- 2008年2月28日 1:09 CAT :
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戦慄のドナドナを誤解釈する
またしてもポッカリ素敵な話題を忘れてしまった。
最近本当に良くある。
どうしたものか…面白い話を書こうと思って考えてたら、ポッとネタは出るのに、そのネタをすぐに忘れてしまう。
ネタのメモ帳でも作るか?昔はそんなの必要なかったのに・・・情けないな。
ドナドナ。
「あ~る晴れた~昼下がり~」でおなじみのあの歌。
個人的にも大好きな歌なんだけど、あの歌って、アウシュビッツに連行されるユダヤ人が口々に歌っていた歌だと今日、嫁から聞いた。
オレはてっきり、市場に売られていく牛を歌ったもっと牧歌的なものだと思ってたのに・・・しかも、2番は「もしも翼があったならば 楽しい牧場に帰れるのに・・・」
悲しい過ぎる。昔たまたまNHKBSで見た映画に「ベント」ってのがある。
もう1度見てみてみたくて、探したんだけど、結局どこを探しても見つからなかった。
悲しくて、やりきれない映画だった。
ゲシュタポに捕まってアウシュビッツに連行されたゲイのカップルが、同性愛者であると言う事から、非人道的な扱いをされ、それでも2人で強く愛を貫いていくと言う映画だ(ったような気がする。)見たのがずいぶん前だから、あんまり自信ないけど、多分そんなだった。
終わりのない仕事をかせられて、いじめられて、そして最後は・・・
当時(たぶん高校の頃)は、暗い話とかをとにかく貪欲に見たり読んだりしていた時期だったけど、それでもあそこまで沈み込んだ物語は他になかった。
凄い衝撃を受けた記憶がある。
映画や本を通してしか知らなくとも、とかく戦争ってヤツは恐ろしすぎる。
そして悲しすぎる。
何食わぬ顔で気に入っていた「ドナドナ」にも、そんな真実があったなんて。
今のご時世色々言われているけれども、戦争がない時代と言うだけで満足するべきなのかもしれない。
とは言っても、世界中では内戦や紛争が絶え間ないけれども。
何だか沈んできた。
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