- 2006年11月15日 18:54 CAT :
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スリップノットに学ぶ音楽のススメ
「IOWA」以来まったくと言っていいほどご無沙汰の「スリップノット」。
相変わらずジョーイのドラムは、世界でも最高峰だと思うんけど・・・こんなテクニック野郎とバンドを組んだ日にゃあ、曲なんか書けなくなるんだろうな・・・マァ、最近のこの人たちの活動は知らないんだけど・・・
今日久しぶりに、彼らのライブを見てる。
元々洋楽は聴かないんだけど、たまに凄いな~ってやつだけ聴いたりもする。
「スリップノット」は数少ないオレの好きな洋楽って事になるんだわ。
「キング・クリムゾン」ほどでは無いけども。
しかしまぁ、彼らは演奏力もさることながら、凄いのは圧倒的な恐怖だよな。
特に初期の頃のマスクなんか震えるほど怖い。
音楽も井出達も全てがおぞましい彼らのような存在は、今の日本では見る事が出来ないんだろう。
(・・・と思ったら、「地獄の子守唄」の頃の犬神サーカス団もかなりのものだったけど・・・)
それは偏に彼らの生い立ちにある・・・らしい。詳しくは知らないけど、それはアメリカの社会が生んだ闇(と言ってもKKKみたいな感じではないけど)の中を彷徨う事を余儀なくされた圧倒的な過去に全てがある。
それは、いくら見せ掛けで取り繕うとしても、絶対に表現できない闇で、それを表現するには、それだけの闇を知る必要がある。
今の日本でそんな事は出来ないだろうから、こういうジャンルじゃあ、勝ち目が無いのかもしれないな。
しかし、見れば見るほど邪悪な気分になっていく・・・
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