2023年5月6日 12:40 CAT :
       

太く硬く太く硬く

昔々過ぎてもうオレの記憶も曖昧になりつつあるんだけど、はるか過去に「赤の女王説」と言う話を取り上げた事がある。

もう10年くらい前になるので、改めてその話をしても良いと思うんだ。

「赤の女王説」。

その話を前に書いた時のことはこちら↓

【赤の女王その愛深きゆえに】

めっちゃ簡単に書くと、「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない」と言う話。

そして、これを「有性生殖のパラドックス」に絡めていろいろ語ってるのが(↑)の記事ですわ。

何のことか分からないと言うなら、もうそれは記事の方を読んでくださいませ。

あれから色々あったんだよ。オレはオレで。

その上で、今、思う事もある。

自分の周りの環境を振り返ってみた時、ものすごい勢いで進んでいってると思う。

進んでいくと言うとすごく頑張ってる風に言われたりもするんだけど、果たしてそうなのか。

ある程度流れに身を任せて、やってきた問題に対して全力で対処していった結果、今があるような、そんな感じの方が正解に近いと思う。

もしオレが環境を変えたくないために、現状を維持しようとするとどうなるか。

そう考えた時、実はそっちの方が労力を使う気がするんだよね。

凄い労力を使って、今の場所に居続ける事に対して、そこにメリットがあるのかどうかと言うと、そんなものねえよ。とも思う。

今になった気が付いた。

「赤の女王」の話って、「何のメリットもない事に労力を使っててどうするんだ?馬鹿かお前は!」と言う意味だったんだ。

心理学的では、人間の心理は「安全領域」「危険領域」と言うものがあるらしい。

「安全領域」にいる事で心理的に安定し、「危険領域」に入ると心理的パニックになるとかなんとか。

でも、ずっと「安全領域」にいると人間は成長しない。

「危険領域」に入ることで初めて、人間は成長し、新しいものを獲得していく。

可愛い子には旅させろとは、まさにこのこと。

そして、コスト的に見ると「安全領域」に留まることの方が、「危険領域」に踏み出すよりはるかに大変。

この話で一番面白いのは、じゃあなぜ、状況的に見るとマイナスでしかないのに、心理的には「安心領域」でいる方が安定するようになるのかと言う部分なんだよね。

状況的に良くなるためには、心理的にパニックになる行動をストレスを抱えた上で行わなければいけないと言う矛盾が人間の心理には常に内包されている。

それは、なぜなのか。

オカルト界隈には「地球は、別次元の存在にとっての地獄的な位置づけである」と言う説が実はありましてですな・・・

まぁ、長くなってきたのでその辺りの話はまた次回と言う事にしておこう。

取り合えず、おっぱいでも見て落ち着きたまえ。

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