- 2025年9月29日 12:12 CAT :
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ガム地獄ガム
今年の初めに、毎月何らかの形で1本短編を書く。と言うどう考えても無謀な目標を立てたんだけど、それが何とかかんとか達成できそうなできそうにないような感じになってきている。
そんな中にあって9月分の新作と言う事で、甘納豆先生からお題を貰って書くと言う短編のやつを書き上げた。
タイトルは「ガム地獄ガム」。
個人的に代表曲の一つだと思ってる「ジャム地獄ジャム」をもじったタイトル。
まぁ、元ネタの「ジャム地獄ジャム」を知ってるやつがどれだけいるんだという話ではあるんだけれども・・・
今回貰ってたお題が「入れ墨」「転売ヤー」「ガム」で、これを使ったお話ですよ。
ただこれがまた思ってるより苦戦した。
無理やりつなげる事は出来るんだけど、何かわざとらしさが全開になってて、凄く不満タラタラ。
いくつかプロットを没にした後に出来上がったのが、博物館めぐりをするという話だった。
近未来、転売ヤーが重犯罪者となって、入れ墨を入れられる刑罰を受けるようになる。
すでに、転売ヤーと言う人間が全て駆逐された世界で、人類最後の転売ヤーとなった「ガム」の買い占めをした奴の剥いだ入れ墨の入った皮がその博物館に展示されている。
そんな感じ。
オチが、メッチャ罵倒されると言う事は決めてたんだけど、剥がれた皮に対してよりは、実際生きてる人の方が良いよな。と思い直して、小汚いおっさんを書いたんだけど、どうせなら不貞腐れた女の方が良いよなと言う事で、おっさんは入れ墨の説明のコマに回した。
と言う色々紆余曲折があって出来上がった感じでございます。
本当は、ここから脱獄して、また転売をするみたいな展開も考えていたんだけど、それよりスパッと切った方が印象に残るかなと。
そんなこんなで、たった3ページとは言え、なかなか色々あったんだよ。
まぢで。
短編描くのは楽しいけど、大変ですな。
さて、次こそは、「4千年王国」のネームを完成させるぞぉ~
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