- 2015年8月21日 18:01 CAT :
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「HETAPPIマンガ研究所」がバイブル
「やみ。世界」と言うマンガを描いております。
凄いのんびりペースで。
ふと考えてみた。
のんびりペースなのか?と。
これまで漫画を描くときは、「勢いで行くぜ~!!バーロー」方式を取ってた。
全体の構成や設定などは、ノートとかに簡単にまとめてはいるけれども、全体的に、その場のノリでオラオラ描いていくやり方。ネームなど切らないのは当然の事、1コマ描いてる間に次のコマのネタを考えてる。それの繰り返しで1話を作っていく感じ。
でも、正直この作り方ではもう「us」や「G」と言った自信作を超えるマンガ何か描けないような気がした。
そこで、「やみ。世界」では、チョッとやり方を変えて、しっかりお話を作り込んでから、絵を描くスタイルに変えてみた次第でございます。
これまで同時進行だった絵と物語とセリフをそれぞれにばらばらに一つ一つ作っていく感じ。
まず、1話分の物語(60ページ分)を考える。(今は、次の話「さようならの時空間」の内容を考えてるところ。)
それを脚本として作り上げる。
その脚本を元に、全体の構成、コマ割りとかを作り、アタリをつける。
最後に、絵を入れていく。
そんな感じ。
これをやってると、ホント最後の最後までセリフ回しとかの推敲が出来るので、結局、最後の絵を入れる直前になってセリフとかのニュアンスを変えたりとか、そんなことも可能なので、結構細部まで作りこめるんじゃあないかと・・・
あと、これをやり始めると、例えば絵を描いてる時は、絵に集中するので、色々描き込みたくなってしまったりもする。
実際に、2ページ見開き仕上げるのに、コマ割りとアタリをつけるのに30分。ペン入れに2時間。墨入れに30分~1時間位かかっております。
気合い入れて描いたページとかだったら、もっと時間かかってるのもあったりする。
閑話休題。
で、だ。
これに、脚本制作が数時間ほど、話の構成造りが数時間ほど、合計10時間としてかかってるので、大体1話20ページとして、50時間くらいか。
2日位丸々かければ描ける作業量になる。
それを、2か月くらいかけて、延ばし延ばしやってるんだから・・・あ、やっぱりのんびりペースだった。
おかしいな~もう少し、気合い入れてオラオラ描いてるつもりだったんだけどなぁ~。
2か月のうち、2日分を漫画描く事に費やしている。
1か月のうち、1日分を漫画描く事に費やしている。
1日のうち、45分位を漫画描く事に費やしている。
・・・あんまり凄くなかったです。
先日、描き始めた見開きは、無事描きあがりましたよ。(↓)
これは、見開きで4日くらいかかった。
2週間遅れで「やみ。世界」の4話描きあがっております。
来週更新分に間に合った・・・はず・・・
ぜひ、お読みいただければ幸いでございます。
毎日40分位かけて描き上げました。
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