- 2015年12月2日 22:54 CAT :
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聖人君子なんかいない
娘は本が大好き。
まだ2歳と言うのに、引くほど本を読む。読むと言うと語弊があるか、読んでもらってる。
毎日最低3~5冊は読んでる。結構いっぱい本を買ってあげてるんだけど、それでも全然足りなくて、週に1回くらいは図書館に行って10冊くらいは借りてきてる。
それでも足りない。
何か、図書館にある児童書のほとんどを一回通りは目を通したんじゃないかと思う。たまに、図書館についていくオレでもそう思う。
ホント大好きなんだよ。
まぁ、それはそれとして、先日、図書館に一緒に行った時、どうでもいい事に思いを馳せてた。
「昔、要約ってよくやったよなぁ~」とか。
いや、ホント、どうでも良いんだけど。
ふと、思ったん事がある。
日本の昔話って主観的だけど、海外の昔話って客観的だよな。と。
日本の昔話って基本的に、主人公の主観で物語が進んでいくんだ。(カチカチ山とか、一部例外はあるけども。)
でも、海外の昔話って、客観的な視点から色んな人の視点で物語が進んでいく。(まぁ、「海外の昔話」と言う括りも随分強引だけど。)
だから、極限まで要約していく時に、日本の昔話はやりやすいんだけど、海外の昔話は難しいんだよ。と言うか、主語を何にするかで、結構変わってくる。
・・・ふぉーいぐざんぽー
日本のとある昔話
「昔々、竹から生まれた女は、男たちの求婚を断って月へ帰って行きました。」
日本のとある昔話
「昔々、桃から生まれた男は、犬猿キジを餌付けして、鬼ヶ島で鬼を倒して財宝を持って帰ってきました。」
海外のとある昔話
「おばあさんと女の子を食べたオオカミは、猟師に腹を掻っ捌かれて、石を詰められて死にました。」
海外のとある昔話
「王子が探していた靴を忘れていった女は、魔法で着飾っただけの小汚い女でしたが、気にせず結婚しました。」
まぁ、そう言う事ですよね。
ジブリ史上最高のヒロインだと思う。
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