- 2025年3月30日 12:12 CAT :
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生まれてきた事自体ga親不孝
過去の自分に対して何か言いたい事があるか。
ここ最近読んでいる、ピースの又吉大先生の本「月と散文」の一節に、10年前の自分に向けたメールと言う話があった。
ここはひとつ、10年前の自分に対して少しだけオレも文章を書いてみようと思う。
ちなみに10年前のオレの戯言も一応、このブログに残っている。
で、当時のブログの記事をちょっと読んでて、あぁ特に言う事ねえな。ってなってしまった。
何かこの「10年前のオレへ」みたいな話って、不遇でどうしようもない時期の自分に対して、未来の自分が「何とかなるよ」って言ってあげるものなんだと思う。
10年前のオレは、結婚してて、娘が生まれてて(息子はまだだけど)、新都社にマンガを投稿してたんだよね。
ただ、絶賛鬱病で、社会復帰も出来ず、家族でただただ貯金を食いつぶして、無くなっていくお金に震えていた時期だったりはするけど。
「一生童貞だと確信していた17歳のオレへ」なら、「ちゃんと結婚して、子どもも出来るから安心しろ」ってなるだろう。
「安定した仕事が見つからず、ニートみたいな生活していた25歳のオレへ」なら、「結局どこへ行っても居心地の悪い思いばっかりでのび太くんみたいに結局自分で会社を作るけど、そこで思ってるより好き勝手にのんびり出来るから安心しろ」ってなるだろう。
って事で、「10年前のオレへ」で言うなら、「鬱病はPTSDと言う名前に変わって、生涯治る事のないトラウマになるけど、それはそれとして何とか楽しくやって行けるよ」くらいなもんだろうか。
思ってるより盛り上がりに欠ける人生かも知れないな。
ただ「4年前のオレへ」なら「今、メチャクチャムカついてる不動産屋はとんでもない事になるから楽しみしておけ」と言えるような気がする。
平凡な道こそ素晴らしいと思うお年頃になってきたのですよ。
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