2023年4月27日 12:04 CAT :
       

あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その3

前回までのあらすじ!

毎週1回これ書くのもなかなかどうなんだろうと言う気がしてきた・・・

いや、別にネタ切れで、これで回数稼ごうとかそういう事じゃないんだよ。

むしろ、これの方が手間なんだよ。ただ、少しでも「ひとときの暗がり」を読んでくれた方に対して、サービスしたいと言うか、もっと読んでもらえるようになりたいと言うか、長編の小説なんて絶対読まれなくなるだろうし少しでも繋ぎ止めたいと言うか・・・

まぁ、いいか。無駄な打算をしてるだけだ。いいじゃないか。

一応、リンク張っておこう(↑)。

こちらでございます。

頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!

さてさて。

そんなこんなで、第8話「思いあぐねる」の話。

思春期と言うか、青春なんて逡巡の塊。

思いあぐねて当然なので、今回の話とかも、そりゃあ当たり前だろうと言うだけ。

じゃあ終わり!ともいかないので、チョッとだけ「寄生獣」と言う漫画についてかきます。ハイ。

まぁこの「寄生獣ショック」については、この後も「ひとときの暗がり」の至る所で書こうと思ってるから、置いておくとして、実際に、今でも日本漫画の最高峰と言うか、最高傑作だと思ってる。

個人的に漫画を評価する上で、勝手に考えている項目がある。

●物語が面白い
●テーマ性がある
●絵が素晴らしい
●キレイに完結している

物語が面白いと言うのは、当たり前と言えば当たり前なんだけど、1本筋が通ってて、尚且つ伏線がきれいにちりばめられていて、何度読んでも新しい発見があるとかが理想的だと勝手に思ってる。

テーマ性は、まぁ、あるに越したことはないけど、最近はあまり気にしなくなったな。劇団主催してた頃とかは、他の人が描いてきた台本見て「テーマ性が薄いよぉ~!!」とダメ出ししてたけど。あの頃はほんと粋がっててすみませんでした。

絵が素晴らしいと言うは、漫画的画力が高いと言う事で、写実的な絵が描けるとかそういう話じゃあない。ある程度デフォルメしつつも、リアル感があって、ページ単位で見た時の読みやすさと演出の良さもここに入ってる。

最後が一番大切なんだけど、キレイに完結していること。漫画と言うか物語なんて、最後まできれいにまとまってなんぼだと思ってる。どれだけ設定が面白くても、部分的に面白くても、漫画作品としてはどうなのよ。と言う話ですよ。お前、「火の鳥 未来編」とかあの密度で単行本1巻だぞ。「デビルマン」とかあれだけ風呂敷広げまくって5巻で畳みきってるんだぞ。

いや別に国民的海賊漫画を非難するわけじゃあないけど、少年誌で20年以上も少年向けの漫画を描き続けるってどうなのよ。ちゃんと海賊して、宝物見つけて帰ってきて13巻でまとまってる「万祝」の方が漫画作品としての完成度は高くね?

いや、「ワンピース」大好きなんだけどね。特に、グランドライン以前は死ぬほど泣いたし。新世界までは単行本待ちわびてたし。まぁいいか。

取り合えず、この4つ全てにおいて完璧なのが、どう考えても「寄生獣」だと、高校生自分には確信していた。

今も、若干ぶれてはいるものの、それでもやっぱり最高峰だと思ってる。

チョッとネタバレするけど、今更この話題に興味持ってて「寄生獣」未読な奴なんかいないだろうから、気にしないで書く。

9巻辺りで、ミギーが後藤に取り込まれた時、当時オレは「おおお!?これどうなっていくんだ?!」と胸を躍らせた。

でも結局は、10巻であっさり後藤は、人間の垂れ流した毒によって倒される。所詮、寄生生物ごときが人間様には勝てないのだ。と言う、強烈なメッセージをもって物語は終わり。

この展開に痺れたんだよ。

これ、ジャンプ漫画だったら、新一vsミギーの構図になって第2部が始まる奴ですよ。

でも、それをやり始めると、途轍もなく強い存在のようでありつつも、実は矮小な存在だった寄生生物と人間様の対比がおざなりになってしまい、寄生獣と言う作品自体のテーマ性もぶれまくる。

だからこそ、10巻でミギーさえいない人間の新一が、寄生生物最強と言われた後藤を倒し、そして、最後自分の手で内臓を引き裂いて殺すと言う展開以上の終わり方はなかったんだと思う。

高校生の頃、死ぬほど見倒していた「BS漫画夜話」の「寄生獣」の回で、オタキング岡田斗司夫が、この話を取り上げていた。

曰く、実は作者(あるいは編集部)的には、人間vs寄生生物(ミギー含む)の展開を絶対考えていた。

作中でミギーが後藤を見て「素晴らしい」とつぶやくコマとか至る所で、その伏線がちりばめられている。

でも、作者はそれをやってしまうとデビルマンになる。しかも、自分の力量ではデビルマンになった時キレイに風呂敷をたためないと判断して、この展開にしたんだと言う話をしていた。

この話にも感動したもんだ。

おそらく岩明先生的にもそうだったんだと思う。

力量云々は置いておいても、これをやっちゃうと作品としての完成度が落ちるとは考えたはず。当時、掲載誌アフタヌーンでぶっちぎりの看板漫画だったわけで、続けていても絶対人気はあったし、単行本も売れただろう。でも、そんな目の前のお金よりも作品の完成度を優先した岩明先生に、キラキラが止まらなかった。

ほんと下手したら、「寄生獣」が「彼岸島」になってたところだよ。

よく分からなくなってきたけど、取り合えず「寄生獣」は面白いと言う事で。

今日はここまでだ!

それでは。

また次回。

3回で立ち消えになりませんように。

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