- 2020年7月30日 22:08 CAT :
-
傷だらけの真心
新型コロナウィルス。
2020年は完全にこのウィルスさんに全てを持っていかれた感がある。
このウィルスについては、終息してしまう事はないんだろうね。
もし終息したとしても、その後の世界の価値観はなんか色々ガラッと変わってしまうような気もする。
大きなパラダイムシフトがこんな形で起こるとは、思いもしなかった。
それでも、毎日は続いていく。
今日も、明日も生きていかなければいけない。
そうなると、何が必要なのか。と言う事を改めて色々考えてしまう。
今年一年の日本での自殺者の数は昨年より20%ほど減っているらしい。
コロナによって、何でも自粛になった。イベントごとや集まり事も中止になり、会社行かずに、家で仕事をするようにもなった。
その結果、追い詰められて自分から命を絶つ人が20%も減っている。もちろん、コロナによって、追い詰められた人だったたくさんいると思う。
でもだ。それでもだ。
コロナウィルスが、日々の生活の中で、本当に必要な事は何なのかを改めて見直すことを強制した結果、不要な事で追い詰められていた人が、自殺をとどまったのだとすれば、それはそれでとっても複雑な話ではある。
だからこの話は、どちらかと言えばタブーになるみたい。
連日テレビでは、取り合えずショッキングな数字を取り上げている。感染者数が何人を超えたと。過去最高だと。でも、検査数も過去最高なのはほとんど報道されない。
検査数における感染者率とか、重症化率とか、死亡率とか、そういう本当に気になる数字はあんまり教えてくれない。
多分、その数字はそこまでショッキングじゃないんだと思う。
上記の自殺者が減っているって言う話も、ショッキングじゃないんだと思う。
情報化社会と言うのは、自分で情報を取捨択一できる社会になったと言う事な訳で、この時代になってもまだ、食いつきやすい数字だけを取り上げるマスコミを鵜呑みにしてしまうのは危険な事だと思う。
同時に、ソースの曖昧な情報に踊らされることも危険だと思う。
問題なのは、そんな危険な奴ほど声がでかくて、無駄に行動力があって、思想を押し付けようとすることなんだろうね。
会社に行かなくてよくなり、アホな上司と離れられてストレスを抱えずに済み、家族と一緒に過ごす時間が増えた。その結果、多少収入が少なくなったとしても、自分の命を絶つ人は減った。としたら、その話はその話でしっかり伝えて欲しいもんだよね。
子どもの行事関係も軒並み中止になって、それに合わせてPTAとかの活動や話し合いも激減した。
そっち方面でも、無駄に集まる事はなくなって、ストレスなくなったし、少なくともオレの子どもたちはそれでしょんぼりしてる様子はないんだよね。
如何に無駄な慣習が多かった事か。
そして、その慣習がいかに、一部の人間の都合だけで、たくさんの人に押し付けられていたか。
アフターコロナの時代、本当に無駄なことがなくなって住みやすい社会になるといいな。と思いつつ、チョッととある電通の記事を目にして、「まぁ無理だろうな」と思った次第でございます。
マスクはもうどこでも買えるようになったな。
まだ、以前より少し高いけど…
- この記事を見てみる ⇒