2024年9月25日 12:49 CAT :
       

色々な料理に使える皮なしウインナー

「winny」と言う映画を見た。

この映画自体は、以前から知っていたのと、あと世代的に「winny」ドストライク世代だったので、非常に興味はありましたよ。ええ。ええ。

と言う事で、見たんだけど、想像以上に面白かった。

思ってたほど単純な話でもなかった。

正直、当時から「Winny」の何がダメだったんだろうとか色々考えさせられていたりもした。

同じようなサービスで「ブリーフケース」とか「LimeWire」とか、他にも色んなサービスでファイル共有をやってたような記憶もうっすらあったりなかったり・・・

取り合えず、「Winny」で下手なものを落としたらウィルスにかかると言う認識だけは持っていて、欲しいものほど、「Winny」では落とさない。みたいな変な共通認識があったような気がしてた。

そもそも、唯物主義者なので、モノが欲しければお金で買う。

筋肉少女帯のCDを「Winny」でデータだけ落として満足できるかって話だ。

「Winny」にデータ転がってたんだろう当時でも、オレはヤフオクで「空手バカボン全曲集」を2万円以上出して落札したし、犬神サーカス団の「御霊前」もその位出して落札してたつ~の。

それなのに、警察のあんぽんたんが「Winny」にエロ動画でもダウンロードして、ウィルスにかかってしまって、そのために「Winny」がつるし上げを食らったと。

映画ではそんな展開になっていたけど、事実は一体どうだったんだろうか。

問題なのは、この事について判断する司法の知識が飛んでもなく浅かったと言う事なんだと思う。

映画内でもあったように「ナイフで人を殺したとして、そのナイフを作った人を罪に裁けるか?」と言う話が出てた。

ホントそれだけの簡単な話なんだよね。

未だに日本の行政や司法は、どう考えても世界の技術革新に対してついていけてない感が強い。

いや、オレよりもう少し上の世代の人の大多数と言った方が良いのか。

未だにWindowsXPとか2000を平気で使ってる業者さんすらたくさんいると言う、この現実の方が問題なんだよね。

つい最近、うちの会社でもちょっと違うけど「おいおいまぢか・・・」と言う事があった。

ネットやコンピューターに対してのリテラシーが低い人はホント嫌と言うほど多い。

そんな人たちの存在が、日本の天才たちの足を引っ張っているという現実はあるんだろう。

「Winny」の映画自体が全て事実かどうかは知らないけど、少なくとも、そっちについては事実だと思う。

ただ、「LimeWire」もその後アメリカで著作権侵害とその幇助で提訴され、結果サービス自体を停止することになったので、この問題について「日本の」と言う枕詞をつける事に関しては間違っているかもしれないという点だけは忘れないでおいてほしい。

なんでも日本たたきしてりゃあ良いってもんでもないんですよ。そこの君よ。

取り合えず、その辺りの話は抜きにしても、単純に法廷映画として面白かったです。

「それでもボクはやってない」と言う映画に近いものがあったけど、あの映画より「Winny」の方が好みだったと思う。

最期のテロップで何故かほろりと涙が出てしまった。

名作だよ。

そして、美味しいよ。

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