- 2008年4月16日 0:39 CAT :
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経過年月
市役所から、保険所を返すように言われて、一路市役所へ。
用事はすぐに済んだんだけれども、その帰りにふと目が行った。
そこは、善通寺市の郷土資料館。
実は、善通寺は弥生時代かなり発展した地域。
考古学的にも貴重な4大弥生遺跡のひとつ「旧連兵場遺跡」があったり、国内でほとんど例のない「靴を履いた弥生人」や「化粧をした弥生人」の壁画のある宮が尾古墳や、貴重な青銅製の兜の出土した「王墓山古墳」をはじめ、弥生以降の古墳が狭い地域に400以上もある有岡古墳群があったり・・・オレも小さい頃から、そこいら中で発掘作業をしていた。
(オレが、考古学に興味を持ったのも多分善通寺にいたから)
長くなったけどそんな、貴重な資料を展示してたのが前述の郷土資料館。小さい頃から、おかんに連れられて良く見に行っては勉強してた。
子どもながらに、太古のロマンに思いをはせ、目を輝かせながら学芸員のおっちゃん殻色んな話を聞いてた場所だ。
建物自体大正時代からある貴重な建造物だったんだけど、資料の保護の関係や、建物自体の耐久性の問題で、新しく立て直されてた。
オレが学芸員の資格を取る時にも、本当ならココに実習に来たかったんだけれども、ちょうど改修工事の始まった時期だったんで、少し遠い所にある「瀬戸内民族資料館」に行ったんだよな。
そんな、色々思い出のあったりなかったりの郷土資料館。
ほとんど完成してた!!
前のような風情はなくなってるけど、また出来た暁には訪れたいなぁ~。その時には、下手したらオレが自分の子どもに、昔オレがおかんにしてもらったように、善通寺の歴史を教えてるかも知れない。
そう考えると、時間の流れって凄い。
そんな感じで感傷に浸った瞬間でした。
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