2008年8月15日 13:33 CAT :
       

奏で出ずる3話

今、3つの物語の構想が頭の中でフワフワとしている。

1つは、「連歌『忘却』」。

仁美・mineの4枚目のアルバムだ。

前作「永遠の向こうにある果て」完成直後に少し触れた「悪魔と名前と風景」。

あれを、1年間かけてこねくり回した、今度こその音楽集大成(結局「子守られの唄」は集大成にならなかった・・・)。

それが、この「連歌『忘却』」。

う~ん。

何度聞いても素晴らしいタイトルだ。

「連歌『忘却』」。

全8楽章からなる組曲。

・・・マァ、詳しい構想はまだまだ表に出せる段階ではないけれども、今度こそ本気で集大成にするべく、とてつもない長いスパンでの制作期間を設けてる。

とりあえず20代のうちに完成。

つまり、あと5年だな。

「連歌『忘却』」。

十分それに耐えうるだけのストーリーと構成だと思う。

この物語を、今イメージしているレベルで再現できれば、それは、もう音楽なんか二度とやらなくたっていいと思えるはずだ。

もう1つは、「処女はアイアンメイデンに入れる前にレイプするに限る」。

心持ちが病んでいた先週に唐突と湧き出たこの物語。

大筋は、先日のブログ記事でも紹介した(ように思う)最凶のラブストーリー。

この話は、やっぱりマンガだろう。

マンガでの表現だろう。

と思う。

なぜなら、例えばセックスのシーンを小説などで表現する事にどうしてもオレは、違和感を覚えてしまうから・・・「ちんこ」って言葉を使う訳にもいかず、それでいて「肉棒」や「自分自身」など、どれを用いても結局は「プププ・・・」でしかない訳で、そこを流して描く事の出来るマンガとは、やはり素晴らしいもの。

さらに今回は、チョッと趣向を変えてオレは原作に、作画を別の人にやらせる手法を考えてる。

最近、オレの中から出てきたものを、他の人の個性と混ざり合わせる事に喜びを覚えている訳で、「子守られの唄」のその一環。

そして、コレもその未知数の素晴らしさに当てはめてみたいと言う訳ですな。

最後は、「メルテス夜光虫」。

この世のどこかで、何かが起こるときに唐突に現れる謎の現象「メルテス夜光虫」に取り付かれた1人の少年が、いつしか大人になってしまってからの話。

イメージは、オレが子どもの頃に大好きだった斉藤隆介著の絵本「モチモチの木」。

あの話で、豆太がモチモチの木が光るのを見つけた時、老医者が即座に「アレは、月の光に雪が反射したものだ」と言って流すシーンがある。

では、あの瞬間に老医者がもし、ネタバラシをしなければ・・・豆太は、モチモチの木が光る事を信じて大人になったかも知れない。

そんな世界観を表現してみたくて思いついた話です。

コイツも、マンガだな。

で、コイツはオレがマンガにしようと思ってる。

特に意味はないけど、コレは自分で書きたいと思ってしまったから、オレが書く。

他意などは無い。

気がついた事がある。

何があろうとも、オレはこんな妄想をやめないだろうし、やめられないだろう。

「作ろう」と意気込んで、頭の中をグルグル回転させる訳でもなくて、ただ、何とはなしに思いついてしまうこの感覚は、もうどうしようもない。

どんな状況になっても、これからもダラダラチンタラと特に意味も無くこう言うものを作り続けていくんだろう予感だけは明確にある。

かなり明確に。

オレに子どもが出来たら、子どもに聞かせる子守唄はオレが作ったオリジナル子守唄だ。

オレに子どもが出来たら、子どもに読ませる絵本はオレの書いたオリジナル絵本だ。

で、それを嫁にやめる様に諭されるオレ。

楽しい未来のイメージだけは、たくさん描く事が出来るようになってきた。

心持ちが、やっと元気になってきた。

あとは、嫁に会いたい・・・

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