2014年12月13日 22:17 CAT :
       

自マン(自分で自分を持ち上げまくった挙句、自画自賛を続けた結果、まんこになってしまった話)

漫画サイトを立ち上げる・・・と言う、そんな野望の為にならなければいけないことは、「書いてきた漫画をデータ化する」と言う作業だったりする。

もちろん、タブレット使って、そもそもパソコンで漫画描いてるなら、そんな悩みはないんだろう。

でも、オレは、そこだけはどうしてもアナログが良いんだよ。

何か知らんけど。

まぁ、そもそも、今取り込んでる「クィングイングの冒険」など、小学1年生の頃に書いてた漫画で、今から、25年位前だ。

タブレットなどあるはずもない。

鳥山明だって、ペンで漫画描いてた時代ですからね。

チョッと、時間あるときに、チビチビと取り込んでいってるんだけど・・・

それに併せて、もう20年くらいまともに読んでなかった、在りし日の小学生自分の書いた漫画に目を通している。

何だろうね。

この感覚。

何か、一生懸命描いてるんだよ。

(当たり前だけど)絵も下手だし、話もメチャクチャだし、そもそも、文字すらちゃんと書けてない。

ほぼひらがな。

でも、本当に、一生懸命描いてるのが、何だか伝わってくる・・・

ここ最近の漫画で、この感覚はあるのか?
何だか、小手先ばっかりになってきてる気がして不安になってきた。

とにかく、表現がしたくて、その形式に漫画を選んだのは、本当に偶然でしかなかった。

自分で、漫画を読んだこともほとんどなくて、買ってもらった「めばえ」とか「幼稚園」とか、その辺に数ページ載ってた漫画がオレの全てだった。

あとは、おかんが持ってた「ベルサイユのばら」。

オレの記憶が正しければ、初めて漫画を描く時に、とにかく「ベルバラ」を見てたはず。

悩んだら、取り合えず「ベルバラ」に答えを求めていた。

だから、コマ割が何だか変な感じ。

小学1年生には、少女マンガの複雑なコマ割を理解する事は難しかったんだと思う。

一生懸命、真似しているんだけど、どう言う原理なのか、全く理解できてないもんだから、変な感じ。

今のオレの漫画のコマ割が変になっちゃったのも、どう考えても、この時に選んだお手本が、「ベルバラ」だったからのような気がしてならない。

とにかく、手探りで、一生懸命描いた漫画。

しかも、多分、60ページの第一話を描ききるのに、半年以上かかってるはず。

小学生の半年は、三十路の5年分くらいの濃密度だと思うので・・・今で言うと、必死で、5年かかって書き上げた60ページだ。

そりゃあ、一生懸命さが桁外れ。

自分で言うのもなんだけど、ついつい、見入ってしまった。

いやね。

漫画としては、読むに耐えないよ。

話のつながりも良く分からないし・・・そもそも、何やってるのか良く分からないページばっかりだし。

でも、何か頑張って描いたイラスト集的な感じで、見てしまった。

書いた当時。

どうしても、完成度に納得がいかなくて、せっかく描いたのに、誰にも見せなかったこの漫画・・・

今なら、見せられる。

この漫画の良さがやっと分かる歳になった!!
と言う事で、漫画サイトの一番最初のアップ漫画は「クィングイングの冒険 第一話 ははをすくえのまき 前編」に決定だ!!
他にも、「first end」と「us ~first stage~」の第1話なども、併せて公開予定でございます。

・・・予定は未定。

再び・・・次回を待て!!

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