2024年2月27日 12:11 CAT :
       

うどんブームの終焉についてとか大それた事を書く気はない

生まれも育ちもがちで香川県。

3食うどんが1か月続いても多分、平気な志茂田さんが、最近行ったうどん屋さんを、美味くても不味くてもそのまま書いちゃう「うどん屋さんめぐり」シリーズ。

と言う書き始めで、ブログを書いてた事もあった。

3度の飯よりうどんが好きだったんだけど、色々事情が変わってしまい、うどん屋さんに行く頻度が週1~3回くらいに激減してしまった。

どうでも良いけど、香川県民は「丸亀製麺」に行かないと言うのは本当だよ。

以前高松にあった「丸亀製麺」のお店には、めっちゃ良い場所にあったのに引くほどお客さんが入らなくて1年くらいで潰れていた。

人通りの少ない田舎に出来たうどん屋でも数年は余裕で持つ香川県で1年ほどで潰れるってよほどの事が無い限り有り得ない。

だって、オレも含めて香川県民は見た事ないうどん屋見つけたら「取り合えず入ってみる」からな。

意図的に避けられている「丸亀製麵」以外では、きっとあり得ない現象だと思う。

まぁ、なんで嫌われているかについては、ネットで調べてくださいな。

ちなみに、同じ全国チェーンでも「はなまるうどん」は、香川県内にも色んな所にあるけど、大体どこでも盛況。

オレも先日行ってきた。

閑話休題。

うどんブームなどどこ吹く風と言う感じで、やっとブームが落ち着いてきた気がする。

先日、お仕事の打ち合わせでまんのう町と言う所まで行ってきた。

のどかなクソ田舎で、物凄く好きな場所なんだけどお仕事が忙しくてなかなかいくことが出来ないまんのう町。

折角なので、その帰り久々に「やまうちうどん」に寄ってきた。

うどんブームの頃には途轍もない人気店で、山の中にあるのに休みの日には山の入り口まで車が並んでいた「やまうちうどん」。

ふらっと寄って食べられるかな。と思ってたんだけど、行ってみたら地元のおっちゃんおばちゃんが数人いただけで、お店は閑散としてた。

「やまうちうどん」で食べるのはいつも「ひやあつ大」と決まってる。

他の店で言う所の「かけ麺そのまま」と言う奴だ。

食べてみて驚いた。

うどんブームの頃、なぜか「讃岐うどんはコシとのど越し」と言う麵通団さんの洗脳活動のために、どのうどん屋も「これはコシなのか?」と言うくらいただ固いだけのうどんを出していた。

「やまうちうどん」もそうだった。

あんな固いだけのうどんが美味い訳ない。

以前、長時間並んで食べた時の「うまくねぇ~」と愕然とした記憶が沸々と蘇ってくる。

でも、閑散とした「やまうちうどん」で食べた「ひやあつ大」は割とオレが昔よく通っていた時の、柔らか目で素朴な味わいのうどんに戻っていた。

出汁も化学調味料たっぷりのとんがった感じじゃない優しいいりこ出汁。

「あら、美味しいじゃない。」

うどんブームがとんでもない事になっていた頃、オレが好きだったうどん屋はどこもかしこも観光客でいっぱいになって、見たこともないおばさんが「兄ちゃん食べ方わかる?」と聞いてきて、しかも味が激落ちしてた。

そのせいで、そう言う昔からのいきつけのうどん屋さんを敬遠してたんだけど、ホント10年ぶりくらいに行った「やまうちうどん」は実に美味しかった。

久々にうどん店巡りとかしても良いかなとも思ってしまったと言うお話です。

帰りの道すがら見えた、1台も車がないどころかロープで閉ざされた広大な第2駐車場、第3駐車場がブームの時の凄さを物語っていると同時に何だか物悲しかった。

うどんの写真撮り忘れたけど、ごちそうさまでした。

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