- 2023年4月24日 14:54 CAT :
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どうか衝動よ あの子の暗闇を突き破れ
「野球と政治と宗教の話はするな」って認識が、「野球と政治と宗教の話ができない奴とは付き合うな」になれば、何か色々変わったりしないかなとか、ぼんやり考えてた。
と言うか、今の世代で言うと野球に限定するのもどうなのかと思うので、そこは例えば「スポーツ」にするとか「趣味」にするとかしても良いんじゃないかとも思うけども。
あと、これ初対面ではと言う話に限定するのであれば、ものすごく理解できるよね。
ある程度付き合いが長くなってきたときに、それでも「野球と政治と宗教の話」ができない人ととは、きっと深いお付き合いは出来ない。
いや、仕事上の付き合いだから深くお付き合いする必要はないんだよ。とか、そう言う時代でもなくなってきてるような気がしてる今日この頃。
さてさて。
ちょっと前に、「サピエンス全史」と言うビジネス本を読んだ。
これがまたなかなか面白かった。一応、大学では文化人類学を勉強もしたんだけど、目から鱗のような感じで、視点がぐるっと回る感じだった。
その中の一つに、なぜ「ホモ=サピエンス」がそれ以外の人類種族を全て殲滅することができたのかと言う話があった。
「ホモ=サピエンス」は、他の人類種族と比べて別段脳容量が大きかったわけでも、肉体的に優れていたわけでもなかったらしい。
コミュニケーション能力とかでも、全然普通。
でも歴史を鑑みるに、現生人類種「ホモ=サピエンス」がそれ以外のすべての人類種族を殲滅させたと言う事は、歴然たる事実として存在している。
一体何が他の人類と違っていたと言うのか。
この本の中では、その現象のことを「認知革命」と書いていた。
認知革命とは、めっちゃ単純に言えば「虚構を共有することができるようになった」と言う事らしい。
もっと嚙み砕くと、「現実として認識できないものをお互いで共有することができた」唯一の人類種族だったらしい。
まぁ、要するに「神様」であったりとか、「霊」であったりとか、「悪魔」であったりとかう言った類のものの存在を共通認識的に共有できた。
それが飛躍すると「神のために戦う」と言う価値観、もっと言えば「例えこの戦いで死んだとしても、魂は天国に行く」と言う思想をもって戦う事が出来た。
この優位性だけで、肉体的に遥かに優れていた他の人類種別さえも殲滅させてしまったと言う事が、歴史的に分かってきたらしい。
宗教こそが、「ホモ=サピエンス」が最強の人類種族として唯一生き残ることができた最大の要因だったと言う事ですよ。
そんな最強の宗教が、現在日本社会でタブー視されていて、触れることができないと言うのは何ともやるせない話だよね。
政治の話もか。
野球の話はよく分からんけど。
チョッとだけ飛躍した話をする。
日本には元来絶対的な宗教があったとしよう。と言うか、あると思うんだ。
おそらく生粋の日本人なら無条件に納得することができると思うんだけど皇室を崇高すると言う気持ち。
これだけは、戦後日本で自虐史観を植え付ける洗脳教育を受け続けても消えることはなかった。
本当に、体の奥の奥の奥にまで刻み込められたものだと思う。
だから、日本人は宗教がなくても生きていけるんだとしたらどうだろうか。
ただ、その考え方を子どものころからなぜか否定されて、洗脳的に自虐史観を植え付けられてしまった結果、本来必要でなかった宗教を信仰させられるようになった。
だから、宗教の話になると険悪になる。とかね。
戦前は別に宗教の話も、政治の話も別にタブーじゃなかったんだから。
そして、戦後しばらくもタブーじゃなかったんだから。
チョッと語りすぎた気がする・・・・
この辺の話はもうやめておこう。結局、こう言う事を公の場でしゃべる事が出来ないと言う事にも原因があったりもするんだけね。
興味ある人は「3S政策」とか「愚民政策」とかその辺でググってみたらいいと思う。
あくまでも自己責任で。
おっと、誰か来たようだ。
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