2025年10月29日 12:12 CAT :
       

彼女の面前いわれなき罪を暴かれてしまったのであった

ここ最近、オーケンの新作エッセイ「医者にオカルトを止められた男」を読んでる。

近年のオーケン著書の中でもまれに見るくだらなくてダラダラしていて、どうしようもないエッセイ。

だが、それが良いんだよ。

オーケンに何を求めてるんだって話。

こちらですね。

ちなみに、数年前にリリースされた筋肉少女帯の新曲も同名だけど、それとは特に関係ない。

オーケンの著書と筋肉少女帯の新譜なので関係なくはないか。

オーケンはオレより一回り以上年上なので、エッセイに出てくる話題が遠い昭和世代の縁遠い話なんだよ。

なのになぜかオレの人生と色んな所で重なってきやがる。

実に不思議な話だ。

先日読んだ話の中で、「喧嘩芸骨法」の話があった。

喧嘩芸をカッコよく言うとストーリファイト。

今の時代なら朝倉未来氏とかが当てはまるのだろうか。

いや、そこじゃない。

「骨法」なんだよ。引っ掛かったのは。

オレが小学校の頃、ストリートファイターと餓狼伝説と言う2つのゲームが流行った。

所謂格ゲーブームですよ。

どっちも大好きだったんだけど、餓狼伝説の方のメインキャラクターの「アンディー・ボガード」の使う格闘技が「骨法」だったんだよ。

テリー・ボガードはストリートファイトで鍛えたマーシャルアーツ。・・・あぁ、何となく分かる。

ジョー・東は、なぜか格闘技の最高峰のような扱いをされていたムエタイ。・・・もちろん知っています。

アンディー・ボガードは骨法を極めている。・・・骨法?なんだそれ?

当時はインターネットなどないので、分からない単語を調べる術が親に聞くか、辞書で引くかしかなかった時代ですよ。

親に聞いても「骨法?拳法じゃなくて?ゴメン分からない。」と言われ、辞書で引いてもそんな言葉はなかった。

当時一番日本語が載っている広辞苑まで引っ張り出してきて調べても載ってなかった。

それ以来ずっとモヤモヤしてた。

KOFでアンディーを使う時も、こいつは謎の格闘技「骨法」を使うんだ。と思ってた。

その「骨法」の正体が不意に分かってしまうというね。

骨法使いの堀部師範は、数年前に亡くなったそうです。

ただ、堀部師範の意志はアンディー・ボガードに(多分)引き継がれてますよ。

「超裂破弾」とかそんな感じで。

餓狼伝説でのオレの持ちキャラはもちろん堀部師範の意志を受け継いだアンディだったんですよ。

この記事を見てみる  ⇒

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA