- 2024年7月26日 12:50 CAT :
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あの時に戻れるなら もう一度やり直したい
「弥助問題」と言う話がトレンドによく上がってるらしい・・・
詳しくは知らないけど、信長の時代に黒人を奴隷にする事が流行していたから、日本が黒人奴隷の先駆けだったというアホみたいな話をしてる人がいるって事でしょ?
歴史と言うのは改変されてなんぼなんだと思う。
ただ、オレにとって戦国時代から江戸時代初期については「へうげもの」と言う漫画の内容が正史なので、少なくともオレの認識では、そんな黒人奴隷の文化が日本にあったとは信じがたい。
と言うか、織田信長と言う人間が弥助を重用したのは、存在自体が当時の日本で稀有だったからだったはずで、日本で流行していたのであれば、そこまで重用していたかという点で疑問符が付くよね。
こんな事言ってる人は、取り合えず「へうげもの」を10巻くらいまで読み直した方が良いと思う。
「ファントムタイム仮説」をご存じだろうか。
オットー3世と言う1000年位前のローマ教皇が、自分がミレニアムの特別なローマ教皇であると言う事にしたかったがために、歴史を捏造して年代の帳尻を合わせた可能性があると言う説。
それに合わせて考えれば、今は1700年代になるそう。
そんなアホな。と思いつつ、じゃあこれが絶対になかったとも言い切れないのが、歴史の面白い所だと思っている。
一応、教員免許など所持しております。
高校の社会。大学では、歴史と言うか、考古学を先行してた。
その際にも、如何に正しく歴史に認識すると言う事が難しいかと言う話をかなり思い知らされた。
結局、都合の良いように主観的に作られてきたものなんだよ。
歴史ってね。
だとしたら、真実を知る方法も主観的でいいと思ってる。
そう考えた時、オレにとっての正史は「へいげもの」と言う漫画文献になった。と。そう言う訳でございます。
同じ理由で、古代マケドニアの正史は「ヒストリエ」なので、「フィリッポス王」と「アンティゴノス」は同一人物だし、「アレクサンダー」と「へファイスティオン」は二重人格の同じ人間だったと言う事で落ち着いております。
これが弥助の肖像画で良いじゃないか。
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