- 2023年9月4日 11:23 CAT :
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神様について言及すると口がつぶれると言う迷信について語りはしない
心が折れそうになった時とかの愛読書は「ブラックジャック創作秘話」って漫画だったりする。
(↑)この漫画。
漫画を少しでも描いている人で、手塚治虫が神様じゃあない人はまずいないと思う。
と言うか、手塚治虫の存在を知らない日本人も少ないんじゃないだろうか。
最近の若い人は、手塚治虫知らないのかな・・・
かく言うオレも、物心ついた時にはもう亡くなっていたので、現役世代ではない。
後追いで、色んな作品を読んでいったけど、直接的にメチャクチャ影響を受けたとかでもないような気がしている。
まぁ、影響って話をすると、ほぼ全ての漫画の原型なので、受けてないとは言えないけれども。
オレの中での3大漫画は以前から公言している通り「寄生獣」「無限の住人」「カイジ」で、そこに手塚治虫作品は入ってない。
でも、なんでか手塚治虫と言う神様が気になってしょうがない。
大好きと言うか、畏怖くらいの感情かも知れないけれども。
ちなみに、オレが一番好きな作品は「地球を呑む」って話。
これがほんとに凄い。
「地球を呑む」って漫画の凄さもいずれ書きたいとは思うけれども、今日のところは割愛しておいたとして・・・
他にも、「アトム」「ロストワールド」「来るべき世界」「メトロポリス」「新・宝島」から始まって、「ブラックジャック」「ブッダ」「アドルフに告ぐ」「火の鳥」「陽だまりの樹」「ネオファウスト」「鳥人大系」「どろろ」「海のトリトン」「奇子」「MW」「きりひと賛歌」「人間昆虫記」「紙の砦」「空気の底」・・・って、ざっと挙げただけでもメッチャ好きな漫画あったわ。
いや、まだまだあるぞ。「グリンゴ」や「ネオファウスト」みたいな晩年の作品も大好きだし、病んでた頃の「アラバスター」とかも大好きだし・・・
高校時代には、「手塚治虫のマンガの描き方」って本を鳥山明の「へたっぴ漫画研究所」と一緒くらい愛読してた。
以前、手塚治虫展行って、「紙の砦」の原画見た時には感動して泣いてたくらいには好きだし。
きりがないので、この辺りで。
書いてて分かりました。
物凄い影響受けてましたわ。
オレの書いた小説「永遠の向こうにある果て」なんて、完全に「火の鳥 未来編」ですよね。
はい。すみません。
話を戻そう。
まぁ、そんな手塚治虫って言う作家と言うか、神様の生前のエピソードが読める漫画が上記の「ブラックジャック創作秘話」と言う訳ですよ。
この漫画を読んでたら、ここまで創作に対してストイックに命を懸けられるのか!と、結構衝撃を受ける。
同時に、オレももっと頑張ろう!って言う勇気を貰える。
人としては、色々問題があった人なんだろうな。とも思うけれども、やっぱりそれでも神様なんだよ。
そんな神様と自分を重ねるとか言う行為がそもそも烏滸がましい事この上ない。
それは分かってるんだけど、メチャクソ忙しい時とかに、数日寝てない位お仕事してて一区切りしたあと、そこから睡眠時間削って漫画描いてる時「うおおおお!まるで手塚治虫だぜぇ!」って思ってしまう。
そんなナルチシズムの話ですよ。
手塚治虫の凄い所と好きなところを書こうと思ったのに、ただ好きだったわと言う事を書くだけで1000文字超えてしまった。
尊敬入り混じった好きは、熱量がやばいね。
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