- 2015年8月23日 10:00 CAT :
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【志茂田さんマンガ堂】今週もアップしておりますよ~033
もうしばらく新しい風を・・・
とか何とか、思ったり思わなかったりそんな感じでございます。
せっかくなので、少し時間に余裕があった今回は、珍しくノート短編と原稿短編と言う二つの短編をアップしてみました。
と言う訳で、詳しくは、今週の更新分で
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○ノート短篇マンガ 【 Mother killerの称号 】
全く存在を記憶してなかった短編のひとつ。
このマンガの後に「あとがき」みたいな文章があってそれを読んでみたんだけど、イマイチ思い出せなかった。
ただ、その「あとがき」からすると、この話自体は、高校時代所属していた演劇部の公演用に描き下ろした演劇の台本らしい。
その台本が没になり「でも、面白いだろ」と思ってたので、わざわざマンガとして書き直したとの事。
ただし、その時に本来の台本で18ページあったものを、色々削ったりしてマンガで18ページにしてしまったようなのでかなり内容が分かりにくい。
ちなみに、多分普通に描けば台本18ページ分あれば、マンガ50ページ以上描けると思う。と書けば、どれだけ削ったかお分かりいただけるだろうて。
記憶にもない上に、その本来の台本はもう消失してしまってるので、どんな話だったか推してはかる術もないので、何とも言えないけど、ただオレが今回読んで思った事はただ一つ。
この話は面白くない。と思います。
駅前で配ってる啓蒙マンガの劣化コピーか?なんだこの内容は・・・
オレが人生で初めて原稿に描いたマンガでございます。
時期としては、「First End」を描き切り、次の話「Marionette」と「Runnaway Days」の第2部を書いてた辺りかと・・・
中学3年生の夏休みだったと思う。確か。
当時、本当に練りに練って考えた物語で、下書きの段階では「オレ天才じゃね?」とか思ってた。(当時、ネームと言うものを知らなかったので、頭の中で物語を作ったら、いきなり原稿に下書きしてた。)
だから、絵も(この当時としては)相当気合い入れて描いてたんだけど・・・(その辺は、しばらくしたらアップするだろう同時期のノート漫画と比べてもらえれば一目瞭然のはず。)
ただ、これを描いてる途中、たまたま手に取った手塚治虫の「空気の底」と言う短編集に出てくる名作「カタストロフ・イン・ザ・ダーク」とオチが全く同じだった事にショックを受け、ものすごくモチベーションが下がってしまったんだよな。
「どれだけ頑張って描いたとしても、所詮、オチかぶりで封印されるだけのマンガ」と言う烙印を押されたこのマンガは、未完成のまま長らく封印されてた。
多分、オレ以外誰も読んだ事なかったと思う。
それを、今回初公開と言う事で・・・
未完成なんだけど、何だろう。あえてチョッと付加価値などをつけてみました。
まぁ、人生で初めて本気で原稿に描いたマンガなので、何にせよ思い入れは強いです。はい。
と、今回も駆け足だったけれども、最後にもう一回。
リンクを貼っておこうか。
それでは、また次の日曜日にでも・・・
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