2024年7月22日 12:46 CAT :
       

シャングリラの中に消えた 思い出は無視

改めて、漫画太郎バージョンの「星の王子様」を見ていると、サンテグジュペリの世界観を忠実に再現していることが、良く分かります。

原作、最後まで読んだことないけれども。

「まんこうの奥になんこうを塗る」と言うこのギャグいったい何時から使ってるんだろう。

オレが大学生の頃、「珠海少年zoo1」の中で団子屋のばあさんはすでに言ってたような気がするけど・・・

世界観が共通している漫画が大好き。

なので、オレの書く漫画は全てが同じ世界での出来事で、時系列を辿ると全てが繋がっているようになっている。

中学生の頃から、この壮大な世界観をずっと形にしてきた。

誰も信じてくれないけど、これを漫画にして良いんだと思ったきっかけは、漫画太郎御大の漫画だった。

多分、漫画太郎御大の漫画は全て単行本で持ってると思う。

そうすると、「あ、このネタは地獄甲子園の奴だ」とか、「このシーンで貼り付けられてる顔は、罪と罰の時に使ってたフリー素材じゃねえか」とか、「この階段落ちは世にも奇妙な漫画太郎の時の奴だ」みたいな事が往々にしてある。

「虐殺ハートフルカンパニー」と「珠海少年zoo1」は同じ世界線だったのか!とかも分かる。

正直な話、漫画太郎御大の作品を本気で楽しむには、結局のところ、全ての単行本を読破する必要がある。

って言うか、今更、何か一つの作品だけ読んだとて、面白さの片鱗すら味わう事は出来ないだろう。

それで良いんだ。

自分が面白いと思う事を書き続ければいい。

これが、実に力を与えてくれた。

漫画太郎御大と言う稀代の大天才と同列に語るような烏滸がましい事は到底できないけれども、自分の面白いと思う事を書き続ける。

簡単なようで、こんな難しい事はないんだろう。

オレが今でも漫画を心底楽しんで描いているのは、画太郎御大の存在がかなり大きいような気がしないでもない事はない。

そんなこんなで、ふと、次の漫画考察は「珠海少年zoo1」でやろうかなと思っております。

でも、多分やらない。

それでいいのだ。

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