でも面白い。

名作だ。

チクショー!!

この記事を見てみる  ⇒
2007年8月14日 2:41 CAT :

大完結

「G」がついに完結しました。

描き始めてから5年。

よもや簡潔まで書ききれると思ってなかったし、感激もひとしおってヤツです。

ハイ。

考えてみれば、「G」自体のネタを思いついたのは(と言うか初めてそのタイトルの名前が出てくるのは)「First End」を描いてた中学生の頃。

そう考えると構想10年にもなる超大作だったわけだ。

と言っても、当初予定していたストーリーとは全然変わってしまったし、ラストも急遽思いついたやつに変更になったし、フラフラとした作品になってしまった。

実は、マンガの長編で完結したものってまだ6作目(クワニータとマリオネットを入れても)。

意外と少ない。

何だかんだ言っても、1つの作品を作り上げてそれを完結させることって凄く大変。

今回も最後の方は色々と悩んだ。

でも、いい作品がかけて満足満足。

バンドもマンガも一区切りしたし、次は沼レコホームページのリニューアルでもしようかな。

この記事を見てみる  ⇒
2007年7月1日 23:21 CAT :

クワニータの源流

究極のオナニー話をしようか。

もう2年前になる。

オレが個人的にかなり思い入れのある「クワニータ」って言うマンガを書ききったのは・・・前にどこかで書いたかも知れないけども、このクワニータを書くきっかけになったのは、アフリカで今もなお続く「女性器切除」の風習。

それを見てて、それが例え国のためであろうとも、神のためであろうとも、盲心的に悪習に習っていたら人は幸せになれないとか調子に乗った事を考え始め、結果あんな話が出来上がったわけです。

その「女性器切除」の内容。

話を作った中学生当時は、ナママンを見た事なかったのも手伝って、イマイチどう言う事なのか分からなかった。

童貞だったし。

でもひょんな事から知ってしまいました。

「女性器切除」。

そして今なら分かる、そのエグサが・・・

分かりやすく言うと、クリトリスを切り落とすって事だったみたい・・・そうする事で女がセックスが気持よくなくなって、不貞を働かなくなるとか、男の支配下における、性欲をコントロール出来るようになるんですと。

どSなオレもさすがに引くわ。

やりすぎです。

それどころか酷い所になると、処女を守るためついでに穴を縫ってしまうとか。

それを開ける権利があるのは、結婚した相手だけ。

もちろん長い間に肉と同化した糸をのけるとなると、そんなもの処女喪失の痛さの比じゃないと思うけど・・・泣き叫ぶ女を押さえ付けてそれが出来ないと、男としての面目が立たないんだと・・・

意味がよく分からんけど、酷過ぎると思う。

結局の所、男尊女卑の究極系なんだろうな・・・

クワニータの元ネタは物凄い風習だった。

取り合えずオレが言いたいのは、オレも嫁も、そんな所に産まれなくて良かったって事です。

申し訳ないけど。

この記事を見てみる  ⇒
2007年6月17日 11:56 CAT :

梅図かずおの漂流教室のネタバレになってます

最近梅図かずおのマンガと言えば、人間の内面的なホラーの凄さを再認識。

そっち方面の素晴らしさにばっかり注目してた。

そんな中、「フューチューイズネクスト」に触発されて「漂流教室」を読み直した。

やっぱり、抜群に恐ろしい。

心理描写はもちろん事、世界観や設定も物凄く恐ろしい。

それは「狂四郎2030」ばりにリアルで危険なSF感に基づいて描かれている。

ネタバレになるけど、例えば雨が降らなくなったり、気温が上昇したりする異常気象が起こるっていう話なんか、もう今すでに起こっている事だし。

近い将来確実に来るのかも知れないと本気で考えてしまうそのリアルな世界観には、いつになっても恐怖を感じてしまう。

そしてあの終わり方は最高に素晴らしい。

多分アレを超えるラストはないと思う。

作者本人もアレしかないと考えたんだろうな。

素晴らしく、しかも何か感動して号泣しそうになる。

本当の幸せとは何なのか?多面的な視野が必要になるだろうどんでん返しでした。

詳しくは、自分で読むことをオススメします。

思えば始めてあのマンガを読んだ時には、怖くて夜寝られなかったな。

アレは小学生の時か?と言うか、死体の肉を食べたりするマンガがサンデーで連載されてたんだからすごい時代だったよな。

関係ないけど、オレがゲジゲジに対してゴキブリとかその辺の虫以上に恐怖を抱く理由は、この漂流教室にあった事に今回気が付いた。

あの怪虫。

アイツのトラウマなんだろうな。

ホント、ゲジゲジだけは絶対に怖いのは。

ゴキブリに対して恐怖感は無いけど、ゲジゲジは怖いもん。

トラウマを発見してしまった。

この記事を見てみる  ⇒
2007年6月15日 18:19 CAT :

全人類絶滅計画

ヒューチューイズワールド

少し前に話題になった「フューチャーイズワールド」の単行本を見つけたので即買いしました。

メッチャ面白い。

発想が何とも理にかなってる。

そりゃあ、専門家が集まって作ったんだからそうもなるだろうけど、それにしても面白かった。

昔、初めて「漂流教室」を読んだ時に、未来の世界に恐れおののいたけど、その感覚に近い面白さだったと思う。

最近買ったマンガの中ではピカイチ刺激された作品でしたとさ。

この記事を見てみる  ⇒
2007年6月8日 9:18 CAT :

がかまんがかまんがか

いよいよ「NHKにようこそ」が最終回だって。

で、その最終巻が7月に発売だそうです。

小説のほうは読んでないからマンガ版の話になるんだけど、この話にはやられたなぁ~・・・一見荒唐無稽でハチャメチャなんだけど、(と言うか、引きこもりネタでハチャメチャしないと、読者が退屈するわな)何だかんだで、心理描写とかは結構なものだと思う。

そうか~そうやって、心理描写のリアリティを追求していく事でひとつのエンターテイメントになりえるんだと、改めて勉強させてもらった作品だったなぁ~。

やっぱり、一人の人が作るわけだから、キャラクターの心理描写もどうしても、都合のいいものになり易い。

そんな中、よく描けたもんだ。

たぶん作者側の方じゃあ、勝手に動き出したキャラクターたちのせいで破綻しかけるストーリーを修正するのに必死だったんだろうな。

物語は生き物。

さて、関係ないんだけど、その「NHKにようこそ」を読む直前にオレは「ドラゴンボール」を読み直してた。

で、思ったこと。

鳥山明ってすごすぎる!!!
別に「NHK」描いてる大岩さんがダメな訳じゃない。

でも、ドラゴンボール読んでて、パッと「NHK」に流れると、どうしても作画の差が気になってしまう。

と言うか、あのドラゴンボールの絵はおかしい。

同じ人間が描いたものとは思えない。

ワンピースが今じゃあすごい事になってるけど、やっぱり、線のきれいさ、構図、カメラワークやキャラクターデザイン、キャラクターのポージング等など全てが桁違い。

それでいて、ストーリーも面白いなんて・・・

オレは基本的にメジャーなものより、マニアックなものが好きなんだけど、やっぱり凄いものは凄いって事で落ち着きます。

ホント。

ドメジャーなドラゴンボールを読んでて思ったこと。

・・・アレ?「NHK」はどこに行った?
いや、「NHK」も素晴らしい漫画なんですよ。

この記事を見てみる  ⇒
2007年5月21日 10:58 CAT :

漫・画太郎とツッパリ桃太郎

オレが2001年位から描き続けてるマンガ「G」ってのがあるんだけれども、そいつがいよいよ描き終わりそうになってる。

あと少しで終わりって所で、仕事に行き出したんで、それ以降は月に1話しか描けなくなってしまってるんだけど、それでも夏までには完結予定(何事もなくこのペースで描き続ければ)
考えてみれば、コレまでたくさんマンガを描いてきたけど、長い事書き続けてて、きちんと最後まで描き切れた作品って実は「ニュースチョクホー」と「ランナウェイデイズ」位しかない。

そうなんだよな。

意外と長編マンガって描いてないんだよな~そう考えると、ますますちゃんと最後まで描ききらないととか思ってるんだけど・・・

その後に、もう1つ最後まできちんと描ききりたい「US」って話もあるんだけど、こいつは、まだまだ先が長い。

今の段階の予定でも、今の所最長の「ランナウェイデイズ」を超えることは間違いない。

今のペースで描くのなら、一体完結するのはいつになる事やら・・・

マァ、気長にいきます。

気長にね。

今日はオナニー話だな。

こりゃ。

この記事を見てみる  ⇒
2007年5月13日 0:32 CAT :

んなアホな~夕暮れ時より嘘を込めて

手塚治虫特集をNHKでやってた。

1986年の番組みたいだけど・・・オレの好きな「1986年への旅立ち」って言う短編の執筆活動に密着する感じと平行しながら、「アドルフに告ぐ」の構想やら、原稿かいてる様子やらをやってた。

マンガかも目指してたオレにとって文字通りの神様な手塚治虫。

やっぱり凄すぎる。

とにかく何より、オレが大好きなマンガを描いてる映像が見れたことにまず感激。

生きてて良かった。

ん~生原稿をぜひ見てみたい。

ホント素晴らしかった~

この記事を見てみる  ⇒
2006年12月3日 22:10 CAT :

黒沢完結からの流れ

福本伸行著の「最強伝説黒沢」がついに完結を迎えた。

 
この「最強伝説黒沢」は、これまでの福本作品とは一線を画す感じの名作だったような気がする。

(似たようなヤツに、「無頼伝 涯」ってのも有るけど、アレは重苦しくて暗い所を前面に押し出してたし、結局最後まで何の救いもなかったからやっぱり違う。

あくまでも従来通りの福本マンガだと思う。)
福本伸行といえば、まず始めに思い浮かぶのが「博打」だろうなぁ~。

それを人間の裏側の汚い部分と絡めて描写していく。

その心理戦の緊迫感が他に類を見ないくらいに最高なマンガ家。

そんなもんかな。

ちょっと持ち上げすぎな気もするけど・・・

なのにこの黒沢じゃあ、どっちかと言うと、1人の普通の男(カイジやアカギみたいなのじゃなくてあくまで普通の)の生き様をギャグタッチで綴っていくと言う異色作。

実験色が何気に強かったのかも知れないけど、その意味でなら大成功だったと思う。

いやホントに凄く良かった。

最後、どうなるかはネタバレなんで伏せとくけど、凄く感動した。

福本マンガなのに感動した。

何と言うか、一言で言うなら「グミチョコ~中年版~」。

そんな感じが良いと思う。

そのくらい感動した。

もし興味が出たら読んで見てもいいと思う。

後悔はしないと思うから。

泣き顔のとしこ

(↑)まだパソパソが復旧しない模様なので、昔パソパソで描いた絵でも載せておこう。

いわゆる抽象画ってヤツになるんだろうか?タイトルは「泣き顔のとしこ」

この記事を見てみる  ⇒
2006年12月1日 3:51 CAT :

絵と本文には何の関連性も見出せません宣言

今日起こる事が分からないから人間は今日を生きていけるんだと思う。

もし今日何が起こるかを分かってしまったら、果たして人間はその1日をどう過ごすんだろう?
そんな疑問から広がっていった話が今描いてる「G」って言う漫画です。

このマンガ。

別に誰かに見せようとかそういう意思で描いた「クワニータ」とかとはまったく別物で、その時々の自分を残すために描いてるもの。

だから、この小学生の時から描いてるマンガ達はほとんどの人に見せた事がないし、見せる事もないと思う。

そんなものをネタにして記事書いてどうするのか良く分からないけど、取り合えず、ここに度々出てくるマンガってのは、ほとんどそのマンガの事です。

・・・って事ですよ。

関係無いけど、最近「エンタの神様」に出てきだした「ですよ。」はまた、壮絶な感じですよ~。

・・・あい。

とぅいまてぇ~ん。

人脈と首輪

三国志に出てくる武将の呉懿。

その圧倒的な武将登用の成功率から「人事神」をオレの中で呼ばれる男。

・・・もちろん、KOEI版の話ですよ。

しかもⅣとかⅤとかその辺の・・・

この記事を見てみる  ⇒
2006年11月11日 20:47 CAT :

過去のことを英語でpastと叫べばいいじゃないか

いよいよ「G」も完結に近づいてきたので、過去にオレが描いた「ランナウェイデイズ」のラストでも読み直して、過去と今ってのを見比べてみよう。

そんな企画が今日催された。

つっても、全部自分で描いたマンガと言う何とも小規模かつ個人的なイベントではあるのだけれど・・・

・「ランナウェイデイズ」
 全2460ページ 110話
 描いてた期間 1999~2001
・「G」
 現在960ぺージ 59話
 描いてた期間 2002~2006(まだ終わってないけど・・・)
とマァ、スケール的には完全に敗北してる。

内容的にも、どうやったらこんなの描けるんだ?って自分で言うのもなんだけど、言わずににはいれない位しっかりと出来ている。

絵だけは今の方がまだ見られるんだけど、それでも、完全に敗北だよ。

どうも、昔の方が圧倒的に面白いものを作れていたみたい。

やっぱり子どもの頃の方が天才的なんだろうな。

誰でも。

大人になって、いらん技術だけ身につけて行ってる自分が何か悲しい。

そんな小雨の降る夜でした。

この記事を見てみる  ⇒
2006年11月6日 18:35 CAT :

神様実在神様様

前に言った事あるかもしれないけど、オレは手塚治虫が大好き。

家には100や200冊くらい単行本がある。

と言ってもマァ、それでも手塚作品のほんの一部で、読んでも読んでも読んでないのがあると言うのが現状なんだけど・・・その作品の量もスゴイっちゃ凄い。

人が1人生の間に描ける量じゃない。

でも、そんな事よりももっと素晴らしいくて凄いのは、手塚マンガ全てに共通する普遍的なテーマ「命」に尽きると思う。

最近の何が言いたいんだか分からない上辺だけの適当な恋の歌ばかり作ってるバンドマンたちとは違って、明確なテーマと伝えたい事がそこには存在するんだって。

あの量とクオリティーの中でさえもなお。

昨日テレビでやってた(タイトルは分からないけど)手塚治虫特集の中で、手塚治虫が最後にやった講演のVTRが流れてた。

それを聞いたとき、もう何か涙がボロボロ出てきて凄い感激したんですよ。

去年に「夜回り先生」の講演を聞いた時よりも感動したと思う。

うまくは言えないんだけど、人生全てをかけて、マンガと言うものを通して、本当に訴えたかった事の全てがその公演内容には含まれてた。

あぁ~出来ればもう一度もっとしっかりと見たい。

ビデオとか撮ってるヤツいないかなぁ~
フリーハンドでまるの描けないオレには、手塚タッチは難しいもんだった・・・(↓)簡単そうで実は練りこまれたデザイン。

やっぱり天才だなぁ~
200611062041000.jpg

この記事を見てみる  ⇒
2006年10月29日 10:18 CAT :

爆音暴走オールナイトロング列島

価値観が違うから、新しい女が出来たから・・・と言って別れる事になった。

男は次の女と笑って、女は一人泣いていた。

どこまでも自分しか見えていない。

それが青春だというのなら、それまでなのかも知れないけど・・・

そして、その先に何を求めるんだろう?
根源はどこにあるんだろう?
取り敢えずは、そんな話。

・・・

・・・マンガの話だよ。

最近読んだ。

高橋ツトムの。

爆音列島だよ。

・・・一応解説。

関係無いけど、やっぱり「暗黒残酷劇場」は名盤だな。

この記事を見てみる  ⇒
2006年6月30日 2:18 CAT :

レイチェルイ南へ行く~セックスレス夫婦の場合~

久しぶりにマンガを描いた。

と言っても、前描いたやつの修正と、扉ページだけだけど。

でも・・・何て言うか、やっぱり楽しい。

って事で、描き終わってから、色んなトコを写真でパシャパシャ。

まずは、マンガを描いてる机。

(↓)ケシカスやらトーンの削りカスだらけ。

あと、ペンが散在してる。

関係ないけど、オレは、ペン軸にペン先をさして、墨汁をつけるタイプのGペンは使ってない。

と言うか、使いこなせないんで、万年筆のパチモンみたいなやつを使ってる。



んで、描いたマンガを置いてるベット。

(↓)マァ、原稿とスクリーントーンが入り混じって訳分からん事になってるけど。



で、今日描いた原稿。

(↓)うまく描けた~・・・と思うんだけど、どうかなぁ~?マァ、個人的には嬉しい嬉しい。

んで、もっと、絵がうまくなりたいよ~


で、今度こそ、ちゃんと投稿するんだ。

はぁ~ドキドキする。

この記事を見てみる  ⇒
2006年4月17日 13:45 CAT :

何かチョッとだけ

4コマ漫画の形でプチ日記みたいなのを付けようかと思ってます。

もう随分とマンガから遠ざかってしまったもんで、久々に少しだけでも帰ってこようかと・・・

と言っても、あんまり負担になるやつじゃあ続かないんで、4コマ漫画の形にして見た。

その日1日を1コマで表現するってのもおもろいと思うけど、マァ暫くはこれでやってみますわ。

4コマ漫画・・・

と言っても、4つのコマに物語全てをブチ込んで行くと言う、漫画の形式では最高難度の形式。

オレは昔、ニュースチョクホーって言う漫画を描いてた時に(厳密にはまだ描いてるけど)その空きページでチョッと描いたくらいと・・・あ~あと高校の頃に、学校新聞で描いてたな・・・そんなもんですわ。

だからチョッと楽しみ。

それにこれでうまくなれば、漫画を描く力もピロリロリーンとレベルアップするはず・・・

ただ買って2日未だゼロページ・・・(-_-;)

この記事を見てみる  ⇒
2006年1月6日 1:07 CAT :

やってくれましたね・・・

今日はオレの運命の日・・・になるはずだった。

でも、またやってしまいました。

ぎりぎりまで先延ばしにして、直前で失敗って言う最悪のパターン。

仕事ちゃんと出来るんだろか・・・オレ・・・

いやね。

何って、今日オレは一年間書いてきたマンガ「クワニータ」を大好きな「アフタヌーン」って雑誌の「四季賞」に投稿しようとしてたんですよ。

んで、雑誌見て確認したら「1月5日必着」・・・ん?!今日必着ですと~!!!!!!!!!!!!!!!!!・・・って事はあれか、もう締め切り過ぎてるって事か・・・メッチャショック。

マァ、今から新幹線で東京の講談社まで直接持ち込めば間に合うけど・・・さすがにそんな気力は無い。

やってしまった。

結果、三ヵ月後にある夏のコンテストまで先延ばしする事に。

他の雑誌に・・・って事も考えたんだけど、オレが好きなのは(って言うか作風的にも)「アフタヌーン」なんだ!!そこに浮気はしないんです。

あぁ~しかし、何のために彼女と遊ぶ時間削ってまで描いたんだか・・・今度はしっかり覚えておこう。

必着なんだ!!「アフタヌーン」は!!
でも、そうネガティブに考えていても仕方が無い。

って事で考えた。

「四季賞」の面白い所は「一人何作でも応募可」って事。

そこで、これまで書き溜めた短編の「扉」「霊」(どちらも10ページほど)、さらに長編として「クワニータ」(180ページほど)んで、中編として「亜界」(50ページほど)の三つを投稿したれ!!って事にした。

まさに、「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」。

まだ三ヶ月もあるんで、その中で一番昔に描いた(と言うか一番下手な)「亜界」をもう一度頭から描き直す事に。

もうこれで一個も引っかからなかったら、オレに漫画の才能は無かったって事でいい。

だって、言い訳できないよ。

コレ。

もう後ストックは
、長々した普通のストーリーもの(最低でも2000ページ以上)しかないもん。

短編は全て出し切り。

マァ、そうやって物事は前向きに考えていきましょうや~

この記事を見てみる  ⇒
2005年11月18日 18:23 CAT :

「グミチョコ」完結

「グミ・チョコレート・パイン」のマンガ版の最終巻を買った。

何しか年1ペースでの刊行なので、ズーッと辟易しながら待ってた最終巻。

ホントに楽しみだったんですよ。

小説も「パイン編」で終わってしまって、マンガも今回で終わってしまうかと思うと、凄く残念・・・でも、何かまた続編を書くかもしれないとの事なので、またケンゾーや美甘子と会える日を心待ちにしましょう。

・・・ね。

んで、内容なんだけど・・・ネタバレは厳禁なんで詳しくは伏せるけど、メ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッチャ良かった。

ほぼオリジナルストーリーになっちゃってたから、最後どうするのかと思いきや、納得そして感動の終わり方。

もしかしたら「マンガ版」の方が良いという人も結構いるのでは・・・と思うほど素晴らしい。

だって、×××が○○○になって、□□□の◎◎◎が▲▼×になったかと思うと、×●□が●▲□になるんだもん。

そりゃあ、感動するって。

いや、ホント素晴らしかった。

ちょっとでも気になる人は是非読んでみて下さいな。

絶対後悔は無いと思う。

馬忠は聞いて後悔しない日は無いと思う。

この記事を見てみる  ⇒
2005年11月16日 12:43 CAT :

古の事

何か久しぶりに、昔書いた「US」と「G」をペラペラと読み直した。

・・・う~ん。

やっぱりそんなに悪くないと思うんだけどなぁ~。

いやいや、面白いよ。

絵は今の方がいいと思うんだけど、コマ割とか展開はあの頃の方が良いような気がする。

頑張ってあの頃のと、今のを合わせられたらもっと面白くなるんだろうなぁ~

この記事を見てみる  ⇒
2005年11月11日 0:41 CAT :

マンガマンガマンガ一日

朝から今日はマンガの日って決めてたんで、その通りにマンガばっかり書いていた。

気がつけば15時間以上・・・今日一日で11月分のノルマほとんど書き上げてしまった。

と言っても、まだ仕上げとかは残ってるけど。

って事は繰上げで今月中に最終話まで書き上げてしまって、来月からはブーブーとやってる方のマンガに力を注いだりしてみようか。

関係ないけど、「バクヲ」を2、3日中に完結させます。

んで、実は今新作の小説を書いていたりして・・・マァ、適当に待ってて下さいな。

この記事を見てみる  ⇒
2005年11月8日 17:04 CAT :

ひび割れた指

いよいよ「クワニータ」が描きあがってしまいそう。

今日、第10話『血の時代』の下書きが全部終わりました。

あとはこれを仕上げれば、本当に最終話だけ。

ここまで来ちゃったかぁ~。

ってなると酷く感慨深くなったりして~・・・

この記事を見てみる  ⇒
2005年10月29日 0:13 CAT :

チャレンジ一年生

「クワニータ」のマンガを描き始めて早1年。

いよいよ後2話で完結という所まで着ました。

130ページ以上の長編。

まぁ、予想よりは少し短くなりそうだけど、ついに完成かと思うと失禁しそうになる。

・・・終わってしまう。

そこに、酷く不安を覚えたオレは、今更になって新プロジェクトを始める事にしました。

まったくの新作を描く。

しかも、今回は1人ではなく、オレと一緒によくキモイ話をしていた「ブーブー」との合作で。

ネタ(っつ~か原作)はオレが考えて、それをブーブーがネームにきる。

(ちなみ「ブーブー」ネーム中、オレはクワニータの執筆をしてるんだけど・・・)んで、そのネームを元に二人で作画をする。

と言う、何と言うか・・・いやね、テレビで「CLAMP」の特集やってんのを見て、何人かで描くのも悪くないかなぁ~と思ったわけですよ。

二人のペンネームは「茹でた孫」にしようって言ったら即却下されました。

もちろん完成した暁には投稿。

漫画家デビューを目指しますよ。

今日は、ネーム作り。

しかしまぁ、二人で話し合いながらやってるといちいち躓いて考えて、練り直してするから、なかなか進まね~の。

でも、その分満足のいくとこまで、ネームを練れるから凄いのが出来るかもしれない。

そう考えると、また楽しみなことが増えてしまった。

良かったよ良かった。

この記事を見てみる  ⇒