- 2008年7月19日 2:37 CAT :
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時の引き金。指をかける少年の瞳に写る風景
挫折と絶望を繰り返しながら、それでもコレからは少々やる事が増えてきそう。
マァ、そんな事は置いといて・・・
最近弟が「クロノトリガー」ってゲーム(知らないヤツなんか居ないか・・・)をやってる。
オレが、小学校の頃に気が狂うほどやったゲーム。
アレ以来やっていないけれども、弟のやっているのを見ていると、不思議と「次はこうなる」とか「あそこに行けばああなる」と言う事を分かっている。
覚えている訳でも、知っている訳でもなく、自然と分かっている。
変な感覚。
だけれども懐かしい。
昔から思っていた。
RPGと言うゲームは、人間側から見れば英雄譚だけれども、モンスター(敵側?)から見ればかつて無いほどの残酷なゲーム。
その不条理さが不思議でならなかった。
なぜ魔族と言うだけで、日も差さない魔界に押し込められなければいけないのか・・・なぜ人間が生き残る事が正義なのか・・・
元々手塚治虫を継承した冨野イズム、アンチ勧善懲悪と言えば、「ガンダム」だと思う。
(ガンダムの何が面白いのか分からないけど)そこから派生した(・・・のかどうかハッキリとは知らないけど)悪側の美学。
昨今のゲームでは、コレが取り入れられているものも、実は結構ある。
もう昔のゲームのように人間=正義で敵=悪と言う図式では語れなくなってきているみたい。
客観的な事実だけれども、この悪の美学を描く事、どちらにも正義があると言う事を表現するようになってから、人間はキレ易くなった。
統計的に見ても、勧善懲悪を良しとする時代よりも遥かにキレる人間が多い。
そして、レトロゲームや昔風のゲームが流行り始めてからは、またキレる人間が少しずつだけど減少しているらしい。
どちらにも正義があって、自分の信じるものの為に戦うと言う事が真実かも知れない。
勧善懲悪など所詮は絵空事かも知れない。
それでも、上記の統計から考えるに人間の精神衛生上においては勧善懲悪の方が良いのかも・・・
どうしてそうなんだろう・・・?
考え出すと長くなるので、今日の所はこの辺で・・・ただマァ、オレが言えることは「カエル」はカッコ良いって事です。
次回を待て。
(あるかどうか知らんけど)
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