- 2006年11月16日 1:25 CAT :
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帰ってきた犬さん方
犬神サーカス団の自主レーベル「キンメダイ・レコード」の一発目ミニアルバムが!!その名も「待ちわびた日~形而上のエロス外伝~」。
って事は、今年の初めに発売された「形而上のエロス」と何らかの関連がある事は想像できる。
マァ、どの辺が関連してるのかは、実際に聞いてもらってと言うことにして・・・
取り合えず・・・このアルバムは凄い!!さすが、わざわざレーベル離脱して自分のレーベルを立ち上げただけの事はある。
もうやりたい放題。
と言うか、どれだけ今までのレーベルに押さえつけられていたかと悲しくなってしまう。
とにかく必聴はタイトル曲にもなってるM.5の「待ちわびた日」。
近年の犬神サーカス団では最高の出来。
それはもう「蛇神姫」のM.11「父親憎悪」に匹敵する素晴らしさ。
さすがに「地獄の子守唄」とまでは行かなかったけど、「形而上のエロス」で感じた回帰感は完全に現実のものになったな。
と、うれしくなってしまう。
アルバム自体は「赤猫」に匹敵する豊富な楽曲群。
コレだけバラエティーにとんだ楽曲を自分のものに出来るってのはやっぱりすげ~よなぁ~。
少しだけ残念なのは、曲の使い回しがある事かな・・・でも、「待ちわびた日」1曲のためだけでも買う価値があると思う。
もちろん他の曲も「やってくれたなぁ~」って思うだろうし。
犬神サーカス団を素晴らしいエンターテイメント集団だと再認識させてくれる名盤。
・・・ただマァ、昔の頃が良かったとか、ゼティマ以降しか聴いて無いとかって言う、1側面だけが好きな人には多少「?」な作品かも・・・
でもオレは大好きだからいいんだ~。
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