「マニアック音楽」カテゴリーアーカイブ

2019年11月12日 1:30 CAT :

犬神サアカス團とtime gose byのお話し

人生を変えてくれたバンドがある。

「筋肉少女帯」と「犬神サアカス團」の2つ。

これだけは、多分、いつになっても変わる事はない。永久不変。

出会ったのは、どちらももう20年以上前になる。

当時、筋肉少女帯は、オーケンとうっちーの仲違いがあり、活動凍結中。オーケンは、特撮でデビューしたばっかりだったと思う。

犬神サアカス團は、まだ、犬神サーカス団でマーシー(薬中じゃない方)のプロデュースでWIDE TREADから、「首吊りの森」を販売したばっかりだったと思う。

あれから、20年間の間、筋肉少女帯は、まさかの仲直りを経て、太田明がまだ合流してはいないものの、仲良くのびのびと活動を続けている。

相変わらず、唯一無二の筋肉少女帯の音楽は、一部ではマンネリだの、古臭いだのと言われながらも、マンネリ上等!と言わんばかりに安定して、新しいのに結局は良い意味でいつもの筋肉少女帯の音楽を届けてくれていた。

犬神サアカス團は、断続的と言うにも憚れるほど積極的に、止まることなく活動を続けている。

リーダーの犬神明兄さんは、音楽的造形が尋常じゃなく深くて、いろんな形での音楽を見せてくれた。オレ自身の好みと合わない時があったり、引くほどシンクロする時があったりと波のように近づいたり、遠ざかったり…それでも、ずっと聞き続けていた。

・・・と前置きが長くなったけど、そんな人生を変えてくれたバンドの一つ「犬神サアカス團」の4人のメンバーのうち2人が脱退することになった。

それを知ってから、未だに、気持ちの整理がついていない。

ついていなさ過ぎて、どうしたもんかと思い、ふと、ブログで気持ちを綴ってみたら少しは何か変わるかなと思って、久々にログインしてみたような感じ。

でも、いざ、書こうと思ったら、何も書くことが思いつかなかった。

脱退理由については、メンバーさんの人柄の良さがにじみ出ると言うか、かつてここまで誠実なコメントは見たことがないと言うほど、誠実にファンと向き合ったそれぞれの言葉で、述べられていた。

それを見たおそらく全てのファンが、納得したと思う。

オレも、納得した。

でも、それとこれとは別で、とにかく悲しくて仕方がない。

そんな事言わずに、もう少し続けてくださいよ。何て、とても言えない。そもそも解散するわけでもない。「漸進的に」という言葉を使われていたように、これからも精力的ではないかもしれないけれども、確実に前を向いて進んでいってくれると信じている。

全部わかっている。

でも、やっぱり悲しくて仕方がないんだよ。

バンドって、何だろう。とかそういう事を考えた場合の話。

筋肉少女帯っていうのは、実に不思議なバンドで、中心メンバーであるオーケンがいない時期でも、キンショーはキンショーだし、90年代のキンショーメンバーが居なかったナゴム時代も、メジャー初期もちゃんとしたキンショーだし、何だったら、期間限定だった80年代の筋肉少女帯だって、ちゃんとキンショー。

どの時代も大好き。その時々に演奏している人たちの音を楽しむことができる。やっぱりメタルのギターはフーミンだと思いつつも、「シスベリ」を聴いた時には、ジェットフィンガーカッチョイイ!!とか、エディのピアノ最高!になる。

でも、犬神サアカス團はなんか違う気がする。

あの4人のサウンドが奇跡的に作用しての犬神サアカス團のような気がする。

それくらい本当に物凄い微妙なバランスで成り立っていたバンドだったのかも知れない。

この先、オーケンとうっちーがまたケンカして、キンショーが活動凍結したとしても、あんまりショックはない。おいちゃんやふーみんが脱退して、ドラムに太田明が復帰したとしても、さもありなん。そして、多分、またいつか皆で「釈迦」とかやってる気がする。10年もしたらまた再結成して、仲良くライブを始めると思う。

でも、今回の犬神サアカス團は話が違う気がする。

10年とか先に、また4人が集まることがあったとしても、もう、今の犬神サアカス團の音にはならないような気がする。

本当にそんな良い意味で危ういバランスが生み出す緊張感こそが、犬神サアカス團を最高たらしめる要因だったんじゃないだろうか・・・

4人じゃないならもう犬神サアカス團じゃないから、もう応援する気にはならないとか、そんな事は一切なくて、これからもずっと応援し続けるし、聞き続ける。それは絶対。

ただ、今後絶対に懐古主義のように「あの頃の音はどうのこうの」と言わない。と約束できる自信はない。

プロデューサーが変わろうが、環境が変わろうが、ライブだろうが、スタジオ音源だろうが、あの4人が表現する音楽は全て間違いなく犬神サアカス團だった。

これから先、どんな方向に展開していくのか正直想像もつかないし、どんな音になるのかも分かりはしない。

「新しい犬神サアカス團最高じゃねえか!!」ってなる可能性だって全然ある。と言うか、むしろそれには物凄く期待している。

でも。でもだ。

人生に絶望した中「暗黒残酷劇場」を聴いて何だか救われた気分になった事。

大学自体車の中でアホ程「神の犬」を聴いた事。

今の嫁と結婚前、どうしてもCDが欲しくて、当時四国唯一のタワレコまで6時間かけて行き「待ちわびた日々」を買った事。

初めてライブに参戦した時、物販でジンちゃんと情次さんに会えた感激で泣き崩れた事

嫁のお腹の中で子どもが大きくなっていく中で、それまで大好きだった「人工妊娠中絶」を1年間聞かずに過ごした事。

お仕事で色々追い詰められてた時に、毎朝「華麗に舞え」を聴いて自分を鼓舞していた事。

改名後初のアルバム「恐山」の凄まじい出来に、鳥肌が止まらなかった事。

明兄さんが、このブログのアルバムの感想を読んでると知って、恐れ多くなって感想を書き込めなくなってしまった事。

他にも、いくらでもある。

人生の要所要所で聴いてきた。

本当に、人生を変えてくれたバンドなんだよ。

悲しくて仕方がないくらい許して欲しい。

いつの日か、「あの脱退は本当にショックだったなぁ~」と振り返る想い出のような感じになってくれれば・・・

やっぱりスッキリしない。

する訳がない。

まぢで、大きくぽっかり穴が空いてる感じ。

感激して泣き崩れた時のライブで、物販で購入して、サインももらったDVDだ。

今は、犬神サアカス團の曲を聴くのさえ辛い。

こんな気持ちになったのは、初めて。

でも、振り向くな 目を背けるな 真実は今だけ。

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2017年8月20日 22:57 CAT :

公共事業

8月入ってから、本来なら、夏休みをのんびり過ごすつもりだったんだけれども、今年入って最高にお仕事をいただきまして・・・のクセに、娘も夏休みだから、旅行に行きたいとか、お盆にはいっちょ前にお盆休みを取ったりなんかしたので、何か、本当に死にかけております。

・・・でも・・・いただいたお仕事には、全力で頑張りますよ。クオリティーは落とさずに、納期は遅れずに・・・いや、納期はごまかしごまかし少しずつ伸ばしていってもらってるけれども・・・

これが俗に言う、嬉しい悲鳴・・・と言うやつらしい。

マンガもさっぱり描けていやしない。

ただ、それでも、何とかかんとか時間を見つけつつ、やっと完成しましたよ。

「ヤンディール制作(所)」さんの初のまとまった音源が。

制作開始から半年以上。実際に、レコーディングなどの作業をした時間は、「王道軽傷」に比べると結構少ないけれども、それでもコツコツと作っていったんだよ。

やっと完成した。

ホントに、「これ完成すんの?」って思ってたけど、完成するもんだ。

予定よりはるかに遅れたけれども。

正確には、まだ完成はしてない。今、最後のマスタリング中。

でも、レコーディングもミックスも終了して、歌詞カードなども完成しております。

ミックス段階の奴を聴き倒してるんだけど・・・これは凄い良いのが出来たとニヤニヤしてる感じ。

「王道軽傷」が完成したとき、もうこれ以上のものは作れないと思ったし、実際に、あれ以上のものが作れたかと言うと、そんな事はない。

オレが一人でやりたい事を追及して、自分で満足できるものとして一曲単位のテーマ性を限界まで掘り下げ、それを限界熱量まで熱したという意味で「王道軽傷」を超えるもは、もうオレの人生で絶対に作れることはないと思う。

その位、「王道軽傷」は自分の中で満足の行く出来だったんだよ。

では、今回の音源についてはどうか・・・

タイトルは「公共事業」。

バンド名の元ネタでもある「ニューディール政策」とかけてると言うだけではなく、時間と金をかけてるのに、粗悪でほとんど意味のないもの。つまり「公共事業」と。

その名の通り、熱量もないし、テーマ性もない。意味もない。ダラダラ流し聴きするのがちょうど良い位のアルバムですたい。

ほとんどの曲が、バンドセッションしながら出来ていった感じで、今までみたいにオレが、イメージまで作り込んで詞も曲も作り上げて持っていった曲は1曲もない。

実際に、オレが作詞作曲した曲なんて1曲しかないし。

でもそれが凄く心地いい。

何の気負いもなく、だらだら延々聴いてられる。最近、これが素晴らしいと思うようになったんだよ。30歳を超えて、こんな感じで心持ちが変わってきた。

自己表現を追及するという中二的発想なんてどこまでいったって、それはもう「王道軽傷」の劣化コピーでしかないんだよ。

自己表現って、それは、100人いれば100人が持っているもので、そんなものを追及することの無意味さを感じる歳になったと言う事なんだと思う。

だからこそ、今、オレが心地よく聴けるのは、この「公共事業」のようなアルバム。

これも、成長・・・と言う事にしておこう。

知らんけども。

と言う事で、「ヤンディール制作(所)」として最初のまとまった音源「公共事業」。

収録曲は、(↓)みたいな感じ。

M.01 prelude glow
M.02 【無修正】【流出】JK秘密のア ソ コ
M.03 チョッパー仁くん人形
M.04 前前前前世
M.05 早退き≠早弾き
M.06 深海親父
M.07 people ⇔ sit
M.08 成平のテーマ
M.09 おなべ§レシピ
M.10 KanonCode LoveLetter to GGGX 2017
M.11 キバヤシ の気晴らし
M.12 north wall

収録曲は12曲。これまでみたいな、容量限界突破の79分収録とかでもなく、たぶん収録時間も50分位とお手頃な感じでございます。

ジャケットもこんな感じ(↓)

凄いざっくりと描き下ろしました。

チョッと普段と絵柄の感じは変えてみたけども。

一応、シングルとして作った「おなべレシピ」も入っているけど、新録。そして、弟に「前の方がギターがうまかった」と言われております。

おまけで、「おなべレシピ シングルバージョン」も入れてやろうかと思ったけど、それもめんどくさいのでやらない。

そんなこんなで、完成間近。

出来た暁には、また、聞いてみていただけますと幸いでございます。

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2016年6月23日 10:49 CAT :

「苦苦★念仏」

「八十八ヶ所巡礼」さんを知ってから1年余。

やっとこさ全ての音源を集め終わった。(正確には、自主製作の頃の奴は、まだだけれども。)

順番に聴いてきた感じで、少しだけご紹介。

◎好きな曲はなんだ?

「仏滅トリシュナー」
「日本」
「霊界ヌ〜ボ〜♨」
「攻撃的国民的音楽」

一番じゃねえのか。と言われるかもしれないけど、この4曲はなんか、抜きんでて凄く良いと思う。

◎好きなアルバムはなんだ?

「八十八」
「攻撃的国民的音楽」

取り合えず、どんなバンドか聴いてみたいと言う人は、この2枚がオススメ。キャッチーな曲も多くて、入り込みやすく、且つ、バンドとしての個性が十二分に発揮されてる名盤。

◎癖になるアルバムはなんだ

「0088」

「○△□」も大概な感じだけど、スルメの方向性で圧倒的完成度を誇るのはこの「0088」。1曲目の「苦苦★念仏」のリピート32回の後に、リピート8回とか、気が狂ってるとしか思えない。(良い意味で)どんな心理状態でいれば、こんな歌詞で、こんな構成の曲を作れるんだろう。と。この変態性の強い曲は、ホントに、このアルバムで完成したんだろうね。で、次の「攻撃的国民的音楽」からは、以前の聴きやすい方向性に戻るんだから。

◎なんだかんだで最強の1曲

「苦苦★念仏」

コレだと思う。結構全ての音源を聞きこんだけど、この曲だ。この曲が最強だ。

取り合えず、こんな感じ。

「八十八」「攻撃的国民的音楽」の二つを聴いて、良さそうなら「syg88」「日本」辺りのアルバムを買い、中毒になってきたら「○△□」を買い、禁断症状が出始めたら「0088」を聴く。

それが多分、「八十八カ所巡礼」さんの志茂田さん的な正しいはまり方だと思う。

せっかくなので「苦苦★念仏」のPVも貼っておこう。

このPVがまた秀逸。

ホント素晴らしいバンドですよ。

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2015年9月24日 20:55 CAT :

おなべレシピ

オレがピクミンでやるべき事は、そのほぼ全てを終えた。

せっかくなので、チョッとだけチャレンジモードもやってみた。

「希望の森」で試してみたところ、365匹と言う記録。

これが凄いのかどうか分からないので、取り合えず、「出来そうな目標は如何に?」とネットで調べてみる事に。

一番上でヒットしたサイトの管理人さんのベストスコアが318匹だったので、いきなり目標を見失った感じでございます。

オレが遊びながらやって365匹だったんだから、ベストスコアとか言うならもう少し頑張ろうよ。管理人さん・・・

オレ、めんどくさそうな真珠とか取るのやめてこの記録だったんだけど・・・

さてさて。

「ヤンディール製作(所)」さんの新曲3曲。

思ったより良い感じだと思う。まだ、ミックス段階だけど。

何か、せっかく良い感じなのにたった3曲なのがもったいない。

アルバム作りたいとか思ってしまうけれども、時間的に今はこれが精一杯だ。もう少し時間が取れるようになった時にでも考えよう。

曲ネタは結構あるんだよ。黒助と然るべき時がきたらやろうとか思ってたけど、一方的にふられてしまったので宙ぶらりんになってる曲とかね。

ここ最近、諸々の事情から過去の音源を片っぱしからリマスタリングしてる。

特に、まだまだ編集技術が未熟だった(まぁ、今でも完璧とはいえないだろうけれども)スタジオ彼岸島録音で初期のころの音源がメッチャ良い感じになってる。

「永遠の向こうにある果て」とか「オナニー遍歴」とかの頃の音源ですね。

この前聴かせてもらった「Don’t永眠ファラオ」とか、メッチャカッコ良くなってた。カッコ良くなっただけじゃなくて、多分色々手直ししてるんだろけど、楽器の音とかも、撮り直した?って思う位クリアーになってるんだ。

これ本当に凄いと思うんだけど・・・

聴いた事ない奴はもちろん、聴いた事ある奴にもぜひとも聴いてもらいたくてウズウズしてる。

もう少ししたら、具体的に紹介するよ。

多分ね。

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2015年8月29日 23:23 CAT :

syg88

あまりにも嬉しすぎて、ツイッターではすでに書いちゃったけど、八十八ヶ所巡礼さんのセカンドアルバムが届いたよ。

早速、聴いてみた。

ファーストをはるかに凌駕する凄い出来。

メッチャ進化してる。

メッチャノリノリだ。

オレが、好きになったきっかけの曲「palama jipang」は特にヤバい・・・YOUTUBEで聴いたのとアレンジが若干違うけど、こっちの方がもっともっとテンションが上がる。

うぽおおおおおおおおおおおおおおおおおお。

もっと詳しくは、そのうち書く・・・と思う。

多分ね。

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2015年7月25日 17:26 CAT :

八十八

軍曹が家にいる。

軍曹は好きだけど、軍曹がいると言う事は、「平べったもんさん」もいると言う事。

軍曹を見なくなった時、それは「平べったもんさん」がいなくなったという事。

軍曹好きなんて、見れなくなるのは寂しいけど、早くミッションコンプリートしてもらいたい気持ちも大きい・・・

ちなみに、娘は「軍曹いた~!!」と見つけては喜ぶくらいに、軍曹好きになっております。(触れはしないけれども。)

さてさて。

チョッと気分が乗らないのでブログでも書こうかと思う。

内容は、そうだ。簡単にだけど、「八十八ヶ所巡礼」さんのアルバムのレビューでも。

今回買ったのは、ファーストアルバム「八十八」。

元々、一番最初に聴いて衝撃を受けたのがこのアルバム収録の「仏滅トリシュナ―」だったんだけれども、実は、色々聴いてみて一番好きなのは「PALAMA JIPANG」っぽいので、ファーストを買うか、「PALAMA JIPANG」が収録されてるセカンドを買うか凄く悩んだんだよね。

色んなレビューとか見てると、最高傑作はセカンドらしい。そして、一番直近の5thも相当良いらしい・・・でも、それに負けず劣らずファーストアルバムの評価も高い・・・

多分だけど、いずれ全部買うような気がする。

だったら、ファーストから聴くのが筋だろうて。と言う事で「八十八」をお買い上げした次第でございます。

このアルバム。8曲入りなんだけど、それ以外に以前の音源から8曲がボーナストラックとして収録されてるお得な奴。(個人的には、その中にぜひ「仏狂」が欲しかったけれども・・・)

と言う事で、このバンドさん。勝手に解釈してみた。

パッと聴きは、オレが高校生の頃に流行った「CASCADE」ってバンドに近いのかと思ったんだけど・・・全然違った。

取り合えず、源流にはサブカルプログレバンドなので、やっぱり「筋肉少女帯」のにおいが悶々とする。

そして、圧倒的で独特な世界観ながらも、内容は純和風。「犬神サアカス団」に近いにおいもするし、「人間椅子」のような気がしないでもない。「ストロベリーサーカスオーケストラ」かと言われれば、それはチョッと違うと思う。

そして、圧倒的な演奏力。

何と言うんだろう。ガッツリこのアルバムを聴きこんだ後に聴くと、筋肉少女帯ですら音がスカスカに感じてしまうほどの数の暴力。でも、それが、不快にならない感じに絶妙にまとまってるんだから、それは脱帽するほどのセンスなんだろう。

弱弱しい声質なのに、力強く、中毒性のあるボーカル。

うねる様にぐいぐいと暴れる気持ちが良いベース。

ズッとギターソロみたいな数の暴力なギター。

基本的でありながら堅実に安定感抜群のドラム。

何なんだろうね。これ。

とにかく、中毒性が高いんだよ。

全然キャッチーじゃないし、歌詞もなんて言ってんのかよく分かんない(聴きとれないという意味じゃなくて、あまりにも歌詞が独特すぎて、文字で見ないと内容を理解できない。)のに、何度も聴きたくなるし、頭の中で流れまくる。また聴きたくなる。

そして、プログレなんだよ。初期の筋肉少女帯よりもはるかに・・・

こんなバンド確かナゴムにいたよな・・・

と、ぼんやり考えてたんだけど、思い出した。「痛朗」だ。

「痛朗」に「人間椅子」や「犬神サアカス団」の要素が加わり、そして、凄まじく進化した感じ。「痛朗」もベースの井手さんがボーカルとってたし。(「痛朗」確かまだ、活動してたはずだから、ここで言うのは、オレが知ってるナゴム当時の「痛朗」ね。)

これが、オレの「八十八ヶ所巡礼」の評価だ。言い得て妙な感じではある。

とにかく、このアルバム。買ってから、ほぼ毎日アホみたいにヘビロテしてるけど、全然飽きやしない。メッチャ良いよ。

キラーチューンは「仏滅トリシュナ―」だと思ってたけど、全然違ったわ。

全曲キラーチューンだった。

取り合えず、8月中に、セカンドアルバムも買うと思う。

ただまぁ、8月の初旬は、筋肉少女帯の新譜が届くのでおそらく中旬以降にね。

YOUTUBEさんでは、どんどん「じゃあこの人は?」と言わんばかりに、似たようなバンドとか紹介してくるんだけど、その中でやっぱり合う合わないがあるんだよね。

その中で、「ストロベリーソングオーケストラ」さん以来、久々に、ガッツリハマりました。

そんな音楽に未だ出会える事が幸せでございます。

惜しむらくは、彼らがメジャーじゃないという事実。

・・・と言いたいところだけど、こんな人たちがメジャーシーンで活躍してる国は嫌かもしれない。

今年の1月に香川に来てたんだって。あと半年、存在を知るのが早かったら、絶対見に行ってたのになぁ~

と思うけど、しゃあないので次回、香川に来てくれるのを心よりお待ちしております。

最近、犬神サアカス団香川来てくれないんだもん。

ライブ行くたびに、ジン兄ちゃん「香川来てよ」ってお願いしてるのに。

「次は行きたいんだけどねェ~」っていつも言ってくれるのに。

 

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2015年7月20日 23:25 CAT :

仏滅トリシュナー

八十八ヶ所巡礼さん。

そんな名前のバンドさんです。

たまたまyoutubeで、「仏滅トリシュナ―」って曲を聴いて、衝撃を受け、気が付いたら、CD買ってしまってた。

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こんなのは、ストロベリーソングオーケストラさんの「切断ダリア」聴いた瞬間、「血の濫觴」を買ってた時以来だ。

こいつは、しばらくヘビロテしそうな凄いバンドだ。

何より中毒性が凄い。永遠に聴いていたい。同じ曲を。

もう、オレが新譜を買うだろうバンドは、「筋肉少女帯」「特撮」「犬神サアカス團」「ストロベリーソングオーケストラ」「水中。それは苦しい」位になってしまってたけど、そこに、新しく仲間入りする形になったわけですな。

「八十八ヶ所巡礼」さんでございます。

何かさ。思うんだけど、本当に良いバンドで良い音楽を作ってくれているのであれば、それって絶対買うと思う。

例えば、この「八十八ヶ所巡礼」。

別に聴くだけなら、youtubeでおもだった曲は聴けるわけなんだけど、それで満足しないんだよ。

その位良い音楽なんだよ。

「買うまでもない」と判断するから、買わないだけで、「買う価値がある」と判断すれば、買うんだよ。

CDが売れないのが、共有ソフトのせいだとか、youtubeのせいだとか、ニコニコのせいだとか、コピーのせいだとか何だかんだと、何癖つけてるけど、実際、そんなもん関係ないって。

オレが学生の頃なんて、今よりもっとコピーとかやりやすかったし、レンタルとかも流行ってた。だから、「買うまでもない」曲は、レンタルか、それさえも微妙な曲は、誰かからコピーして貰ってた。

それでも、世の中ではミリオンが毎年何作も出てた。

今、オレは、もうコピーなんてしない。自分の聴く曲をレンタルする事すらなくなった。

全部買ってるよ。

先に挙げた、バンドのCDは全て買ってるよ。

でも、世の中ではかつての何分の一程度にも売れなくなってる。

オレの持ってるCDの数は着実に増えて行ってると言うのに。

昔は、街中に音楽が溢れてたから、「買うまでもない」曲でも聴けるようにしておきたかったと言うのはあると思う。

今は、ジャスラックさんと言う素敵な組織の台頭で、街中から音楽が消えていった。だから、「買うまでもない」曲はもう無理して聴こうとは思わない。その代わりに、本当に聴きたい曲だけを買って聴くようになった。

違いはと言えば、そんなとこだ。

ネットのせいにするのは、お角違いも良いところ。

売れなくなった理由はめっちゃ簡単だと思う。

「買うまでもない」曲だから。

ネットは、音楽業界の的じゃあないと思うんだけどな。

今回の「八十八ヶ所巡礼」だって、youtubeで見つけなければ、間違いなく買わなかったんだし。

問題なのは、「買うまでもなく、ネットで聴ければ良いや」程度の曲が氾濫してる事なんだって。

そんなことが分からずに、ネットでの配信を規制したらどうなるか。「じゃあ、聴かなくてもいいや」になる。

なんで、それが分からないんだろうね。

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2015年2月5日 23:44 CAT :

ミヨシヤライブフェスタ2015

今度ライブをする事になった。

持ち時間は30分程度らしい。

と言うことで、持ち歌200曲位の中から、セトリを考えてみた。

やっぱり、1曲目は、最新アルバム「王道軽傷」の「f分の1揺らぎに合わせて奏でる発狂者のメロディー」か「虐殺の恋文」が良いよな・・・

個人的に、代表曲だと思ってる「果て。

1」は外せないよな。

ラストに持ってくるのは、何がいいだろうかね・・・

出来れば、これまでの時期から、万遍無く選曲したいし・・・でも、時間は30分程度だし・・・

そもそも、オレが演奏したい曲は何だろう。

オレが聴かせたい曲は何だろう。

と、悶々と考え抜いた結果(総時間3分程度)にセトリはこれだ!!
1曲目 f分の1揺らぎに合わせて奏でる発狂者のメロディー
2曲目 アリスとテレスのアイスクリーム
3曲目 夢喰いバクヲ
4曲目 カニバリズム・マゾヒスト
5曲目 果て。


6曲目 ふーふー
チョッと、意外性があるアクセントに「カニバリズム・マゾヒスト」を・・・あとは、まぁ、個人的定番な感じですね。

・・・もちろん、妄想ですよ。

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2014年12月17日 12:50 CAT :

【王道軽症】オナニーノーツその10 「愛餓悪の唄」

娘が、嫁のお腹に居た頃の話・・・

嫁と2人で、大きくなってきたお腹をさすりながら、「この子が生まれてきたら、お唄をいっぱい歌ってあげたいね」みたいな話をしておりました。

そんな話の中で、気付かされた事実は、オレが、如何に「童謡」を知らなかったかと言う事。

考えてみれば、子どもの頃から、両親が共働きだったので、じいちゃんばあちゃんとよく一緒に居た。

そして、いつでも「演歌」を聴いてた。

幼稚園に入る頃には、「童謡なんてガキが歌うもんだぜ。」と言う、変な意識の上で、口パクこそすれ、歌いはしなかった。

テレビでは、戦隊モノ(多分、フラッシュマンとか、マスクマンとかその辺)や、アニメばかり。

たまにNHKを見たりもしてた。

だから、その頃の、戦隊モノの主題歌とか、アニソンは結構口ずさめる。

でも・・・生まれたばかりの子に歌ってやれる「童謡」をオレは、殆ど持ち合わせていなかった。

結果的に、娘には、唯一歌えた「海」と言う歌と、あとは、自分で作った子守唄「白痴にもかけるラブソング」ばかり歌ってやるという事になってしまったんだけど・・・(嫁は、良い感じに、色んな唄を歌ってあげてた。)
そんな中で、思い出した歌がこの「愛餓悪の唄」だった。

ただし、歌詞が何とも、うろ覚え。

頑張ってひねり出しながら歌ってみたのが、今回収録した歌詞と言う訳でございます。

(一部、レコーディング時に追加した部分もあるけれども。)
当初は、馬忠・DA・ムドーの次のアルバム用に・・・とも思ったんだけど、「王道軽症」が、思ったより息抜きのない構成になっちゃったので、最後の盛り上がりの前のブレイクとして、入れてやれ!!と、思い切って撮ってみました。

原曲に近いようにするか、思いっきり変えた編曲にするかで、結構悩んだんだけど・・・結果は、聴いて見たとおりでございます。

そんな、ひと時のブレイクを経て、いよいよ最後にして、最大の1曲「パラフィリア=グロッサリー」に入っていく。

では、次回は「パラフィリア=グロッサリー」でお会いしましょう。

さようなら。

さようなら。

さようなら。

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2014年12月5日 22:09 CAT :

【王道軽症】オナニーノーツその9 「犬神一座の大サーカス」

忘れもしない、確か・・・2012年だったか・・・2013年だったか・・・の、春だったような、夏だったような・・・そんな時期の話だ。

犬神サーカス団としての最後のツアー。

「さいならサーカス団」参戦の為に、広島まで、遠征に行った。

そのあまりにも素晴らしかったライブに感動して、感激して、帰ってきたその日に、どうする事もできなくて一気に書き上げた曲こそ、この「犬神一座の大サーカス」と言う曲でございます。

犬神サーカス団を知る人が聞けば、誰がどう聴いたって丸分かりの完全な犬神サーカス団賛美の唄。

これでもかと持ち上げて、持ち上げて、持ち上げて、持ち上げて、持ち上げまくってる。

ライブ参戦直後の、頭が逝っちまってる状態で、一気に書き上げただけあって、良くも悪くもキチガイ染みた賛美歌だと思う。

冷静になったあと、レコーディングしてる時には、凄い持ち上げ方だな・・・と、自分でも、「ふえ~」ってなったくらい。

ただ、それでもサビの部分にある
「闇に落ちた心は 闇の中でしか救われない」
「うわべだけの言葉は 心の生傷を抉る」
の部分は、とても良いフレーズだと自画自賛してる。

オレが、犬神サーカス団にはまった時の心情だけじゃあないだろうて。

なぜ、犬神サーカス団のファンに、手首に包帯を巻いた人が多いのか。

焦点の合わないおっさんが多いのか。

本当の意味でオレは救われたと思ってるし、現在進行形で救われてる人も多いと思う。

何て言うかね。

心が疲れたときに、「がんばれ」「がんばれ」と言われても、余計疲れるんだよ。

そっと、同じ心持ちで寄り添ってくれるだけの方が、元気になれるんだよ。

そんな感じだ。

ちなみに、間奏部分の「意識的に意欲された自分自身の目的を追う事により 結果はどうであれ我々は歴史を作るのだ!!」と言う語り(シャウト?)は、(多分)有名な名曲「白痴」の一説。

犬神サアカス團の20周年記念曲「絆」を聴いて、どうしても、入れずには居られなくて、ミックスまでほぼ完成してた状態だったのに、無理やり撮り直して、ミックスさせ直したような記憶がチョッとある。

「意識的に意欲された自分自身の目的を追う事により 結果はどうであれ我々は歴史を作るのだ!!」
・・・この一言に、そしてその後に続く「でも、ホントはバカなんだろ?」に、何となく、犬神サーカス団の矜持を感じるんですよ。

オレは。

最後に蛇足。

曲について、実は、初期の奥田民生を目指してたりする。

それも、イージューライダー以前の奥田民生的な。

何と言うか、いつまで経っても新しいフレーズが出てきて1番が終わらない、あのねちっこい感じの曲にしたかったんだ。

だから、構成上の1番だけで、Aメロ⇒Bメロ⇒Cメロ⇒Aサビ⇒Bサビ⇒Cサビと、6種類のフレーズを入れてる。

しかも、後半から、同じメロディー、構成で、テンポが速くなると言う無茶をしてるもんだから、後半が、ホント歌えてない。

何度か、取り直したんだけど、どうしても、歌えなかった。

でも、まぁ、それも勢いがあって良いのではないかと、今では思っております。

これは、相当思い入れも強いし、個人的には、相当良い曲だと思うんだけどな・・・

そんな自信作の次、少し閑話休題を入れて、ついに、このアルバム最大の大曲「パラフィリア=グロッサリー」に入っていくわけでございます。

では、次回は「愛飢悪の唄」でお会いしましょう。

さようなら。

さようなら。

さようなら。

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2014年11月24日 22:49 CAT :

【王道軽症】オナニーノーツその8 「お耳汚しを召し上がれ~と言う演出」

頭を悪くするウィルスが発見されたそうで・・・

それを見た嫁が「私が頭悪いのは、コイツに感染されてるせいだ」。

と・・・言ってた。

多分違うと思う。

詳しく見て無いけど、このウィルスって、空間認識力を低下させるとか何とか書いてた。

あいつは、空間認識力は良いし、地図とかも、昔は苦手だったけど、メキメキ見れるようになったし。

と言うか、この場合、記事の書き方に問題があるよね。

「頭を悪くするウィルス」って・・・

確かに、興味をそそられるタイトルだけれども。

タイトル詐欺。

と言うヤツか。

さてさて。

久しぶりに、オナニーでもしますか。

何と、1ヶ月以上開いてしまった・・・

問題なのは、あれだ。

えぇ~と・・・あれだ!!
書きたいことがいっぱいあったとか・・・

時間がたつのが異様に早いからだとか・・・

つまり、オレが言いたいのは・・・「うさばらし」だ!!
・・・そういえば、「沼さん」。

今、元気してるかなぁ~。

では、オナニーの時間ですな、1ヶ月ぶりのオナニーは、「お耳汚しを召し上がれ~と言う演出」でございます。

多分、このアルバム内で、一番普通な曲だと思う。

イメージとしては、90年代J-POPを意識してみた。

と言うか、90年代GLAYを意識してみた。

もっと言うと「BELOVED」を意識してみた。

まぁ、あんな完成度の高い曲の足元にも及ぶはずも無く、GLAYEXPOで、前に20万人居る中で、遠くの幻影をチラッと見た程度にしかならなかったけれども。

とにかく、意識してみた。

曲自体は、結構前に、ふと浮かんできたメロディーラインで、忘れないように、スマホのボイスレコーダーに保存してたヤツだったりする。

タイトルを「お耳汚しを召し上がれ」にすることは、一番最初の段階から決めてた。

なんせ、メロディーラインが、ビックリするほど普通なんだもん・・・オレが、普通の歌ったってしょうがないんだもん。

そのまま、お蔵入りさせようかとも思ったんだけど、せっかくなので、逆に、普通な曲もアクセントになるかな・・・と、思いなおした次第でございます。

(結果的には、もう1曲「パラフィリア=グロッサリーその1」と2曲になったけど。)
で、いざ、この曲に歌詞をつけるか・・と言う段階になって、色々考えたんだけど、イマイチ面白いものが出てこない。

浮かんでこない。

そもそも、オレが良くやる「物語っぽい歌詞」って、あくまでも詞先であって、メロディーはおまけでしかない。

だったら、その逆をやってやるか・・・この曲に関しては、歌詞なんておまけだ。

おまけ。

と開き直って、その場で思いついた言葉を適当に並べていった。

ホントに、それだけ。

そして、それをレコーディングしたんだよ。

一応ね。

ある程度最後までレコーディングしたんだよ。

作った段階では、2番の後に、Cサビがあって、その後に、もう一度Aサビ、Bサビと繰り返して終わるように。

レコーディングは、2番の終わりまで完了してた。

ただ、本当に面白くない。

普通過ぎるだろ・・・と言う事で、レコーディングはしてるけど、ばっさりいこう!!と言う結論に至って、あの収録した感じに落ち着いた。

ばっさりいく場所について、最初は、2番のAサビの途中だったんだけど、長過ぎると思ったので、2番始まってすぐでばっさりいってやった。

予定調和を崩す。

と言う方向で、緊張感を持続させる、なかなか良い案だと思ったんだけど・・・どうも、刷りミスみたいに誤解されたりもしたみたい(実際、聴いた何人かから「あれで、いいんよね?」的な事言われたし。)
いや、あれで良いんだよ。

あれで良いということを分かりやすくする為に、わざわざタイトルに「~と言う演出」と言う言葉まで付け足したんだよ。

・・・結果的には、分かり難かったと言う事か・・・無念。

ホントは終了後、しばらく無音になって「呪ってやるぅぅぅ!」とか「聴かせねえよ!ばぁ~か」とか、そんなシャウトを入れようかとも思ったけど、そこまでやると、くど過ぎるかと思ってやめた。

やめたけど、今思うと、そこまでやった方が、より分かりやすかっただろうか・・・と、今更ながら、チョッと後悔してたりもする。

ちなみに、この曲で使用してるアコギは、いつもレコーディングに使ってる良いヤツじゃなくて、オレが家で暇つぶしに弾いてる安物のヤツだったので、音の響きが全くなく、編集段階で、かなり時間を使って編集されたらしい。

「次回からは、いつものギター使って」と言われた。

何で、安物のヤツを使ったかと言われると・・・何でだろう?忘れてしまった。

最初のアコギの部分が、弾きやすいとか思ったのかもしれない。

まぁ、そんな何かに付けて中途半端な曲を終えて、ここから怒涛の後半巻き返しが始まるのでございます。

では、次回は「犬神一座の大サーカス」でお会いしましょう。

さようなら。

さようなら。

さようなら。

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2014年11月17日 23:00 CAT :

便器に頭をつっこんで

青臭いんだけれども、竹原ピストルと言うか、「野狐禅」の音楽が大好きだったりする。

オレの好きな音楽の中で、唯一ストレートで泥臭いのに、かっこいいと思ってしまう。

何なんだろうね。

この泥臭くて、青臭い歌は。

そして、それを良い歳したおっさんが、汗まみれになって熱唱してると言うこの姿は。

初めて聴いた時はいつだったか・・・多分、高校生か、大学生の頃。

あまりの衝撃に、出たばかりだった「鈍色の青春」を買って来たんだよ。

そして、それをどれだけ繰り返して聴いた事か。

それ以来、心が折れそうになった時、こっそり聴く歌は「拝啓。

絶望殿」であり、「鈍色の青春」であり、「キッズリターン」だった。

こう言う曲は、何も分かってない思春期のガキが、「オレの事を分かってくれてる大人もいるもんだな。」とか、チョッと斜めなテンションで聴くものだと思う。

オレも、出逢ったばかりの頃はそう言う気持ちで聞いてた。

でも、今。

今になって、初めてストレートの受け止める事が出来るようになった。

改めて、良い曲たちだと思うよ。

生きてもねえのに死んでたまるか。

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2014年10月26日 1:48 CAT :

「THE SHOW MUST GO ON」~前篇

世界的に、未曾有の大災害となろうとしている「エボラ出血熱」。

なんでも、11月末までに、目処がつかなかった場合には、人類は「エボラ」に敗北するらしい。

リアル「20世紀少年」の様相を呈してきた。

日本の専門家たちが「先進国では安全」と言ってる所がまた不安を煽るよね。

特に、日本の場合には、すぐ隣に、「先進国の振りして衛生管理が最悪でうんこが主食」の国が居るわけだし。

しかも、あいつらなら、自分たちにエボラが流行すると、それを日本にも広めてやろうとする朽ち果てた脳味噌を持ってるだろうから。

と、ひとしきり恐怖に慄いたので、現実から目を離す為、4年ぶりのキンショーのアルバム。

「THE SHOW MUST GO ON」のレビューでも書こう。

そうしよう。

楽しい事を考えよう。

怖くなると、眠れなくなるから。

「THE SHOW MUST GO ON」だ。

「ショーは続けなければいけない」と言うタイトルからは、まず、これからも筋肉少女帯はひたすら突っ走るぜ!的な決意表明がとれる…と思ってた。

もちろん、その意味もあるんだろうけど、個人的には、このアルバム自体が、ひとつのライブの様な展開になっているようにも感じたりした。

と言う事で、今日から、「THE SHOW MUST GO ON」を3回に分けて、間奏でもツラツラ書いていこう。

show-must.jpg
今日は、ライブ前半。

1.オーディエンス・イズ・ゴッド
2.労働讃歌
3.ゾロ目
4.霊媒少女キャリー
5.ムツオさん
について・・・

1.オーディエンス・イズ・ゴッド
最初の一曲にして、「お?」って思う始まり。

・・・これおいちゃんの曲か?と思うのも、数秒。

いつもの。

そして、王道のおいちゃんの曲だった。

(特に「オーディエンス・イズ・ゴッド」の部分とか。

メロで唄の音が多いのに、サビになると極端に唄の音符がが少なくなると事か。)
前作、「蔦Q」から続くライブネタのひとつだけど、この曲自体が、なんかオープニングアクト的な感じを感じなくもない。

この曲聴いた瞬間、「おお!戻って来た!!」ってなる。

新曲なのに、いつもの筋肉少女帯と言う。

まぁ、様式美ですね。

「ライブやっと始まった」「待たせてソーリー」は、正にその通り。

4年間待ちわびましたから。

2.労働讃歌
つかみの曲だよね。

多分。

原曲を知らなかったので、今回、原曲の方も聴いてみた。

たまげる程原型が無くなってたじゃあないの。

全く別の曲になってしまってる・・・

オーケンに「働こう。

働こう。」って言われるってな~
取り合えず、メンバーみんなが(誰がモモクロの誰を担当してるとかあるのか、分かんないけど。)歌って、間奏では「ワインライダーフォーエバー」ばりに、みんなの掛け合いがある。

これは、ライブでやるのか?やるなら、相当面白くなるんじゃあないだろうか・・・

ただ、どうしても「労働者M」が頭をよぎると思う。

3.ゾロ目
しっとりと始まる、間違いなくこのアルバムの「リード曲」。

今回のアルバムのPVがなんでこの「ゾロ目」って曲なんだろう。

と思ってたけど、結果的に、どう考えてもこの曲だって。

橘高ふーみんの泣きのギターとメロディーが素晴らしい、メタルな曲。

そして、エディーのピアノが更にそれを盛り上げる。

この完成度は、「ヘドバン発電所」を超えてしまったんじゃあないかと思う。

オーケンの歌詞も含めて、キャッチーで、メッチャかっこいい。

こんな分かりやすい曲で良いのかと言うほど。

最近のふーみんの曲からすると、逆に度肝を抜かれる感じ。

しかし、素晴らしい名曲だと思う。

聴いてるこっちも一気にテンション最高潮だ!!
4.霊媒少女キャリー
そして、連続してふーみんが作曲した未発表曲。

パッと聞いた瞬間は、ナッキーの曲で、「ん?特撮」とも思わなくはないけど、そんな事は全然なかった。

歌詞も曲も含めて、「これぞ、筋肉少女帯。」!!と。

キンショーを知らない人が「筋肉少女帯って、どんな曲やってるの。」と聞かれた時には「こんな曲。」と聴かせたい。

そんな曲。

まさに、90年代の筋肉少女帯の王道だと思う。

なぜ、これが未発表だったんだろう・・・と思った時には、きっと「再結成3部作」では、あえて、かつての「これぞ、筋肉少女帯。」と言う曲は収録したくなかったとか、そんな所でしょうか。

ただ、この曲の最後「騙された男は少女を恨んでないと言う」と言う一節。

何だか、このちょっとした救いが昔のオーケンの歌詞には無かった今のオーケンだからこその部分だと思う。

この一節が、凄く好き。

5.ムツオさん
毎回、曲数は少ないながらも、エッジのきいたキレッキレの曲を作るウッチー作曲の一曲。

今回もキレッキレ。

どしたんだ?このダンスミュージックは!!
タイトルも、なぜかこの曲だけ「ムツオさん」。

どう考えても、浮いてるだろ。

「ムツオさん」だよ。

「ムツオさん」。

ちなみに、中毒性では、このアルバムで断トツで1番だと思う。

とにかくキレッキレ。

聴けば聴くほどハマっていく。

この「むつおさん~」って後ろで歌ってるのってて扇愛菜さんだよね。

真顔で歌う内容が「ムツオさん」。

それだけでもクセになる。

と、今日はここまで。

明日以降、続きのライブ後篇をツラツラと書くと思う。

たぶんね。

次回を待て!!

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2014年10月10日 9:01 CAT :

ムツオさん

発表から、半年以上待ち望んだ敬愛する筋肉少女帯のアルバム「tha show must go on」。

どうしても、おいちゃんが歌う「カーネーション・リインカーネーション」が聴きたくてわざわざタワレコで予約してまで買った。

近くにタワレコ無いから、ネットで。

そしたら、配送の関係で、届いたのは発売日の次の日。

フラゲした人々に羨望の眼差しを向けつつ、やっと聴く事が出来た。

すげえええええ!
これは凄まじい名盤だ!!
一聴して、「レティクル座妄想」や「月光蟲」を聞いたとき程の衝撃を受けた。

再結成3部作とは全く違う。

完全な、本当の意味の新作。

これこそ筋肉少女帯だ!!と言うしかない。

しかも、聞き込めば聞き込むほどに、新しい発見がある「スルメアルバム」の様相も呈している・・・

と言う事で、詳しい感想は、もう少し聞き込んでからにする。

すぐには、語れるものではない。

そのくらいの圧倒的濃密な内容量。

ただ、今はその感動を綴りたい。

それだけでございます。

特典のDVDも素晴らしい。

全てにおいて完璧。

何も言うことがない。

ただただ、ありがとうございました。

としか言うことはない。

kinniku.jpg

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2014年9月24日 22:42 CAT :

ガルネリウスは関係ない。本文と関係ない。

いよいよ、待ちに待った筋肉少女帯さんのニューアルバムが、発売されそうになってる。

あまりにも、待ちきれないので、しょうがなく、チョッと前に出た「四半世紀」と言うセルフカバーアルバムを聴いてた。

このアルバム。

各時代から、満遍なく、しかも、チョッとマニア心をくすぐる感じで、選曲されていて、実に良い感じ。

しかも、90年代キンショーの曲に関しては、おそらく、キンショーファンなら誰もが一度は夢見た、エディーとフーミンの最高のアンサンブルで、当時の名曲が蘇ると言う凄いアルバムだ。

ただ、ひとつだけ残念な事がある。

オーケンの唄がうまくなってるんだよ。

オーケンが丸くなって、狂気がなくなってるんだよ。

それ自体は、すごく良い事。

実際に、「シーズン2」の「世界中のラブソングを君に」なんて、オーケンがこんな詞を書くようになったのか・・・と、訳の分からない感動すら覚えたんだから。

キンショーファン・・・と言うか、信者は、少なからず、オーケンをはじめとしたメンバーに自分の過去を投影してると思う。

オレの場合は、それがオーケンであって、自分の過去を投影し、共感してる人が、凄く幸せな唄を楽しそうに歌ってると、何だか、自分の過去も救われたような気がして、ウルっとするんだって。

だから、現在進行形のキンショーについては、この、本当の意味での「のほほん」とした、もう、顔のヒビも、血のりも、卒塔婆もあんまり似合わない、幸せ人生を歩む大人オーケンが歌う曲で良いと思う。

それを、皆望んでると思う。

でも、過去の曲は、意外とそうでもなかった。

過去の曲には、鬱屈したどうしようもないコンプレックスと閉塞感が漂ってたり、人間不信になりもがき苦んでたり、絶望の中で無理やりに希望を持とうとしたり・・・

そう言う、人生におけるその時々の狂気が、曲の中に、ない交ぜになって、完成してたんだと思う。

だから、今、「加奈、頭をよくしてあげる」を歌っても、当時の、絶望の中で、人間不信になり、もがき苦しみながらも、それでいて、見せる無理やりな優しさが、涙を誘う。

と言う、(おそらく)想定外の作用が、今回は、機能してない。

だから、今、「機械」を歌っても、当時、報われない天才達の悲しい苦悩を、自分の人生が報われない(と思い込んでた)まま終わってしまうと言う恐怖心がかき立てた、相乗効果が機能してない。

だから、今、「パノラマ島へ帰る」を歌っても、当時、どれだけ声を出して叫んでも、見向きもされなかった自分と言う存在に対する閉塞感が生み出す「誰も歌など聴いてはないし」にリアリティーが無い。

だって、皆聴いてるんだもん。

などなど・・・もちろん、曲としての完成度は圧倒的に高くなっているんだけど、それ以上の「何だかよく分からない何か」が圧倒的に不足してるように感じた。

気のせいかも知れない。

と思いつつ、次に「ナゴム全曲集」を聴いて見た。

演奏は、拙いし、音も汚いし、正直、単純な完成度で言うなら、きっと聴くに堪えない。

でも、そんなものを全て凌駕した、息苦しくなるような閉塞感と狂気がそこにはあった。

その後、空バカを聴いて、もっと凄まじい狂気と閉塞感を見てしまった。

ついでに、未だに、ナイロンの劇とか見ると、その閉塞感と狂気を味わう事が出来るので、多分、ケラさんは、今でも同じようにキチガイなんだと思う。

まぁ、そんなこんなで、少し、物足りなかった「四半世紀」から、更に1年。

今の筋肉少女帯が放つアルバム。

期待せずにはいられないよね。

筋肉少女帯に求めているのは、閉塞感でも、狂気でもない。

それは、昔の筋肉少女帯にあったと言うだけ。

オレは、ただ、あのおっさん達が、命がけで楽しくつむぎ出した音を聴きたい。

出来れば、今、現在進行形の。

そうして出来た「蔦Q」は、狂気など無くとも、「サーカス団。

パノラマ島へ帰る」や「レティクル座妄想」、「キラキラと輝くもの」に匹敵し得る名盤だったんだから。

発売まで、あと1週間とチョッとか・・・長いな・・・

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2014年9月15日 22:42 CAT :

新人バンドのテーマ~セカンドシーズン

先日、「X」の「紅」と言う曲を聴いていたとき、頭の中で、こんなイメージが再生された。

「ペンキ職人の彼は、3時の休憩の時に、持って来てたオレオを食べようと思ったけれども、手が滑ってしまい、オレオを赤いペンキの中に落としてしまった。」
「紅に染まった このオレオ・・・

慰めるヤツは もう居ない・・・」
さてさて。

バンド再結成ブームもひと段落したのかと思いきや、今年に入って、ウルフルズががっかり再結成して、光GENJI(ん?バンドじゃねえか・・・)が再結成するとか言う話が出てて、ついに、再結成しないだろう筆頭のひとつだった「BOOWY」までも、再結成の話が出てきてる。

バンドの再結成・・・

となると、どうしてもキンショーの「新人バンドのテーマ」を思い出す。

再結成後、初のアルバム「新人」の最後を飾る名曲。

本人達がどう思ってるかは別として、ファンの気持ち・・・をこれほどまで、的確に描いた曲もそうないだろうて。

「新曲なんか聴きたくない。

昔の曲をやってくれ。

どの面さげて戻ってきた?
ロックバンドの再結成」
う~ん。

この曲を、再結成したバンドが歌うと言う所が、やっぱり良いよね。

再結成ってなると、どうしても、きな臭い金の臭いがしてならない。

結局、ソロになって売れなくて、お金がなくなったから再結成。

見たいな気がしてしまう。

または、過去の栄光を思い出して・・・とか。

期間限定の再結成のはずだったのに、いつの間にか、なし崩し的に、ズッと続いてるとか、何度も期間限定の再結成をしてるバンドに対して、ファンはどう思ってるんだろう・・・?
個人的には、やっぱり、ズッと活動してるバンドの方がカッコいいと思う。

「真心ブラザーズ」と「エレファントカシマシ」。

どっちも大好きだけど、最近「エレファントカシマシ」の方がカッコいいと思うようになった理由もこれだと思う。

あと、断続的なラルクより、ズッと頑張ってるGLAY。

とか。

キンショーみたいに、一思いに「再結成」をネタにしてしまうのも、凄く好感が持てる。

(まぁ、その前に、単純にキンショー信者なので、再結成自体が涙モノの感激だったんだけれども。)
ふと思ったんだけど、再結成の時って、大抵、解散時のメンバーが集まるよね。

キンショーもかつてのメンバーを集めて再始動しようとして、ファンにボロカス言われて、オーケンが不貞腐れて脱退した過去があるし。

やっぱり、止まった時が動き出す。

と言う感覚なんだろう。

(今でも、キンショーのドラムスは、やっぱり太田明が良いと思ってるオレが言うんだから、間違いない。

と思う。

なぜか、キーボードは、秦野さんじゃなくて、エディがいいんだけど・・・)
ただ、ライブにかつてのメンバーがゲスト出演するって言う演出は凄まじく好きだと思う。

少なくとも、オレはそう。

Xの再結成ライブの時、東京ドームのステージにTAIJIが現れたら、多分、あのライブは、もっと伝説になってただろう。

でも、それは叶わなかった。

どうしても、脱退メンバーって言うのは、解散よりも絶望的な決別で、お別れした場合が多いからだと思う。

活動中の脱退ってのは、その位の覚悟がいるんだろう・・・

一部を除いては・・・

聖飢魔Ⅱなんて、頻繁に「悪魔オールスターズ」とか言いながら、歴代のメンバー全員呼んでライブしてる。

あいつ等、悪魔のクセに仲良しすぎる。

キンショーだって、しょっ中色んなトコで、元メンバーと一緒に活動してる・・・と思ったら、武道館のライブの時に、歴代ギタリストは来るわ、絶縁してた太田明は来るわ、キーボードがエディと、秦野さん2人になるわ、挙句の果てに、元ドラムのみのすけが何故かギターで参加して、あの伝説の「大釈迦」でしょ・・・

こいつらも仲良しすぎる・・・

挙句の果てには、去年のケラの「ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー」だよ。

かつてのケラが携わったほぼ全てのユニット、バンドが参加って・・・しかも、有頂天なんか、第何期ごととかで、そのメンバーが参加したとか何とか・・・

しかも、場所は、新宿LOFTって・・・あそこ、キャパ500人くらいじゃなかったっけ?
この人たちは、そもそも仲良しな上に、本当に音楽を楽しんでるんだろうね。

そんなの見てると、XのライブにTAIJIが参加できないまま、TAIJIが死んでしまったとか、哀しすぎる。

オレは、X信者じゃなくてよかった。

キンショー信者だからニコニコしながら彼らの活動を見守れるけど、X信者だったら、多分色々辛すぎて、心が病んでると思う。

・・・んと・・・何が、書きたかったのか良く分からない、変な文章になっちゃった・・・けど、長くなっちゃったので、この辺で・・・

確か、10月のキンショーの新譜が楽しみだ~って話を書こうと思ったはずなんだけどなぁ~・・・

THE SHOW MUST GO ON!!

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2014年8月30日 23:12 CAT :

涙受け止めてもう壊れそうなALL MY HEART

オレは誰が何と言おうと、筋肉少女帯が世界一のバンドだと思ってる。

オーケン信者ではないかもしれないけど、キンショー信者だと思う。

でも、オレが今まで見たライブ(映像)で一番、心を動かされたのは・・・と言われると、それは、キンショーの「仲直り復活ライブ」を差し置いて、Xの「THE LAST LIVE」なんだよね。

こればっかりは、どうしようもない。

曲がどうとか、メンバーがどうとか、そんな事を言うと、キンショーに並ぶものなんてない。

でも、感動してしまった。

本当に、感動してしまった。

・・・と、今、このタイミングでこの話ってのは・・・そう。

「Toshl」(いつの間にこんな表記になってしまったのやら・・・」の洗脳の話だよ。

あと、話題沸騰の金スマだ。

あれをね、見たんですよ。

ええ。

ええ。

メッチャ怖かった。

あれは、あくまでもテレビな訳であって、放送出来ないような内容だってきっといっぱいカットされてるだろうし、表現だって、かなり緩くされてるだろう。

最後の拉致、暴行のあたりなんて、本人が「気を失ってたので、どのくらい暴行されてたか分かりません。」と言ってるんだから、再現VTRで言う「車に乗せられ、数時間。

ホテルで解放されたのは~」のみたいなレベルの話じゃ絶対ないだろうて。

嘘かホントかこの時一生ものの傷を負ったせいで、Toshlがサングラスを外さなくなったみたいな話まであるんだし。

本当に、筆舌に尽くしがたい12年だったんだと思う。

あれを見てからしばらくは、Toshlがあまりにも可哀想だと・・・

そんな事ばかり考えてたけど、ふと・・・あの番組に感じた違和感があった事が胸によぎった。

あんな洗脳騒動からの復活を美談にしようとしている事。

オレが感動した「THE LAST LIVE」の知りたくなかった裏側。

そして、実は、今も洗脳が解けていないんじゃないか・・・と言う思い。

完全に、個人的な推測で、何のソースもない。

妄想かもしれない。

ただ、何となく、これ以降は、「続き」の方に書いてくので、不快に思ったヤツは、読まなければ良いと思う。

スマホとかから見てるヤツは、ここで、そのウィンドウをそっと閉じれば良い。

多分、妄想だと思う。

でも、チョッと思っちゃったから、書いてみよう。

位なもんなんで、あんまり気にしない気にしない。

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2007年12月3日 21:13 CAT :

虹を渡る船~レインボークルーソー~

会社に行く途中で目に入る「肉のれん食堂」の看板が以上に気になる今日この頃。

一体「肉のれん食堂」とはどんな場所なんだろう?気になる・・・物凄く肉々しい食堂なんだろうか?それとも、油ぎっとぎとののれんを飾ってあるんだろうか?想像力をかき立てられてしまう。

肉のれん・・・

最近何とはなしに「L’Arc?en?Ciel」の「ark」と「ray」を聞いてます。

あの頃がラルクでは1番オレが熱かった時期。

んで、オレの好きなkenの作曲した曲がラルクにいっぱい溢れていた時期。

チョッと前に100円のワゴンセールでこの2枚を見つけた時には何だか悲しい気持ちになったものの、それでもやっぱりステキなアルバムだ。

この頃のラルクとグレイは本当に圧倒的だったと思う。

同時期(X解散後?)に、他にも色々と似たり寄ったりなバンドはあったけど、その中でピカイチはこの2つのバンドで間違いないと思う。

ってか実際誰が聞いてもそうだろ。

さてさて、今回の新発見はyukihiroの作った曲が何気にいい感じなこと。

あんまりラルク詳しくないオレにとってyukihiroさんはsakuraの代わりに入ったメンバー位でしかなかったけど、なかなかステキなセンスを持ってるようです。

今更で申し訳ないけれども・・・

いやしかし、kenの作る曲は圧倒的にカッコいいよなぁ~。

何か最近のポップ路線より、あの頃のヴィジュアル系の系等の楽曲(本人たちはヴィジュアル系といわれるの嫌がってるらしいけど)をやってた頃の方が、いい曲が多かったような気がする。

めっきりkenの存在感が薄くなってしまって、何だかとっても寂しいです。

って、マァたまにはこんなノリもいいよな。

うんうん。

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2007年11月15日 21:23 CAT :

ぽくぽく木魚の素晴らしさを後世に伝える会代表代理の御言葉

首が異常に凝っていたことを昨日よめにビックリされたカゲキ・B・志茂田です。

こんな凝りがあったらその内、血栓が脳につまったりするとか何とか・・・恐ろしい事だ。

って事で、暇さえあれば首をモミモミしてます。

赤くなって、キスマークと勘違いされないかな?ドキドキ。

さてさて、最近話題の「ゆっぴ」って言うアーティストさんをご存知だろうか?何でもこのほど「メロンパンの歌」でメジャーデビューした若干9歳の女の子。

すでにオリジナル曲が20曲あるんだとか。

たった20曲しかないのにメジャーデビューできるんだから子どもってスゴイよな。

マァ、オリジナル曲を1曲でも持ってるネコも即メジャーデビューだろうけど。

どれだけ名曲を作っても売れないおじさんが可哀想だ。

とそんな事はどうでもいいんだけど、問題はこの曲の歌詞。

「あんパンにはあんこが入ってるのに、私の好きなメロンパンにはメロンがはいってない」
この歌詞聞いたら日本全国の約3人(内1人はオレ)の「木魚」ファンは我慢できないはず。

なぜならば、この歌詞は木魚の代表曲のひとつ「疑惑」と全く同じ歌詞じゃあないか!!ちなみに「疑惑」の1フレーズ目。

「あんぱんにはあんが入っているのに うぐいすぱんにうぐいすが入っていないのはなぜ!?」
ハイ。

完全にパクリですね。

しかもこのゆっぴちゃんの公式ホームページに先ほど行ってきて、アーティスト紹介を見てきた。

チョッとイラッとしたのでココに抜粋してコピペ。

(↓)
ゆっぴ、9歳。

普段は図画工作が好きな普通の小学校四年生の女の子。

だが、その裏の顔は、9歳ながら既にオリジナル20曲を持つ「史上最年少のシンガーソングライター」。

その独自の目線で書かれた強烈なオリジナル曲の数々が話題を呼び、中でも、♪あんパンにはあんこが入ってるのに、私の好きなメロンパンにはメロンがはいってない・・・と不条理感をせつせつと歌う、ファーストシングルになった「メロンパンのうた」は、ファンによって勝手に作られたプロモーションビデオが、You Tubeにて瞬く間に5,000hitを記録・・・・オリジナリティ溢れる歌詞と脱力感溢れる不思議なピッチ感の歌は、一度聴いたら本当に二度と忘れられない・・・

あんぱんにはあんが入っているのにうぐいすパンにはうぐいすが入っていない事への不条理を切々と歌い上げた・・・と言う、木魚の説明文そのまんまじゃないか。

それで、オリジナリティ溢れる歌詞だとぉ・・・いい加減にしろ!!プンプン。

とは言っても、オレは別にこのゆっぴちゃんに関しては別に何の文句もない。

小学生が学校の帰りとかに確かに歌ってそうだもん。

「めろんぱんにはメロンが入ってない~」とかは。

問題は周囲の無知無能な大人。

何か、業界関係者絶賛とか書いてあったけど、木魚の存在も知らないで何が業界関係者だ。

恐ろしく狭い部分しか知らない能無し関係者が、昔の事など知りもせずに飛びついただけでしかないんだろうな。

それか、紹介文なんか木魚のを持ってきたんじゃないかと言うくらいそっくりだし、木魚の「疑惑」の事を知っててそれでも取り上げたんだろうか?だとしたらかなりの悪意を感じる。

何しか、この歌が色んな所ではやってるのに、木魚のパクリだってならない事もチョッと悲しい。

木魚ってそんなに知られて無いのね・・・ちなみにうちの弟にこの「メロンパンのうた」を聞かせると「これはいかんやろ~」ってなってた。

そんな人がもう少しいてもいいのに・・・少なくとも業界関係者とやらの中には・・・

マァ、重ね重ね言うけど「ゆっぴ」ちゃんは悪くないよ。

素直に自分の思ったことを歌にして表現してる素晴らしい子どもだと思うから。

それに、木魚なんて知るはずも無いだろうし。

でも、やっぱりあえてこの歌の取り上げた無知蒙昧な業界関係者には憤りを隠せない。

そんな気分でした。

はぁ~すっきりした。

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2007年11月11日 10:31 CAT :

グレートチキンパワーズは関係無

GLAYだ。

昨日GLAYのライブをテレビでやってた。

多分BSで。

GLAYと言えば、オレが中学高校の頃に劇はまりしてた(と言うかあの当時GLAYを聞いた事無いヤツなんていなかったけど)バンドだ。

オレが初めて組んだバンドで初めてやったコピーは「HOWEVER」だし。

と言ってもDRIVE以後は何だかCMで聴く位になっちゃったんだけども。

昨日久々に聞いたGLAYは何だかメッチャカッコ良かった。

特にオレが昔はまってた頃の曲とか聴くとメッチャしびれる。

ビリビリ。

今のCDの売り上げ不振は絶対に曲のショボさだと思う。

オレが中学高校の頃から、ショボ男な歌は「買うまでもないけど、聞いてみたいからレンタルでいっか。」だったもん。

それがネットから落とそうとか、コピーしように代わっただけだと思う。

だって皆、そうは言いながら、HOWEVEREもB’zのプレジャーも買ってたもん。

音楽の細分化なのかも知れないけど、その頂点に君臨するバンド・・・今はいないような気がするな~。

細分化するって事はひとつひとつのジャンルの売り上げは当然下がるんだし。

マァ何しかオレが言いたいのは、GLAYは素敵だって事だよ。

演奏力云々を超えた素晴らしさを見せてもらいました。

何だか今日は横文字多いな・・・

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2007年11月8日 16:36 CAT :

いらちおばさんの逆襲

いい曲が浮かんだ。

「雲は流れ 人は殺され 川は流れ」と言う曲。

歌詞自体は少し前から出来てたんだけど、なかなか曲が浮かばなくて・・・そいつの曲がやっとこさ降りてきた。

ちなみに歌詞自体の元ネタは、高校の頃に書いた「昨日と今日の相対性」って言う脚本。

マァ、どうでもいいか。

今日は曲の話だ。

いい感じにプログレ臭がする曲なんだけど・・・

問題は、歌えない。

頭の中にメロディーがあって、それに付随するコードまで出来てるのに、曲が歌えない。

正確には音が合わない。

高すぎるのじゃなくて、何だか合わない。

キーが高すぎたのかと、下げてみると余計にわけ分からなくなる。

これまでは少なくとも自分では納得のいくように歌えてたのに、何かこの曲だけはどうやっても歌えない。

物凄くイライラする。

喉を引きちぎってやりたい位イライラする。

あぁ~何で歌えないんだ・・・

何だよバカヤロー!!
もうムカついたからオナニーでもしてスッキリして、フテ寝してやる。

で、起きてそれでも歌えなかったらもっとイライラしてやる。

でも歌自体は、凄くいい感じだから諦めたくないんだよなぁ~
あ~久しぶりに物凄いイライラする。

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2007年10月30日 11:52 CAT :

ルナシードーム東京ライブ

この前オリコンの雑誌をペラペラ見てて愕然とした。

一世を風靡したあややのニューアルバム。

総売上枚数9000枚!!ハロプロも終わりだな。

盛者必衰の理と言うヤツか?
と言うか、オレは知らなかったんだけど、最近は1000枚売れたらオリコンチャートに載るみたい。

今週のオリコン100位は700枚だった。

昔「DEAD END」って言うバンドが、インディーズの自費レコードが1万枚売れたけど、それは今ならオリコントップ10に入る勢いみたい。

有頂天が初オリコン入りした時は1万枚では、180位とかだったのに・・・最近「萌えソン」やら、インディーズの歌がオリコンに入る理由が何となく分かった。

オレの感覚じゃあ、何十万枚とか売れないとオリコントップ10には入れないような気がしてたけど、それはかなり昔の話なんだ・・・

この前弟と「X」の解散ライブ見ながら『もう今の日本には、東京ドームでライブ出来るバンドいないよなぁ~」とか言ってたら・・・いた。

ルナシー。

アルファベットで「LUNA SEA」。

何でも、ドームでクリスマスに復活ライブをするらしい。

お金に困って・・・そのチケット5万枚が発売後数分で売り切れになったらしい。

いまだにそんな人気があるとは思わなかった。

さすがルナシーといった所。

ソロでは、恐ろしく影が薄いのに・・・

理由は何でも、かなり多くの人がこの再結成を望んでたんだろうな。

筋肉少女帯→中野サンプラザ
ルナシー→東京ドーム
X→東京ドーム
負けるなキンショー!!頑張れキンショー!!
しかしマァどちらにしたって、東京ドームでライブ出来るのはかつての怪物バンドの再結成だけとは・・・何とも悲しい、こじんまりとした音楽業界だ。

何だか少しさびしい。

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2007年9月5日 0:35 CAT :

大筋肉少女帯~偉そうにしてても新人~

ついに発売となりましたよ~!!
とマァ、大文字使ってしまいましたが、ついについに・・・待ちに待ったアルバムが発売になりました。

筋肉少女帯の「新人」つまり・・・

新人

キンショーニューアルバムだー!!
嬉しいからもう一回画像載せとこう。

新人

正直ここまで再結成に成功したバンド見たこと無い。

と言う感じの筋肉少女帯。

ニューアルバムを聞いて安心しました。

圧倒的な勢い。

もう「最後の聖戦」の頃のまとまりの無い失速感なんか微塵も感じられない。

メンバーが結束して生まれた名盤です!!
オレが大好きなキンショーと音が変わってない。

コレで完全に筋肉少女帯大復活だ~!!!!
やっぱり大槻ケンヂを生かす事が出来るのはこのメンバーなんだと再確認。

何か再結成したあとしばらくしたら「あら?まだやってたの?」って話題にもならないそんじょそこらの再結成バンドとは違う。

タイトルの通りまさしくコレからが楽しみな新人怪物バンド「筋肉少女帯」だ。

これからの活動が楽しみ。

しばらくはこのアルバムをアホみたいに聞き込むんだろうな。

一番の感想は「安心した」です。

オーケンがテレビで言ってたけどまさしく「プロレスラーの引退とロックバンドの解散は信用するな」です。

多分キンショーはもし今後またケンカしても、いけしゃあしゃあと「仲直りのテーマ2」でも歌いながら、それまで以上のパワーでまた出てくる。

そんな気がするアルバムだったよ。

ワトソン君。

「新人バンドのテーマ」聞いたら分かるって。

お金とか、利権とか関係ない。

本当に音楽をやりたくての再結成。

ライブ。

そして、ニューアルバム。

嬉しくてしょうがないからさらにもう一回画像載せとこう。

新人

・・・しつこい?
ゴメン。

だって、メッチャ嬉しいんだも~ん!!

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2007年8月10日 17:54 CAT :

極悪なメモリーズ~と言う名のオナニー話~

「永遠の向こうにある果て」完成記念で、引き続きその手のネタを・・・今日は、もっとオナニーな話。

コレまでは沼レコのホームページ内でやってた楽曲解説。

ページ作るのめんどくさいから、ここに書きます。

マァ、また思い立ったらあっちの方でも更新するかも知れんけど・・・取り合えず今日は、そんなオナニー話に付き合ってください。

チョッとネタバレなんで配慮して(↓)出来たら、実際に曲聴いてからの方がいいかも知れんので。

続きを読む 極悪なメモリーズ~と言う名のオナニー話~

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2007年8月7日 11:05 CAT :

終幕の神話は孤独より

取り合えずレコーディングの全工程が終了。

演奏ミスも、歌の音はずしてるのも一杯あるけど、完璧にしてたらキリが無いし、それに基本一発録りスタンスなんで、これでいい。

ジョジョ風に言ったら「ベネ」。

って事で、今日はその歌詞カードをツラツラと描いてた。

毎回いい加減と言うか、まともに歌詞も書かないんだけど、今回も・・・いやマァそれは良いとして、何か絵柄が最近定まってきたような気がする。

漫画的な絵柄に才能の限界と言うか、才能があまりにもなさ過ぎることを実感してから、漫画的な絵柄は置いておく事にしたのはもう3年以上前かな?で、好き勝手に描いていくと言うイラストな手法にその道を求めていたんだけど、その絵柄が何となく定まってきた感じがする。

「夢喰いバクヲ」の歌詞カードの頃は、バラバラで統一感もなかった感じだったけど、その感じが1つに統一されてきたような・・・

と言う事で、オレが勝手に絵の先生に任命してる嫁に見てもらって、どんなもんか判断してもらおうかと思ってます。

しかしいよいよ完成に近づいてきたなぁ~。

何だかんだで1ヵ月近くかかった。

コレまでのでは最長の制作期間だ。

マァどうでもいいけど。

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2007年7月31日 4:56 CAT :

アホらしいけどあえて「降臨」と言わせてもらいましょうか

この日が来た
と数年ぶりに、デカ文字を使わせて貰いましょう。

筋少のニューアルバム。

9年ぶりのニューアルバムの全貌が公開された。

正確には公開されとりました。

るみねさんの日記で見かけた。

しかし、コレは楽しみだな。

新曲はもちろんの事、「イワンのバカ」や「モーレツア太郎」等以前の代表曲に加えて「GURU」の筋少バージョン(仲直りライブの時のりかな?)やらなんやら凄すぎる内容だわ。

しかも、エディがゲストって事は「モーレツア太郎」は夢の橘高・エディアンサンブルになるんだろうかね?しかも、秦野さんもカムバックするみたいだし、90年代の筋少も復活だな(太田明いないけど・・・)
早速お買い上げです。

もちろん同時発売のニューシングルも一緒に。

あ~早く発売しろ!!このやろう!!

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2007年7月2日 0:24 CAT :

パティー・サワディー

過去は過ぎ去りもう無い
未来来たらずまだ無い
だから今が最高と
僕ら転がっていこうぜ
だけど今が最高と
誰が本当に言えるの(分かんない)
人様様の歌詞をぱくって偉そうに抜粋して添付する。

人として最低。

自分の言葉を書き殴りなさい。

自分で書けばいいのに、代弁してくれる言葉があるのならそれを引用する。

昔、国語の先生が言ってたな。

「人の言葉を使って偉そうにしゃべるヤツのボキャブラティーの低さにはあっけに取られるって」
でも崇拝してる。

病的に。

だから載せちまった。

これでいいのだ。

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2007年5月29日 14:22 CAT :

ジム・モリソンとドアーズやマーク・ボランとT-REXとか後ボンゾのいないツェッペリン

ザードの坂井泉水さんが死んだそうで。

あまりにも急すぎてネタかと思ってしまうほどありえなかった。

もう少し、人気絶頂期に死んでたらもっと凄い騒ぎになってたんだろうな。

伝説になったりとか・・・残念なことに、松岡農水相の自殺の方が凄かったから、扱いは小さくなっちゃったけど・・・

しかしマァ、これからプチザードブームが起きるんだろうか?何かかわいそうに未発表音源とか収録したベストが作られたり、CDが再発になったり、昔のCDがチャートを駆け上ったりするんだろうな。

本人がどんな気持ちかオレには分かる術も無いけど、死んだ事きっかけで、自分の作品が売れるのって、不本意じゃないだろうか?いい作品を作って、認められて売れるんじゃないんだし・・・

静かに、お疲れ様って言って眠らせてあげて欲しいもんだ。

関係ないけど、あの松岡農水相も面白かったから残念。

多分馬鹿みたいに金使って水飲み過ぎたんでしょうか?
2人ともご冥福をお祈りします。

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2007年5月9日 10:38 CAT :

この前のヤツに「エレカシ」を入れ忘れた~!!

ウルフルズに最近専らはまってます。

あの人らはいいね。

昔から好きだったけど、最近昔より歌詞が心にしみるようになって来た。

仕事で疲れた時とかには、最近出たベスト聴きながら、気分を奮い立たせております。

何か、最近ズ~ッとこねくり回した歌詞ばっかり書いてたけど、こんなストレートなのもいいなぁ~って思うようになった。

とは言っても、もう今更その路線変更は不可能だろうけど・・・

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2007年5月5日 14:11 CAT :

正当派なメジャー音楽の話

心に響かない上辺だけのうそ臭い歌を歌うやつばっかりになってしまった邦楽界において、それでも、心に響く本当の言葉を歌うやつらが居る。

その全てが、日本の音楽の全盛期と言えるかもしれない90年第二デビューしたやつらだ。

オレの大好きなオーケンは、その部類に入らない。

アレはあくまでもアングラロックだ。

あんなのがメジャーの世界に居るのだとしたら、それは間違ってると思う。

オレの場合は、真心ブラザーズとウルフルズ、イエローモンキー位しかいないんだけれども、メジャーで、音楽界をしょって立っていってもらいたいと切実に思う。

つくづく昔は、沢山いいバンドいたのになぁ~。

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2007年4月28日 10:10 CAT :

混乱こそ我が墓碑銘

最近仕事へ行く車中で「クリムゾン・キングの宮殿」を聴いてる。

アンチ洋楽なオレが、それでも唯一好きでたまらないのが、キング・クリムゾン。

聴いててココまで、知的欲求心と創作意欲をくすぐられる音楽があっていいのだろうか・・・圧倒的な重圧感と哀愁、焦燥感に彩られたこの作品は何度聴いても飽きる事がないんです。

いやまぢで。

特にオレが好きなのが、「エピタフ」。

余りにも好きすぎて、気が付いたら自分で作った曲のフレーズがそのまんまだったほど・・・(ちなみにその曲「天使になれました。

感謝します」は皆から「エピタフ」呼ばわりされてるけど・・・)あの、表面張力いっぱいのコップに少しずつ水を注いでいくような緊張感とそれが溢れた時の何とも言えない感じは、奇跡に近いとすら思う。

ん~・・・とにかくカッコいい。

上手く表現できないけど・・・

んなもんで、何か最近へビィメタルの原点とも言える傑作アルバム「RED」が欲しくなってきた。

あのアルバムの中で聴いた事あるのは「スターレス」だけだもんな。

しかも、空バカの「バカボンと戦慄」で・・・

給料入ったけど、少しでも貯めておきたいしなぁ~・・・買おうかどうか思案中。

あと何か久しぶりに曲を書きたくなってきた。

”Confusion will be my epitaph ”

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2007年3月24日 23:27 CAT :

TOMORROW田口は地上の星



ナゴムの救世主こと「ばちかぶり」のナゴムコレクションがついに発売になった。

存在は知っていながら、なかなか音源を聞く機会がなかったけども、ついに聴く事が出来ましたわ。

いや~やっぱり「オンリーユー」は素晴らしい。

オーケンが次世代に残したいパンクの名曲とごり押ししただけの事はある。

と言うか、田口トモロヲってあんな声だったっけ?最初「あれ?あぶらだこ?」って思ってしまった。

あと、最近見なくなったオレンジレンジがパクってた「ロコローション」。

アップテンポなノリノリ楽曲をあんなに邪悪に歌いこなすとは・・・やっぱり、ナゴムのバンドは凄まじいわ。

前期のパンクも後期のファンクもべらぼうにカッコいい。

オレは個人的に、ファンク路線の方が好きだったけど(だって、パンクはもっと鬼のようなのがいっぱい居るし・・・)マァ、どちらにしてもカッコいいのには違いないわ。

関係ないけど、ばちかぶりがこっそり昨年末再結成してライブしてたそうな・・・昨年末は筋少の再結成の事ばっかりで気が付かなかった・・・

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2007年2月28日 11:37 CAT :

エックスセックス

特に意味も無く、ただ何とはなしにコピーしてもらった。

最近弟がはまっていると言う「X」の楽曲を。

音楽好きをのたまいながら「X」を聴いたことが無いと言う有様なもので、今回初めて聴きました。

確かにカッコいい。

センスも抜群。

時代背景を考えなくとも(例えば今デビューしたとしても)圧倒的なカリスマバンドとしてその名を轟かせてたと思う。

と言うか、90年代に「X」が台頭してなかったら、日本の音楽は全く違うものになってただろうと思ってしまう。

それほどのパワーがある。

・・・と思う。

でもオレはやっぱり筋肉少女帯だ。

上に書いた事はあくまでも一般論。

オレの大好きな世界観にアホほどマッチするのはやっぱり筋肉少女帯だ。

確かに「X」は格好良い。

でも、俺はアホほどはまる事は無いんだろうな。

いや、ダメじゃないよ。

カッコいいよ。

今、通勤途中に聞いてるし。

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2007年2月25日 2:00 CAT :

僕の宗教へようこそ

聞いておくれよ。

体の80%が生ゴミと不燃ゴミで凝縮されている凡庸なこの世を生きる皆さんよ。

ついさっきまで、筋肉少女帯の復活ライブをNHKでやってたよ!!昨日の記事で復活ライブの事に触れたら、今日それが見れるなんて・・・このバカ付きっぷりはありえない。

!!
めっっっっっっっっっっっちゃ良かった。

やっぱりあのメンバーじゃないと、筋少の楽曲は弾きこなせないんだろうな。

多分。

しかも、サポートとは言えキーボードにエディーが居るんだから、22期筋少も21期筋少も超えた究極のアンサンブルだよな。

24期キンショーは。

いやもう、とにかく良かった。

生きてて良かった。

オレが大槻ケンヂに出会った時には、すでに特撮として活動してたし、まさか筋少が大復活して、そのライブを見れるなんて夢にも思わなかった。

ウッチーとオーケンを仲直りさせてくれたケラさんと、2人で筋少を守り抜いたウッチー・おいちゃんに感謝感謝だわ。

選曲的にも「愛のため息」があったり「少女の王国」があるのに、「サンフランシスコ」が無かったりとか、してやられた感があるんだけど、残りの定番曲はDVDの方に収録になるんでしょうか?んだら、結局はDVDも買うんだろうな。

いや~しかし良かった。

生きてて。

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2007年2月24日 11:39 CAT :

南斗水鳥拳のレイ

朝、弟から「最近『北斗の拳』読み返しててふと思ったんやけど、『北斗の拳12巻98・99ページ』ってもう無くなったんよな」と言われた。

この前OSをアップし直した時に、間違って消してしまった幻の天沼優ファーストアルバム『沼』に収録している1曲のことです。

あぁ~あのデータは痛かったなぁ~。

もうCD1枚も残ってないし、データもなくなったし。

誰か、買った人でもオレがあげた人でも良いんで、あのCDのデータだけでもオレに下さい。

・・・オレ一応製作者なんだけどなぁ・・・

さてさて、そんなこんなでオレが一番好きなサザンのアルバムは、サザン史上最も実験色が強いとされている「SAKURA」です。

最近通勤途中聴いてます。

やっぱり良い。

この何とも言えないマニアックさが堪らない。

最新アルバムの「キラーストリート」はまだ聴いてないんだけど、多分こっちの方が良いような気がする。

・・・多分。

サザン好きです。

オーケンに出会う前から好きです。

んで、今も好きです。

でも、大槻ケンヂの方がもっと好きです。

そう言えば、筋肉少女帯のトイズファクトリー時代のも含めた初の完全ベストと、復活ライブのDVDが遂に発売ですな。

プラスばちかぶりのナゴムコレクションも出るし・・・来月は、色々お金が要りそう。

給料貰ったし、ちょっと良いよな・・・。

でも、結婚資金も貯めないとな。

揺れる心。

そんな心持ちに流されてか、何かまとまりの無い文章になっちゃった。

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2006年12月23日 1:02 CAT :

ふと思ってしまった事・・・

昔作った歌をたまに歌いたくなって、楽譜を引っ張り出すことがある。

で、ギターをジャンジャカ掻き鳴らして歌ってるんだけど・・・何でかいつも音が合わない。

んなもんで、コードを新しく付け変えてみた・・・高さが全然違う・・・色々やってみた感じでは、大体#2個分ほど高くなるみたい。

コレって、単純に昔よりも声が高くなったって言うよりも、多分2音はずして歌ってたと言う方がだってピアノとか作ったヤツは今でも高さ変わらないもん。

正解なんだろうな・・・

一応作曲とかしてたのに、あまりにも酷い。

特にギターで曲を作り出した後半は・・・マァもう過ぎ去った過去の話だけど、しかしそれって結構恥ずかしいよな・・・

つっても今でも、なかなかまともに音とれないんすけどね。

そんだけの話。

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2006年12月15日 23:37 CAT :

泣き歌を挙げてみる

マニアックなものから、そうでないものまで取り合えずオレがいつ聴いても「ホロ」ってしてしまう名曲たちを羅列してみます。

別にバトンとかそんな感じじゃなくて。

・流れ星(真心ブラザーズ)
⇒ 何か初恋らしきで失恋みたいな事を経験した時にちょうど聴いてた。

今じゃあ、別にどうって事のないネタのような思い出だけど、歌だけは未だにオレの心に染みたりするのよ。

・人間のバラード(筋肉少女帯)
⇒ 打ちひしがれた時に「あなたは良く頑張りました」と言われたらねぇ~。

・ゆりかごのある丘から(Mr.children)
⇒ 素晴らしくキレイで壮大で悲しい名曲。

多分戦争の歌だよね?知らんけど。

・いつもの軽い致命傷の朝(有頂天)
⇒ 聴けば情景が浮かんでくる。

その情景になぜか泣いてしまう。

そんな不思議な曲。

・サーカスの人魚(犬神サーカス団)
⇒ 「廃墟の街」と悩む所だけど、やっぱり完成度ではこっち。

人間の闇とそれに巻き込まれた悲しい人魚の物語。

・ええねん(ウルフルズ)
⇒ 何か、落ち込んでる時に聴くとウルウルしちゃう。

関係ないけど、「バンザイ」から10年経って「サムライソウル」みたいな曲が書けるんだからトータス松本って本物だと思う。

・ウィーアー(きただにひろし)
⇒ 何か知らんけど泣ける。

・Calling(B’z)
⇒ 中学時代に狂ったように聴いてた。

曲自体と言うより、あの頃を思い出してホロリの方が正しいかも・・・

きっとまだあるような気もするけど、パッと思い浮かぶのはこんなもんかなぁ~?いつかオレもこんな感じの名曲を書けるようになりたいもんだわな~。

要はマニアックだって事です。

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2006年12月13日 1:37 CAT :

デビルキックはパンチ力・・・?

不意に聴くアニソンによく心を打たれるんです。

例えば今日。

銀河鉄道999の歌でウルウルきてしまった。

その他にも色々あるんだけど、やっぱり一番多いのは、自分が子どもの時に見ていたアニメのヤツ。

何となくその頃の情景を思い出してきて、何とも言えない気持ちになってくる。

って言うか、クサクサの歌詞がなぜか心に響く。

世代は違うけどやっぱり、一郎兄さんといさお兄さんは最高だな。

後、串田アキラさんとか・・・

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2006年11月16日 1:25 CAT :

帰ってきた犬さん方



ついに発売になりました。

犬神サーカス団の自主レーベル「キンメダイ・レコード」の一発目ミニアルバムが!!その名も「待ちわびた日~形而上のエロス外伝~」。

って事は、今年の初めに発売された「形而上のエロス」と何らかの関連がある事は想像できる。

マァ、どの辺が関連してるのかは、実際に聞いてもらってと言うことにして・・・

取り合えず・・・このアルバムは凄い!!さすが、わざわざレーベル離脱して自分のレーベルを立ち上げただけの事はある。

もうやりたい放題。

と言うか、どれだけ今までのレーベルに押さえつけられていたかと悲しくなってしまう。

とにかく必聴はタイトル曲にもなってるM.5の「待ちわびた日」。

近年の犬神サーカス団では最高の出来。

それはもう「蛇神姫」のM.11「父親憎悪」に匹敵する素晴らしさ。

さすがに「地獄の子守唄」とまでは行かなかったけど、「形而上のエロス」で感じた回帰感は完全に現実のものになったな。

と、うれしくなってしまう。

アルバム自体は「赤猫」に匹敵する豊富な楽曲群。

コレだけバラエティーにとんだ楽曲を自分のものに出来るってのはやっぱりすげ~よなぁ~。

少しだけ残念なのは、曲の使い回しがある事かな・・・でも、「待ちわびた日」1曲のためだけでも買う価値があると思う。

もちろん他の曲も「やってくれたなぁ~」って思うだろうし。

犬神サーカス団を素晴らしいエンターテイメント集団だと再認識させてくれる名盤。

・・・ただマァ、昔の頃が良かったとか、ゼティマ以降しか聴いて無いとかって言う、1側面だけが好きな人には多少「?」な作品かも・・・

でもオレは大好きだからいいんだ~。

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2006年11月15日 18:54 CAT :

スリップノットに学ぶ音楽のススメ

「IOWA」以来まったくと言っていいほどご無沙汰の「スリップノット」。

相変わらずジョーイのドラムは、世界でも最高峰だと思うんけど・・・こんなテクニック野郎とバンドを組んだ日にゃあ、曲なんか書けなくなるんだろうな・・・マァ、最近のこの人たちの活動は知らないんだけど・・・

今日久しぶりに、彼らのライブを見てる。

元々洋楽は聴かないんだけど、たまに凄いな~ってやつだけ聴いたりもする。

「スリップノット」は数少ないオレの好きな洋楽って事になるんだわ。

「キング・クリムゾン」ほどでは無いけども。

しかしまぁ、彼らは演奏力もさることながら、凄いのは圧倒的な恐怖だよな。

特に初期の頃のマスクなんか震えるほど怖い。

音楽も井出達も全てがおぞましい彼らのような存在は、今の日本では見る事が出来ないんだろう。

(・・・と思ったら、「地獄の子守唄」の頃の犬神サーカス団もかなりのものだったけど・・・)
それは偏に彼らの生い立ちにある・・・らしい。

詳しくは知らないけど、それはアメリカの社会が生んだ闇(と言ってもKKKみたいな感じではないけど)の中を彷徨う事を余儀なくされた圧倒的な過去に全てがある。

それは、いくら見せ掛けで取り繕うとしても、絶対に表現できない闇で、それを表現するには、それだけの闇を知る必要がある。

今の日本でそんな事は出来ないだろうから、こういうジャンルじゃあ、勝ち目が無いのかもしれないな。

しかし、見れば見るほど邪悪な気分になっていく・・・

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2006年11月8日 21:23 CAT :

蘇る大古からの意識~前後編~

最近、聖飢魔Ⅱが落ち着いてまた犬神サーカス団狂になってる。

車ん中のBGMの話なんだけど・・・

って事で今日は、かつて沼レコ内にあった「こんなの聞いてました(志茂田さんの音楽レビュー)」の中から、数々の人に犬神サーカス団の素晴らしさを再認識させた(かどうかは知らん)「地獄の子守唄」のレビューでもコピペして、記事にしてしまおう~(↓)
コレを見て、「地獄の子守唄」の良さを再認識してもらえれば満足だっての。

まぁ、最近入手困難らしいけど・・・それではどうぞ。

・・・コピペ。

◎地獄の子守唄
~アルバムとしての総評~
犬神サーカス団最高傑作と言ってもいい超名盤がこの「地獄の子守唄」。

最近の曲とは明らかに違う震え上がるほどの恐怖を演出できる本当の犬神サーカス団が、このアルバムには存在してます。

聴けば聴くほど恐くなっていくこのアルバムは、楽曲の完成度も構成も、んでもちろん歌詞や日野日出志のジャケットなど、ホントに文句の付け所がない。

とにかく、犬神サーカス団が好きなら絶対に聴いておかないといけない作品だと思う。

いや、つべこべ言わずにホント良いんだって。

~楽曲ごとの評価~
・見世物小屋口上
 昭和清吾さんの語り(口上?)で、これから始まる「犬神一座の大サーカス」を上手く煽ってます。

この手法って現在のライブでも行われてるんじゃなかったっけ?
・あんたは豚だ
 前曲の「はじまり~はじまり~」で幕をあけた大サーカス。

最初の曲でいきなり「あんたは豚だ!!」って罵倒されます・・・なんでやねん!!それどころか、「豚より劣る最低の生き物だ!!」とか「ブザマに死ね!!」とか本当言いたい放題言ってくれます。

ちなみにこの頃の凶子さんって、オレは見たことないけど、歌詞カード見る限りでは、細身のキレイな人だったんでしょうね。

・廃墟の町
 最初に言っておきます。

オレは、犬神サーカス団の全楽曲の中でこの「廃墟の町」が一番好きです。

まず、曲自体が素晴らしい。

んで、しかもメチャクチャキレイな旋律を凶子さんの抜群の歌唱力で歌い上げています。

いやもう、ホント大好き。

前曲での汚い罵倒の後にこの美しい楽曲って言う所も、この曲をより素晴らしくしています。

んで、この流れが犬神サーカス団の技術力の高さでもあるんだよね。

・・・多分。

・常世の森
 さて、この曲から大サーカスは本当の恐怖へと聞く人を誘い始めます。

それは洗脳にも近い形で襲い掛かってくるはず・・・特にこの曲の最後にある「壁に頭をぶち当てろ!!」は、それこそ血しぶきがはじけ飛ぶほどに、ぶち当てたくなったりして・・・

・青蛾の乱
 廃墟の町にも似た哀愁の漂うこの曲。

「御霊前」の3曲目と同じ曲名だけどノリはまったく違う。

でも、廃墟の町と違う点は、廃墟の町は悲しみが溢れてるけどこっちは憎悪に近い感情が渦巻いてるとこですかね?
・基準停止装置
 凶子さんの書く歪んだ愛情の中でも、ずば抜けた狂気が出ているのがこの曲。

ひたすらに恐い。

そして、その表現のいたる所に社会への憎悪が溢れている問題作。

・夜が終わっちまう前に
 始めのギターリフが、何となく昭和風な感じがするこの曲。

相変わらず不謹慎です。

「自らのペニスを切り取って母親の子宮にねじ込める」・・・って、どうしたいわけなんでしょうか?犬神サーカス団の楽曲には自嘲するものも多く、この曲もそんな中のひとつ。

嫌気をさした自分をどうにかしたくて、手首を切るんでしょうなぁ~。

その血がとまるのは一体いつの事なんでしょうか?
・黒髪
 呪う事でしか自分を見出す事の出来ない悲しみ。

それがいたる所ににじみ出ていて、聞き入っていくうちにひどく悲しい気持ちになっていきます。

一体この曲を書いたときの凶子さんの心情には何があったんだろう?何があったらここまでの歌詞を書くことが出来るんだろう?・・・ホント教えてください。

・白痴
 このアルバム唯一「ロック」な楽曲。

・・・と言うか、オレとしては最近の犬神こそ「ロック」やら「メタル」を前面に押し出しすぎだと思うんですが・・・それはともかく、ライブでもバカみたいにノリノリのこの楽曲。

でも、よく聞くと歌詞がすごく深い。

そもそも「白痴」って言葉自体が差別用語で、使っちゃいけないような気が・・・ホント不謹慎な人達だ。

でも、この曲の「本とはバカなんだろ?」は震えるほど好き。

・基準停止線の網目
 ・・・気が付いたらこの曲のギターを弾けるようになってたオレですが、そのくらいこの曲は好き。

一人、夜に電気を消してこれを聞いていたら、とにかく今すぐにでも何かを壊したくなっていって・・・でも、周りには自分しかいなくて・・・だから自分を壊したくなる。

そんな曲です。

・・・分かりにくいかな?でも、間違いなくこのアルバム中最恐の曲です。

・鬼火
 もうここまで聞いたら、ただ許してくださいって気分になる。

でも、まだまだ大サーカスは終わらない。

さらに加速していく精神の中、この曲が心を支配していきます。

もう何も考える事が出来ない。

・・・もう、取り合えず聴いてみろ。

このやろう!!
・灯蛾
 精神的にやられまくっている状態でこの曲。

再び罵倒の嵐。

そろそろ生きる事が嫌になってくるはず。

洗脳されるかのような楽曲からやっと抜け出し、聴く事のできるアップテンポな楽曲。

でもその内容は罵倒・・・死ぬしかない・・・それが救いとはねぇ~。

・路上
 ここに来て、久しぶりに優しい歌声。

そして救い。

聴くだけで、涙すら出てくる。

これまでの人生を振り返り一人泣き崩れる。

・・・考えてみればそれは全てこの曲構成だからこそ。

まさに絶妙。

脱帽するしかないです。

・地獄の子守唄
 いよいよ、大サーカスはエンディングを迎える。

打って変わった和風ロックなこの曲は、全ての終わりを髣髴とさせる。

この曲が、吸い込まれた心を現実へと戻してくれる。

そして、聞き終わった後思わず「良かったなぁ~」「また聴こう」と思わされてしまう。

この曲がなく、「路上」でこのアルバムが終わっているのとでは雲泥の差。

・・・いつ聴いてもこのアルバムはホント文句のつけようがない名盤です。

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2006年11月7日 19:01 CAT :

スターリンリンリン

日本アングラロックを作り上げたのってキャロルやサディスティックミカバンドでもなければ、電脳警察でも無いと思う。

じゃがたらも捨てがたいけど、やっぱりスターリンだと思う。

って事で今日はスターリンの「絶賛解散中」を見ながらこの記事を書いてる。

いやぁ~素晴らしい。

やっぱり80年代のアンゲラシーンはほんとに熱いよなぁ~。

オレも「仁美・mine」のライブの時にでも、客に豚の内臓ブチ撒いたり、ブルドーザーで登場したり、チェーンソーで足をぶった切ったりしてみようか・・・?マァ、半分以上ははなたらすだけど・・・

って言うか、無理だって!!まずオレの楽曲そんなの向きじゃないって。

バンドメンバーが去っていくって。

何よりオレはしたくないって。

・・・そんなヤツばっかりだから、あの頃ほど熱くないのかなぁ~

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2006年10月30日 13:05 CAT :

クリムゾンゾンキングの宮殿からのライブレポート~編集後記からの抜粋~



始めに言っておきます。

このDVDはオレが生きてきてみたライブの中で、圧倒的に・・・「スターリン絶賛解散中」よりも「昔ナゴムレコードがあった」よりも「最後の聖戦ツアー」よりも「80年代の筋肉少女帯」よりも「ロックンロールファイアー」よりも「ロコおまけの池袋手刀ライブ」よりも圧倒的に素晴らしい、人生で最高のライブだった。

つくづく見に行けなかったのが無念。

もうね、コレはホントにやばいよ。

最高だった。

何しか、筋少の曲をオーケンと橘高がやってるってだけでも感動なのに、それにあの天才ピアニストのエディーが最高のピアノを弾くもんだから、オリジナル筋少よりも圧倒的な濃密度と完成度なわけですよ。

だって、筋少の音を支え続けた2人がそれぞれギターとピアノバトルをやってるんだよ。

しかし、この2人の演奏力は病気だやね。

オレはそんなにライブってのは見た事がないから何とも言えないけど、聞く感じで、ここまで弾ける人は少なくとも日本にはいないと思う。

(マァ実際橘高なんか日本の「ベストギタリスト」に認定されてるけど)それに、ブリザードって言う、メタルなんかあんまり知らないオレでも聞いた事ある有名バンドのベーシストさんがウッチーの代わりをやってるんだから、それはそれはすごいって。

と言うか、こんな究極美な演奏陣が、歌詞もメロディーもろくに覚えてなくて歌も下手なオーケンのバックバンドなんだろ?やっぱり、この人たちは最高だな。

ホントに。

しかも最後のサプライズ。

伝説になった、イラッと来るだけのグダグダコント。

ウッチー登場だけでお-ってなったのに、そこに本城(おいちゃん)の登場だもんな。

何かおいちゃんだいぶケラ化してきたな。

腹部付近が・・・そこで、釈迦だろ?もう「シャララシャカシャカ」の声がウッチーってだけで、泣きそうになってた。

しかも途中でやめるあの演出・・・サンフランシスコへのつなぎ全てが最高だった。

んで、そのサンフランシスコだってもうコレまでのどのサンフランシスコよりも最高だった。

個人的には「昔、ナゴムレコードがあった」のヤツを超える事はないと思ってたけど、それすらも余裕でぶち抜いた圧倒的なもんだった。

あんなきちがい染みた歌詞なのに泣きそうになるんだから・・・

とマァ、今日のところは筋少ファン(またはナゴムファン)以外にはさっぱりな感じのないようだけど、それでもオレは書かずにはいれなかった。

この感動を伝えずにはいれなかった。

そんな気分です。

全てが最高のこのライブ。

でも、今度はさらにウッチーとおいちゃんがコレに加わるんだろ・・・しかもエディを残したまま。

考えただけでも、鼻血が出そう。

あ~ライブいけないのが死ぬほど無念だ~!!!!!!
あまりにも感動したから、今日は「MIXI」も「超コツコツ日記」も同じ記事だ。

バカ野郎!!
ついでにもう一回画像載せといてやる。


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2006年9月30日 2:30 CAT :

安部サラブレットは第3コーナー・・・はまったく関係なし

安部新総理の所信表明を聞いた。

何つうか、小泉さんより具体性がないような気がする。

と言うか、何となくあの人は総理より、誰かの腹心みたいなポジションの方がいいような気がする。

個人的には、出馬表明もしなかった福田さんが好きなんだけど・・・

マァ、いいや。

あんな戦後生まれのサラブレットには興味ない。

それよりも!!
ついに、9月も最後って事なんで、記念に久しぶりのかってにTOP10でもやろう。

毎回なんか不評だけれども・・・

今回は筋肉少女帯復活記念で、筋少の曲TOP10だ!!
ペテン師。

新月に死す(仏陀L収録)
⇒エディ作曲プログレの名曲。

タイトルや曲、間奏の語りはもちろんの事、曲終了から数秒後のサプライズまで全てが最高。

その系譜は、特撮の同じくエディ作曲「ゼルダ・フィッツ・ジェラルド」に受け継がれている・・・様な気がする。

から笑う孤島の鬼(ナゴム全曲集収録)
⇒もともとは「空手バカボン」の歌で、一番好きなのは「空バカ」のテイクなんだけど、今回は筋少って事なので・・・

マタンゴ(Sister Stawberry収録)
⇒何気に、「ナゴム全曲集」に入ってるテイクも好きだけど、やっぱりシスベリ派。

カミカミで何を言ってるんだか分からない絶叫の後のエディの美しいピアノは鳥肌もの。

最近発売された「ナゴムコレクション」収録の「うろこの顔」はマタンゴの原曲。

まさかそれを聴けるとは・・・ウッチーありがとう。

ノゾミ・カナエ・タマエ(レティクル座妄想収録)
⇒筋少初期から歌われていた曲で、歌詞はオーケンが毎回アドリブで歌ってたらしい。

そのため、歌詞が違うテイクがいくつもある。

マァ、ちゃんとアルバムに入ってるんなら、コレが一番好きだけど、実は「80年代の筋肉少女帯」に収録されてるテイクも捨てがたい。

蜘蛛の糸(レティクル座妄想収録)
⇒オーケン自身が集大成と認めた名曲で、内容自体が「グミチョコ」に受け継がれているような気がする。

何より、オレもこの歌詞のとおりな人生を歩んできてるもんで人事じゃないし。

ちなみにもっとキチガイな第2章も大好き。

サンフランシスコ10イヤーズアフター(SAN FRANCISCO収録)
⇒筋少の歴史全てが詰まった傑作。

要所要所に、コレまでの筋少がちりばめられている。

人間のバラードと合わせて聴いた日には涙が止まらなくなる。

まさかこんな長ったらしい曲が、DAMに入っているとは・・・もちろん歌ったけどね。

釈迦(ナゴム全曲集収録)
⇒筋少を語る上で絶対にはずせない1曲。

ライブにおける定番だし、何度も編曲されてきて色んなCDに収録されている。

その中でも、凄まじいのが「ナゴム全曲集」と「80年代の筋肉少女帯」に収録されているテイク。

今回は音質の面を考えて、「ナゴム全曲集」の方を選んだけど、凄まじさはどちらも同じ。

おどろおどろしさなら、「あつまり」のテイクかも・・・

再殺部隊(ステーシーの美術収録)
⇒激弾き激語りの最高傑作。

聴いているだけで震えが止まらなくなる名曲。

歌詞もすばらしい。

もう何か言うことがないな。

まぢで。

小説版の「ステーシー」も同じく悲しい名作。

「再殺部隊」「ステーシー」のコンボにはとても太刀打ちできる気がしないです。

ハイ。

サーチライト(キラキラと輝くもの収録)
⇒この曲で、オーケンが筋少で書きたかった事は完結したんだろうなと思う。

10分にも及ぶ壮大なハードプログレ。

本城さんの作曲では一番だろ。

間違いなく。

ちなみにこの曲「最後の聖戦ツアー」の時(ビデオのだけど)の編曲もメッチャかっこいい。

こんなのは絶対に筋少でしか出来ないだろうな。

いくじなし(ナゴム全曲集収録)
⇒シスベリ版よりもはるかに邪悪で凄まじい「ナゴム全曲集」のいくじなし。

筋少全楽曲の中で一番好きと言っても過言じゃないだろうな。

圧倒的な劇語り。

コレをライブの時にゃあアドリブでやってたんだから、どんなオツムしてんだ?と思ってしまう。

わずか3分ちょっととは思えない圧倒的な大名曲。

「クリムゾン」で言うところの「エピタフ」だな。

多分。

・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

って言うか!!自分でやっといて何だけど、10曲なんかで収まるか!!全曲好きだし、順番なんかつけれる訳もない。

今回のはほんの一部。

やり出したら、全曲書くまで終わらないんで、この辺でやめときます。

・・・・・・・そうか・・・だからこの企画やらなかったんだ。

って今思い出したし。

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2006年9月20日 23:31 CAT :

嘆き懺悔山

「不自由とないてる自由がある」
これ誰の歌だっけか?ド忘れしてまったけど、誰かの歌の歌詞の一説。

・・・のはず。

最近色んな事で束縛と言うか、自由が無くなってきてる。

一人の大人として成長してきて、知らない間にたくさん責任を背負って、気が付けばひどく臆病になってた。

でも、オレはまだそんな状況を「不自由」ってのたまれる自由がある。

もう少しすればそれも出来なくなるのかなぁ~。

寂しいことよのう~

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2006年7月26日 10:54 CAT :

奇跡奇跡奇跡奇跡奇跡奇跡奇跡

おい!!聞いてくれよ!!ゴミ溜めををウロチョロして満足してる、凡庸な皆さんよ!!
筋肉少女帯が復活だってよ!!
去年の「仲直りのほほん学校」以降、もしかしたら・・・とは思ってたんだけど、正直そこまで期待してなかった。

なのに!!筋肉少女帯復活だってよ!!
そりゃ「特撮」も「3.1チャンネル」も良いけど、やっぱりオーケンの横にはウッチーだろ?
何か詳しい経緯はまだ知らないんだけど、どうも太田だけ居ないみたいだね。

マァいいや。

出来れば、ドラムが「みのすけ」でサポートキーボが「エディ」で見てみたい。

絶対ライブ行くぞ!!
オー!!

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2006年7月11日 1:06 CAT :

ナゴム界隈をたむろする

家の片付けしてて出て来た日野日出志のマンガに目を通した。

今日は地獄変。

やっぱり面白い。

どうやったらここまで衝撃的なマンガが描けるんだろう・・・

んで、その中のインタビューで日野日出志が、よくガロに作品を発表してたこと知った。

(今更だけど、ひばり書房ばっかりだと思ってたもんで・・・)
ガロか・・・どうもオレが好き系のアングラ・サブカルは全部もとが一本で繋がってるような気がする。

んで、その辺のが好きな人らの集合体がナゴムなんだろな。

ナゴムから派生したもの全てがどっかこっかで、接点を持って一つの巨大なアングラな世界を作り上げてる。

そう考えるとやっぱりケラって凄いと思う。

憧れる方向を間違ってるかもしれないけど、それでもやっぱり憧れてしまうな。

とか何とか言いながら、うにんがお漏らしした「しっこ」の片付け。

・・・お漏らしして、暗いとこですまなそうに丸まってたんで、いりこをあげて外に出してやった。

怒られると思ったんだろな。

むしろゴメンよ。

気が付いてあげれなくて。

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2006年6月24日 12:24 CAT :

エベレストアルバム



発売日に買えなかったのが、非常に遺憾ではあるけども・・・(1ファンとして)手に入りました。

ナゴムコレクション。

筋肉少女帯。

遂に出たね。

最高のベスト。

まさか、「さよならなねき猫」や「マタンゴ」の原曲である「うろこの顔」まで入っているとは・・・僥倖としか言いようが無い。

「ドリフター」未収録はしょうがない。

仲本工事も離婚したばっかりだし。

マァ、その辺は自分で持ってる音源と組み合わせて、完全ベストにすればいいさ。

・・・あ・・・あと、「昔。

ナゴムレコーダがあった」の「サンフランシスコ」も入れたいな。

一番好きな「サンフランシスコ」のテイクだし。

ん~・・・やっぱりナゴムの頃の筋肉少女帯は圧倒的過ぎるなあ~。

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