- 2016年2月4日 22:19 CAT :
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Go!プリンセスプリキュアを見て 6年ザクロ組志茂田聾二
子どもの頃メッチャ大好きだったアニメのひとつ「絶対無敵ライジンオー」。
小学生が地球防衛軍として、命をかけて悪と戦うと言う、今見れば100%「大人は何やってんだよ」と思うしかできないアニメだったんだけど、子どもの頃は大好きだった。
何より、オレはこのアニメのせいで、オレの通っている学校もいつかは、ぱっくり割れて中からロボットが出てくるもんだと信じて疑わなかった。
その位大好きだった。
多分、「魔神英雄伝ワタル」の次位に好きだったと思う。
そして、最終回のインパクトの強さは、正直「ライジンオー >>>>> ワタル」だった。
簡単にネタばれしていこう。
悪の限りをつくし、自分の部下ですらゴミのように使い捨てるラスボス「皇帝ワルーサ」。
その「ワルーサ」に忠誠を誓う幹部であり、同時に「ライジンオー」のライバル「ベルゼブ様」とその部下「タイダー」。
でも、「ベルゼブ様」と「タイダー」は最後の最後で「ワルーサ」が自分の事を捨て駒にしていた事を知り、そしてこれまでの積み重なってきた酷い仕打ちもあって、対に「ワルーサ」についていけなくなり、それまで戦ってきた「ライジンオー」と協力し、一緒に「ワルーサ」を倒す。
大団円になるかと思った矢先、一緒に「ワルーサ」を倒した「ベルゼブ様」が、「それでもやはり自分はライジンオーとの決着をつけなければいけない。戦士としての誇りをかけて」と言いだし、ボロボロになった自分のロボットで「ライジンオー」に最後の戦いを仕掛ける。
自分たちがボロボロで勝ち目が無いと思った(だったっけ?)「タイダー」はそんな「ベルゼブ様」をたしなめ様とするけれども、「ベルゼブ様」はそんな「タイダー」を自分の勝手な戦いに巻き込みたくないと、ロボットから追い出してしまう。
そして、「ライジンオー」に乗りこんでいる子どもたちの心に姑息な攻撃を仕掛けるけれども、子どもたちの強い心の前に敗れ去り、そして、自分たちのいた元の次元へと帰っていく。
ライバルと一緒にラスボスを倒すと言う激アツ展開だけでも「うおおおおおおお」ってなるんだけれども、それ以上にその後の最終回が凄かく印象に残ってたんだよ。
あまりにも好きすぎて、この最終回だけは、ビデオで残してて何度も何度も見た。(元々、最終回だけをビデオに残す癖があったんだけど、何回か見たら消してた。)多分、この最終回はまだビデオに残ってると思う。
「ベルゼブ様」のカッコよさにメッチャしびれたんだよ。
2016年1月31日で、「プリンセスプリキュア」が最終回だった。
娘が観てたから。と言う理由出だけれども、本当に久々に1年間アニメをリアルタイムで見た。
感想としては、相当面白かったよ。賛否あるみたいだけれども。
でも、その最終回。「ディスピア」を倒した後に「クローズ」が闘いを仕掛けてくるくだりを見てて、前述のライジンオーの最終回を思い出したんだよ。
ただ、「クローズ」には、「ベルゼブ様」ほどの魅力を感じなかったけれども。
「ベルゼブ様」のように、ズタボロにされながらも「ワルーサ」に忠誠を誓い、「ベルゼブ様」を裏切ってしまった後も「戦士としての誇り」をかけて、ボロボロの体で「ライジンオー」に戦いを挑む。(しかも、その時に部下まで巻き込めない。と「タイダー」と分かれる。)
その「ベルゼブ様」のカッコよさに比べると「クローズ」にはイマイチ魅力が無かった。
どちらかと言えば、その前の回の「シャット」の方がカッコ良かった。
と言うか、思ってみれば、「ベルゼブ様」はまさにこの「シャット」と「クローズ」を足したキャラクターだったんだよね。
あの「シャット」のカッコよさがありつつも、「クローズ」のように最後まで戦い抜く。
それが、「ベルゼブ様」なんだ。
とかなんとか、「ベルゼブ様」の話ばっかりしてたけれども、「プリンセスプリキュア」メッチャ面白かったよ。
個人的には、一番よかったのは「キュア=スカーレット」誕生の回だったけどね。あの回は、ホントヤバかった。見た時、おっさんだけど、鳥肌が止まらなかった。
なんかさ。懐古主義で昔のアニメは面白かったとか思ってたけど、そんな事は全然ないね。
結局、「ライジンオー」の時にあった王道の最終回を、20年以上たった後の「プリンセスプリキュア」でもやってるわけだし。
今も昔もアニメの根幹は変わってなかった。
いつになっても、この王道の展開だけは変わらないと思う。
いつまで同じ事をしてるんだと思うかもしれないけど、見てる子どもは毎回違うんだから。
それをおっさんになったオレが見ても、やっぱり面白いんだから。
そして、「魔法使いプリキュア」が始まる。
ちなみに、なぜかオレは娘に「キュアトゥインクル」が好きと言う事にされていた。
きららちゃん・・・可愛いけれども・・・
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