- 2025年12月4日 10:07 CAT :
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悲しみは絶望じゃなくて明日のマニフェスト
日本の閉鎖的な村社会を題材にした作品をずっと描きたいと思ってた。
貸本時代前後くらいの、水木しげる、つげ義春、日野日出志と言った大先生の作品のような・・・息苦しい村社会を。
ただ、「蔵六の奇病」と言う作品を読んで、これ以上の物語などどう考えても作れる訳がない。と諦めた。
「蔵六の奇病」を読んだ時の衝撃と絶望感は本当に凄まじかったんだよ。
ところが10年チョッと前に、犬神サアカス團の「恐山」と言うアルバムを聴いた時、その考え方はマルっとと変わってしまった。
そのアルバムでは、オレの思い描いてた息苦しいような閉鎖的な村社会が現代社会と照らし合わせる事で全く新しい世界観として表現されていた。
この方向からのアプローチがあったのかと言う衝撃と、表現方法の多様性に何だか不思議な感動を覚えた。
で、それから10年間ほど、モヤモヤと構想をモヤモヤと考えていたんだけど、何となくそれが形になり始めている気がする。
今描いている「風を切る日々」を描き終わった後には、同じく中学時代に描いてた「first end」と言う物語をリメイクした「始まりは終末」を描こうと思ってる。
この物語と前述の閉鎖的な村社会が上手く融合しそうな気がするんだよなぁ。
実際上手くいくかは分からない。
上手くいかない可能性の方が多分高い。
でも、これは漫画描き始めた当初からずっと描きたかったテーマの一つなので、どうしてもやってみたいんだよ。
と言う事で、少しずつだけど新作「始まりは終末」のプロットの制作も進めております。
出来れば「風を切る日々」を完結させるまでに50話分くらいのネームが出来ていると理想なんだけどなぁ。
描きたい物語は本当に尽きない。
時間さえ許してくれるなら、ずっと妄想の世界にこもりたい訳でございます。

中学生の頃に描いていた「first end」・・・を10年位前に描き直した時のヤツ。
この絵のシーンを描く事になるのは一体何年先なのやら。
たぶん、「始まりは終末」の第30話くらいの1シーンになるだろうと思うけども・・・
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「志茂田さんマンガ堂」カテゴリーアーカイブ
- 2025年11月23日 12:12 CAT :
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頭に組み込んだ他人の思い出が傷のように痛みだし 蟲のように蠢いている
「ひとときの暗がり」を執筆するために、高校時代に書いた演劇の台本を引っ張り出してきました。
いやしかし・・・拙い。拙すぎるぞ。ジョジョォおおお!
こんなものを人前で公演していたのかと思うと、頭おかしいんじゃねぇの?と思ってしまうほどに拙い。
あな恥ずかしや。
それでもあの頃は、ホントに命を削る勢いで書いていた訳で、それを否定するのもどうかと思うんだよ。
だから、これで良いんだ。
そんな可哀そうな目で憐れんでくださりますな。
(↓)これは人生初の自主公演で4人と言う絶望的動員を記録した「M・M~そしてRは除く」の台本。

演出してる間ずっと握ってたので、当時の汗とか手垢とか、その他の色んな体液がこびりついてる。
ペラッとめくってみると、自分でやった演出を忘れないように、セリフの前後に書き込みまくってた。

いや。ホント一生懸命やってたんですよ。
で、チョッとネタバレになるけど、県民ホールで公演することになる「トラップ」の台本もあった。

この台本が出来上がる過程については、また「ひとときの暗がり」の方でツラツラ書くと思うけど、今思い出してもやっぱりなかなかどうして納得がいかない。
どんなもんだったかなと読み返してみると、まぁ反吐が出る感じですよね。
絶対オレだったらこんなセリフは書かないという所が多々ある。
こんな学校の先生が喜びそうな表現をオレが書く訳ねぇだろうが。
じゃあ誰が書いたって・・・そりゃあねぇ。まぁその辺の詳細についてはまた小説の方で吐き出しますよ。
他に、この後の物語で出てくるだろう「out fo control」や「サノバビッチ」、「ナルシストカンパニー」も出てきたんだけど、その辺りについては今は割愛しておこう。
あと、高校時代に書いて漫研に寄稿した「ブランコNo1」と言う漫画が載ってる漫研の季刊誌も出てきた。

こんな絵でも当時は頑張って描いていたんだよ。
何か鎖を握ってる手が大変なことになってる気がするけども。
一応、トーンまで貼っておりました。
あんまり記憶にないけど、それでも丁寧な作画をしたかったんだとは思う。
ブランキングと言うブランコに変な乗り方をする競技で世界を目指す少女の物語。
どうでも良いけど、この漫画の主人公の少女のモデルは守山部長だったような気がする。と言うか、作中で「初恋の人をモデルにしている作者の心情の方が心配であります」って言うナレーションが入っていた。
痛いとか言うレベルじゃねぇよ。まぢで。
他にも、「TWO M」とか「風を切る日々」の元ネタ「ランナウェイデイズ」のスピンオフ「ノエルストーリー」とか書いた気がするんだけど、その冊子は見当たらなかった。
またその内どこかから出てくるかもしれないので、その時にはまたご紹介しましょうね。
黒歴史を自分から晒していくスタイル。
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- 2025年11月19日 12:12 CAT :
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マザーグース その2
タイトルが「やみ。」となっていたので、「やみ。世界」と言うこれから描くだろう漫画のネタかなと思ったんだけど、読んでみると多分違う。
これは10年くらい前に作ったアルバム「王道軽傷」に収録した楽曲「f分の1揺らぎにあわせて奏でる発狂者のメロディー」の元ネタになった奴だと思う。
色々残しておくもんだな。
ちなみに、これを書いていた日付は2012年3月23日だったので珍しく、比較的短期間で形にしたものっぽいです。
そう言えば、「f分の1揺らぎにあわせて奏でる発狂者のメロディー」は何でか以前、バンドの歌詞を載せていた「脛毛おうじょと巨乳じいや」には載せてなかったみたい。
何でだろう。
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人生に絶望したその時が、たまたま雨の降る夜だったとすれば、あなたは、何よりも幸運でしょう。
ましてや、季節が秋なら、窓をあけ、しずしずと落ちてくる雨の音に耳を傾けてみるよりほかに、その傷ついた心を癒すことのできる手段など、実はありもしないのです。
笑む瞳の奥にあるやみはドロリと溶けて纏わりつく。
拭い拭っても離れはせずに脳髄奥まで沈み込み行く。
そして、f分の一揺らぎの嘘。

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- 2025年11月18日 12:12 CAT :
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結局怖い話なのか疑問に思いつつも突き進む不動産売買であった悲喜交々~その8
一応月に1話と言うペースでは執筆できているけど、出来れば今年中に完結させたい。
その為には、あと2話を年内に・・・描けるかな。
ぶっちゃけると、この「不動産売買であった怖い話」は1日あれば描ける。
作画コストを極限まで落としてるんだ。
ネームさえ出来ればすぐ描けるんだよ。
でも、このネーム作業が物凄い苦痛・・・「風を切る日々」とか「ひとときの暗がり」は物語を考える時が一番楽しいのに、この「不動産売買であった怖い話」はこの作業が物凄い苦痛。
当時の事を思い出しただけで胸がきゅ~ってなるんですよ。
それでも書き出した限りはちゃんと最後まで描くけどな。
って言うか、こんなもの来年まで持ち込むもんじゃねえんだよ。
まぁそんな感じで、あんまり意味ないかもしれないけど、少しでも多くの人が被害にあわないように願いつつ、今日も今日とて書いていきます。
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
今回はこちら。

多分この漫画が完結した時にはあとがきとか描くかもしれなくて、そこで同じことを書くかもしれないけど・・・と前置きした上で。
当たり前だけど、この物語はオレに実際に起こった出来事を元にはしてるけど、「ひとときの暗がり」とは違って100%事実ではない。
色々と脚色をしてる。
その理由はいくつかある。
それは、実際に社会活動をしている色んな人が出てくるという事が大きい。
どこまでが脚色で、どこが事実なのか。みたいなことをここで詳細には書かないけれども。
そんな事は分かり切ってるよ。と思いながら、ゲラゲラと読んで貰えれば、おっちゃんは本望なんでございますよ。
で。た。
今回の話。
まぁ(↑)の通りどこまでが真実なのかはあえて言及しないけど、本当に不動産業界って恐ろしい・・・って思った。
隙を見せるとあっという間に食い物にされるというか、自分たちが消えてしまうという修羅の業界なのかもしれない。
そんなところで何十年も戦ってきた老練の社長さんに、契約書のリーガルチェックも知らないクソガキが喧嘩売るとか、そもそも勝ち目のない戦いだったんだなと、今になって思っております。
これからの人生において、もう経験することのないような事をたくさん経験できたという意味で、本当に面白かったとは思う。
ホントに二度と経験したくないけれども。
そんな感じで、完結まであと2回。
裁判の終結を見守っていただけますと、本当に心から感謝します。
それではまた次回に。

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- 2025年11月8日 12:12 CAT :
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マザーグース~その1
久々に「風を切る日々」の設定を見直したくて、連載はじめた頃に使用していたevernoteにログインしてみた。
そこには「マザーグースノート」と言う名前でカテゴライズされたいくつかの物語が残っていた。
読んでいるとあんまり内容的に記憶にはないんだけど、その中の一つをコピペして、水増ししておきます。
多分、「Gの世界」の八神兄弟の過去で使ったネタの原型がこれだったのかと・・・
探せば色々出てくるね。
ちなみにこの話を書いた日付は2013年5月になっておりました。
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唐突に母親の出て行った薄ら寒い部屋の中。
取り残されたのは、年齢3歳の男の子と月齢3ヶ月の女の子でした。
まだ、鍵のかかったドアを開けることさえ出来ない2人は、
いつ戻るやも知れない寡婦の母親を待ち続けました。次第に衰弱していく月齢3ヶ月の女の子に対してどうすれば良いのか分からない年齢3歳の男の子。
カビの生えた食パンを水にひたし、女の子に食べさせようとしたのですが、
月齢3ヶ月を回ったばかりの女の子にそれを食べる事などできるはずも無く、
そうして、静かに女の子は息を引き取りました。「死ぬ」と言う事さえまだ理解できない男の子は、
女の子が眠っているだけだと思い、
わずかに残る体力で女の子を抱き上げ、ゆりかごの様に揺らしながら
かつて、母親に歌ってもらった子守唄をうろ覚えながら歌い続けました。それから2日後、その子守唄が聞こえなくなった薄ら寒い部屋の中で、
死んだ女の子を優しく抱きとめ、餓死している男の子が発見されました。================================================
この頃は「子宮に沈める」を見てないし、モデルになった事件の事知らなかったと思うんだけどなぁ~
「誰も知らない」の方は見ていたかもしれないし、それを少し改変して物語にしようとしたのかも知れない。
もう10年以上前の事なので記憶は定かではないんだよね。
他にも結構な量のどうしようもない文章が発掘できたので、ここでチョクチョク載せて水増ししていきます。
・・・多分・・・

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- 2025年11月7日 12:12 CAT :
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手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その18
「風を切る日々」の第4部のプロットを色々考えているんだけど、何となく宙ぶらりん。
第3部の話を終わらせないと何か次に進みづらいぞ。コンチクショーと言う訳でございます。
はい。
と言う事で、チョッと早いけど更新してやった感じ。
そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
今回はこちら。

前回のこの話でも触れたけど、第3部を始めたのは2018年の事らしく、最終話までにかかった時間は何と7年・・・
7年ですと。
途中休止期間がまぁまぁあるにしても、それはないよなぁと言う気持ちと、それでも最後まで描き切れてよかったぁ~と言う気持ちが混在しております。
第4部は物語自体のボリュームでは第3部より長いんだけど、作画期間は7年かからないようにしたい・・・出来るかどうかは分からないけど、思う事が大切なんですよ。

って、ケイさんも言っているので。
物語自体は「さて、最終決戦に向かいますよ」という前振りで終わりなんだけど、個人的にはかなり感無量。
一区切りついた気持ちでいる。
この後の物語について、元ネタの「ランナウェイデイズ」の方にどれだけ沿わせようかなと言う所を、色々考えているところでございます。
取り合えず、来年1年分のプロットはほぼ元ネタ通りに展開するんだけど、そこから後をね・・・どうしようかなと。
そのまま描いても良いんだけど、考えてるとどんどん面白そうな展開が浮かんでくるんですよ。
止めどないその展開を整合性が破綻しないレベルでどこまで掬い取れるかと言う感じ。
この物語を妄想してる時がね、一番楽しいんだよ。まぢで。
あと最後に、今回の更新時にお礼絵を更新し忘れてしまってて、せっかく更新後すぐにコメント頂いた方に見せられなかったので、こっちに公開しておきます。
その人がこのブログ読んでるかは知らんけど。

25年前に描いた絵を同じような構図で25年後に描き直すという事が、すでにちょっとエモいですよね。とか勝手に思っておくよ。
第4部は出来るだけ早めに・・・出来れば、年明けには再開したいという所で。
show must go on!

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- 2025年11月3日 12:12 CAT :
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あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その37
目標だった20話までの更新については、まぁ、もう無理しないで良いか。と言ういつもの感じになっております。
所謂、妥協案と言う奴ですな。
ここ最近の「ひとときの暗がり」は、1話につき6000文字ほどあるんですよ。
その文量を時間をかけて読んで貰ってる訳でございます。
時間も立派なコスト。
コストをかけてオレの文章を読んでもらっていると思うと、ただただ感謝しかない。
そしてそうなってくると、こっちの都合で頻繁に更新するのもいかがなものかと・・・とか、色々考えていたりしております。はい。
ただ、今年中に目標のところまで書き進めておこうとは思ってるよ。
と言う事で、来るべきその日まで少しでも多くの人を繋ぎ止めておきたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきますよぉ!
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
第43話 高校2年生(12)「ずっと会話」

こちらの話ですな。
今回、チョッと新しい試みと言うか、小説でこんなのありなのか?と思いつつ、ほぼ会話文だけと言うものをやってみた。
心理描写などを入れ込んでも良かったんだけど「○○をしつつ言った」とか「○○だと考えながら聞いていた」みたいな文章が頻出しそうな気がしてて、それはそれでどうなの?みたいな感じで悶々と考えていたわけですよ。
個人的には何か思ったよりいい感じになった気がする。
これが小説なのか?と言われると、微妙な気がするので毎回こんな感じにするのはダメだよなぁ~と思ってはいるので、まぁ、効果的になりそな展開の時に時々使う感じで。
多分・・・
あと、今回の話に関しては結構な部分で、キャラクターたちが勝手に色々口走ってて、実際あった事とは随分かけ離れてしまってたりする。
一応当時の日記には「『好きになるわけないって勝手に決めないでよ』ってどう言う意味だったんだろう・・・」って記述はあったので、この辺りは本当にあった事だと思う。
あんまり覚えてないけど・・・
まぁそんな感じで、そろそろキャラクターたちが勝手の暴走し始めておりますが、何とか事実に即しながらだましだまし描いていきたいもんですな。
と言う事で、最後に今回のお礼絵をば。

当時を説明するというコンテンツもそろそろ限界になってきた気がするので、新しい何かを探していこうかとも思ってたりしております。
それでは。
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- 2025年11月2日 12:12 CAT :
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リスクはつきものでダイス降るたびに消えていく命
「風を切る日々」の第4部を始めるにあたり、せっかくなのでメインの画像を変えたいよなと思ってた。
あと、ディルトンが出てきて、どんどんSFなネタも出てくるので、レビ達には少々ファンタジー強めな恰好をしてもらおうかと・・・
元々第3部の最初にもそれをやろうとしてたんだけど、メリエノ編終わった辺りで、思う所があって元に戻したんだよね。
それを仕切り直して第4部の最初からやってみようとかそんな感じ。
何で戻したのかって所はチョッと忘れてしまったんだけど、多分途中で「Gの世界」描いたりして、期間が空いたからその間に心変わりしたとかそんなとこだったと思う。
ただ・・・このファンタジーな服装と言うものが実に苦手。
全くと言っていいほど描けない。
色々四苦八苦しつつ、ファンタジー過ぎない程度にデザインを考えてみたのが(↓)の感じ。

ありか?
これはありなのか?
何かもっちゃりしてる気もする。
もう少しスタイリッシュに出来ないものかな・・・とも思うんだけど・・・オレのデザイン力ではこんなもんが限界かも知れない。
取り合えず、このイメージを元にして、カラー絵を描いてみよう。
こんな棒立ちの絵で判断なんかできない。
・・・
・・・・・
描いてみました(↓)


思ったより良い感じに描けたかもしれない。
もういいや。
これで行きましょう。
どうせ、戦いの中でボロボロになるからキレイなのなんて最初の方だけだしな。
そう言えば、ミデアが元々僧侶だったけど途中から武道家に転身して結果的にモンクになったって設定は本編で描いたっけ?
一応、魔法が使える格闘家と言う設定なので、こんな衣装にしました。
ライトはノエルの肩当を受け継ぎ、ケイと手に入れたアトゥムソードを装備。
アヤナはニナの帽子を受け継いだ。
みたいな感じでイメージしております。
レビは・・・分かんない。何か中二病心をくすぐるカッコいい感じを描きたかっただけだ。
作画カロリーそこまで高くないデザインだと思うんだけど・・・どうなんだろう・・・
作画始めてから後悔するのは避けたいなぁ~
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- 2025年10月31日 12:12 CAT :
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空模様の機嫌が悪いには近所をうろつきまわる
文章を読むと文章を書きたくなる。
漫画を読むと漫画を描きたくなる。
音楽を聴くとギターを弾きたくなる。
ではオレが本当にやりたい事は何なのか。
みたいなことをぼんやりと考えていた。
何もインプットしない状態でやる事は多分漫画を描く事のような気がする。
相当よいしょが無ければ、バンド活動とか演劇活動はしないと思う。
小説も・・・書かないだろうなぁ。
ブログと言うどうでも良い文章ですら、「よし書くぞ!」って決めるまでは年に数回しか更新してなかったし。
漫画だ。
漫画だよ。
これだけは、誰にも認められず、誰にも読まれなくても延々と数万ページを描き続けてきた。
惜しむらくは、漫画を描く才能が1ミリも備わってなかった事よ。
新都社で・・・と言うか、SNSをはじめとしたweb媒体全体で作品を発表してる人の多くが「承認欲求」に支配されているみたいな気がしてる。
コメントが欲しいとか、反応が欲しいとか・・・
その気持ちは物凄く分かる。
オレだって、アップした漫画にコメントが1件でもついてたら天にも昇るほどテンション上がりますもん。
ただ、オレはそもそも誰にも認められず、誰にも読まれないまま、ただオナニー感覚で延々漫画を描いてきたんですよ。
今は本当に良い時代だわ。
そんな悶々と描いたマンガを、誰かの目に留まるかも知れない所に発表することが出来るんだから。
読んでもらえる。
ともすれば、コメントを貰える。
何と素晴らしい環境なんでしょうね。
そんなモチベーションだから、どうしようもないクソ漫画を延々描き続けられるんです。
ネットでは、オレなんかよりはるかに才能ある人たちの面白い漫画を見かける。
なのに、その多くが「コメント(反応)が思ったよりもらえなかったから」と言う理由で、立ち消えになっているのが実に勿体ない。
そんなに承認欲求は大切か?
少なくともおっちゃんはその漫画の続きが読みたくてうずうずしているんだよ。
漫画を描く才能と同じくらい、最後まで描き切るという才能も重要なのかもしれない。
オレは何があっても最期まで描き切ってやるよ。
と思いつつ、命が尽きてしまったら、それは諦めるしかないか。

いつか見た、この最後の風景を描けるその日まで・・・
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- 2025年10月28日 12:12 CAT :
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手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その17
作画の方では最終話まで無事完成し、第4部の2026年中に描く予定の大まかなプロットが出来上がった。
今、第4部第1話「ランナウェイデイズの始まり」と言う話のネームを描いているところでございます。
順調に物語を紡ぎ出せている。
それがこんなにも心を躍らせるとは。やっぱり漫画描いてなんぼですよ。あたいの人生なんて。
そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
そう言えば、このイメージイラストも第4部前に刷新したいね。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
今回はこちら。
レビとライト再開の回。
レビとライトがメリエノで決別した回を描いたのが、2018年11月だったので、実に7年ぶりの再会と言うね。
いや、実際の物語の中ではそんなに長い時間ではないんだけども。

この時ですな。
中学生の頃に描いてた元ネタの方では、大決起集会後、バフィルに申し訳なさそうにライトがやってくるという感じだったんだけど、どうせならそこは派手にしてやれ。と言う事で、かなり大幅に変更して今回のような感じになりました。
後から読む感じでは、1話の中でレビの告白、ライトとの再会、ディルトン襲来と3つのイベントが発生しているので、詰め込み過ぎて取っ散らかってしまったか。とも思ったけど・・・
まぁ、それはそれで良いか。
詰め込めるだけ詰め込むは悪い事じゃないと信じておこう。
2人の再会の展開については、非常に良い感じに描けたと思っております。
・・・良かったよね?
まぁ、オレが「コレは良いぞぉ」って思う奴は、あんまり評価されない世界で生きているので、あんまり気にならなくなってきたけどな。
と言う事で、8年かかった第3部英雄記も、あと1話で終了と言う所まで気ましたよ。
最終話は少し早めに更新したいもんだ。
show must go on!

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- 2025年10月27日 12:12 CAT :
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出口が見えぬ細道で
何度かここで書いた事ある気もするんだけど、オレの描いている漫画の全体的な構成と言うのは中学生の頃に作ったものなんだよね。
世界の陰謀論などにどっぷりつかりまくった挙句、世界の歴史の裏には悪意に満ちた陰謀があるはずだ。と信じて疑わなかった。
そんな中坊のオレが、ツラツラと膨らませた妄想。
その宇宙の物語を部分的に切り取って小出し小出しに出しているのが、今描いている漫画と言う訳でございます。
オレの漫画を読んでくれている奇特な方はご存じかも知れないけど、全ての物語が一つに繋がってる。
時間、場所は違えども全て同じ世界での話。
そしてその根幹には前述の通り、悪意に満ちた陰謀がある訳でございます。

この辺りの話とか。

この辺りの話とか。

この辺りの話とか。
そんな感じなんだけど・・・ある程度良い年取ったおっさんになってしまった今、この辺の陰謀論とかオカルトはエンターテイメントとして楽しむ感じになってしまった。
でも、漫画の世界ではこれが緊迫した世界情勢に直結している。
ぶっちゃけた話、この辺りをどうしようかと言う事に悩み倒している感じなんだよなぁ。
若かったあの頃の気持ちのまま、悪意に満ち満ちた世界として描くのか、それともその側面自体が捉え方によって変わってくるのか、はたまた、実は悪意ですらなかったという事にするのか。
などなど。
今、「風を切る日々」第4部のプロットや、その次に描くだろう「始まりは終末」のプロットを考えてるけど、その前にこの根幹の部分をどうするべきか。
こう言う事考えだすと、ホント楽しくてしょうがないですね。
どう言う方向になるかは、まだオレも良く分かってない。
そう言うのを楽しみながら描いていくのも良いもんですよ。
しらんけど。
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- 2025年10月26日 12:12 CAT :
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今日くらいは新作短編描けました!って声高に宣言したい2025
1年ぶりの新作短編「4千年王国」が完成しましたよ。
こちらですな。
こんなでも一生懸命描いたので、ぜひうんこしながら読んでいただきたいです。はい。
もう一回リンク張っておこうかな。
ココですよ。
1年ぶりと言う事で、何を描こうかなと考えていたんだけど、先日の記事で書いた通りかなり満を持してと言う気持ちでこの物語を描いていきましたよ。
ここの所色々思う所もあって、漫画を描く上で余白をいっぱい入れていこうとしてる。
物語としても、絵としても。
今まではどっちかと言うと、詰め込んで詰め込んでぎちぎちの情報量でどうでしょうかと言う気持ちだったんだけど、何かそれだけじゃあないんじゃないか。と。
最初はこの少女がなぜ自ら死を選ぶ事にしたのかと言う事も描写しようとしてたし、沈んでいく過程でのモノローグとか、その後の説明とかもいっぱい入れ込むつもりだった。
ただ、ふと思いとどまったというか・・・
そもそもは(↑)の記事で触れた通り、バンドの曲の歌詞だったんだよね。
で、その曲自体はありがたい事に色んな方から褒め褒めしてもらったし、この曲を収録してるアルバム「脛毛おうじょと巨乳じいや」はオレの作った音楽作品で最高傑作と言ってもらったりしている。
何が良かったんだろうと考えた時に、「あ・・・余白か。」となった訳でございます。
歌詞の方では、少女がなぜ人生をはかなんで死を選んだのかなんて1文字も書いてない。
ただ「上る太陽に逆らって海に沈んで死ぬんだ」と言う1文があるのみ。
そうなんだよ。
特に短編では、そう言う想像の余地を残した方が良いんだ。
そんな事を考えながら出来上がった物語でございます。
実際、沈んでいくシーンとか描いてて自分でかなり息苦しくて恐ろしくなってたので、きっと良いのが書けたと思う。
そう信じる。
オレくらい、それを信じなければ誰が信じるというんだ。
それはそうとして、深海ってワクワクが尽きない場所だよねぇ~

描いてて一番楽しかったのはこのページだったと思う。
あといっぱい深海生物描けたのも楽しかった。
せっかくなので邪魔くさい文字ない奴を載せておきます。

ダイオウグソクムシが可愛くてしょうがねぇです。
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- 2025年10月20日 12:12 CAT :
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あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その36
ストック無くなってた時に、この漫画や小説の記事は助かるよねぇ~
特に何も考えなくてもツラツラ書けるから。
みたいな邪な心意気で書いてちゃあ駄目なんだよ。それは分かってるんだけども。
まぁ、マンガ描くのに夢中だったんだし許していただきたいもんですな。
と言う事で、来るべきその日まで少しでも多くの人を繋ぎ止めておきたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきますよぉ!
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
第42話 高校2年生(11)「自主公演」

こちらの話ですな。
お礼絵の方で書いてたんだけど、今回の前半部分でふれた話はオレは全く覚えてなかった話で、最近になってタクヤの人から聞いた感じ。
なので、他のエピソードと比べて随分輪郭がぼんやりしている。
まぁそれはそれとして・・・
自主公演。
演劇なんて自主公演しかないんじゃね?と思われるかもしれないけど、こと高校演劇として考えると、何らかのコンクールやイベントなどがあってそれに出るために演劇を作る場合が多い。
自分から公演を企画するとか、そうとう気合の入ってる演劇部じゃないとやらないんじゃないかと思う。
そんな中、無理やり強硬でやらされた結果、トラウマとなった自主公演の回ですよ。
この時は本当にきつかった。
あと、本編で会った通りオレの心持ちも環境も相当ボロボロの状態だった事もあって、劇自体の出来もまぢでお粗末なものだった。
今思い出しても、ホントあんな駄作を良く発表したよなと。
その意味では、4人しかお客さんがいなく良かったかも知れない。とすら思ってしまう。
ただその経験があったからこそ、その後の演劇製作に対する向き合い方が変わってきた気もする。
その意味では、この時の顧問の先生との確執は良かったのかも知れない。
人生何がプラスになるか分からないという話ですよ。
と言う事で、最後に今回のお礼絵をば。

そろそろ、キャラクターたちが勝手に動き回り始めるようになってくる感じでございます。
それでは。
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- 2025年10月19日 12:12 CAT :
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結局怖い話なのか疑問に思いつつも突き進む不動産売買であった悲喜交々~その7
ペース上げるとか色々言ってるけど結局、何にも変わらないという体たらく。
まぁ口に出したもの勝ちと言う事にしておきましょうかね。
出来るか出来ないかが問題じゃあないんだ。
まず口に出さないと始まりもしないんですよ。
と言う事で、あんまり意味ないかもしれないけど、少しでも多くの人が被害にあわないように願いつつ、今日も今日とて書いていきます。
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
今回はこちら。

今回の第2部を書く上で一番「漫画かよ!」と思った展開だと思う。
そうなんだよ。
相手の社長さんが亡くなると言うビックリ展開。
この辺の詳細は次回以降書くので、深くは書かないけど、少し別方面のお話をば。
数年前から、オレについてくれている「守護龍」の「くろべぇ」。
漫画の方ではぼかしていたけど、「このまま見てろ」って言ってたの、多分、くろべぇなんだよね。
とは言え、じゃあくろべぇが何かをしたのかと言うと多分そんな事ではないはず。(そう信じたい)
ただ、多分こうなる事自体は分かってたんだと思う。
その上で「このまま見ていろ」と言う話だったんだよ。
この辺の話も本編で描こうか考えたんだけど、この話を書き始めると、筋がぶれそうな気がしたので敢えてぼやかす感じで描いた感じでございます。
ちなみに、この第2部のコメント貰った時のお礼絵に関しては、毎回その時その時でくろべぇの言葉を載せてたりしてる。
分かる人だけ分かってくれたらしいよね。みたいな感じで描いてたんだけど、多分誰も分からないよな~と思ったので、ここで書いておきましょうね。
この18話のくろべぇの言葉はこちら。

イラストは、以前書いたLINEスタンプのものの使い回しですよ。
どうでも良いけど、オレが個人的に好きだったくろべぇの一言はこれ(↓)

そんな感じで。
それではまた次回に。

- この記事を見てみる ⇒
- 2025年10月17日 12:12 CAT :
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いついかなる時も心に隙間と余裕を持ちたいと思うだけの人
お絵描き一生懸命してたら、いつの間にかストックが尽きていた・・・
なんでやねぇ~ん!!
いや、「4千年王国」と言う短編を描くのが楽しくて楽しくて。

今17ページ目を描いております。
全20ページなので、あと一息ですな。
- この記事を見てみる ⇒
- 2025年10月12日 12:12 CAT :
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意外にもバディームービー
Xの方では少し触れたんだけど、今描いている「不動産売買であった怖い話」18話の扉絵では、自分の過去絵を模写して描いた。
ここ最近トレースと言うものに、異常に恐怖心を持っているので、今回の「不動産売買であった怖い話」の扉絵は自分で過去に書いた「ひとときの暗がり」のサムネの絵をトレースした。
自分の絵なら流石に怒られないだろうて。
・・・トレースと言うか模写か。
前よりはうまくなってる気がする。 pic.twitter.com/mrgg7gJNm4— しもたろうに (@shimota_rouni) October 8, 2025
元々「不動産売買であった怖い話」では、適当に拾ってきた写真とかを模写してたんだけど、そんな事してたらネット上で怒られそうなので、今回は自分の過去の絵を使ってみた感じでございます。

この絵ですな。
「ひとときの暗がり」のメインイメージとして描いた絵だったんだけど、あんまり描いた事ないアングルと言うかポーズだったのでイマイチ気にいらなかった。
で、この絵はサムネイルにして、別の絵を書き下ろした。
今なら、この絵をもう少し違和感なく書けるんじゃあないだろうかと。まぁそういう事ですよ。

実際書いてみたのがこちら。
色を塗ってないので貧相に見えるかも知れないけれども、個人的には満足のいく感じになった。
背中の部分の形とか、目の大きさとか、あと全体的なバランスとか、髪の感じとかが気になって、その辺は色々調整してみた。
あと、元々の絵ではおっぱいが太ももで押しつぶされてる感じを描こうとしていたんだと思うんだけど、ここに今回はスペースを作って、その代わりにおっぱいの形が分かるようにしてる。
何でかと言うと・・・なんでだろう?
性癖が変わったという訳はなくて、何となくこっちの方が絵として気持ちいいような感じがしたんだよね。
多分、前のやつはただ体育すわりをしてこっちを見ている感じだったんだけど、元々描きたかったイメージから考えると、膝を立てて座って強がってる感じの方が演技として正しいのでは。と。
正解は分からないけど、オレが気持ちいいという事が一番大切なのですよ。
・・・今更ながら、髪の毛多すぎるか?とか思い始めた。
まぁいいや。今回はこれでいきます。
そもそもの話、オレの場合、例えトレースしたとしても、そのトレースした絵を自分の気持ちいい感じに直していくので、結局全然違う絵になる。
昔、CGの勉強をしてた時に、当時制作されていた「豆腐小僧」と言うCGアニメ映画のアニメーターをやらないかと言うお話をいただいたことがある。
その時、オレの描いたCGアニメがあまりにもオレの絵柄だったため、使ってもらえなかった過去があるんです。
本当にね・・・全く同じものがどうしても描けない。
トレースしても描けない。
逆に、どうすれば違和感なく全く同じように描けるのか・・・教えて、絵の上手い人。
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- 2025年10月10日 12:12 CAT :
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火がつく魂 戻る道さえも 燃やし尽くした 失うものは何もない
思いついたらやりたくてしょうがない人間でございます。
きっかけは、新都社で新しく始まった「私が聞きたいだけの30の質問」と言うアンソロ。
このアンソロ見た瞬間、「こんな感じで創作についてあぁだこぅだとダラダラ語るの好きなんだ!やりたい!」と思ってしまった。
しかも最後に大喜利のように「自分の好きな要素を最大限に詰め込んだキャラクターを描いてください。」と言うお題まであるじゃあないですか。
何と楽しそうな。
と言う事は、あれですよね・・・
これはあれ描くしかないですよね。
完璧にキレイな横顔を描くしないですよね!
と言う事で、アンソロにアップしてきました。
オレみたいな奴が、粋がって皆様の目の見える所で色々語ってしまってすみませんでした。
あとこういう企画を勝手に大喜利みたいにして、質問を前振りのように使ってしまってすみませんでした。
言い訳させてもらえるのであれば、29個の質問についてそれはそれは真摯に一生懸命、ちゃんと創作に向き合ってるクリエイターとしての回答を書いたので、どうか許していただけないでしょうか。
ここを本気で書かないとオチが面白くならないし。ただ一つ言いたい事がある。
って言うか、昨日の記事でもチラッと触れたけど、トレースすれば誰でも絵が描ける訳じゃあないんだよ。
取り合えず、今回のアンソロのオチで書いた絵を見てほしい。

一応、新都社にあげたヤツと同じにならないように背景を書いていた方のバージョンだけど・・・
お分かりいただけただろうか。
到底同じ写真をトレースしたとは思えないクオリティーの差。
トレースしたとしても、江口寿史先生のようにオシャンティなポップカルチャーにはならないんだよ。
江口寿史と言う圧倒的才能があって初めて写真がひとつの作品になり得てると言う当たり前を再認識しました。
そしてこんな事をやってしまった自分自身が恥ずかしくてしょうがない。
描いたのは良いけど、トレースしてもこれだけ歴然とした差が出るんじゃ面白さとしても微妙。
駄々スベリするくらいなら闇に葬ろうかと、本当にギリギリまで迷ってた。(結局、投稿したけども)
トレースしてんじゃねぇよ。とか言ってるやつがいっぱい居るみたいだけど、そんな奴は、自分でちゃんと絵を描いた事ない奴だ。
「あたしだって、トレースしたら江口寿史くらい描ける」と言う女がいるんなら、同じレベルの作品を作ってみろってんだ。
結局、江口寿史と言う絵師の途轍もない才能を目の当たりにするだけの時間になってしまった。と言う話。
日曜日にマイクラ我慢して、何をやってたんだか・・・
まぁいいや。
これもお勉強ですよ。
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- 2025年10月5日 12:12 CAT :
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バッファ期間のような人生
「風を切る日々」第4部のプロットを考えております。
やるべきことは決まってる訳で、ストーリー自体はもう出来上がってる。
取り合えず、中学生の頃に書いていた元ネタの方をここ最近全部読み直していた。
思ってるより内容がスカスカだった。
・・・いや、そう書くとマイナスな話になっちゃうけど、どっちかと言うと、1ページ2コマとかでセリフとかも、今なら1ページに収まる量を5ページくらいに渡って書いてる。
この感じが良いのか、それとも今の感じの方が良いのか・・・悩ましい所だよなぁ。
元ネタの方では、一番長い第4部なんだけど(↑)のようなところが結構酷いので、その辺を再構成すれば、そこまで長くないんじゃないかと思ったりしております。
そんなこんなで、プロットを組み直してる感じなんだけども・・・それでもなかなかどうしてと言った感じ。
一応2026年に描くだろう12話分に振り分けてみたんだけど「え?12話でこれだけしか進まねえのか?」と言う感じになってしまった。
1年かけてこれだけだとしたら、やっぱり数年はかかるよなぁ~。
1話辺りのページ数を増やすか、今みたいな月1更新をやめて更新頻度を上げるか。
お仕事しながらとなるとなかなか難しいよな。
そもそも他にも書きたいものがいっぱいあるし。
悩ましい所でございます。
何しか、今年の残りは「不動産売買であった怖い話」と「ひとときの暗がり」に充てつつ、書き溜めていければと思ってる。
第4部をどのくらいできるか分からないけどな。

この絵を描いたのが9年前と言う事が衝撃だったりもしてる。
第3部完結までに9年かかったらしいです。
流石にかかりすぎ。
反省しております。
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- 2025年10月3日 12:12 CAT :
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あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その35
少しペースを上げて更新していきますよぉ!
年内に20話まではアップしたいんだ。
と言う気持ちと、ここ最近1話の文字数が限界突破の6000文字を超えているので、これを週刊ペースとかで更新するのは読んでもらう側にも負担なのでは・・・と言う気持ちがせめぎ合っております。
小分けにするか?
そもそも、年内にアップしたいというのはただのオレのエゴでしかないしな・・・みたいな感じですわ。
と言う事で、来るべきその日まで少しでも多くの人を繋ぎ止めておきたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきますよぉ!
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
第41話 高校2年生(10)「see through」

こちらの話ですな。
タクヤの元ネタのやつ曰く「シータの代表曲」だと言われている「see thruogh」。
個人的にはそれもどうなんだろうと思ったりはするんだけど、まぁ、それはそれとして、代表曲だそうです。
思い入れがあるかと言われるとそうでも無くて、どっちかと言うと、もう少し後に出てくる「アイ」と言う曲とか「悲色」って曲の方がよっぽど思い入れは強いんだけどな。
もしくは、小説のタイトルにも使ってる「ひとときの暗がり」とか、あと「ふーふー」とかこの辺りなどなど・・・
この辺の曲の話については、多分第3部に入ってからチョコチョコ出てくる予定でございます。
閑話休題。
本編にあったように「see thruogh」の歌詞は当時の心情が随分と反映されいたみたい。
と言う事については、今回のこの小説を書いていて気が付いたもので、この曲を作った当時は全く1ミリもそんな事考えてもなかった。
小説を書いていく過程で、こんな気持ちだったなぁ~と言う事を回顧していく中で、「って事は、see thruoghの歌詞とか、そのころの気持ちそのまんまじゃん。」と気が付いた感じでございます。
結局ね、創作物って言うものは、その時のその人の心情が反映されるものなんだよ。
あれ?こんな話を、先日、甘納豆先生とのラジオでも話してたような気がするんだけど・・・
まぁ良いか。
最期に今回のお礼絵をば。

若気の至りでは済まされない漆黒の遺物をまだまだたくさん所有しておりますよ。
自分だけでなく、他の人の黒歴史さえも嬉々として公開していくスタイル。
この辺りが削除されることになったら、察してくださいな。
それでは。
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- 2025年9月29日 12:12 CAT :
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ガム地獄ガム
今年の初めに、毎月何らかの形で1本短編を書く。と言うどう考えても無謀な目標を立てたんだけど、それが何とかかんとか達成できそうなできそうにないような感じになってきている。
そんな中にあって9月分の新作と言う事で、甘納豆先生からお題を貰って書くと言う短編のやつを書き上げた。
タイトルは「ガム地獄ガム」。
個人的に代表曲の一つだと思ってる「ジャム地獄ジャム」をもじったタイトル。
まぁ、元ネタの「ジャム地獄ジャム」を知ってるやつがどれだけいるんだという話ではあるんだけれども・・・
今回貰ってたお題が「入れ墨」「転売ヤー」「ガム」で、これを使ったお話ですよ。
ただこれがまた思ってるより苦戦した。
無理やりつなげる事は出来るんだけど、何かわざとらしさが全開になってて、凄く不満タラタラ。
いくつかプロットを没にした後に出来上がったのが、博物館めぐりをするという話だった。
近未来、転売ヤーが重犯罪者となって、入れ墨を入れられる刑罰を受けるようになる。
すでに、転売ヤーと言う人間が全て駆逐された世界で、人類最後の転売ヤーとなった「ガム」の買い占めをした奴の剥いだ入れ墨の入った皮がその博物館に展示されている。
そんな感じ。
オチが、メッチャ罵倒されると言う事は決めてたんだけど、剥がれた皮に対してよりは、実際生きてる人の方が良いよな。と思い直して、小汚いおっさんを書いたんだけど、どうせなら不貞腐れた女の方が良いよなと言う事で、おっさんは入れ墨の説明のコマに回した。
と言う色々紆余曲折があって出来上がった感じでございます。
本当は、ここから脱獄して、また転売をするみたいな展開も考えていたんだけど、それよりスパッと切った方が印象に残るかなと。
そんなこんなで、たった3ページとは言え、なかなか色々あったんだよ。
まぢで。
短編描くのは楽しいけど、大変ですな。
さて、次こそは、「4千年王国」のネームを完成させるぞぉ~
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- 2025年9月27日 12:12 CAT :
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手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その16
無事と言うか何と言うか、第3部最終話までの作画が完了しておりまして、その関係もあってかなくてか、色々他の創作物にも着手し始めている今日この頃。
いや、ホント今年は久々にいっぱい創作活動してる気がするわ。
これが少しでも金になればと言う事で、少し更新頻度上げて一気に最終話までアップしてしまおうかなと思ってはおります。
やるかどうかはまだ分かんないけど・・・
そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
今回はこちら。

この回については、もうXやらブログやらで、作画がどれだけ大変かについて、語り倒しているので、もうあんまりいう事ないんだよね・・・
お礼絵の方では描いてたけど、今回のネームとか(↓)な感じなんですよ。

ネームのとこではさぁ、ここで人がいっぱいブワ~っといたら良い感じだよなぁ。くらいしか考えてない。
まぢで、作画する時の事は考えてない。
その結果が・・・

これとか

これとかですわ。
お陰で何か知らんけど、モブシーンを書く事に対する恐怖心と言うか、抵抗がなくなってしまった気がする。
と言う事で、第3部はあと2話で終わるので、もう少しだけお付き合いくださいませ。
いや、その先もまだまだ物語は続くんだけれども・・・
show must go on!

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- 2025年9月24日 12:12 CAT :
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あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その34
昨日の話じゃないけれども、こちらの話も年末までに20話まで更新となると、毎月3話更新はしないといけない計算になるので、少し焦っていたりする。
とは言え、「風を切る日々」の方が無事第3部最終話まで描き切れているので、今後はこっちの執筆にいっぱい時間を回せるでしょうと、楽観的に考えていたりもする。
一応、今44話まで完成している。ストックは4話。
一体どうなる事やら・・・
と言う事で、来るべきその日まで少しでも多くの人を繋ぎ止めておきたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきますよぉ!
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
第40話 高校2年生(9)「ボーカル加入」

内容的にはほとんどボーカル加入の話を書いてないのでタイトル詐欺みたいな感じではあると思う。
でも、今回の物語を「2組目のカップル」みたいなタイトルにしてしまうと、タイトルで内容が全部ネタバレしてしまう。
それよりは、どうやってボーカル加入の流れになるのかに期待を持ってもらいつつ・・・みたいな感じにならないかなぁと思って、このタイトルにした感じでございます。
ここ最近、各話のタイトルって結構難しいなと思ってたりしております。
先日のブログでも書いた通り、少しずつキャラクター達が自我をもって好き勝手に動き始めている点と、あと、黒崎先輩の過去の話をどこまでぼやかすかなどその辺りを今、悶々としている感じではある。
まぁ、帰結するところは夏のライブになるので、それをどうしていくかが今年の課題だよなぁ~
「ひと時の暗がり」の元ネタになってた「超ニュースチョクホー」では、最終話に持ってきてた内容。
当時としては自分の高校時代の集大成と考えていたので、そこに向けてまずは頑張ります。
今は、その後の哀愁たっぷりな展開の方が描きたくてうずうずしてるんだけども。
最期に、今回のお礼絵をば。

これ作ってて思ったんだけど、「scanty」はガールズバンドで「ヒスブル」は女性ボーカルユニットだったよな。
この辺の線引きは当時チョッと曖昧だった気もする。
そんな感じで、また次回。
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- 2025年9月23日 12:12 CAT :
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結局怖い話なのか疑問に思いつつも突き進む不動産売買であった悲喜交々~その6
7月アップ分が8月にずれ込んで、8月はそのままで9月分を普通にアップしたので何か更新のペースが良く分からなくなってきた。
一応、年内に完結させたいんだけど、あと4話予定しているので、となるとどこかで1ヶ月2話更新をしないといけないのか?
なかなか想定通りに物事は進まないようですな。
うむむむ。。。
と言う事で、あんまり意味ないかもしれないけど、少しでも多くの人が被害にあわないように願いつつ、今日も今日とて書いていきます。
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
今回はこちら。
F村社長に実際に来てもらって色々お話を聞いたという感じ。
実際に、第3者の目からはどう見えていたのかと言う意味で、この時の事はかなりいい経験になったと思ってる。
この辺りで「ちょっと待てよ。もしかして間違ってるのはオレなのか?」と言う変な感覚にも陥ってきた。
とは言え、もちろん納得のいくものではなく、実際にお金も無くなってる。
B不動産がまじめにやっていたとは到底思えないけれども、かと言って、犯罪になるレベルではなかったとした場合、落としどころを考えなければいけないのか。など、いくつか不安になる事が出てきたには事実。
民事裁判って言うのは、どちらかと言うと「納得する」ために行うものだと思ってて、自分としては納得できないけれども「社会通念として見ればこんなもの」と裁判所が判断した場合には、それで自分を納得させるしかないのかも知れない。
その辺りも含めて、どういう判断を下していくのかなど、次回更新分で描いていければと思っておる次第でございます。
何しか、あと4話。
物語は収束に向かい始めると思う。多分・・・
そんな感じで。
それではまた次回に。

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- 2025年9月11日 12:12 CAT :
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まぼろし駅のホームで世界の産声を聞いた
引き続き、「風を切る日々」の第3部最終話の作画を進めております。
で、どうでも良いんだけど気が付いた事。
こちらのコマを見ていただきたい。
でっかい船に人間が列をなしてるところを描きたかったんだけど、取り合えず数話前に描いた群衆の頭をコピペで持ってきて貼り付けてみたヤツ。

気持ち悪い・・・
良い感じだったら、これにあわせて細かく書きこんでいこうと思ってたんだけど、なんか違う。
という事で、ふと思い立ってこの部分を点描と言うか、そんな感じで描き直してみた。

凄くしっくり来た。
そうか。これで良かったのか。
みたいなね。
何でも描き込んでいけばいい訳じゃあないんですよ。
後者の方が納得のいく感じなのに、全然時間かかってない。
結局、時間かけて描き込むだけが正解じゃあないという事らしい。
色々と試していくと、未だに新しい発見があるという所が楽しいんだよ。
多分ね。
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- 2025年9月9日 12:12 CAT :
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弱虫
引き続き「風を切る日々」第3部最終話の作画を続けております。
楽しくて楽しくてしょうがない。
ぶっちゃけブログなんて書いてる暇ねぇよ。そんな時間があるなら、マンガ描いていたいと思ってる。
ただ、最近なんか人体のバランスが分からなくなってきた。
何か、顔と手の長さや手の大きさ、肩幅とか、足の長さのバランスが分からなくなってきた。

このレビのバランスはあってるのか?

このインヒのバランスとか、ジュンの足の長さはあってるのか?

この顔のバランスはおかしくないのか?
みたいな感じですよ。
で、実際の写真をトレースしながらバランスを整えてみると、それはそれで気持ち悪い。
いや、一番スッキリするのは間違いないんだけど、何というか自分の漫画の絵として凄く納得がいかない。
そんなこんなでここ最近、バランスを調整するために何回も描き直してる。
取り合えず納得のいく画面になるように時間をかけて描き直してはいるんだけど、何度やっても何か違和感がある。
頭の中に正解はあるんだよ。
でもその正解を正確に描写する画力が圧倒的にない。
あまりにも悲しい現実。
あと、頭の中の正解に何だかもやがかかってるのも問題なんだと思う。
正解のモヤを取り除く作業を進めていく必要がある。
その為に一番大切なことは、何かの模写をしたり、トレースしたりするのを止める事のような気がしてきている。
「画力を上げるために、プロの模写をしろ」と言う話はよく聞くけど、結局プロの皆様のバランスもやっぱり十人十色な訳で、それを模写するのはそのプロの先生の超絶正確な物差しによって、自分の物差しが狂わされていくと言うか・・・。
結局、自分の一番気持ちのいい絵から離れて行ってる気がするんだよなぁ~。
みたいな事を意識しながら、最終話描いております。
予定通りいけば、11月20日頃にアップ予定。
そして、年末年始で来年1年分、第4部交戦記のネームを描き倒していきたい。
いよいよ、バトル漫画の真骨頂。今からワクワクしてるよ。
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- 2025年8月29日 12:12 CAT :
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スリルしたくて幸せしたくて なぜかみんなソワソワしてる
ここの所、小説の方を書いてる。
「ひとときの暗がり」の方ね。
こちらでございますよ。
で、ここの所悩んでいる事があったりする。
この物語は基本的にほぼ実話。
99.9%ホントの事で書いてるつもりなので、登場人物についても名前こそ変えているけど性格とか所作に関してはほぼそのままに書いてる。(オレの見た感じではあるけど・・・)
当時を知る人から見れば、確実に誰が誰なのか丸わかりになる感じ。
そのつもりで書いてたんだけど、ここにきて少し悩ましい部分が出てきた。
こんな事を書くとまた気持ち悪い話だと思われるかもしれないけど、キャラクターが勝手にしゃべり出してるんだよ。
特に局長と、黒崎先輩が。
局長なんてオレ自身なくせに、どう考えてもオレだったらやらないような言動を取ろうとしてくる。
これをですな。
いや、お前は当時そんな事やってねぇだろう。と強制するべきなのか、物語と割り切ってそのまま好き勝手させてやるべきなのか。
みたいな・・・
実に気持ち悪い事言い出してると言う自覚はある。
でもこればっかりはねぇ・・・どうしようもないと言うか何と言うか・・・
もう一つ問題がある。
黒崎先輩の当時からの言動の一部には、人のプライベートなど1ミリも気にしないオレでさえここで赤裸々に書いてしまうのは流石にどうだろう・・・と思う過去とか経験から来るものがあるんだよ。
あいつは別にそれについて何にも思ってないかもしれないけど、個人的にやっぱり気軽に暴露するのは違う気がする。
そうなってくると、その話が関係する今後出てくるあのシーンや、あの場面をはてさてどうするべきか。と。
何なんだろうね。
別に、当時の事なんて全部暴露してやる。くらいの気持ちで書き始めたのに、チョッとここにきて気まずいと言うか悩ましい事になってしまうとは・・・
そんな事も相まって、ここ最近書いてる42話以降くらいから若干、局長と黒崎のキャラクターが現実から剥離を始めております。
そうなると、この物語の終着点がどうなるのか、もうオレにも分からない。
それはそれで楽しんで描いていくと言う方向に切り替えるかどうか。
ただまぁとは言え、出来事自体はほぼ全て実際にあった事なので、その場その場での登場人物の言動が実際と多少違うくらいは、些末な問題なのかもしれないな。
いやはや、何とも気持ちの悪いおはなしでございます。

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- 2025年8月28日 12:12 CAT :
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気が遠くなるほどの長い海辺の道
絵を描く事・・・と言うか、自分の絵に対する絶望的な才能の無さに、それはもう酷いコンプレックスを抱えて生きてきた。
生きて来たって言うか、今現在も抱えたままでいる。
その代わりと言っていいのかどうかは分からないけど「物語を描くのは自信がある」とずっと思ってた。
実際に、物語自体は色んな所で色んな人から褒め褒めしてもらったことがあるんだよ。
でもね、それを漫画にした瞬間、誰からも見向きもされなくなってしまう。
それもあって、物語を書く事をメインに色々考えてきた。
・・・つもりだった。
でもここ最近、チョッとだけ心変わりしてきた気がする。
「不動産売買であった怖い話」と言う漫画を描いておりまして、その次の話を描いてるんだけど、これがまぁ筆が進まねぇの。
こちらですな。
この漫画に関しては、絵をキレイに描いてもしょうがないと思ってて、まぁ、作画に関しては1日で1話書けるくらいの感じで描いてる。
それ自体は何の問題もないんだけど、何だろう・・・
ここ最近、「絵を描きたい」んだよ。
だから、「風を切る日々」とか書いてる方が何か生き生きとしてる。
相も変わらず、需要と供給で言えば、ほぼ誰からも見向きもされていないんだけど、そうじゃない。と。
本当に少しずつだけど、自分の思ってる絵が描けるような気がし始めてる。
そうなると、もっと絵を描きたくて、「不動産売買であった怖い話」に関しては「コレジャナイ」と変な感覚になっている訳でございます。
いや、でも最後まで描くよ。
完結までのプロットも出来てるんだし。
ただ、何かなかなか筆が進まねぇと言う・・・まぁ、更新できてない分の良い訳でございます。
表紙の絵はノリノリで描けております。
はい。

水着の女って描いた事ほとんどなくて難しい・・・
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- 2025年8月27日 12:12 CAT :
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あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その33
いつも忘れがちになるので、思いついた時に更新しておきましょうね。
というか、本編の更新自体をうっかりしていて1ヶ月以上放置していた。
もう少しペース上げないと、年末までに一区切りの所までアップ出来ない気がしてるんだけどなぁ・・・
あと、ストックの方も心配になってきた。
今、12話を描いてる途中なんだけど、1か月前も12話を描いてた。
全く進んでおりません。
原因は・・・多分、あのモブの執筆な気がするけど、まぁそれは良いか。
と言う事で、来るべきその日まで少しでも多くの人を繋ぎ止めておきたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきますよぉ!
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
第39話 高校2年生(8)「初めての下校」

今回の話についても例に漏れずと言うか、当時書いてた日記を基にして書いているので、本当にあった事なんだけど、正直な話、オレとしては本編の黒崎先輩とこの頃そんな仲良くした記憶がないんだよね・・・
どっちかと言うと、高校卒業してからの方が仲良くしてたような気がする。
イヤまぁ、しょっ中夜中まで電話したり、メールしたりはしてたんだけど、そんな一緒にいた事あったかなぁ?という感じ。
でも、今の記憶よりは、日記に書いてるヤツの方が一応一次資料的な意味でも信憑性が高いだろうから、そっちを優先しております。
ちなみに、この日記を書き始めたのが高校1年の終わりからなので、第1部の方は記憶をメインに書いていたりもするんだけど。
そのせいなのか、1部の頃に比べると、2部の方が全体的に生々しくてドロドロしてる気がする。
1部の方も当時の日記とかあったのなら、守山部長とかもっと変な感じになってたんだろう。
あの辺の頃はオレの中で、良い意味でも悪い意味でも美化されてると思うし。
何しか、どんどん物語が恋愛要素含めて、おかしな方向に向かっていきますが、これはもう当時実際あったお話なのでしょうがない。
どうでも良いけど、本編アップ直後の段階で、登場人物の名前が実際の本名になっていた。
無意識に本名の方で書いていたらしい。
誰に向けてか分からないけど、取り合えず、ごめんなさい。
最期に、今回のお礼絵をば。

カリまんって言う名前って、今考えると結構ギリギリだったよね。
カリとまんこしか思い浮かばんって。
当時は何も思ってなかったけど・・・
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- 2025年8月25日 12:12 CAT :
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手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その15
何か、64~65話の作画に物凄く時間がかかったせいか、凄く遠い昔に書いたような気がする「風を切る日々」63話をアップしてきたんだよ。
チョッと無理やり書き切った感もあるんだけど、そのお陰もあって、こっちの作画ペースは元に戻った感じ。
ただ、他の所にしわ寄せが言ってる感も否めない。
「あちらを立てればこちらが立たず」と言う奴ですな。
そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
今回はこちら。
第3部38話「1000年の時」の話。

こちらのお話ですな。
第4部以降じっくり描く予定の過去の話をちょろっとだけ先出しする回。
場面場面を切り取って描写する感じで描いては見たものの、果たしてこのやり方が後になって吉と出るか凶と出るか。
この段階での服装はこれであってるのか?
シータの目の痣はこの段階であっても大丈夫か?
マルクスのセリフに問題は無いか?
ジークが出てきてよかったのか?
などなど・・・
実際に過去の話を描く段階になって「あああああ!!」ってならない事を切に願う。
あと、コメントの方で頂いてた「1話につながるのか」と言うご指摘。

これね(↑)
1話のこのシーンはこちら。

正確には1話にはつながりゃあしないんだけど、1話を描いた時点でもちろんこの第3部38話の事は想定していた。
最初からインヒヒジョンの本当の名前は「達也」って決まってたしね。
ついでに言うとその前のページで、マルクスが「紹介しよう」と言うシーンで作られている魔人が4人いると言うのもちゃんと決めてた奴。

この4人が誰なのかについても、もう少し後になって出てくる予定なので・・・
まぁ、この辺りまで読み込んでもらいたいとは思ってないし、完全にオレの自己満足の世界ですよ。
とは言え、やっぱりこの辺りになってくると描いてる方としてはニヤニヤが止まらないけどな。
という事で、長かった第3部も残すところあと3話まで来ましたよい。
最終話は、チョッとページ数多めの20ページで作画も大変なんだけど、アップまで3か月あるし何とかなると信じてる。
show must go on!

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- 2025年8月5日 12:12 CAT :
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結局怖い話なのか疑問に思いつつも突き進む不動産売買であった悲喜交々~その5
遂に7月中のアップが叶わなかった感じでチョイ遅れの8月2日アップになってしまった。
いやはや、なかなか思い通りに物事が進みませんな。
色々思う所はあったり済んだけど、取り合えず「いやはや」と言えば「おばけのホーリー」の「トレッパー」を思い出す世代でございます。

と言う事で、あんまり意味ないかもしれないけど、少しでも多くの人が被害にあわないように願いつつ、今日も今日とて書いていきます。
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
今回はこちら。

裁判が再開してからのお話。
本編に出てくる「恫喝された云々」の話は、第1部6話の内容でございます。
トラウマになるようなあの体験を「丁寧に確認しただけ」と言われるとはまさか思わなかったとか、まぁ、そんな話でございます。
この辺りのやり取りについて、正直な話、B不動産との間での認識の相違がかなりあって、その部分が裁判における最大の焦点となっていった印象がある。
裁判を始めた時、個人的には「この遅延行為のようなやり方を糾弾してやりたい」と言う気持ちが強かったんだけど、まさかそれ以前に「契約自体が白紙だった」と言う話になってくるとは思わなかった。
この当時、弁護士さんと「そんな話通るんですか?」と言う事を確認し合った記憶がある。
ちなみに、本編では内容がぶれてしまうので、あまり詳細には書かなかったけど、新しい土地売買の契約や、そこから家が建つまでの色々の話はこのブログで少しずつ更新しております。
「おうちの話一覧」 ← こちらですな。
そう言えば、これもまだ全部書ききってなかったな。
あと2回くらいで全部描き切ると思うので、こっちも今年中には最後まで描き切りましょうね。
サラッと流したけど、家を建てるって事もなかなかに大変でしたよ。
「持ち家」か「賃貸」か論争と言う奴の話も面白いので、いつか短編の漫画描きたいなとか思っていたりもする。
そんな感じで。
それではまた次回に。

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- 2025年8月4日 12:12 CAT :
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絶望の作画コストにあらがう初夏の日々について書いてみた訳でも特にはない
よぉ~しおっちゃん毎日ブログ更新しちゃうぞ!って決めたのが2023年の3月で、それから2年以上経った。
書いた記事は900件に迫ろうとしている。
1日700文字程度を目安にしているので、63万文字くらいは書いたという事なんだろうか。
継続と言うものはかくも恐ろしいもの。
普通に、今日一日で63万文字書くぞ!って思ったとしても、1日は86400秒しかないので、1秒も休まずに24時間ずっと1秒に8文字書き続けないといけない量になる。
この例えは良く分かんないか。まぁいいや。
何しか、1日どれだけ頑張ったとしても、毎日コツコツ継続している力には到底及びはしないという話ですよ。
毎日の積み重ねなんだ。
結局はね。
そんな当たり前のことを思いつつ、引き続き、毎日ブログ更新やって行きます。はい。
そんなの無茶だ!と思ってたけど、やってみると意外と出来たりするところが人生の面白い所なのかもしれない。
マンガの方も、ホントギリギリだけど何とか描き続けられているみたいだし。
とは言え、7月中に「不動産売買であった怖い話」更新できなさそう・・・
原因はひとえに「風を切る日々」64話の作画なんだよな。
執筆に入る前から危惧はしてたんだけど、とにかく描いても描いても終わらない。
とは言え、やっと終わりが見えてきた。
これも、継続の力だと思う。
1ヶ月以上作画だけでかかってしまった。(まぁ、その間に短ページ選手権のFAとか描いてたけれども)
7月中に完成しないだろうけど、その分、他を前倒しにしながらでも、書き続けていきますよ。
相も変わらずやりたい事は沢山あるんだ。

こんな沢山の群衆を描いた事なかったって。
でも、何かやり切った感もあるんだよね。
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- 2025年7月21日 12:12 CAT :
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みかんを食えば救われる
過去に何度かオレの原風景はこれだった的な記事を書いたことがある。
例えば、「ドロロンえん魔くん」と言うアニメの雪ちゃんが理想のヒロイン像だったり。

例えば、オレの描きたい物語構造の原型は白戸三平先生の「ワタリ」って漫画だったり。

例えば、オレの描く絵の原型は東洲斎写楽の浮世絵だったり。

まぁそんな話の延長線上ですよ。
先日、「ひとときの暗がり」のお礼絵を作ってる時の話。

この時の奴ね。
その時に書いた「高校演劇戯曲選」と言う本に出てきた台本で、メッチャ好きだった奴があった事を思い出した。
暫く悶々と考えていたんだけど、それが「食欲のない話」と言うものだった。
内容としては、人工冬眠をしていた主人公が遥か未来に蘇ったら、そこは食欲をはじめとする俗欲がない世界だったと言う「望郷太郎」みたいな話。
これを当時読んだ時、物凄く面白くて、色んな所で影響を受けた。
特に、この未来の世界にいる科学者と助手の感じが物凄く好きで、それをかなり色んな作品で
パクりまくった参考にさせてもらった。当時、「風を切る日々」の元ネタとなる「ランナウェイデイズ」を描いてたんだけど、マルクスと言う科学者のキャラが途中から全然違うものになってしまったのは、完全にこの「食欲のない話」と言う台本の影響。
ヘブンズランド編辺りまでのマルクスはおどおどとした内向的な自信家の科学者と言った感じだったのが、それ以降になるとサイコパスな狂人科学者になってる。
そして、その助手としての上原とジークの2人のキャラクターと関係性なども、完全にこの台本に影響を受けてる。
そのキャラクターのまま、その後の「Gの世界」も「us」も描いた。
このマルクスってやつは、オレの描く物語のかなり根幹部分にいる奴なので、結果として、オレの描く漫画の世界観に一番影響があったのは、この「食欲のない話」と言う演劇台本だったんだなぁ。
と言う事を今更ながら思い出しました。
そんな話ですよ。
ただ、この台本自体の存在を、今回のお礼絵を描くまで完全に忘れていた。
自分がどこから影響を受けてるかなんて事は、無意識化である場合も多いのかも知れない。
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- 2025年7月20日 12:12 CAT :
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手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その14
水増しの日々はまだまだ続く。
と言う事で、もう一つ。「風を切る日々」62話のお話も。
そろそろ疲れてきたので、軽くサラッと流しておきましょうね。
昨日の記事でも書いた通り全くもっと諸々の制作が遅延しております。
何か、前回の記事で「今執筆中の63話を6月中に完成させて、そのまま64話の執筆に入ってしまえば7月からは元通りのペースに戻せるかな。」とか書いてたけど、世の中、思惑通りになぞ行かないものなのですよ。
「風を切る日々」64話の主ペン入れ終わった。書き込みが多すぎて、普段の1話を完成させるより時間がかかったけど、悔いはない。 pic.twitter.com/mShh0QnpSG
— しもたろうに (@shimota_rouni) July 16, 2025
ホント作画に時間がかかっております。ハイ。
そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
今回はこちら。
第3部37話「英雄記」の話。

タイトルが物語のタイトルになると言う、書き手側としては最もテンションの上がる話。
なんだけど、「Gの世界」の時でも一番駄々スベリしたのは、91話「「G」の世界」な訳でして、今回もどうせ空回りするんだ。
と言う何ともマイナスなモチベーションで描いておりました。
実際そんな感じもしないでもないけど。
改めてこの話を読み直すと、確かに、内容が良くわかなんないよね。
イヤ、もちろんオレは分かってると言うか、今後の事も踏まえてしっかり考えて描いてはいるんだけど・・・
画力の問題、演出力の問題、そして、そもそも分かりにくい物語と言う、結構致命的な問題を多数抱えているので、これも致し方無しなのかもしれない。
それでも、この話は自分としてはワクワクしながら書いていたのは間違いない。
少しだけ補足説明をしておきます。
〇4ページ目に出てきた「グローブ」と言う団体の名前は世界が統一国家として「us」に出てきたものと同じで、アルグスク公国から出向したマルクスが、そこの科学者軍団のトップ
〇ガルと話をしているのは、モラリル公国でノエル、ライトの跡を継いで兵団長になったカズエル
〇10ページの教えは「Gの世界」に出てきた「レイ=ティンバー」日本では「シバの会」の基本経典の内容
〇10ページ右上のコマで出てきたのは「us」でロバートとエミリアが言っていた「ジークムントの祭壇」
〇12ページで信者の前で語っているのは、グロウハンタートップのヤルタム
〇15ページで出てきた戦艦は「Gの世界」86話で八神で見ていた船団と同じものくらいを把握してもらえると、これからの話も少しは分かってもらえるかもしれない・・・
結局、全部で一つの話と言う構造で書いてる事が一番の問題なんだろうね。
でも、これがオレの描きたい世界なんだ。ごめんなさい。
取り合えず、大決起集会の作画頑張ります。
show must go on!

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- 2025年7月19日 12:12 CAT :
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あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その32
水増しの日々はまだ続く。
っていくか、この水増しのためにオレは漫画とか小説の裏話を取っておいたのだろうか。
取り合えずの所、ストロベリーソングオーケストラさんのレビューは非常に時間とパワーがいりますので、少し落ち着いてから再開させてもらうよ。
何か宙ぶらりんな感じだけど、まぁそれはそれでございます。
と言う事で、来るべきその日まで少しでも多くの人を繋ぎ止めておきたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきますよぉ!
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
第38話 高校2年生(7)「M.M~そして、Rは除く」

こちらですな。
この「M.M~そして、Rは除く」と言う劇については、もう少し後で触れるとして、今回はタクヤと白石さんの告白シーンについて。
正直、これを書くかどうかは結構悩んでた。
この話はあくまでも、オレ個人の過去のネタであって、それ以外のやつの暴露をメインにするのはいかがなものか。と。
それは流石にどつき回されてもしょうがないよなぁ。
悩みに悩んだ結果、内容としては、「演奏を聴かせるのと、楽器を貸すと言う名目で家に呼び出したこと」「楽器を持って駅まで送って言った事」「駅前で告白した事」「嬉し過ぎて泣いてしまった事」以外はフィクションと言う形にさせてもらった。
そう。
99.9%が実話なのだよ。
タクヤの元ネタになった奴の方はまだしも、白石さんの元ネタのになったSさんの方から怒られたら、流石に内容変えるかも知れない・・・
でもこのくらいならいいよね。
これ以降の話は多分書かないから。
いや、当たり前と言えば当たり前だけど、色々知ってはおりますよ。
例えば、いつどんなケンカをしたとか、どこに遊びに行ったとか、いつ初めてセックスしたとか、どんな別れ方をしたとか・・・
流石にその辺を自重するくらいの良識は持ち合わせてると思ってる。知らんけど。
そして、その辺の話はまだ書いてないので、どうなるかも保証できない。
でも書かないだろうね。
なんで、そんなよそのカップルの話を知ってるかと言うと、それくらいオレとタクヤの元ネタになった奴は高校時代いつも一緒にいて、お互いの話をずっとしてたと言う事なんだよ。
まぢで隠し事なんてほぼなかったんじゃねえの?と言う感じで。
ただただたオレが、20年以上経ってその全てを暴露する小説を勝手にネットに発表すると言うゲス野郎だったと言うだけです。
と言う事で、今年一年はピンクがかった内容が多くなりますが、引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。
最期に、今回のお礼絵をば。

「MMR」とネットミーム以外でちゃんと読んだことある人も今はもう減ってるんだろうかね。
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- 2025年7月18日 12:12 CAT :
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あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その31
チョッと更新のペース上げていくよ。
と言いつつ、こっちのブログでの裏話の方が全然追い付いていないと言うね。
それ以前に、今書いてるストックも12話までしかないので、このペースだとそっちも枯渇しそう。
原因は、先日少し書いた「風を切る日々」64話の作画コストのせいだったりもするんだけど、それはまた、そっちの話を更新する時に書きましょうね。
と言う事で、来るべきその日まで少しでも多くの人を繋ぎ止めておきたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきますよぉ!
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
第37話 高校2年生(6)「童貞ボーイズ」

こちらですな。
何か、本編の内容がうっすい恋愛小説みたいな体になってきてる感もある。
あれ?こんなうすら寒い恋愛ネタなんてあったけな?と思いつつも、なんせこれ、当時のオレの書いてた日記を基にして書いてるので、間違いはないんだよね。
とすると、間違っていたのはオレの記憶の方だったのか。
灰色の高校生生活には、こんな男女のもつれみたいな話はあってはならないと思ってるんだけども・・・
何しか、この頃の日記には「オレは先輩と仲良くなってはいけない。何か変なの感じだ。」的な記述もある。
この仲良くってのは付き合いたい的な意味合いではなくて、「お友達には」って意味だろうけど、何か歪と言うか変な感じ。
恋愛経験とかほとんどないので、良く分からないと思うんだけど、恋愛経験ってそもそも何なんだ?と言う感情もある。
これもある意味恋愛経験なのか?
ちなみに、大学時代の話だけど、その辺でも全く記憶にない事をいくつか記載されてた。
「○○さんと一緒に海に行ってきた。」
「○○さんと夏祭りに行ってきたんだけど、○○さんがまさかの浴衣を着てきてた。可愛かった。」
「○○さんと一緒に図書館で調べ物をした。良い感じ。」
みたいな奴。
嘘でしょ。
どうなってんだ?
誰か教えてください。
一思いに、中二病な感じで、多重人格者とかだったらまだカッコよかったのに・・・
そんな感じで、今回のお礼絵を張り付けて、さようなら。

この演劇台本の話書こうと思ってたけど、それはまたいずれ。
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- 2025年7月3日 12:12 CAT :
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死相を指した柱時計は売れますでしょうか
「短ページ選手権」と言う名の素敵なアンソロが新都社さんの方で開催されておりまして・・・
前回は、楽しませてもらったので、全作品のFAを描いていこうと言う事をした。
で、今回も、同じく全作品のFAを描いてみるかと実践してたんだけど、今回は何と15名の先生が参加されてるんだって。
単純計算で、前回の倍以上のFAを描く・・・描くのか?
描きましたよ。
よく考えると、自分の漫画で巨乳キャラ出したことないし、髪をトーン処理した事もなかった・・・ FAを描くと、新しい発見があるもんですなぁ。 pic.twitter.com/AAQRV9eEDj
— しもたろうに (@shimota_rouni) June 27, 2025
1回戦だけで、14枚のFAを描いた。
このペースで2回戦以降も描いていきましょうね。
なかなかのボリュームになりそう。
ただ何か、人の絵を見ながら自分の絵柄に落とし込んで描くと言う行為が意外と楽しかったりもしてる。
数が数なので、一つ一つのクオリティをどこまで保てるかと言う所が難しい所な気もしてるけども・・・
取り合えず、全作品描いていく事を目標に。
全然関係ないけど、敬愛してやまない眉間尺先生が、今回のアンソロ企画の「選手に7つの質問」の中で、なぜかオレのイラストを描いてくれた。
「応援の後のオナニィは最ッ高!」って、オナニーしてた。
何か知らんけどメッチャ嬉しい。
感動してしまった。
何で描いてくれたのか良く分かんないけど、嬉し過ぎて細かい事はもうどうでも良いや。
ここに載せて紹介したいけど、眉間尺先生の絵を勝手に載せるのは流石に憚れるので、リンク張っておきます。
生きていると嬉しい事も多々起こるもんですな。
ちなみに、眉間尺先生の作品のFAはこちら。

物語の後日譚を勝手に妄想して描かせてもらった感じ。
眉間尺先生のエログロさの足元にも及ばなかった・・・
リンク先が生きている限り・・・
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- 2025年7月2日 12:12 CAT :
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君を柩の中に閉じ込めてそのままにしてしまう
ここ最近、新作短編のネームを考えている。
タイトルは「4千年王国」。
元々は、オレが10年以上前に作った曲の歌詞。
「子守られの唄」と言うシングル音源をくろすけ(小説「ひとときの暗がり」に出てくる黒崎先輩の元ネタになった人)と作ったあと、次はアルバム作ろうと言う話になり、じゃあ共作やろうぜ。と言う事で出来上がった曲。
オレが作詞して、くろすけが作曲。
この時にできたアルバム「脛毛おうじょと巨乳じいや」の中で、一番好きな曲でもある。
歌詞自体もかなり気に入ってて、絶対にその内マンガにしてやろうと思ってた。
数年前から、お気に入りの歌詞を短編漫画にすると言う試みをしていて、出来たものを「漆黒の青空」と言う名前でまとめて、まんがおきばさんの方で投稿してた。
この中では「虐殺の恋文」「おもちゃはおもちゃ箱へ」が今のところ、該当してる。
その他「惑星ひとりぼっち」を元ネタにして派生させた「(新説)惑星ひとりぼっち」って短編も描いたし、「夜景情景スカトロジスト」「遊星屠殺ワンダー」「永遠の向こうにある果て」「中央悲劇閲覧センター」辺りの小説もバンドの歌詞が元ネタ。
もう良いでしょう。
そろそろ、一番お気に入りの歌詞を漫画化しても良いでしょう。
と言う事で、個人的には満を持してと言う感覚で、今ネームを考えております。
面白いかどうかは分かんない。
でも、そもそもオレが面白いと思ったものを描いてるだけなので、そこのところはお許しいただきたい感じ。
他にも色々没になったり、闇に葬ったプロット、ネームが多々あるけど、今回はちゃんと描くと思う。
思う。
思ってる。
7月中の完成を目指しております。
って言うか、「No heart No head」描いてからもう1年経とうとしてるって正気か?
おい。
まぁ、今年はコツコツ色々短編とかも描いてるから、全く未着手って訳でもないんだけども・・・
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- 2025年6月27日 12:12 CAT :
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手間と労力が報われることのない別に風を切るわけでもない日々を過ごす~その13
先月、「具体的なD4C」って短編を書いていた事もあって、チョッと作画の方が遅れ気味にはなってるけど、そこはそれ。
そのためにストックをしてる訳で、無事今月も更新は出来ましたよ。
と言う事ですな。
問題なのは、その遅れをどうやって取り戻すかと言う事か。
取り合えず、今執筆中の63話を6月中に完成させて、そのまま64話の執筆に入ってしまえば7月からは元通りのペースに戻せるかな。
戻るといいなぁ~
でも、単ページ選手権と言うオモシロアンソロが新都社さんで始まったので、そっちのFAも描きたいなと思ってたり・・・
こう言う事で思い悩むのは楽しいからいいんだけどね。
そんな感じで、次の更新時まで少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
今回はこちら。
第3部36話「絶望の始まり」の話。

いよいよ、物語の核心になる内容が「シータ」から語られ始める回。
・・・なんだけど、「Gの世界」の時にあったこの感じ。
どうも個人的に一番テンションが上がる内容になると、暴走してしまい、結果として分かりにくくなってしまうと言うとんでもない悪癖があるみたい。
一応、そうならないように意識して描いては見たけど、結局「う~ん」な気もするよなぁ・・・
何なんだろう。
正直な話、この展開を描きたくて何年もかけて丁寧に前振りを描いてきたと言うのに、いざその展開を描けると言う段になると駄々スベリすると言うのはまぢでいかがなものなんだろうかね。
この話を書く事を意識して、ヘブンズランドでのマルクスレポートの内容だって吟味して描いていたと言うのに。
過去の所業を全て無にするかのような悪行を続けております。
まぁ、それはそれ。
人生なんてきっとそんなもんだ。
そうなんだ。
と言う事で、いよいよ「英雄記」の佳境。
「大決起集会」に向かっていきますよ。
今問題なのは、この「大決起集会」の作画だよな。
時間的にも体力的にも、ここを乗り切れるかどうか・・・
ハーメルンのバイオリン弾き読んで勇気を貰ってきます。
まぁ、今回はこんな感じで。
show must go on!

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- 2025年6月26日 12:12 CAT :
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結局怖い話なのか疑問に思いつつも突き進む不動産売買であった悲喜交々~その4
何か色々ギリギリの進行になってはいるけど、何とか月1更新できていると信じていたい。
まぁ、これも生きてる証明ですよ。
途絶えたら素直に死んだと思ってくれ。
そして、戻ってきた時には「生きとったんか!ワレ」を貰えるのであれば、それ以上に嬉しいことは無いよね。
と言う事で、あんまり意味ないかもしれないけど、少しでも多くの人が被害にあわないように願いつつ、今日も今日とて書いていきます。
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
今回はこちら。

チョッと前に、今回の10話はこんな話にしますよ。と言うのを公開してた。
忘れないように、備忘録として。
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第12回 裁判にはそもそもお金がかかる
第13回 嫌な電話は嫌なタイミングでしかかかってこない
第14回 言ってる事がおかしい人は指摘されても理解できない
第15回 牛歩戦術は誰も得しない愚策
第16回 あの日恫喝したかしてないか論争
第17回 第3者目線の意見を聞く事は重要
第18回 人生とはあまりにもあっけないものだった
第19回 業者さんのつながりを甘く見てはいけない
第20回 裁判は終わったけどモヤモヤは残る
第21回 そして人生は続く その2=========================
と言う全10話でお送りする予定でございます。
裁判のお話なので、今回の新しい土地を見に行く話をサラッと流して、裁判における牛歩戦術の話を書くつもりだった。
所が、実際ネームを切ってみると、この新しい土地売買のネタで7ページくらいになってしまって、「じゃあ本来の話は次回に回すか」となった感じでございます。
これこそが、ライブ感ですよ。
予定通りに進むことが全てじゃないんだ。
この新しい土地売買の事も、第1部の土地売買の流れを比較すると面白いのかも知れないしね。
あと、前にも少し書いたけど、裁判自体の過程が地味すぎて恐ろしく漫画向きじゃないと言う事もあるかも。
とは言え、なかなかの急展開と言うか、「マンガやん!」と言う感じもあったりするので、その辺はしっかり描けたらいいなと思っております。

はい。
取り合えず、もうしばらくは不動産売買を含む、高額取引には手をだしたくないよねぇ。
それではまた次回に。

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- 2025年6月19日 12:12 CAT :
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あそこは永遠の空席
先日から、「寄生獣」を読み直してる。
流石にクソ面白いなチクショーなんだけど、それについて感想は色々書き倒しておりますので、それはもう良いじゃないか。
スーパーサイヤ的ネオエクスデスのダミーターゲットを叩き潰したい
この辺とかね(↑)。
かなりの分量で書き倒してるよ。
で、そのまま「七夕の国」を読み始めた。
これがまぁ、当たり前だけど面白い訳ですよ。
ふと思い出した。
以下、「七夕の国」の超絶ネタバレになるので、未読の人はぜっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったいに読まないように。
これ知ってしまうと、シックスセンスのオチ知るどころじゃないレベルできっと人生の損失になるので。
と言う事で始めるよ。
この上で「ネタバレじゃねえか!」とか言う奴はもう、流石に知らん。
さてさた。
これを初めて読んだのは多分中学生の頃だったと思う。
当時最後の伏線回収があまりにも凄すぎて「オレもこんなの書きてぇ!!!」って当たり前のように思う訳でございますよ。
「カササギの旗」の話で、「なぜカササギなのか」と言う物語において最も重要な謎の答えが、「カササギが初めにあったんじゃない。初めにあったのはカササギではなく、カササギに似た形の何かだった」と言う衝撃。
当時、これを読んだ時の震える感じは今でも思い出せる。
それをですね、自分の漫画でもやりたいと。
その頃オレは今の「風を切る日々」の元ネタになる「ランナウェイデイズ」って漫画を描きつつ、新作構想として「G」と言う漫画を考えてた。
「G」って漫画は、今後描くであろう「始まりは終末」と言う物語の元ネタになる「FIRST END」と言う漫画のあとがきで「次に描こうと思ってる漫画」として考えていたっぽい。
多分小学生から中学1年くらいの頃だと思う。
それから数年後、大学生になってから改めて「G」と言うタイトルで書き始めた。
さらにその「G」って漫画を後に描き直したのが新都社にアップしてた「Gの世界」な訳で・・・
いや、前置きはどうでも良いや。
要は(↓)のページの話ですよ。


「初めに形があり、それに意味が生まれ、ジーと言う発音になった」と言う奴。
これ完全に「七夕の国」みたいなのをやりたかったんですよ。と。
この構想が最初にあって、じゃあ、そのためにどんな話を作ろうかと膨らませて言ったのが「G」って漫画なんだ。
今回、「七夕の国」を読んでて、それを思い出して、急にその話を書きたくなった。
それだけであって、それ以上でもそれ以下でもないお話でございます。
はい。さようなら。
どうでも良いけど、この「Gの世界」に出てくる「黒川先輩」のキャラクターデザインは、「ひとときの暗がり」に出てくる守山先輩の元ネタになった人だったりする。
って言うか、「Gの世界」の演劇部のイメージがそのまま実際のオレの高校時代の演劇部の感じな訳で・・・いや、それ以上は何も言うまい。
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- 2025年6月18日 12:12 CAT :
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過去の自分を見つめ直すと言う名の水増しシリーズ第15弾「遥かなる旅路 さらば友よの巻」
物心ついた時からずっと漫画を描いております。
人様にお見せし出したのは、ここ10年くらいだけど、その前20年以上ずっと一人で黙々と誰にも見せずに漫画を描き続けた。
とは言え、実はちゃんと完結させた経験は驚くほど少ない。
特に、長編になると「ニュースチョクホー」「ランナウェイデイズ」「G」「アス」の4つしかないんだよね。
その内で最も長期間に渡ったのが「アス」と言う物語で、それを完結出来た時の感情をブログで書いておりました。
何か月か前に数年ぶりに描いてみたこの2人の物語ですよ。

一応、この時描いたネームに関しては、新都社に公開しておりますよ。
今回はその時の記事の事を思い出したので、水増しと言う形で再掲してみようと思っております。
この時の事は、今でもよく覚えてる。
無茶苦茶清々しい気持ちだったんだよなぁ~。
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夏の日の朝。
6時くらいに、窓をあけると入ってくる空気には、ひどく懐かしい匂いがある。
小学生の夏休み。
眠いのに無理やり起こされて、フラフラと通っていたラジオ体操の時の匂い。
当時は、何よりも嫌で仕方がなかったけれども、今になると、この空気の匂いが何とも心地良い。
今って、夏休みのラジオ体操なんてやらなくなっているそうで・・・
と言う事は、今の子どもは大人になった時、この感覚を味わう事が出来ないと言うことか。
それは結構、可哀そうな気がしてならない。
何でなくなったんだろう・・・?
さてさて。
今日、遂に描き終えてしまった。
「US」と言うマンガを。

第一話を描いた時の日付が、2001年の8月だったので、ほぼ13年の月日と言う期間、描いてきた一つの物語が終焉を迎えたと言うことらしい。
最後の1ページを描き終え、その下に「終わり」の文字を書いた瞬間のビックリするような充足感。
こんな気持ちになれる事が、オレのこれからの人生であと何回あると言うのだろうか・・・
そして、年月ももちろんのこと、物語自体の長さも最長となったこの物語と、お別れする事になった。
もう、この物語のキャラクター達が勝手に動き出すことはない。
それを、絵として残して行く事も多分ないんだろう。
思えば、元々は、高校時代にさかのぼる。
当時、ほぼ初めて割と長編の物語を完結させる事が出来たオレは、画力アップには、漫画を描き続ける事が一番だろう。という結論に達した。
で、当時たまっていた短編用のネタをいくつかくっつけて、その全ての短編に少しずつ主人公が絡みつつ、次第に物語が一つにまとまって行く。
そんな漫画は面白いんじゃないかと思いついた。(今考えると、そんな話結構よくある気がしないでもないけど・・・)
そして、短編と短編を違和感なくつなぎ合わせる為の設定を考え始めた。
考え始めると、もう止まらない。
主人公のバックボーンから、ヒロインの設定、世界観の設定、そして、物語の大筋まで、暇さえあればずっと考え、ノートに描き綴ってた。
全体的には、当時異常にはまってた「トライガン」って言う漫画みたいなのを描きたいなぁ~みたいなイメージがあったりもした。(結果的には、序盤以外かすりもしなかったけど・・・)
大体の構想がまとまって、第1話を描き始めるまでに、1週間とかからなかったように記憶している。
結局、その1週間で広げまくった大風呂敷をしっかり描き切るのに、13年の歳月がかかってしまったと言うことらしい・・・(まぁ、その時々に影響受けたものとかで、後付けの設定とか、キャラも出てきたりはしたけれども。)
最終的には、その最初のノートに書いた構想通り、全部で15部。
しかも、各部ごとにこんな事を書こう見たいに考えていた事も大体、当初の構想通りに描けた。
むしろ、ここまでぶれなかった事に結構ビックリ。
しかも、「大体、この話は○話くらい使って書こう。」とか構想してた奴も、12部が3話、13部が3話、14部が5話はみ出しただけで、ほぼ予定通りに描けたと言う。
自分でも言うのもなんだけど、高校生のオレすげぇ・・・これが、思春期の力か・・・
まぁ、途中年単位の休憩も挟んだりしたけれども、それでも、最後まで描き切れた事にただただ感無量。
もっと内容に突っ込んだ事も描きたいけれども、また、漫画の方を読んでもらいたいので、そこは我慢しておこう。
約2800ページ。全135話をもって、「US」と言うマンガは終了だ。
これで、死ぬまでに描いておきたい物語がまた一つ完結した。
とりあえず、いろんな奴に読ませてみたい。
・・・ような気もするけど、長すぎて、気軽に読んでみてや~とも言い辛い。
元々、99%は自分のために描いてきたわけだし、まぁ、機会でもあればと言う事で。
さようならです。
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- 2025年6月15日 12:12 CAT :
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真っ黒髪の母さんはこんな醜い僕を何で宿してしまったの
昨日の記事の話の追記なんだけど、今年中に「ひとときの暗がり」第2部前半部分を完成させるためには、単純計算で月に2~3話くらいアップしていかないと間に合わないと言う素敵な計算が成り立った。
で、ここ数日猛烈な勢いで「ひとときの暗がり」を書き進めております。
今、11話の半分くらいまで書きあがってる感じ。
もう少しストック作っておかないと、このペースでの年末まで更新出来る気がしないんだよ。
他にも色々描きたいものがあるんだけど、何か脳の文章スイッチが入っているので、今のうちにどんどん書いておこうかと。
いやしかし、この時期(高校2年生の頃)は何か色々苦しいですな。
ネタバレするのも何なので、詳細は書かないけど、ホント苦しい。
当時そこまで苦しんでいたのかと言われると、それはそれで疑問ではあるんだけど、改めて客観的に見ると実に色々苦しかったんだと思う。
その内本編でも出てくるんだけど、当時やってたシータと言うバンドの曲で「see through」ってのがある。
一応、タクヤの元ネタのやつ曰く「シータの代表曲」と言ってた曲。
この曲の歌詞を書いた時、オレは特に深い意味合いを持たせたつもりは全くなかったんだよ。
「1人の女の子が彼氏が本当に自分の事好きなのか知りたいなぁ~心の中をのぞける「シースルー」って力があればいいのに。」
って言う、アホみたいな歌詞ですわ。
誰にでも書ける低俗な恋愛の歌詞を書いてやろうくらいのことしか考えてなかったと思う。
何でそんな誰でも書ける低俗な恋愛の歌詞を書こうとしたかと言うと、それはまぁ周りが恋愛模様でピンク一色になってた事に対してムカついてしょうがなかったからに他ならない。
その辺の話は、「ひとときの暗がり」本編の方で書いてるので、そちらを見てくださいな。
・・・ただ、今回改めてあの頃を客観的にと言うか俯瞰的に思い出しながら、私小説と言う形でそれぞれの心情を掬い取りながら描写していくと「あぁ・・・この曲の歌詞って、こういう気持ちが深層心理にあったんだな」と言う事が分かってしまった。
昔の傷を自分でぐりぐりナイフで抉っていくようなドMスタイルで小説を書いております。
何であの当時あんな言動をしていたのかと言う事が少しだけ分かった気がする。
出来れば、あの当時オレにムカついてしょうがなかっただろう演劇部の皆さんにこの話を読んで貰ってですな、「あぁ・・・そうだったんだ」と思ってもらいたい気もする。
ただ反面「何好き勝手に全部暴露してくれてんのよ」とブチ切れられそうなので、やっぱり読んで貰わなくていいような気もしてる。
まぁ、この話を公開した上で一番ブチギレるだろう、タクヤの元ネタになったヤツは今もオレの横でお仕事してるので、多分大丈夫だと思うけれども。
こいつには以前小説の存在を教えて読ませてみたところ「99%どころか100%ホントじゃねえか。よくこんな詳細に覚えてるな。」とお墨付きをもらいました。
こっちには当時の日記が三桁ページあるんだよ。
と言う事で、どんどん書き進めてどんどん公開していくぜぇ~~!
ちなみに(↑)の日記を見ながら第2部最終話までのプロットを考えてたんだけど、33~35話くらいになりそう。
後半も割と色々イベントがあったようですな。
そして、第3部も多分25~30話くらいになると思う。
先は長い・・・
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- 2025年6月14日 12:12 CAT :
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あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その30
先月、うっかりしていて「ひとときの暗がり」をアップしてなかった。
まぁ、先月はお仕事の方で結構めんどいトラブルがあってバタバタしていたのでしょうがないと言う事にしておこう。
と言う事で、先日「ひとときの暗がり」をアップしてきた。
帳尻併せと言う事で今月はあと1~2話くらいアップしておこうと思っております。
一応、今年中に第2部の前半部分までは完成させてアップさせたいんだ。
多分20話くらいで終わる予定なので、少しペースアップしないと間に合わないんだよね。
と言う事で、来るべきその日まで少しでも多くの人を繋ぎ止めておきたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきますよぉ!
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
第36話 高校2年生(5)「再始動」

こちらの話ですな。
「バンやろ」の話を書こうと思ってたけど、それはお礼絵の方でツラツラ書いたので割愛。
やっと第2部でも物語が動き出したと思ってる。
バンドが再始動して、演劇で自主公演と夏ととんでもない規模の公演の話が始まる。
更にまだ他にいくつか他の話がどんどん始まっていく。
結果としてこの1年、特に前半はどうしたんだと言うくらいのボリュームになってしまう。
多分今のところの人生では一番の大創作期間だったと思う。
ただ、今第2部の10話目を書いてるんだけど、思いのほか創作関係の話じゃなくて、色恋沙汰な感じになってきている。
と言うより、オレはなんてヒドイ奴だったんだろうと・・・
思春期の女子高生に対して、とんでもなく惨い仕打ちをしていた事に気が付いた。
ホント当時は、100%自分の事しか見てなかった。
今になって、当時の日記とか見直しながら、時系列と出来事をまとめて物語を作っていくと、心が痛むほどひどい事をしてる。
今更謝ってもしょうがないけど、それはそれとして、ここで謝罪したい。
まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!まぢで!ごめんなさい。
そんな書いてる側の胃がキリキリし始める、歪な色恋沙汰と大創作期間に入る「ひとときの暗がり」を、これからも何卒よろしくお願いいたします。平に!平に!
と言う事で、最期にこの回のお礼絵をば。

写真の雑誌ではないけど、当時メン募が載ってた「バンやろ」は表紙がセックスマシンガンズだったような気がする。
そして、オレがベースの練習で一番見倒した「GIGS」の表紙もセックスマシンガンズだった。
たまに読んでた「FOOL’S MATE」も当時よくセックスマシンガンズが飾ってた。
いかに当時勢いがあったかと言う事ですよね。
ただ、「FOOL’S MATE」は「Dir en grey」とか「Janne Da Arc」とかを目当てで買ってた記憶がある。
ちなみにタクヤの元ネタのやつは「FANATIC◇CRISIS」が好きだったような・・・
まぁ、そんな感じですわ。
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- 2025年6月10日 12:12 CAT :
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あたたかな風と共に涙枯れてでも叫ぶ
今年初めにぶち上げた「今年の創作の目標」の中の一つに、「毎月何らかの短編を一つ描く。」と言う絶対無理っぽい奴があった。
まぁ「無理無理」言ってるうちは絶対何もできないので、出来るかどうかは置いておいて、やろうと思う事が大切なんですよ。
って、ケイさんが言ってました。

そんなこんなで出来るだけ、何らかの短編と言うか、普段書いてる連載物以外の何かを描いていた。
1月⇒短編「(新説)惑星ひとりぼっち」
2月⇒短ページ選手権向けのFA16作品分
3月⇒描きたいシーンだけ描くアンソロ
4月⇒インスタ用漫画
5月⇒短編「具体的なD4C」みたいな感じ。
それも含めちゃう?感ありつつも、何とかこなせてると信じたい。
で、今月は満を持してかどうかは知らないけど、昨年の「no head no heart」以来の「漆黒の青空」向け短編「4千年王国」を描こうと思ってる。
思ってたんだ。
でも、6月が3分の1終わってしまった。
出来るかなぁ~
まだネームも書けてないんだけどなぁ~
何か6月は別の何かでお茶を濁しつつ、6~7月にかけてと言う事にして描けば出来るか。
ただ、先月はアナログでのお絵描きが楽し過ぎて「風を切る日々」の方が滞ってしまい、そっちの作画がチョッと押してるんだよ。
この辺をどうバランスとっていくかが問題ですな。
さて、どうしようかなぁ~
こう言う事を思案するのは実に楽しいです。

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- 2025年6月8日 12:12 CAT :
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涙で走る 血の大河を夢みて走る
と言う事で、本当に久々にアナログで漫画を描きました。
こちらですね。
甘納豆先生と交換日記っぽくお互いがお題出し合って、漫画にするみたいなあれですよ。
今回はオレが先生から「ホワイトデー」「メガネ」「下痢」のお題を貰って、そこから膨らまして描いた感じ。
制作過程などは、(↑)のあとがきで描いたので割愛するとして・・・
今回の表紙は、元ネタのACDCのアルバム「Dirty deeds done dirt cheap」にちなんで、70~80年代のレコードジャケットとか、映画ポスターのイメージで描いてみました。
この辺の加工はフォトショップさんに頼ってしまった。
あと、文字の写植はクリスタさんを使ったな。
でも、それ以外は全てアナログで描きましたよ。
トーンなかったので、薄墨で塗ると言う高橋ツトム先生のやり方を使っております。
アナログで漫画を最後に書いたのは、「us」のこれまでのあらすじ漫画で、それを書いたのが2015年だったので、10年ぶりのアナログ漫画だったみたい。
あらすじじゃない漫画と言う意味では、「やみ。世界」の「第6話 別離邂逅≒果て」になるかも知れないけど、まぁどっちにしたって10年ぶりですよ。(どうでも良いけど、「やみ。世界」はここから読めるよ)
せっかくなので原稿用紙にGペンで描こうと思ってたんだけど、画材を娘にあげてしまったのと、近所の画材屋さんに漫画の原稿用紙を売ってなかった。
デジタル全盛期なのでしょうがないんだけど、画材屋さんからトーンの棚が消えて、漫画の原稿用紙を売ってないと言うのが何とも寂しい限り。
しょうがないので、コピー用紙に学生時代使ってたパイロットのハイテックって水性ペンで描きました。(そう言えば、高橋先生も背景はハイテックで描いてたな。)
枠線と背景の一部はピグマのミリペン。
あと、描き文字、ベタは10年前に使ってた習字用の小筆と開明墨汁ですな。
手元にある画材で誤魔化し誤魔化し描いた感じ。

画材と原稿をそれっぽく写真撮ってみた。
時間はかかったけどメッチャ楽しかった。
やっぱりオレの漫画描きの本分はアナログでのお絵描きなんだと痛感しましたよ。知らんけど。
これからもちょくちょくアナログで漫画描いていこうと思ってる。
今回の内容については、分かる人居てくれたら嬉しいんだけど、オレが自分で書いた小説で一番好きな「夜景情景スカトロジスト」の1シーンを元ネタにしております。
はい。姫子が自殺する場面ですね。
「夜景情景スカトロジスト」の「第3章 ふたり」を全部漫画化しようとも考えたんだけど、それをやると多分20ページくらいになる。
それを全部アナログで描く時間はなかったんだ・・・
なので、もし万が一、なんで姫子が自殺したのか、敏夫と姫子はどう言う関係なんだ。みたいな事が気になった物凄く奇特なお方は、大変お手数ですが、こっちの小説をご一読下さると、おっさんはうれションするよ。
あとデジタルなら20ページ描く時間もあったかも知れないけど、今回の物語に関してはこのアナログ原稿の方が良かったと感じてるし、悔いは全くなし。
って言うか、アナログで描くと頭の中にある原稿の完成イメージがそのまま作れるんだよね。
デジタルではどうしてもこの感じにならない。
それはオレがデジタルを使いこなせてないのかも知れないけど、それよりは、オレの描きたいイメージの完成形には、人的力ではどうしようもない偶然が生み出す何らかの要素が必須なんだと思う。
とか偉そうに描いてみたものの、結局は、イメージ通りのものを描くために100%コントロールして描くと言う事が出来ないと言う事なんでしょうね。
何しか、自分一人だったらやらなかっただろう事に挑戦できるって事が本当にありがたいよね。
甘納豆先生には、本当に頭が上がらねぇです。
次は一応、「漆黒の青空」に投稿する短編「四千年王国」のネームを考えてるよ。
これは、オレがバンドで作った曲の中でトップクラスに好きな奴。
これを遂に漫画にしてしまうぜぇ~
今年は、ホント沢山創作出来てて、幸せですな。
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- 2025年6月6日 12:12 CAT :
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僕はあの頃の君でいてくれることが何よりもうれしいんだ~後編
前回のあらすじ!

と言う事で、引き続き「ハーメルンのバイオリン弾き」の感想を書いていきましょうね。

昨日の記事では、ちょっと気になった点を書いていったので、今日は逆に良かった点を書いていくよ。
【作りこまれた物語】
1巻辺りでは、「ヨーロッパでの話」と実際の地名を出してたりしてるけど、2巻の最後に収録されている第8話「北の都」の「北の都ハーメルン」が出てきたり、魔界軍王が出てきた辺りでは、しっかりとした世界観と物語の展開が出来上がってたと思う。それがかなりしっかり作りこまれていて、ほぼほぼ矛盾や破綻が無いまま物語が最後までキレイに進行している。
これだけのスケールの物語の世界観をしっかりと構築した上で、破綻させずにちゃんと完結していると言う意味では、やっぱり稀有な名作なのは間違いない。
至る所に時代を感じる痛い表現や、キツい表現などはあるとしても、それであっても、今に至るまでここまでキレイに広げた風呂敷をたたみ切った物語はほぼないんじゃかな。
【圧倒的残酷さ】
絶望の表現がスゴイ。と思ってたんだけど、実際読んでみるとそこまで絶望の表現は凄くなかった。と言うか、ここ最近の漫画で絶望がインフレし過ぎてる。
確かに30年前ではトップクラスだったかもしれないけど、今の時代にはもっとどうしようもない絶望が沢山ある。
オル・ゴール編やヴォーカル編辺りは絶望感凄かったと思ってたんだけど、今回読んでて「あれ?こんなあっさりしてたっけ?」となってしまった。
濃い味付けの漫画を読み過ぎていたようです。
ただ「残酷さ」と言う意味では、今の時代でもなかなかお目にかかれない圧倒的なものがあった。
ヴォーカル編でスコア国でハーメル達に対して「ありがとう」と言って花をあげた少女がいた。
悪魔として忌み嫌われていたハーメル達が初めて認められ、そして、人々からの歓迎を受けたスコア国。
ハーメルのパーティーにおいてほぼ初めての明るい展開だよ。
でも、数話後にその少女に対してヴォーカルが「僕にも花をくれるかな」と寄っていく。
そして次の話では、スコア国の全ての人間が惨殺され死体が山積みになっているシーン見開きがこれでもかと描写されてた。
他にも、自分の両親の躯がオル・ゴールと踊っているところをトロンに見せつけるシーン。
ハーメルンで感情をなくした人間が殺されて行くシーン。
などなど、挙げるとキリがない。
中でも特に今回震えるほど良かったのは、リュートがベース達になぶられて殺されるシーン。
手をへし折られて、喉を潰されて、膝まづかれた状態で、両眼を切り裂かれるとか、こんな残酷なシーンは描けないって。
しかも殺される理由が妹を守るためで、それが母親の見ている前で行われる。
普通ならブレーキ踏むよな。と言う所で、ベタ踏みアクセルを踏むかのような残酷描写は、ホント凄かった。
ただ惨いとか、胸糞悪いとかじゃなくて、しっかり残酷。
これは、ホント途轍もない表現だった。
【超絶カタルシス】
上記の「残酷」が物凄いからこそ成り立つ超絶的なカタルシスがもう途轍もない。絶望的な状態から勝利すると言う形のカタルシスは、いつの時代でも山のように溢れているけど、残酷的な状態に打ちひしがれたパーティーがそれでも立ち上がると言うカタルシス。
これは意外とあるようでなかったと思う。
例えば、ハンターハンターの蟻編で、ネフェルピトーが出てきた時の絶望感は凄かったけど、その後のカイトを殺すシーンの残酷さはほぼ描かれなかった。
ゴンさんがピトーを倒すシーンでは絶望からの勝利と言う形でのカタルシスはあった。
でもそれはやっぱり、あくまでもありふれて居る絶望から立ち上がる少年誌的なカタルシスなんだよ。
もちろん、あのシーンの表現自体は圧倒的名シーンで、実際ゴンさんになるところは何度読んでも鳥肌ものなのは間違いない。。
その上で考えて欲しい。
もし、あのシーンがゴンの目の前で少しずつ甚振られながらカイトが惨殺されて行く描写だったとしたら。
しかも、それはゴンを守るために。
それを目に焼き付けてしまい、精神が崩壊したゴンが、それでも立ち上がり、ピトーを倒すと言う展開だったらどうか。
このレベルのカタルシスですよ。
それが全編に渡って何度も繰り返される。

「この世界は残酷だ」的な表現は多々あれど、実際にどのくらい残酷なのかを丁寧に描写するマンガって意外と少ないんだよ。
【主人公パーティーの歪さ】
主人公が魔王の息子と言う設定自体は、今ではよくあるような気がする。でもこの物語のパーティーは、チョッとおかしい。
魔王の息子ハーメル、人身売買されて連れてこられたフルート、ハーメルを聖杯にするためパンドラに近づいたオーボウ、自分の両親をハーメルに殺されたライエル、自分の国をサイザーに滅ぼされたトロン、双子なのに魔族に連れ去られて人間を惨殺していたサイザー。
どんなパーティーやねん。
しかも、自分の両親を殺されたライエルやトロンが、ハーメル、サイザーを許して仲間に迎えるまでの過程もなかなか見ごたえがある。
その結果、物語の終盤でこんなメチャクチャなパーティーがいつの間にか強い絆で結ばれていても、全く違和感がないんだよね。
ついでに言うと、それぞれのキャラクターの過去の話をしっかりと描いてくれている点もメチャクチャ良かった。
普通に考えると、大魔王ケストラーが人間の娘パンドラとの間に子どもを作るとか、設定では描けるとしても、その過程ってメッチャ難しい。
その辺りを本当に違和感なく描いていたからこそ、この歪なパーティーが正当化されるんだよな。
展開に全く無理がない。
これって、メチャクチャ凄い事だって。まぢで。まぢで。
【描写力がずば抜けてる】
長くなってきたから、これで最後。とにかく描写力がずば抜けてた。
昨日の記事でもあった通り絵柄は古臭いんだよ。
でも奇形レベルで大きすぎる目にちゃんと感情が乗っているから、キャラクターの苦しみや喜びに物凄く感情移入できる。
しかも、画面構成が上手いから、スケール感とか世界観が物凄く分かり易い。
普通あれだけキャラクターやら、兵器やらを描き込むと、ごちゃごちゃしてしまって最近のワンピースみたいになってしまうと思う。
実際に、物語の序盤は分かりにくかった。
2巻の最後の方とかでも、物凄いモンスターがいるんだどうけど、イマイチスケール感が伝わってこなかった。
所が、渡辺先生はこの描写の為に敢えて引き算をしたんだよね。
後半になると、スケール感を出す見開きとかのページを線画だけで表現するようになる。
その結果、物凄い物量の線がページ内に存在することになり、見たこともないようなとんでもないスケール感を描写することが出来た。
普通は黒く塗ったりしたくなるよ。
それをしないで、ひたすら物量でスケールを出すと言う面と向かって立ち向かっていく男らしい表現方法にはただただ脱帽。
物量が必要になるから敢えて引き算をすると言う、このセンスは本当に凄すぎる。
それを見るだけでもこの漫画を読む価値はあるってもんですよ。

あと、プリスカ先生からいただいてた質問もせっかくなので、ここで書いておこう。
〇好きなキャラ
今回読んでて、オリンじじぃがメッチャ好きになってしまった。
オリンじじぃを追ってきた借金取りも良い感じ。
ドラム様みたいな己惚れ屋のおっさんも大好き。
あと、フルートのお父さんも好き。
やっぱりおっさんが好きらしいな。〇好きな展開
これは(↑)の通り、リュートの過去編かと。
オル・ゴール編がぞくぞくして最高だった。〇好きな必殺技(演奏曲)
やっぱり最期の戦い。
ヴェートーベンの第九「歓喜の歌」かなぁ・・・この辺り読んでた時なんて鳥肌立ちぱなっしですぜ。
あと、「火刑台上のジャンヌ・ダルク」の残酷な感じも捨てがたい。
普通に曲として好きなのは「魔王」なんだけどなぁ~〇好きな舞台
これも(↑)の理由でスコア国編かな。
あと、絶望の大陸「エアシュテルベント」も上陸時の絶望感もいい感じ。〇きらいなキャラ
嫌いなキャラは特にいないけど、性格が屈折してるので、ライエルとかサイザーみたいな真っ直ぐなキャラは苦手。
でもライエルの両親くらいになってくると、逆に好きになるのが不思議な感じですな。そんな感じで、長々と書いてしまったけど、結論を書いておこうか。
絵が古臭いし、時代に合わないイタイ表現が多い。
でも、そんな事どうでも良くなるレベルでクソクソ面白い漫画だった。
やっぱり「ハーメルンのバイオリン弾き」は人生のトップ5に入る漫画で良いと思う。
絵柄が受け付けないとかいう奴は、その変なフィルターのせいで勿体ない思いをすればいいんだ。
未読のやつは、ぜひ読むべき漫画だと思いました。
続編があるらしいけど、全ての要素を回収してほぼ完璧に終わってるので、これからどう展開するんだろうね。
蛇足なのか、そうでないのか。
また機会があったら読んでみたい・・・かも知れない。
でも、読まないかもしれない。
長くなったけど、以上だ。
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- 2025年6月5日 12:12 CAT :
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僕はあの頃の君でいてくれることが何よりもうれしいんだ~前編
先日大人買いした「ハーメルンのバイオリン弾き」を読み終わった。

この漫画については、前にも少し書いたけれども、せっかく全部読んだので、その感想をツラツラと書いておこうかなと思っております。
いや、いつぞやの「ホムンクルス」みたいな徹底考察は流石にやらないけどな。
って言うか、30年以上前の作品だったと言う事に結構な衝撃を受けている。
前にも書いたけど、それをオレの実体験に置き替えると、今ジャンプを読んでるヤツにとっては「火の鳥」とかその位の感じなんだよね。
もう、古典だ。古典。
なので、古典としてこの物語を読んでいこうじゃないかと言う事ですよ。
今回読んでいて思ったことがいくつかあるので、その辺りをチョッと箇条書きで挙げてみた。
「ハーメルンのバイオリン弾き」

【やっぱり古典だった】
これが今回読んでて一番思った事だったかもしれない。絵が古いと言うのはまぁ言わずものがなと言うか・・・90年代のアニメとかの感じに近い、あの奇形みたいな極端な顔とかは、相当人を選ぶよな。
当時でもまぁまぁ人を選んだだろうあの絵柄は、今の時代では相当受け入れるのが難しいと思う。
普遍性のある絵柄ではないよね。
併せて要所要所に今の時代に読むとかなり痛い表現がある。
これも読んでいて、かなり障害になる気がするよなぁ~。
【伏線が伏線じゃなかった】
昔読んだ時と比べて、オレが大人になってしまってた。と言うか、時代的なものもあるのかも知れないけど、伏線が伏線じゃない。物凄く分かり易い。
それは、少年誌としては正しい表現なんだよ。
実際オレが読んでた少年の頃には伏線スゲェ~!ってなってた。
ただ、今になって読むと伏線じゃなかった。と言うだけの話だ。
フルートにお兄ちゃんがいて、その人がベースの若い方の人なのはスフォルツェンド編の段階くらいから分かるように描かれてた。
まぁ、これに関しては、マイナスではないような気もする。
むしろ、ハンターハンターみたいな複雑で難解な伏線を小学生が読んで理解できるのかって話。
小~中学生くらいが読むのであれば、丁度良い位の伏線なのかもしれない。
【総力戦じゃなかった】
オレが「ハーメルンのバイオリン弾き」で一番好きだったのは、最終決戦のスケールと総力戦の凄さだった。・・・と思ってた。
でも、今回読み直してみると「あれ?」ってなってしまった。
確かに最終決戦の最初はとんでもないスケールと総力戦なんだけど、そのほとんどがケストラーの力の強さを見せるためのフリに使われてしまってて、結局最後の戦いにおいては、フルートとハーメル対ケストラーと言う実にこじんまりとした戦いになってた。
何かこの辺がかなり記憶と違うんだけど・・・こんな感じだったっけなぁ~?
【魔族化したハーメルのデザインがダサすぎる】
ケストラー戦で完全魔族化したハーメルのデザインが絶望的にダサい。ただ、これって渡辺先生のモンスターデザインがダメと言う話じゃない。
実際、他のモンスターのデザインはメッチャカッコいいし、あれだけ色んなモンスターが居ながら、ケストラーは角が生えた美形の人間にするなど、抜群のセンスだと思う。
それだけになぜ・・・
あのハーメルのデザインだけは、どう頑張っても擁護の仕様がない。
人間的なハーメルが完全に魔族化したと言う事を見せつつも、ハーメルだと認識できるようにと言う苦心の結果なんだろうと思うんだけど、それでもやっぱり擁護の仕様がない。
オル・ゴール編でフルートを突き殺した時の魔族化したハーメルはめっちゃカッコよかったのに・・・
と言った感じで、こんな感じで挙げてみたけど、まだまだ言いたい事はある。
そして、長くなりすぎたので続きは明日にしましょうかね。

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- 2025年6月1日 12:12 CAT :
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お絵描きタイム
ここ最近、アナログでずっと漫画を描いてる。
コツコツ質感書き込んでいくのは、アナログの方が断然楽しい…
これ、もうデジタルに戻れんくなりそうですやん… pic.twitter.com/X98V1GmeSU— しもたろうに (@shimota_rouni) May 30, 2025
まぁ、こんな感じですわ。
これがねぇ・・・思ってた100倍楽しい。
ぶっちゃけ、ここ最近全く液タブを触っていない。
そうなんだよ。オレは小学生のころからずっと紙にペンで絵を描いてきたんだよ。
「これぞ正に!」と言う感じがしております。
とは言え、「なんか手が大きかったな」とか「顔のバランスがなぁ~」って時に、チョッと動かして微調整みたいな事が出来なくて、チョッと不便さを感じていたりもする。
結局のところは良し悪しなんだろうね。
あと、時間がかかる・・・
1コマ分の集中線を描くのに20分くらいかかる。
クリスタさんなら10秒で出来るのに。
アナログで描いた事ない奴とかって、この集中線とか書けるのか?と思ったりもする。
そんな感じで、今、新作短編を全て手書きで書いております。
ノリノリで描いてるけど(↑)の通り時間がかかってしょうがないので、完成はもう少し時間がかかるかも知れない。
あと、内容的にも面白いものかと言われると不安がいっぱい。
ただ、集中線1本まで心を込めて引いてるよ。
そして、アナログの方がやっぱり線に感情が乗ってる気がする。
本当に良し悪しなんだな。
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